2012年2月12日日曜日

2012.02.12 わが友に贈る

信心強き女子部が
一人いれば
希望の光が広がる!
悩める友の心を
励ましの春風で包め!

新池御書 P1443
無明の卵にしてあさましき身なれども南無妙法蓮華経の唱への母にあたためられまいらせて三十二相の觜出でて八十種好の鎧毛生そろひて実相真如の虚空にかけるべし

◇今週のことば
わが地域こそ、
「立正安国」の起点なり。
創価家族の座談に
新たな友を招いて
喜びと充実の陽光を!

2012年02月12日

◇希望の明日へ
婦人部にとって、学会活動と家庭のことを、両方とも立派にやっていくことは大変である。しかし大変ななかで、信心を根本に、懸命に努力し、仏道修行をやりきった人が勝利の人生となる。家庭を大切にすることは当然であるが、それだけでは利己主義になる。時間のないなかを、法のため、人のため、社会のために行動を続けてこそ、自分自身の人生も、最善の軌跡を歩むことになる。

☆我らの勝利の大道No.67 新時代の二月闘争
吹雪にも
 胸はり凛々しき
  無冠かな

厳寒のなか、広宣流布のために行動される友の奮闘を、私は最大に讃えたい。
なかんずく無冠の友の皆様方は、来る日も来る日も聖教新聞を配達くださり、心から感謝申し上げます。
どうか悪天候の折など、決して無理をせず、また焦らずに、健康第一、絶対無事故で、偉大な使命の遂行をよろしくお願いします。

先日(一月二十三日)、首都圏も夜から大雪が降り、久方ぶりに積もった。
翌朝、いまだ暗く凍てつく四時半頃から、創価学園の硬式野球部のグラウンドがある東大和市駅の駅前の道で、黙々と雪かきをする若人たちの姿があった。誓球寮で学び鍛える創価学園生たちである。
誰に言われたのでもない。いつも温かく応援してくださる地元の方々のお役に立てばと、自発的に早起きをして、管理者の方と一面の銀世界に打って出た。路面に硬く凍りついた雪も、日頃から鍛錬した力を揮って、はがしていった。そして、地域の方の出勤が本格的に始まる六時頃までに道を整えると、早朝の練習で一汗かいた如くに、ふだん通り学園へ登校していったのである。
あとから学園生たちの雪かきを知った近隣の皆様方も、感銘されていたと伺った。東大和市のホームページでも、他校のメンバーの除雪ボランティアの献身とともに紹介されている。
アフリカの環境の母ワンガリ・マータイ博士の言葉が蘇る。
「人間は、様々な問題を、地球規模の大きな次元でとらえてしまうと、無力感を覚えてしまうものです。
しかし、身近なところから行動を起こしていくことで、力を発揮していくことができるのです」

先般の雪の翌日、東京は晴天に恵まれた。
妻は以前に、雪深い北陸出身の友人から、「東京は雪が降っても、翌日は晴れることが多いから、いいですね」と聞いたことを、折にふれ、思い出すという。
私は妻と二人して、大雪が打ち続く日本をはじめ、世界の雪国の友のご苦労を偲び、無事安穏であられるようにと祈る日々である。