◇今週のことば
対話拡大の要諦は
「よく聴く」こと。
耳を傾ける誠実から
信頼と友情が広がる。
言論戦の賢者たれ!
2016年03月28日
兵衛志殿御書 P1095
『あはれ平の左衛門殿さがみ殿の日蓮をだに用いられて候いしかば、すぎにし蒙古国の朝使のくびはよも切せまいらせ候はじ、くやしくおはすらなん』
☆四季の語らい
「信義」には、あくまでも「信義」で応える。「真心」には、どこまでも「真心」で報いる。この「人間の道」が「仏法の道」である。
☆今日のことば365 三月二十八日
智慧は慈悲から生まれる。
慈悲は勇気から生まれる。
勇気が慈悲に通じ、さらに智慧に通ずるのだ。
☆今日のことば365 三月二十八日
優柔不断を 包容と錯覚してはならぬ
卓越した決断力が
そこにあってこそ
独自の光輝を発するからだ
☆新時代を創る 第10回 限界の壁を破るのが青年
先日(20日)、青年時代からよく通った懐かしい文京区内を車で回り、文京文化会館を視察した。また、この日、伸びゆく未来部の希望コンサートが同区内で行われていることも、うれしく伺った。
未来は青年で決まる。
戸田先生は叫ばれた。
「科学も、文化も、教育も、政治も、経済も、すべて人間の手に取り戻して、人類の幸福と平和の糧とすることだ。ここに創価学会が果たすべき使命がある。仏法の社会的行動がある」
この心のままに、青年部が日本中へ、アジアへ、世界へと大きく友情を広げている。本当に頼もしい。
時代を創るものは、常に青年の熱と力なのである。
青春時代は、失敗も財産だ。苦労が宝になる。うまくいかなくても、くよくよせず、また挑戦すればいい。「当たって砕けろ」の心意気で、勇気を持って、臆さずに挑むのだ。
何事も、思い切りやってみて、場数を踏めば、最初は素人でも、やがて達人になる。充実が生まれ、喜びが湧き上がる。限界の壁を破るのが、青年の特権だ。
変毒為薬の信心である。苦難からも価値を創造できる。苦労をいとわぬ広布の大闘争が、大功徳を生み、大境涯を開くのだ。
御書に『妙法蓮華経の五字を唱うる功徳莫大なり』(P13)と仰せである。一遍の題目を唱える功徳でも無量無辺である。全てに勝ちゆく根本は、題目しかない。題目をあげて、朗らかに、戦っていくことだ。
青年部は一人も残らず、地涌の菩薩だ。私は、そう確信して、若き陣列で世界平和の道なき道を開いた。
たとえ遠くとも、奮闘する同志がいれば、そのもとへ行こう! 「いつか」ではない。「今」を逃して、いつ行くのか!——こういう思いで全精魂を注いだ。
婦人部・壮年部の皆さんは、いずこにあっても、青年部をわが子のように、弟・妹と思って応援し励ましてくださっている。
会いに行く。一緒に祈る。一緒に動く。一緒に語る。その中で、人は育つ。新しい人材が躍り出てくる。
いよいよ対話拡大の春だ! 青年と共に、青年の心で飛び出そう! 永遠の歴史に残る大勝利の創価桜の道を開こうではないか。