未来を担う青年よ
苦労は買ってでもせよ!
志ある人は負けない。
使命に生きる人は強い。
確固たる自己を築け!
乙御前御消息 P1221
『抑一人の盲目をあけて候はん功徳すら申すばかりなし、況や日本国の一切衆生の眼をあけて候はん功徳をや、何に況や一閻浮提四天下の人の眼のしゐたるをあけて候はんをや』
◇人生の座標
社会的に成功し、名声を得ることは、一つの現象としては良いことです。しかし、無名であっても、人々のために尽くす人生が尊い。「だれも評価はしてくれないが、自分は満足した」と言える自分自身をつくれた人が、本当の大勝利者なのです。
☆こころに響く言葉
うまい話は眉つばもの
このせちがらい世の中に、金の儲かるうまい話が、ごろごろころがって、目の前にあるはずがない。
あれば、それは眉つばものに決まっている。だから、貯蓄は堅実な生活を孜々として築くための、
生活向上への賢明な貯蓄でなければならない。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第25回 清々しい勤行で大成長の夏
厳しい暑さが続いている。
わが友が体調を崩さず、健やかな日々であるよう祈り念じています。
勤行・唱題は健康の源泉である。
きょうも「御本尊に向かおう」「題目をあげよう」――その一念に色心が輝き、生命力が増す。
日蓮大聖人は仰せである。『題目を唱える声は、十方世界で届かぬところはない』(P808、通解、「御講聞書」)
妙法は全宇宙に通ずる。朗々たる音声は諸天を動かす。題目に勝る力はない。
苦しければ苦しいまま、うれしければうれしいまま、子どもが母親を求めるように、ありのままの思いを込めて、御本尊を信じ抜き、祈り抜くことだ。
私たちが勤行で読誦する法華経寿量品には、こうある。
「一心欲見仏 不自惜身命 時我及衆僧 俱出霊鷲山」(一心に仏を見たてまつらんと欲して 自ら身命を惜しまざれば 時に我れ及び衆僧は 俱に霊鷲山に出ず)
幾重にも意義深い文である。
戸田先生は、この経文などについて講義され、御本尊を拝めば、気がつかなくとも、自分の生命の中に御本尊が現れると教えられた。そして、"我々の体に大聖人即御本尊の力が満ち満ちてくる"と結論された。
朝夕の勤行は、壮大な法華経の会座に参列し、久遠元初に立ち還る厳粛な儀式である。
わが生命に仏の智慧と力を限りなく涌現し、自らの現実の舞台を寂光土へと変えていく絶対勝利の起点なのである。
勤行は一家和楽のリズムでもある。夏は、未来部のお子さん方をはじめ、家族で勤行するチャンスだ。
白馬が大草原を駆けるような清々しい勤行で、黄金の価値が光る大成長の日々を送りたい。
希望輝く人間革命の大道を、共に祈り進んでいこう!