2015年8月5日水曜日

2015.08.05 わが友に贈る

一冊の良書には
人生を変える力がある。
よき言葉に触れた分
よき心は育まれる。
聡明な読書博士たれ!

四菩薩造立抄 P988
『日蓮は世間には日本第一の貧しき者なれども仏法を以て論ずれば一閻浮提第一の富る者なり』

◇人生の座標
音楽は、人間が共有できる普遍的なものである。人と人を、たちどころに結びつける強靭な力が、音楽にはある。人は、たとえ極限状況におかれても、一つの歌で、苦境を打開できるときがある。
言葉で表現できるものは、言葉で表現すればよい。が、言葉が尽きたところから、音楽は始まるのであろう。

☆こころに響く言葉
まず悲哀の克服から

「絶望とは愚者の結論である」と言った人がいた。絶望といい、それをそうと決めるのは、所詮、
その人の心の仕業である。してみれば、希望というものは、
まず自分自身の悲哀を克服したところに生まれるものではないだろうか。

☆東京で「終戦・被爆70年平和フォーラム」 名誉会長がメッセージ
創価学会平和委員会主催の「終戦・被爆70年 平和フォーラム」が25日、巣鴨の東京戸田記念講堂で開催された。
これには各界の来賓をはじめ、約1200人が参加。池田大作名誉会長はメッセージを贈り、青年の育成こそ平和創造の力であると強調した。
フォーラムでは、映像作家の田邊雅章氏が製作した記録映画「知られざるヒロシマの真実と原爆の実態」が上映され、代表による体験主張も行われた。

戦争と原爆の教訓を未来につなぎ、揺るがぬ平和の礎としていくべく開催された今回のフォーラム。
池田名誉会長はメッセージの中で、核兵器をもたらした「人間生命の元凶の魔性」に人類は絶対に負けてはならないと述べ、世界不戦への道が遠く険しくとも、恐れなく勇気と智慧の宝剣を振りかざして挑み抜いていきたいと強調した。さらに、平和とは縁する人を大切に、共に生きる喜びをもって「共生の絆」を強めゆくことであると語った。
そして、青年を信じ、伸ばし、その力を結集しながら、未来永遠に平和への希望を創造し続けていくことこそ、終戦・被爆70年に深く強く心に刻み合いたい誓いであると訴えた。
第1部では、創価学会平和委員会の寺崎議長があいさつ。続いて、映像作家で被爆者の田邊氏が製作した記録映画が上映された。
これは、17年の歳月をかけて氏が進めてきた広島の爆心地復元映像製作プロジェクト(シリーズ)の最終作品。500人にのぼる被爆者の証言や資料分析を踏まえて、「原爆ドーム」の名で知られる旧・広島県産業奨励館内の当時の様子をはじめ、爆心地から半径1キロ圏内の被爆前の街並みや暮らしをコンピューターグラフィックスの技術を用いて再現している。
原爆で何が失われたのかを訴えており、未来への継承事業の一環として、広島県や広島市等と共に創価学会も製作・企画に協力してきた。