2015年8月15日土曜日

2015.08.15 わが友に贈る

地上から悲惨をなくし
自他共の幸福の建設を!
それが広宣流布だ。
最も身近な地域から
和楽のスクラムを拡大!

上野殿後家尼御返事 P1504
『いきてをはしき時は生の仏今は死の仏生死ともに仏なり、即身成仏と申す大事の法門これなり』

◇人生の座標
ともすれば、人間は年をとると「前進」の気概を失ってしまうことが多い。そこで一歩退くか、一歩踏み出すかは微妙な一念の差である。しかし、それは、「人生の総仕上げ」の段階にあっては、取り返しのつかない違いとなって表れてくる。

☆こころに響く言葉
食事の充実が活力の源泉

人生を生きていくのに、何といっても最大の資産は健康な身体である。
そして身体を健康に保ち、いきいきとした活力を与えてゆく源泉が食事の充実にあることは、
言うまでもなかろう。食生活が十分でなければ、思考力も鈍ってくるし、意欲も衰えてしまう。
いわんや、生存競争の激しい、神経をすり減らす現代社会においては、なおさらのことだ。

☆随筆民衆凱歌の大行進 第25回� 希望の大道を共に
何でもいい。この夏、一つでも「頑張った」「壁を破った」「できるようになった」という思い出を刻んでもらいたい。
その一つ一つが、21世紀の栄光と勝利の山を登りゆく力となり、自信となるからだ。
そのためにも、身近な励ましや自分を信じてくれる人の存在、善き出会いがどれほど大切か。
やはり「きぼう新聞」で紹介したヘレン・ケラーは、恩師サリバン先生に深い感謝を捧げた。
「ほんとうに私の才能は先生の力強い友情によって啓発せられていったのであります」
若き生命を慈しみ、力強く決意や勇気を促すエールが、希望の扉を開け放っていくのだ。
各部一体で取り組む「創価ファミリー大会」、昨年に続く開催となる「全国未来部夏季研修会」、そして各種コンクールへのチャレンジを通して、大成長の夏となるよう、祈ってやまない。
さらに、未来部として新しい試みとなる英会話コンテスト「E—1グランプリ」に臨んで、友と切磋琢磨する中・高等部員の姿も頼もしい。

日蓮大聖人は、16歳の南条時光へのお手紙に、こう仰せである。
『大事の事どもかきて候、よくよく人によませて・きこしめせ、人もそし(誹)り候へ・ものともおもはぬ法師等なり』(P1510、「上野殿御返事」)
この9年前、時光の父・兵衛七郎は死去した。大聖人は墓参された際、まだ7歳の時光に会われている。その少年が、今や父母の信心を立派に受け継ぎ、立派な若武者に成長したのである。
大聖人は、父親のような慈愛を注いで、若き時光に「大事の事」を教えられた。
そして、「人は謗るだろうが、我ら日蓮一門は、それらを、ものとも思わないで戦ってきた」と、何ものをも恐れぬ「師子王の心」を厳然と伝えておられるのだ。
大聖人の御期待に、時光は見事にお応えした。後年、熱原の法難の際にも、師子奮迅の力で戦い抜いたことは、歴史に燦然と輝いている。
私も、未来部の友は、大人以上に純粋に、「正義」と「真実」を見抜く鋭い眼を持っていると思っている。
だからこそ、平和建設と民衆の幸福のために戦う創価の師弟の魂である「学会精神」を、真剣に打ち込んできた。未来部の皆が「法華経の命を継ぐ人」との思いで誠実に接してきた。
2030年、学会創立100周年の時には、現在の未来部員は皆、20代、30代となる。
まさに学会の先頭に立って、世界広宣流布の大理想を実現してくれる世代である。この未来部のスクラムこそが、人類の希望の明日を開くのだ。
世界広布新時代とは、「未来部新時代」に他ならない。新たな未来部を創ることこそが、新たな未来の創価学会を創造することであるからだ。
さあ、宝の鳳雛たちと共に、健やかに求道と前進の汗を流そう! 未来へ使命の翼を広げよう!
「希望の大道」を、躍進の未来部と共に!——これが我らの合言葉だ。

この夏も
 学べ 鍛えよ
  わが翼
 鳳雛 舞いゆけ
  天空高く