人間革命の歴史だ。
信心とは無限の希望!
今から ここから
スクラム固く前進!
持妙法華問答抄 P467
『寂光の都ならずは何くも皆苦なるべし本覚の栖を離れて何事か楽みなるべき、願くは「現世安穏後生善処」の妙法を持つのみこそ只今生の名聞後世の弄引なるべけれ須く心を一にして南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧んのみこそ今生人界の思出なるべき』
◇希望の明日へ
弘教とは、相手をもっとも尊敬し、その仏界を礼拝しての行為である。ゆえに、いささかも礼儀に反した、また非常識や倣慢の振る舞いがあってはならない。相手の仏界に呼びかける思いで、ていねいに、穏やかに、また、あるときは厳父のごとき慈愛で、語っていくことである。そのとき、相手の仏界が、鏡のように、こちらの誠実な姿を映して、礼拝し返すのである。相手を仏のごとく大切にすれば、相手の仏性も、こちらを守ろうとする。人を軽侮し、見下せば、鏡に映したように、自分が見下される。"いつかそうなる"のではない。生命の世界においては、その瞬間に因果が刻まれている。そして時とともに、それがはっきり表れてくる。
▽不撓の決意なくして進歩は望めない−偉人ガンジー。苦しい時こそ勝つと決めよ!
▽リーダーは一番大変な所に飛び込め。「声仏事を為す」だ。友に全魂の励ましを
☆創価大学(37期生)創価女子短期大学(25期生)卒業へのメッセージ
わが卒業生に、はなむけのメッセージを贈ります。
16世紀、ポルトガルの詩聖カモンイスは謳いました。
「新しき世の 魁にならん」
「ひた進みに進む 我をこそ 見よ」(『ウス・ルジアダス』日本ポルトガル協会)
苦難を恐れず、勇敢に前進しゆく誇り高き皆さんを、世界の友が満腔の期待を込めて、見つめております。
創価大学の開学40周年、創価女子短期大学の開学25周年を堂々と荘厳してくれた主役こそ、まさしく誉れの皆さん方です。
先日、来学された英国の名門学府、北アイルランドのクイーンズ大学ベルファストのグレッグソン学長も、断言されておりました。
「創価大学は、まぎれもない一流の学術機関です。一人一人の学生の中に、創価大学の展望が輝いています」
旭日の昇る勢いで「建学の第2章」の大発展をリードしてくれた皆さんのスクラムに、創立者として最大に感謝しております。
世界から勇み集ってくれた留学生の皆さん、通信教育部の皆さん、大学院の皆さんの見事な学究の成果も、心より讃えたい。
今回のすべての卒業生の皆さんと父母・保護者の方々の全員のお名前を、私は、「創価教育万代之碑」に永久に保管させていただきます。
さらに、その碑を囲む"三代の桜"のすぐ側に、創大「37期生桜」と、短大「25期生桜」を記念植樹させていただきたい。
創大門を入り、秀麗な本部棟を仰ぐ「創価教育の道」沿いに、爛漫と咲き薫りゆく桜です。
卒業は一つの到達点であります。それにもまして未来への出発点であります。
私は、人生の師・戸田城聖先生から一対一の個人教授で学びました。この「戸田大学」には、いわゆる卒業式はありませんでした。いな今も毎日が、戸田大学の「学問即人生」「人生即闘争」の出陣と思っております。
私は、わが愛する卒業生の一人一人と、「これからも一緒に偉大な歴史を創り残そう」と心で固い握手を交わしながら、三つの指針を贈りたい。