2013年10月23日水曜日

2013.10.24 わが友に贈る

「御みやづかいを
法華経とをぼしめせ」
わが使命の職場こそ
人間錬磨の道場なり。
誠実と努力で勝て!

上野殿後家尼御返事 P1506
『いかにもいかにも追善供養を心のをよぶほどはげみ給うべし、古徳のことばにも心地を九識にもち修行をば六識にせよとをしへ給うことわりにもや候らん』

◇希望の明日へ
平等こそ、人類すべてが認める普遍の価値である。いわんや最高に平等の仏法の世界に差別をもち込むのは、反仏法であり、反人類であり、時代逆行である。
平3・12・15

☆女性に贈ることば 十月二十四日
誠実にかなうものはない。誠実さがないところに、愛情もない。論理も包容力も、ユーモアもなくなる。笑顔も、知恵もなくなる。
誠実が、人びとの心を動かす。誠実が、人生の勝利のカギである。

☆今日のことば 十月二十四日
職場には、だいたい三様の人がいる。絶対にいなくてはならない人、いてもいなくてもよい人、いないほうがよい人。それは仕事の種類で決まるものではない。人によって決まってくるのである。

☆学園抄第10回 情熱の汗
◇粘り強く努力を
東京の創価中学・高校では今月5日と6日、にぎやかに学園祭が開かれた。
各クラスが制作物や映像、出し物を企画。学年展示では、わが子の学習成果や作品に保護者が目を細めた。
学園祭は、文化系団体の発表の場でもある。
中学には、生徒が発見してメディアでも報道された"四重の人工虹"や、日本一の創価雄弁会のディベートなどを見つめる来場者。中央体育館には、書道、写真、美術作品等を観賞する人々。
学園中が活気にあふれた。

かつて東京校で秋に行われていた「鳳友祭」。創立者は記念の集いや模擬店のほか、各展示にも向かった。
1976年(昭和51年)11月3日の第4回。体育館を回る創立者が書道部のもとへ。
「見事な筆の運びだね」
「生きてるね!」
力作を丹念に愛でる。
「僕もこれぐらい書ければいいんだけど」とほほ笑む。
ある作品に足を止めた。
「一枚の鏡」
母や戦場に行った長兄と創立者との、思い出の品のことである。母を大切にする心、平和を願う心を受け継ぐ決意のこもる4文字だった。
「ここにある作品を美術館で展示してあげたいね!」
後日、各団体の作品を美術館で展覧。誇りになった。
第5回(78年11月2日)では創立者が生物教室を訪れた。
「見せてもらうよ」
マウスを用いた洗剤の毒性の実験、カブトエビの生態、郷土・小平市の緑の実態調査……。生物部員が解説する。
川を模した水生昆虫の展示。「これはトビケラです」「カワゲラです」。石を裏返して楽しげに語る生徒。その姿に笑顔が広がる。
「研究には、清らかな信条が大事だね」と創立者。
実証でお応えしよう! 書道部も生物部も奮起。ともに後年、権威ある全国学芸科学コンクールで最優秀の金賞に輝いた。
両部は、中国で活動する篆刻家、日本の書道展で審査員を務める書家、NASA(アメリカ航空宇宙局)で働く研究者、大学教授など、実力ある人材を輩出している。

今月、東京と関西の小学校、札幌の幼稚園でも運動会・競技大会が開催された。
10日には東西の各校を中継で結ぶ「情熱の日」記念集会。創立者のメッセージが読み上げられた。
「人生の戦いは、長いマラソンです。大事なことは、粘り強く、根気強く、情熱の炎を消さず、努力を貫き通せるかどうか、これで勝負は決まっていくのです」
いざ、人生のマラソンへ!
学園生は創立者のもとからスタートしていく。