◇今週のことば
「月月・日日に」
強き祈りで前進だ。
満々たる生命力を!
冴えわたる智慧を!
ここに勝利のリズムが。
2015年08月31日
聖人御難事 P1190
『過去現在の末法の法華経の行者を軽賎する王臣万民始めは事なきやうにて終にほろびざるは候はず』
◇人生の座標
自分中心−−つまり心を師としているかぎり、悩みは尽きない。そうではなく、心の師となって、自分の一念を、明るいほうへ、楽しくなるほうへと向け、周囲もその方向に向けていくことです。
☆こころに響く言葉
海外旅行する老夫婦
以前、東海道新幹線で、外国の観光客と乗り合わせたが、アメリカの農家らしい一家族や、
六、七十の老夫婦などがいた。彼らは一生に一度の海外旅行を楽しみにして働いていたのかもしれない。
そのようなほほえましさであった。これは生活の賢い設計の結果である。
この老夫婦には、堅実な老後の生活設計もあったに違いない。
彼らをこのようにしたのは、彼らの生活の知恵である。
☆御書とともに� 第64回 大歓喜の生老病死の人生を
『四面とは生老病死なり四相を以て我等が一身の塔を荘厳するなり、我等が生老病死に南無妙法蓮華経と唱え奉るは併(しかしなが)ら四徳の香を吹くなり』(御義口伝、P740)
◇通解
(宝塔の)四つの面とは生老病死のことである。この四つの相をもって、我らの一身の生命の宝塔を荘厳するのである。我らが生老病死に当たって、南無妙法蓮華経と唱え奉ることは、そのまま常楽我浄の四つの徳の香りを吹き薫らせているのである。
◇同志への指針
「生老病死」は誰人も避けられない人生の実相である。その打開のために仏法は説かれた。万人が「常楽我浄」の境涯を開きゆける道である。
妙法と共に生きる人生に恐れるものはない。題目を唱える我らには、老いも病も死も生命の宝塔を荘厳する尊い宝となり、歓喜の劇となる。
この人類を包む究極の希望の香風を、いやまして広げゆこうではないか!