2012年2月14日火曜日

2012.02.14 わが友に贈る

学会歌と共に
声高らかに前進だ!
皆で歌えば元気が出る。
勇気と希望が湧き上がる。
心一つに壁を破れ!

千日尼御前御返事 P1316
一の師子王吼れば百子力を得て諸の禽獣皆頭七分にわる、法華経は師子王の如し一切の獣の頂きとす

◇希望の明日へ
男子部の本質は"鍛錬"である。ゆえにふざけはいけない。真剣勝負の心で、よき兄のごとくあってほしい。
昭63・2・28

☆我らの勝利の大道No.67 新時代の二月闘争
試練の冬を勝ち越えて、戸田先生が第二代会長に就任されたのは、昭和二十六年の五月三日であった。
その晴れの日、戸田先生は、生涯の願業として、七十五万世帯の本尊流布を大宣言なされた。
だが、折伏は難事中の難事である。なかなか、思うようには成果があがらないのが、現実であった。
「どうすれば、折伏が進むのだろうか」──当時のリーダーたちの率直な疑問であり、悩みでもあった。
その思いに答えるように戸田先生は言われた。
「組織をどう運営しようとか、組織をどう動かすとかいうことは、末の末である。組織を動かすのは、信仰に対する絶対の確信と情熱である。その信仰に対する確信と情熱を、組織のなかへ、エネルギーとしてみなぎらすことである」
策や方法ではない。信心の原点に立ち返ることだ。
確信と情熱で、行動を起こせ!
「法華経の兵法」で拡大の道を開け!

恩師は、そう明確に教えてくださったのだ。

師匠は、原理を示す。
弟子が為すべきは、具体的に行動に移すことだ。
私が男子部を代表し、全学会の総会で「青年の確信」を発表したことがある。弟子として、自ら突破口を開きたかったからだ。
「大聖人の御言葉を虚妄にするか、しないかは、ひとえに創価学会の力であり、私たち青年の力であります」
「あらゆる三類の強敵に打ち勝ち、世界の人びとの凝視の的となって、そして輝く闘争の完遂を期し、戸田先生のご期待に報いんことを固くお誓いして、青年の確信といたします」
登壇した私を、恩師が嬉しそうに見つめてくださったことも思い起こされる。
「報恩抄」の文段には、「一切の師の弟子を養育する、その志は大法をして弘宣することを得せしめんが為なり」と記されている。
師匠の願いは、弟子が縦横無尽に活躍し、広宣流布を推し進めることだ。
ゆえに弟子は、「若し法を伝えて衆生を利せば、畢竟、恩を報ずるなり」と結論されている。
正法を弘め抜いて、一人でも多くの友を、幸福の人生へ導いていくことこそが、師恩に報いる最極の道なのである。
私は戸田先生が喜んでくださる大折伏を心に期して、蒲田支部の「二月闘争」に突入していった。
昭和二十七年の厳冬、私は二十四歳であった。