新聞休刊日
日女御前御返事 P1243
『爰に日蓮いかなる不思議にてや候らん竜樹天親等天台妙楽等だにも顕し給はざる大曼荼羅を末法二百余年の比はじめて法華弘通のはたじるしとして顕し奉る』
◇希望の明日へ
若さはすばらしい。若さは、それだけで力である。昔、ある大富豪が「若さとひきかえなら、自分の全財産をあげてもよい」といったという。若いというだけで、どんな権力者も有名人もかなわない宝を持っている。"自分は世界一の幸せ者だ"と思ってよい。ただ自分が若い時には、その幸せがなかなか自覚できない。あとになって、わかるものかもしれない。いわんや学会員には、妙法があり、使命があり、同志がある。これ以上の幸福者はない。信心の眼を開いてみれば、それがわかる。だから、このかけがえのない青春を、決して無為に過ごしてはならない。力の限り、まっしぐらに生きることだ。青春の日記に、一日の空自もあってはならない。
平4・9・16
☆池田大作 名言100選 詩人
真の詩人とは、同時に戦う人であろう。
彼は人を深く愛するがゆえに、
人間社会のいかなる不正、
邪悪からも目をそらさすことはできない。
見てみぬ振りができない。
☆新時代第61回本部幹部会へのメッセージ
我ら創価家族の明るく賑やかな本部幹部会、そして、新しい太陽が昇りゆくような、希望あふれる「ニューパワー大会」、さらに「華陽リーダー大会」、誠におめでとう! 皆、ご苦労さまです。
海外からも、これからの世界広宣流布を担い立つ、尊き指導者の皆さんが、駆けつけてくれました。
大切な大切な一人一人のことを、全部、うかがっています。
中米の皆さん!
欧州の皆さん!
フィリピンの皆さん!
インドネシアの皆さん!
韓国の皆さん!
そして、オセアニアの皆さん!
本当にようこそ、お越しくださいました。ありがとうございます!
「報恩抄」には『日蓮が慈悲曠大ならば南無妙法蓮華経は万年の外・未来までもながるべし』(P329)とあります。
日蓮大聖人の仏法は、末法万年尽未来際まで滔々と流れ通って、万人を幸福にし、社会の繁栄と世界の平和を実現せしめていく大哲理であります。
それを現実に成し遂げていく力は、どこにあるか。
「法」を弘める「人」の力です。
その時代、その国土に、誓い願って躍り出る、「地涌の菩薩」の新しい力、すなわち、人材の「ニューパワー」であります。
そして、大聖人が、繰り返し御書で示されているように、女性の力こそ第一です。
なかんずく、広宣流布の「希望の門」を開いてくれる、妙法の乙女たちの存在が、どれほど、大切か。
その意味において、この「ニューパワー大会」そして「華陽リーダー大会」を、日蓮大聖人が、三世十方の仏菩薩が讃嘆され、喝采されていることは、絶対に間違いありません。
皆さんと一緒に、命に刻みつけたい御聖訓があります。
それは、「御義口伝」の『始めて我心本来の仏なりと知るを即ち大歓喜と名く所謂南無妙法蓮華経は歓喜の中の大歓喜なり』(P788)の一節であります。
「我が心」が「本来の仏なり」と知るとは、この我が生命こそが、大宇宙の根源の法則と合致した、最も尊く、最も強く、最も賢い、究極の実在であると目覚めることです。
題目を唱えていく人は、自分自身が妙法の当体として、『歓喜の中の大歓喜』を躍動させながら、最高に充実した大勝利の人生を飾ることができるのであります。
題目に勝る力はありません。
『妙とは蘇生の義なり蘇生と申すはよみがへる義なり』(P947)と仰せのごとく、尽きることのない生命のエネルギーを満々と発揮しながら、家庭に、地域に、職場に、社会に、歓喜と希望と幸福の連帯を、強く朗らかに広げていっていただきたいのであります。
私が若き日、あの「大阪の戦い」に臨むに当たって、心に深く期していたことがあります。
それは「この一戦を勝利の栄冠で飾るならば、未来の一切の戦いが勝利に通ずる道を開くことができる」ということです。
広宣流布のために苦労したことは、すべてが、後になればなるほど、計り知れない功徳となり、歴史となって輝きます。
そして今、若き皆さんが、眼前の戦いを一つ一つ断じて勝ち切ることが、広布と人生の未来を限りなく開くのであります。
とりわけ、今年と明年の「青年学会の勝利」が、2030年の創立100周年に続く、壮大なる世界広宣流布の本門の黄金時代を、必ずや開いてくれることを、私は確信してやみません。
メキシコの大詩人オクタビオ・パスは、謳っております。
「今、私の前には、大きな壁が立ちはだかっている。そこには、こう記されてある。
『この壁を破ることから、君の未来が始まるのだ』」と──。
いかなる壁も、青年が突破するためにこそある。壁が困難であればあるほど、それを突き抜けることによって、光り輝く未来が開かれるのであります。
ゆえに、君よ、あなたよ、勇敢に壁を破れ! そして、未来を勝ち開け! と申し上げたいのであります。
終わりに、わが愛する後継の皆さんに和歌を3首、贈り、私のメッセージといたします。
新しき
創価の力の
君たちが
勇み舞いゆく
青春頼もし
全世界
歌声 楽しく
幸の華
百花繚乱
華陽の姉妹は
百周年
広布を頼まむ
若人よ
断固勝利の
名をば残せや