歴史を創るのは
青年の熱と力。
勇敢に立ち上がれ!
創価の若人こそ
日本と世界の柱だ。
撰時抄 P283
『漢土日本に智慧すぐれ才能いみじき聖人は度度ありしかどもいまだ日蓮ほど法華経のかたうどして国土に強敵多くまうけたる者なきなり、まづ眼前の事をもつて日蓮は閻浮提第一の者としるべし』
◇希望の明日へ
弘法は、まず御本尊に、きちっと祈っていくことである。この「祈り」を根本に、決して焦ることなく、無理をすることなく、朗らかに、堂々と、"仏の使い"の使命を自分らしく果たしてほしい。その行動自体が、この世で最高に尊き菩薩の行である。また全部、自分自身のためである。さらに、無量の福徳を、一家一族にまでも開いている。
☆随筆 我らの勝利の大道 「不撓不屈の民衆城」♪風雪越えし 我等こそ
地涌の正義の 旗頭
今 堂々の 陣列は
使命の旗を 高らかに
ああ東北の歓喜の友々よ
「仏」の異名を「能忍(能く忍ぶ)」という。
わが尊き東北の友には、いかなる風雪にも屈しない偉大な能忍の生命が、たゆまず激しく燃えている。
自らの疲労も、悲嘆も、さぞかし深いに違いない。
しかし亡くなった方々を胸に抱きしめながら、創価の精神を発揮して、人びとの大救済に命を懸けて戦い続けてくださっている。
なんと勇敢な、なんと不屈の、なんと慈愛に満ちた仏の振る舞いであろうか。
感謝しても感謝しても、感謝しきれない。
災害に苦しむ民衆のために奔走したゲーテの洞察が思い起こされる。
すなわち、一人の人間が「あらゆる人生試煉のうちの/最も苦しいものを凌いで、自己を克服するとき」──私たちは、「これこそ此の人の真骨頂だ!」と讃嘆すべきだというのだ。
大聖人は、法難の地・佐渡から、鎌倉の弟子たちに書き送られた。
『何なる世の乱れにも各各をば法華経・十羅刹・助け給へと湿れる木より火を出し乾ける土より水を儲けんが如く強盛に申すなり』(P1132)
この御聖訓を拝しつつ、私と妻も、「わが宝友を守り給え!」「わが同志よ負けるな!」と、諸天を揺り動かす一念で、題目を送り続けている。
門下の試練が厳しければ厳しいほど、大聖人は厳然と励ましてくださった。
「太陽の前には、いかなる闇も消え去る。それと同じく、不二の師弟は、たとえ地獄であっても、寂光土に変えることができる」(P1173、趣意)と。
どんなに深い苦悩と悲痛にあろうとも、我らには、妙法がある。同志がいる。学会がある。
信心の光で打ち破れない闇など、断じてないのだ。