思い切るべし」
友の幸福のため
わが人間革命のため
勇気の声を放て!
椎地四郎殿御書 P1448
『先日御物語の事について彼の人の方へ相尋ね候いし処仰せ候いしが如く少しもちがはず候いき、これにつけてもいよいよはげまして法華経の功徳を得給うべし、師曠が耳離婁が眼のやうに聞見させ給へ』
◇希望の明日へ
御本尊を信ずる心が大切である。その心で題目を唱えた時に、凡夫の生命が自然に磨かれ、仏界の輝きを放つ。それが、生活のうえでは、功徳となり、福運となって顕れる。生命のうえでは、みずみずしい人間性となり、豊かな知恵となり、遅しい生命力となって顕れるのである。
☆未来への一歩 「皆を幸福にしよう」
後輩が、なかなか成長しない。そう嘆く人がいる。青年を育てる秘訣は?──名誉会長は語る。「『自分以上の人材なのだ』『自分以上に育てていくのだ』──この決心が人を育て、自分を育てる。『皆を幸福にしよう』 『皆を偉くしよう』『皆の力を発揮させよう』──指導者は、ここに心を砕くべきである。ただ漫然と活動しているだけでは、人は育たない。意識して、祈り、育てなければならない」
どの人も、その中に「黄金の輝き」をもっている。その黄金の光を、どう輝かせていくか。ここに指導者の使命がある。