2013年7月16日火曜日

2013.07.16 わが友に贈る

ヤング壮年部が
各地で生き生きと前進。
社会で勝ち 地域で光る
一人一人に!
大勇猛心を燃やせ!

種種御振舞御書 P913
『日蓮申すやう不かくのとのばらかなこれほどの悦びをばわらへかし』

◇希望の明日へ
子どもは、親の背に学ぶという。しかし、だれしも自分の背は見えない。見るための鏡が、子どもである。その意味では、子どもは自分を磨いてくれる、ありがたい存在であり、「子育て」は「自分育て」でもあるのではないだろうか。
『主婦と生活』昭63・1月号

☆女性に贈ることば 七月十六日
自ら求めて、苦労をしていってほしい。そして、同じ苦労を するならば、大きな理想のために苦労してもらいたい。
自分の小さな殻に閉じこもるのではなく、友のため、社会のため、そして人類のためという大いなる理想を掲げて、学んでいくことだ。

☆今日のことば 七月十六日
友をもち、友を信ずるとともに、自らも、友の信頼にこたえようと努力する。それは、おそらく、自分というものへの変革にいどむ、はじめての経験であるはずだ。

☆我らの勝利の大道No.109 わが弟子の胸に誓いあり
◇華陽の連帯の輝き
戸田先生は、男子部の「水滸会」に先立ち、女子部には、「華陽会」を結成してくださった。
私の妻も、「広宣流布は、女性の手でできる」との恩師の叫びを、わが人生の使命として、走り抜いてきた一人である。
大聖人は『一代聖教の中には法華経第一・法華経の中には女人成仏第一なり』(P221)と高らかに宣言されている。
この御聖訓を胸に刻み、創価の女性の連帯は、社会と世界の希望と輝いている。あまりにも健気な妙法の乙女たちだ。大聖人も、牧口・戸田両先生もどれほどお喜びであろうか。
「華陽会」の名には、「華のように美しく、太陽のように誇り高くあれ」との恩師の願いが込められている。この珠玉の集いが、わずか二十人からスタートしてより六十余年−−。
二十一世紀の今、日本では「池田華陽会」第六期生が各地で誕生し、海外各国でも、華陽姉妹による慈愛と平和と幸福のスクラムが爽やかに広がり続けている。

「我以外皆我師」の言葉を残し、庶民から学び続けた文豪・吉川英治氏の作品も、「水滸会」で私たちが研鎖した教材である。
後年、「水滸会」の思い出の天地・氷川に近い、東京・青梅市の吉川英治記念館を訪れたことも懐かしい。

◇人生は強気でいけ
吉川氏の名作『三国志』には綴られている。
「(もう駄目)それをふと、自分の心に出した時が、人生の難関は、いつもそこが最後となる」と。
弱気になるな。途中で失敗しようが、挑戦し続けるのだ。いな、青春時代の本当の失敗とは、失敗を恐れて挑戦しないことである。へこたれず、諦めなければ、失敗は栄光に変わる。
人生は徹して強気でいけ!
私は全幅の信頼を託しつつ、愛弟子たるわが青年部に、申し上げたい。
青年ならば、負けじ魂の挑戦者たれ! 突破口を断じて開くのだ。
青年ならば、前進また前進の開拓者たれ! 新時代を切り開くのだ。
青年ならば、不挑不屈の創造者たれ! 民衆勝利の未来を創り開くのだ。

「水滸会」で、世界広布の展望について質問した青年に、戸田先生は言われた。
「世界といっても、結局、人間なんだ。すべてが人間にたどりつく。要は、人間が変わればよいのだ。そのために、一対一の立正安国の対話を粘り強く貫き通していくんだよ」と。
その対話を、私は同志と一緒に、日本狭しと広げてきた。世界の指導者とも、平和・文化・教育の語らいを縦横に結んできた。
この道に、青年部が颯爽と続いてくれていることは、何よりの喜びだ。