2015年8月16日日曜日

2015.08.16 わが友に贈る

◇今週のことば
学会の教学研鑽は
「剣豪の修行」なり。
智慧と勇気の
宝剣を磨きゆけ!
人生勝利のために。
2015年08月16日

祈祷抄 P1351
『大地はささばはづるるとも虚空をつなぐ者はありとも潮のみちひぬ事はありとも日は西より出づるとも法華経の行者の祈りのかなはぬ事はあるべからず』

◇人生の座標
春、種をまく。三日で育てといっても無理である。やはり、実りは秋を待つしかない。これが道理である。
人生の秋は四十代、五十代、六十代である。四十代以降に、花が咲けばよい。実がなればよい。それまでは全部、修行である。全部、忍耐である。むしろ若いときこそ、苦労していく環境が必要なのである。

☆こころに響く言葉
衣食住の確保が基礎的な任務

おしゃれやレジャーや交際費のために食費を節約するような家計のやりくりは、
上手、下手以前の問題であろう。つまり、衣食住を十分に確保して家族が困らないようにすることこそ、
家計を預かる人の基礎的な任務である。それができないとすれば、
もはや家計を預かる資格はないと言っても過言ではあるまい。

☆勝利の人間学 第79回 学会活動は日々、平和の創造
◇信心は生命を根底から変革
仏法は、人の心も、また社会の精神性も、深く鋭く映し出す英知の鏡である。
日蓮大聖人は、その明鏡に照らして、時代の混迷の元凶は人間の生命に巣くう「貪瞋癡」の三毒にあり、『戦争は瞋り(怒り)から起こる』(P1064、趣意、「曾谷殿御返事」)と喝破されている。
「貪瞋癡」の生命を根底から変革する力が、我らの信心である。命の奥底から泉を湧き立たせて、三毒の炎を消していくのだ。
この生命尊厳の大哲理を学び、語ろう!
自他共の生命を変える智慧が、ここにある。学会活動は、日々、偉大な平和の創造なのだ。

◇座談会は心を結ぶ広場
戸田城聖先生は、戦後の混乱の世にあって、座談会から学会の再建を始められた。
一人の悩める友を励まし、幸福へと蘇生させる。この最も地道な対話を、希望の武器として、渦巻く暴力の魔性に挑んだのだ。
戦後2年目の夏に、私が入信した起点も、戸田先生が出席された座談会であった。
恩師は、、「青年が座談会に飛び込み、若き力で広宣流布の組織を盛り上げるのだ」と叫ばれた。心と心を結ぶ少人数の座談で築き上げた民衆の連帯こそが、平和の土台となることを確信されたい。

◇足元から歓喜と和楽の波を
人間社会は複雑で、矛盾や対立が絶えない。
その不幸な流転に負けずに、万人の幸福と平和の道を、いかにして切り開いていくか。
日蓮仏法には、人類の根本的な宿命転換の方途が厳然と示されている。それは、常楽我浄と所願満足への明確なる軌道である。
被爆・終戦70年の今、広島、長崎、沖縄をはじめ日本全国、さらに世界各地で、創価の青年が平和運動の旗手となり、歌声も高らかに、新たなスクラムを広げてくれている。
「立正安国論」には、『汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を禱らん者か』(P31)と仰せである。
今日も、世界平和を祈り、自らの足元から、歓喜と和楽の波を創り起こしてくれ給え!