2012年10月20日土曜日

2012.10.20 わが友に贈る

配達員、新聞長はじめ
本紙を守り支える
全ての皆様に最敬礼!
尊き一歩一歩が
広布勝利の歴史なり!

上野殿御消息 P1527
『されば昔は一切の男は父なり女は母なり然る間生生世世に皆恩ある衆生なれば皆仏になれと思ふべきなり』

◇希望の明日へ
恩師・戸田先生は、いっさいを青年に託された。そして晩年には"俺はもう、全部お前に教えた。今度は、お前が俺に教えてくれ"とまで言われていた。偉大な先生であられた−−。今もまた青年が立つ時である。青年が責任を担って大活躍すべき時である。そうでなければ新しい時代を開くことはできない。青年でいっさいが決まるのである。
平5・11・2

☆池田大作 名言100選 文化
文化は野蛮に抗する力である。

☆我らの勝利の大道No.085「新しき熱と力を!」
◇"華陽"の青春乱舞
日蓮大聖人は、南条時光のお母さんに、こう語りかけておられる。
『此の経を持つ人は百人は百人ながら・千人は千人ながら・一人もかけず仏に成る』(P1580)と。
仏法の広大無辺の慈悲の世界には、いささかの差別もなければ、一人の例外もない。誰人たりとも、必ず幸福の境涯を開き、わが生命を妙法蓮華の当体と咲き薫らせていくことができる。今、フレッシュな華陽リーダーたちが、若い世代に友情を広げ、仏縁を結んでいることが、いかに素晴らしいか。
『女子は門をひらく』(P1566)と仰せの通り、一人の妙法受持の乙女から、友人にも、家族にも、地域にも、社会にも、そして未来にも、どれだけ希望と歓喜の門が開かれるか、計り知れない。
日本全国、さらに全世界からの華陽の乙女たちの健気な報告に、私も妻も、心を弾ませる毎日である。
現実は、思うようにいかないことも、落胆するようなことも多いに違いない。
しかし、女性の門下への御書に『百千万年くらき所にも燈を入れぬればあかくなる』(P1403)とあるように、題目を唱える生命は、どんな悩みにも、どんな行き詰まりにも・、もはや絶対に負けない光を帯びているのだ。
信仰とは、無限の希望である。ゆえに、何があっても、華陽のスクラムは仲良く賢く励まし合い、明るく朗らかに歌声を響かせながら、思う存分に青春を乱舞していただきたい。

アメリカの人道の母エレノア・ルーズペルト夫人が、「新しいフロンティア(開拓最前線)」は「人間の精神」なりと意義づけ、訴えていたことがある。
「私たちは、自分自身の心の中にある光りがあかあかと消すことのできない炎をもって燃えるのでなければ、他の人たちの心に永続する光りを投じることは、できないのである」
どこか遠くではない。青年自身の胸中にこそ、いまだ開拓されていない、豊穣な精神の大地がある。無尽蔵にして持続可能な生命のエネルギーが眠っている。
その内なるフロンティアに挑み、生命の宝蔵を開け放っていくことは、二十一世紀の青年たちに託された壮大な冒険といってよい。
妙法とは、「生死の闇」を照らし晴らすとともに、「煩悩の薪」を焼いて幸福前進の力に転じゆく究極の智慧の炎である。
若くして、この哲理の炎を抱いた創価の青年が、鮮烈な生命の大光をもって、人びとの心を照らし、一次代の新天地まで映し出していくのだ。
わが東北の誉れの同志も、希望の開拓を勇敢に忍耐強く進めてくれている。
先日、私と妻の大切な友人で、アメリカ・エマソン協会の会長を務められたサーラ・ワイダー博士(コルゲート大学教授)が、東北の被災地を訪ねられた。
昨年の東日本大震災の折、真っ先に、お見舞いの励ましを送ってくださった博士である。博士は、被災した女性たちと膝詰めで懇談され、語られていた。
「東北の皆様は詩人です。何と力強い言葉を話されるのでしょうか。本来ならば、激励を受ける立場の皆様が一番、人びとを励ましています。『心の財』を持たれる東北の皆様こそ、"世界の財"です」と。