2013年7月14日日曜日

2013.07.14 わが友に贈る

人生は行動だ。
仏法は前進だ。
動いて語った分だけ
友情と境涯が広がる。
勇んで対話の最前線へ!

法華証明抄 P1587
『上下万人にあるいはいさめ或はをどし候いつるについに捨つる心なくて候へばすでに仏になるべしと見へ候へば天魔外道が病をつけてをどさんと心み候か、命はかぎりある事なりすこしもをどろく事なかれ』

◇希望の明日へ
「大いなる未完成」という言葉が私は好きである。人間、一生涯、勉強であり修行である。一日一日が、自分らしい完成への出発の日でなければならないと思う。あえて、その坂道を登り続ける歩みそれ自体が、人生の充実と、生き生きとした幸福の実像であろう。子どもの教育においても、早くから小さく完成させようとする必要はないと思う。また、一つの型にはめようと強いることも、いつか無理が現れるに違いない。むしろ「大いなる未完成」として、大樹へと育ちゆく"根"を張ることがもっとも重要な時代であろう。
『主婦と生活』昭63・1月号

☆女性に贈ることば 七月十四日
恩師・戸田先生が、「晴れの日であれば、晴れの日は何をする
のか、それを考えよ。晴れの日も、雨の日も、曇りの日も、同じことをするのは愚かである」と言われていたことを思い出す。
その日、その時に応じて、最も価値的な行動を起こしていくことが大事である。

☆今日のことば 七月十四日
豊かな土壌には、たくさんの作物が実り、草木が繁茂する。痩せた土地には、発育不全の貧弱な作物しか育たない。政治でも、経済でも、芸術でも、大切なのは、その基調となる思想である。思想には、高低浅深が必ずある。

☆我らの勝利の大道No.109 わが弟子の胸に誓いあり
◇旭日の生命の勢いで躍り出よ

わが友の
 広布に走る
  その汗は
 宝珠となりて
  生命に光らむ

猛暑の日本列島で、わが誉れの同志は、勇んで広宣流布を進めてくれている。
真の「地涌の菩薩」でなければ、できない戦いだ。
皆、熱中症などにならないよう、聡明に体を大事にして、健康第一、無事故第一の前進をお願いしたい。
私も、梵天・帝釈、守り給えと強盛に祈っている。
多宝の方々も、壮年部、婦人部の皆様も、そして、後継の青年部の友も、皆が元気で本当に嬉しい。
七月は、まさしく「青年の月」である。
ドイツの大文豪ゲーテは呼びかけた。
「青年というものはすべて、いかに速やかに活動を開始するかということに、晴れやかな気持で注目するとよい」
毎日毎日、昇りゆく旭日の勢いで出発していこう。そこに年齢は関係ない。清新な一念で活動する人が、永遠の青年であろう。
六十二年前の七月、世界に誇れる男女青年部が、相次いで結成された。
男子部は十一日。
女子部は十九日。
師匠・戸田先生は、学会の全責任を、名も無き青年たちに託された。私も妻も、青年部員として、恩師のもとに馳せ参じた。
結成当時の青年たちが、広宣流布へ、また立正安国へ、大情熱を混らせ、戦いに戦い抜いてきた歴史の結実が、今の創価学会である。
そして「本門の時代」の君たち、貴女たちの出番だ。
今月、世界各国の青年部からも、人材拡大の希望と喜びあふれる報告が続々と届いている。
いやまして、青年の息吹を、地域に、社会に、日本に、さらに未来世界に広げるのだ。広布開拓の闘魂を受け継ぎ、新しい力を漲らせ、勇んで躍り出るのだ。

この七月二十一日は、「水滸の日」である。
「水滸会」は、戸田先生が自ら本格派の男子部を育成された人材グループである。当初の発足は、昭和二十七年の暮れであった。
会の名前の由来ともなる中国の小説『水滸伝』を最初の教材に選び、師の魂が凝結した一回一回の研修は真剣そのものであった。
喜びと使命感に燃えての出発であった。ところが、いつしか参加者の中に惰性の命が兆し、安逸へ流れ始める者が出てしまった。