地域部・団地部の友が
各地の行事で活躍!
住民の心の絆こそ
安心と希望の礎だ。
尊き尽力に深く感謝!
経王殿御返事 P1124
『此の曼荼羅能く能く信ぜさせ給うべし、南無妙法蓮華経は師子吼の如しいかなる病さはりをなすべきや』
◇人生の座標
だれでも、「完成された性格」などありえない。万人が一人残らず、何らかの宿業によって未完成の人間です。困った性格も当然ある。しかし、それにとらわれ、自分を嫌ったり卑下したりして、進歩を自分で妨げるのは愚かです。
☆こころに響く言葉
先入観の壁をつくるな
ルソーの教育理念は、「子どもの発見」にあった。私たちは子どもを発見する前に、
先入観の壁をつくってしまう。これでは、子どもの個性を枯らし、
子ども自らの若芽のような尊い力を、親が奪っていることになるのだ。
☆創大通信教育部夏期スクーリング開校式 創立者のメッセージ
最も尊く、最も明るく、最も気高い「向学の絆」で結ばれた、わが通教生の皆さん!
第40回の佳節を刻む、伝統の夏期スクーリング、誠に誠に御苦労様です。
厳しい暑さの続く中、日本全国、そして世界16カ国・地域から集われた誇り高き皆さん方を、私は最大に労いつつ、心から歓迎いたします。
皆、健康で、事故なく、有意義なスクーリングとなるようにと祈っております。
教員の先生方、職員の方々も、大変にお世話になります。
「生活の中で学ぶ」「働きながら学び、学びながら働く」「生涯、学び続ける」——この誉れ高き人間教育の探究者こそ、まぎれもなく、わが通教生の一人一人です。
皆さんと同じく、多くの試練や困難の中で向学心を燃やした先人に、あのヘレン・ケラーがいます。ヘレンは、なぜ、目と耳と口の"三重苦"にも負けなかったのか。
それは、生きる喜びを、「学び」を通して、つかんだからではないでしょうか。
ヘレンは、知識という水にひたされて、枯れていた命が再び芽吹いた時、「生きていてよかった!」と心の奥底から叫んだと語っています。そして、「自分の障害に立ち向かえるだけの歓びと強さ」を感じたというのです(ヘレン・ケラー著、高橋和夫・鳥田恵訳『私の宗教』)。
学びの道に、行き詰まりはありません。そこには、常に希望が生まれ、勇気の連帯が広がります。
電話の発明で知られるグラハム・ベルも、ヘレンを、こう励ましています。
「できると思うことは、どんなことでもできるものだ。きみから勇気をもらう人が大勢いる。それを忘れちゃいけない」(ジュディス・セントジョージ著、片岡しのぶ訳『ヘレン・ケラーを支えた電話の父・ベル博士』)と。
どうか、皆さんもまた、へこたれず忍耐強く、そして、明るく前向きに、学びの挑戦を貫き、一人の人間がどれだけ偉大な価値を創造していけるかを、自分らしく示し切っていってください。それが、あとに続く人々への、かけがえのない模範となります。
ともあれ、この戦後70年の夏。我らの平和のフォートレス(要塞)から、最極の平和の光である「学の光」を、世界へ未来へと、いやまして強く大きく放ちゆこうではありませんか!
良き学友と励まし合いながら、最高に楽しく充実した日々としてください。
何かありましたら、私が信頼する教職員の方々に、遠慮なく相談してください。
結びに、愛する不二の皆さんに一句——
わが人生
学びの旗 持ち
勝利舞
と贈ります。
世界一の通教スクラム、万歳! 皆さん、お元気で!