2011年3月23日水曜日

2011.03.23 わが友に贈る

今こそ友の胸に
安心と勇気の声を!
苦しみに寄り添う
励ましの声を!
「声仏事を為す」

上野尼御前御返事 P1580
法華経と申すは手に取れば其の手やがて仏に成り口に唱ふれば其の口即仏なり

◇希望の明日へ
御書には、この裟婆世界を「耳根得道の国」(P415)と説く。声を聞いて成仏する国土とするのである。目は、使わないときには、つぶる。口も閉じる。しかし耳はいつも開いている。人間に向かい、宇宙に向かって−−。その耳に、いかなる声を届け、入れていくか。そこに、あらゆる指導者の苦心があり、使命がある。また勝利へのカギもある。

☆御書とともに(2) 強盛な祈りで変毒為薬を
わざはひも転じて幸となるべし、あひかまへて御信心を出し此の御本尊に祈念せしめ給へ、何事か成就せざるべき』(P1124)
【同志への指針】
変毒為薬、宿命転換の仏法である。断じて乗り越えられぬ苦難などない。打ち破れぬ闇などない。今こそ無量広大な仏力・法力を現す時である。
大変であればあるほど、まず、強盛なる祈りから一歩を踏み出すことだ。勇気ある信心こそ日蓮仏法の真髄だ。