2011年10月8日土曜日

2011.10.08 わが友に贈る

我らが広布の道は
人類救済の聖業なり!
語り抜くことが
最高の仏道修行だ。
さあ自信満々と進め!

開目抄 P0231
過去の因を知らんと欲せば其の現在の果を見よ未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ

◇希望の明日へ
"大慈大悲の菩薩"であっても、地獄に堕ちる罪−−これが"仏敵を供養する"罪である。反対に仏敵と戦えば、大罪の人でも"幸福"になる。

☆随筆 人間世紀の光No.103 伝統の「座談会」の思い出 (1/6)
希望に燃えて、日本列島の隅々で、「青年・躍進の年」の第一回の座談会が行われている。
座談会は、初代会長・牧口先生以来の学会の偉大な伝統である。
それは、「地域友好の広場」であり、「言論の自由の会座」であり、「民主主義の対話のモデル」である。
人間と人間が触れ合い、支え合う「理想の共和」の姿といってよい。
今、世界の知性も、創価の「座談会運動」に深く刮目する時代に入った。
このほど、アメリカの「平和研究の母」エリース・ボールディング博士と私の対談集『「平和の文化」の輝く世紀へ!』が完成した。
かつて博士は、日本で座談会に出席した思い出を、しみじみと語っておられた。
「私は、車座になって、座談会を行っていた婦人部の方々とお会いしました。
そこで私は、本当の人間の精神を感じたように思いました。
家族と過ごしているような温かさを感じたのです」

そして博士は、座談会に、「互いの顔が平等に見える」「互いの話をよく聞き、互いに知り合うことができる」「心を一つにして目的へと進むことができる」など、「平和の文化」の先端の在り方を見出されているのである。
また、私と対談集『社会と宗教』を発刊した、オックスフォード大学のブライアン・ウィルソン名誉教授も、座談会運動を絶讃されていた。
創価学会こそ、「非人間的な傾向が強まる現代社会において、新たな人間共同体を生み出している」と、高く評価してくださったのである。
さらに、私が親しく語りあったアメリカ実践哲学協会のルー・マリノフ会長も、こう語っておられる。
「信仰者同士の対話は、実に重要です。それによって、信徒は"羊"で、僧侶はそれを追う"羊飼いの犬"であるという、古い宗教の形式から離脱することができるからです。
実は、哲学者もまったく同じ視点からの実践を行います。すなわち、体験を共有することによって、より豊かな人間観を築く。そして、他人の話に耳を傾けることによって自分自身をより深く知る、という実践です」

牧口先生が提唱された「座談会」が、どれほど偉大な先見であったか。その意義は、時代とともに、いやまして深まっている。