2013年10月2日水曜日

2013.10.02 わが友に贈る

友の心に植えられた
幸福の種は
必ず最後に花開く!
きょうも勇敢に
「下種仏法」の実践を!

妙密上人御消息 P1239
『此の人末法に出現して妙法蓮華経の五字を一閻浮提の中(うち)国ごと人ごとに弘むべし』

◇希望の明日へ
人権は、現代、そして二十一世紀の焦点の課題である。いっさいが人権に集約される。後は枝葉である。人権なくして平和はない。真の幸福も、良き政治もないのである。
平5・5・28

☆女性に贈ることば 十月二日
新たな歴史は一人の挑戦から始まる。偉大な勝利は一人の戦いから始まる。
状況を嘆いたり、人任せにしてばかりいては、何も変わらない。自分が変われば、その分、世界が変わる。

☆今日のことば 十月二日
悠久の大宇宙のなかに生きる自己の無限の可能性を確信して、たゆまず自己を開発していく。それこそ、人間の存在を無限に開く、最も意義ある人生といえましょう。

☆大白蓮華巻頭言10月号「一人が変わる! 一人から変わる!」
最も深い苦悩の闇から立ち上がった人間の魂が、最も明るい星シリウスの如く輝きわたる地球を!
これは、ブラジルの天文学者モウラン博士と語り合った夢である。
いかに時代が進展しようとも、「生老病死」という人生の本源的な苦しみは、決して変わらない。
悩みのない人など、どこにもいないであろう。皆それぞれに、何らかの宿命との戦いがある。
しかし、どんな悲嘆であれ、どんな絶望であれ、断じて打ち破る希望の光が、わが生命にはある。
その光を、一人が勇気をもって輝かせ、そして、二人、三人、百人と光を増して、世界まで照らし晴らす道を教えてくださっだのが、日蓮仏法である。
御聖訓には、『今法華経と申すは一切衆生を仏になす秘術まします御経なり、所謂地獄の一人・餓鬼の一人・乃至九界の一人を仏になせば一切衆生・皆仏になるべきことはり顕る』(P1046)と説かれる。
誰人も必ず仏になれる。仏の生命を勝ち開ける。
国籍も、民族も、境遇も、一切の差異を超えて、「平等大慧」の妙法には、一人の例外もない。
一切衆生、すなわち全人類に、これほど広々と開かれた大哲理があろうか。
題目の音律とともに一人の生命が蘇る。その一人から、家庭も、地域も、社会も蘇生していくのだ。
この「人間革命」の喜びの波動を、我ら創価の師弟は、世界百九十二力国・地域へ広げてきた。

閻浮提
 慈折広布の
  大願を
 断固 果たさむ
  我らの誉れよ

大聖人は、『総じて日蓮が弟子檀那等・自他彼此の心なく水魚の思を成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱え奉る処を生死一大事の血脈とは云うなり』(P1337)と仰せになられた。
この御金言の通り、世界中の同志が信じ合い、励まし合い、皆で幸福と平和を勝ち取っていく奇跡の連帯こそ、SGIなのだ。
アフリカのトーゴで、慈愛の産婦人科医として幾多の生命を守り育みながら、広布の一粒種となって戦ってきた母がいる。夫の大病や自身の死産など、打ち続く試練も、祈り勝ち越え、友を励ましてきた。
「信心の一番の功徳は、勇気です。何も怖くなくなったことです」と、太陽の微笑みを浮かべる。
「アフリカを『希望の大陸』と輝かせるために、題目を唱える人を一人でも増やしていきたい」−−こうした草創の母たち、父たちの願いに応え、二十一世紀の大陸で後継の若人が続々と躍り出て、広大な天地を走り語り、地涌のスクラムを拡大している。
今、地球のいずこでも、創価の青年の真剣な、確信漲る対話の声が、いよいよ高鳴る時代に入った。
わが師・戸田先生の言葉が思い起こされる。
「牧口先生は民衆の中に飛び込み、地道に座談会を重ねて、一人一人の苦悩の打開に力を注がれた。これが、学会の誇り高き栄光の歴史なのだよ」
一人が変わる。一人から変わる。この最も確実な広宣流布の王道へ、今日も心勇んで挑戦したい。