2011年3月29日火曜日

2011.03.29 わが友に贈る

最前線で指揮執る
広布のリーダーよ
友のために走る!
その賢明な姿に
皆が奮い立つ!

千日尼御前御返事 P1316
我等は穢土に候へども心は霊山に住べし、御面を見てはなにかせん心こそ大切に候へ、いつかいつか釈迦仏のをはします霊山会上にまひりあひ候はん

◇希望の明日へ
日本は邪智誘法の国である。ゆえに、折伏の中の折伏である。学会が、大聖人の仰せ通りに、今日まで熾烈な広宣流布の戦いを展開してきたことは、ご存じの通りである。折伏こそが大聖人の仏法の根本義である。

☆御書とともに(5) 師弟不二の師子吼を師とは師匠授くる所の妙法子とは弟子受くる所の妙法・吼とは師弟共に唱うる所の音声なり』(P748)

【同志への指針】
師匠の心を心として、不二なる正義の音声を轟かせゆくのだ。妙法の師弟の師子吼こそ、あらゆる逆境をはね返し、濁世を変えゆく無敵の力である。

☆創価大学(37期生)創価女子短期大学(25期生)卒業へのメッセージ第3には、粘り強くあれ! 持続の力で勝て! と申し上げたい。
福島県が生んだ世界的な信念の歴史学者・朝河貫一博士は叫ばれました。
「人は境遇に支配せらるる如き弱きものにあらず」
「願はくは悲哀の下に屈せずして悲哀の上に屹立せよ」
(朝河貫一書簡編集委員会編『朝河貫一書簡集』)と。その通りであります。
人間は、どんな悲嘆にも屈しない。一人も残らず、幸福を勝ち取るために生まれてきました。乗り越えられない歎難は絶対にない。試練が大きければ大きいほど、それに立ち向かって粘り強く戦い続ける。そこにこそ、人間の究極の勝利の力が引き出されるのであります。これが、人生と文明を貫く歴史の法則であります。
「持続」こそ、成功の母であります。
「持続」こそ、幸福の泉であります。
「持続」こそ、勝利の光なのであります。
ともあれ、未曽有の大震災の渦中に旅立つ皆さんの使命は計り知れません。
私が、ともに対談集を発刊した、インドの世界的な農学者で、平和運動の指導者でもあるスワミナサン博士は青春時代、べンガル大飢饉を目の当たりにされました。数百万人が犠牲になった大災害であります。
若き博士は、この悲惨を二度と繰り返してはならぬと立ち上がった。そして遺伝学などの学問を究め、小麦や稲の画期的な品種改良に成功し、7000万人もの命を飢えから救ったというのであります。
私がスワミナサン博士と語り合った、大教育者でもあるタゴールの詩を贈りたい。
「光をともせ 自らの光を
光の勝利のメッセージを 聞かせよ」
「光をともせ 自らの光を。
この暗闇に打ち勝て」
(我妻和男著「タゴール──詩・思想・生涯」)
平和のフォートレス(要塞)たる創価大学を開学した時、私は43歳でありました。皆さんは、2030年、創価教育の100周年に、その働き盛りの年代を迎えています。私の心を心として、創価教育の万代の未来をよろしく頼みます。