広宣流布の要諦は
真剣な勤行・唱題だ。
勇気と執念の行動だ。
電光石火のスピードだ。
栄光の峰へ勢いよく!
立正安国論 P31
『汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を祷らん者か』
◇希望の明日へ
家族は、平等である。一応、お父さんの立場の壮年部、お母さんにあたる婦人部、お兄さん、お姉さんの青年部、また指導部、学生・高校生など立場の違いはある。しかし、全員が御本仏の仏子である。権利も平等である。むしろ上になるほど責任は重い。苦しい時も、喜びの時も、いっさいを分け合っていく。これが家族である。そうすれば、苦しみは半分に、また、それ以下に、喜びは二倍に、また、それ以上になっていく。家族を結ぶのは、命令でもない。権威でも威嚇でもない。情愛であり、和気であり、思いやりである。家族には特別に人気あるヒーローなどいらない。むしろ、外の嵐から皆を守る強い父が必要である。若い嫁をいじめる姑よりも、分けへだてない、公平な、優しい母が必要である。そして、一人でも不幸な人がいれば、家庭全体も幸福ではない。ゆえに一人ももれなく幸せになるように、一人も不幸な人、退転するかわいそうな人が出ないように、真心込めて祈り、皆で守り合っていっていただきたい。そうした人間同士の"絆"が真の"団結"を生むのである。
平2・2・25
☆女性に贈ることば 七月五日
誰しも転ぶことはある。転んだら、また立ち上がればいい。
立ち上がって、まっすぐ前を向いて進んでいくことだ。
青春に、取り返しのつかない失敗などないのだから!
☆今日のことば 七月五日
若人は、周囲から、踏まれても、吹かれても、若芽が、黒色の大地より、出づるが如く、力強く、もくもくと起き上がっていかねばならぬ。若々しき清浄なる生命力で生ききらねばならぬ。
☆勝利の人間学第33回 師子王のごとく! 大鷲のごとく!
◇青年の魂を打つ言論戦を
「哲学なき時代」である。「信念なき世相」である。人生いかに生きるべきか、社会はどうあるべきか、真に正しい思想とは何か−−確信をもって語れる人は、どこにいるのか。
日蓮大聖人は、『此の経文(法華経)は一切経に勝れたり地走る者の王たリ師子王のごとし・空飛ぶ者の王たリ鷲のごとし』(P1310)と仰せである。
この「思想界の王者」の誇りをもって、創価学会は生命尊厳の哲理の光を送ってきた。
広宣流布は言論戦だ。わが青年部は、いかなる虚偽にも邪義にも、屈してはならない。平和と正義と幸福の対話を展開し、一人一人の青年の魂を打ち、呼び覚ましていくのだ。
◇信心は最極の勇気
我らは「勇気」また「勇気」で進もう!
御書には、『師子王の如くなる心をもてる者必ず仏になるべし』(P957)とある。
「師子王の心」とは、何ものも恐れない最極の勇気である。
人生は戦いだ。だからこそ、決然と題目を唱え、「自分はこうする」と断固たる勇気の一歩を踏み出すのだ。「師子王の心」が苦悩に負けるはずがない。必ず乗り越えられる。
乗り越えるたびに、大きな自分になれる。
戦いを避ければ、自分が小さくなってしまう。青年は大胆に快活に、苦しみをも楽しみに、困難をも成長の糧に転じていくのだ。
◇わが信念を正々堂々と語れ
わが信念を、臆さず勇敢に叫べ! 正々堂々と語る青年の姿ほど清々しいものはない。粗削りでもいいではないか。真実は強いのだ。
御義口伝には『師とは師匠授くる所の妙法 子とは弟子受くる所の妙法・吼とは師弟共に唱うる所の音声なり』(P748)と説かれる。
師と弟子が、共に心を合わせ、広宣流布の拡大へ、正義の声を上げていく−−これが「師子吼」の真髄である。「師子吼」なればこそ、創価三代の師弟は全てに勝ってきた。
さあ、青年の晴れ舞台だ。勇気凛々と叫び、勝利と栄光の旗を打ち立ててくれ給え!