会合の成否は
中心者の一念で決まる。
万全の準備と祈りで
「来て良かった」と
皆が喜ぶ集いに!
強仁状御返事 P184
『身命を仏神の宝前に捨棄して刀剣武家の責を恐れず昼は国主に奏し夜は弟子等に語る』
◇希望の明日へ
日本は、技術や経済の面で傲っていても、人権感覚と人権哲学は、極めて貧しい。その貧しさへの自覚すら薄いのが現状である。人権を守るべき指導的立場の多くの人たちが、かえって人権を揉潤している。ただ利害、ただ自国のため−−これでは世界に信頼されるはずがない。日本は「人権大国」をめざすべきであり、人類のために尽くす生き方を定着させねばならない。「人間革命」「精神革命」そして「教育革命」を行うしか、未来は開けない。
平5・5・28
☆女性に贈ることば 十月三日
苦労を避けてはならない。断じて悩みに勝たなければならない。自分の宝は自分でつくる以外にない。
自分自身が自分自身で「よかった」「勝った」と言える人生の価値を創ることだ。その人が栄光の人、勝利の人である。
☆今日のことば 十月三日
人間の網膜に映った単なる、事実が、ことごとく真実を語っているとは限らない。いや、真実をゆがめ、真実を嘘にすることもあろう。ここが、大事なところだと思う。
☆学園抄第9回 語学の翼
"What's vour favorite Japanese food?" (好きな日本料理は何ですか?)
児童がメモを読み上げた。少し、たどたどしい。
ニコツとうなずく留学生。
"I like sushi!" (お寿司が好きです!)
通じた! 目をキラキラさせた児童は続ける。
"I like takoyaki!" (僕はたこやきが好きです!)
今月7日と8日、関西創価学園で「英語キャンプ」が行われた。創価大学で学ぶ留学生か同学園を訪問。学園生が英語だけで交流し、語学の楽しさを体験する。
初日の朝は、小学校で5年生と留学生が触れ合った。各クラス、小グループで自己紹介。児童が留学生の手を取り、校内を回る。事前に教わった英文で説明していく。
"This is Cosmo room. We learn how to use computers here." (ここはコスモルームです。ここでコンピューターの使い方を勉強します)
身振り手振りを交え、学校生活について質問する留学生。児童は英単語をつないで懸命に答える。昼食のころにはニックネームで呼び合い、すっかり友達になっていた。
児童の感想。
「留学生は、うまくしゃべれない私を、はげましてくれました。世界にはこんなに優しい人がいる。その人々を守るためにも、絶対に戦争をしてはならないと思いました」
語学学習に力を入れる東西の創価学園。多くの外国人講師を擁している。
中学・高校は、少人数の授業などで話す量と聞く量を増やす。英文書籍の多読に挑戦し、語学専用コンピューター室も活用。創大留学生や海外の学校との交流もある。
中学では、英検2級(高校卒業程度)の合格者が相次ぐ。卒業までに4割から5割以上が準2級(高校中級程度)に。9割超の生徒が3級(中学卒業程度)以上となる。
高校では、英語能力テスト「TOEIC」に向けた講座などを実施。海外に住んだ経験がなくても900点以上を取る生徒がいる。
英語ディベートでは毎年のように全国大会へ。哲学、化学などの国際オリンピックでも日本代表を輩出した。
また、中国語、スペイン語、韓国語、ロシア語等に触れることができ、各種コンテストで入賞している。
小学校でも全学年で英語の授業。外国人講師らと楽しみながら、語学に親しむ。