2011年10月9日日曜日

2011.10.09 わが友に贈る

さあ躍進の秋!
爽やかな声と笑顔で
地域に友好の輪を!
心豊かな交流こそ
人生の財と輝く!


四条金吾殿御返事 P1165
長き夜のあけとをき道をかへりたるがごとし

◇希望の明日へ
信心のために行動したことは、すべて自分自身の功徳、福運となって輝いていく。妙法の因果は厳然である。学会員は広布のために”働き”、法のため、悩める友のために”行動”している。それらの"行動""働き"は、すべて宿命転換に通じ、功徳となって自分自身に返ってくることを確信していきたい。

☆随筆 我らの勝利の大道No.61 未来を開く青年大会(1/9)
いざや勝て
 いざや勝ちゆけ
  偉大なる
 我らの青年
  諸天は讃えむ


戦う青春は朗らかだ。
どんな壁が立ちはだかろうと、勇敢なる青年の行く手を阻むことはできない。

「壁を破る」──これこそが、青年の特権である。
「できないことを心配するよりも、できることを考えるのだ」
これは先月二十五日に、世界中から惜しまれつつ逝去されたケニアのワンガリ・マータイ博士が、自らを鼓舞していた言葉である。
アフリカの大地に四千万本を超える木を植えた「グリーンベルト運動」──。この地球規模の大きな環境保護のうねりを生み出した活動は、心ない批判や中傷の連続であった。
「苦悩はつねに偉大なる事業の母」という蔵言が思い出される(情熱詩人バイロンの青春を評した言葉)。
苦しまずして、悩まずして、なんで偉業が成し遂げられようか。
博士は、自分でできることを考え、足元から一歩一歩、着実に運動を進めていった。その地道な積み重ねによって、幾多の壁を突き破り、新しい道を広々と切り開いていったのだ。
私と妻は六年前の二月、多くの青年たちと共に、マータイ博士を聖教新聞本社にお迎えした。実に聡明な笑顔の女性であった。
その折、青年たちへのメッセージを求めると、微笑みながら、こう語られた。
「未来は、ずっと先にあるわけではありません。『未来』は、『今』にあるのです。将来、実現したい何かがあるなら、今、そのために行動しなければなりません」
まさに、博士の崇高な信念そのものであった。
偉大な人とは、「今」を生き抜き、困難に耐えて「未来」を開く人である。そこに、不滅の生命の価値が光るのだ。