三世永遠の同志
生死不二の家族なり!
共々に励まし
力強く前進を!
弥三郎殿御返事 P1450
『若し恩を知り心有る人人は二当らん杖には一は替わるべき事ぞかし』
◇希望の明日へ
折伏は崇高な慈悲の修行であり、無智と憎悪の人々による理不尽な非難や悪口があるのは、御聖訓に照らし当然である。それらに紛動されて、自分まで怒りや憎悪の心を起こし、相手と同じ次元に境涯を落としてしまうことは、ひいては法を下げ、御本仏・日蓮大聖人の御心に反することにも通ずる。学会員は、そうした低次元のことで、成仏の軌道をふみはずすことがあっては断じてならない。心に忍辱の鎧を着て、慈悲の剣を持ち、それらを悠々と見下ろしながら、自らの目的に向かって進んでいきたい。
☆新時代第47回本部幹部会へのメッセージ
現在、私はドイツの世界的な学術機関であるワイマール・ゲーテ協会顧問のオステン博士と、大文豪ゲーテをめぐり、対談を進めています。
ゲーテは語りました。「理想。ここに到達するためには、芸術家は深い、徹底的な、ねばり強い精神を必要とする」(「芸術論」)というのであります。
芸術部は、自らの精神を信心で深く強く磨き上げ、断じて芸術と人生の勝利王となってください。
先日、行われた大成功の香港SGI文化祭は、中国の学術・芸術界の至宝たる饒宗頤博士も、感涙されながら見守ってくださいました。
博士は語られました。
「池田先生の育てられた創価の青年たちが、仏教発祥のインドでも、香港やアジア各地でも生き生きと活躍されています。まさに法華経に説かれる『寳樹多華果(宝の樹に多くの花が咲き香り、多くの実がなる)』の如しです」と。
そして、この経文を当代随一の筆致で揮毫してくださったのです。
宝樹たる青年部よ、使命の大地に深く根を張り、天高く伸びゆけ!
歴史回天の天地・中部に生まれた徳川家康は、「国の宝は人より他にはない」(『名将言行録』)と結論したという。
一切は、人で決まる。人材こそ、国の宝です。
創価学会は、ますます人を励まし、人を育て、真実の国宝たる人材を、地域に、社会に、世界に、そして未来に、送り出してまいりたい。