2011年3月3日木曜日

2011.03.03 わが友に贈る

女性は家庭の太陽!
粘り強く朗らかに
挑戦の一日一日を!
一人も もれなく
幸福・勝利の人に!

日妙聖人御書 P1216
いまだきかず女人の仏法をもとめて千里の路をわけし事を

◇希望の明日へ
正座して背筋を伸ばし、深く呼吸することは、医学的にも正しい呼吸法の一つとされる。そして呼吸機能の活性化は、心臓や血管の循環機能も高めていく。また、声を出すことは体に良く、ストレス解消にもなると、あるドクター部の方が言われていた。声を出さなくなると、早く老け込んでしまう。端座し合掌して勤行・唱題することは、あらゆる意味で、大宇宙の法則にのっとった、もっとも荘厳にして意義ある儀式である。小宇宙である各人の色心も、根本のリズムに合致していく。日々、若々しい生命となっていく。これが健康長寿の第一の基本である。

▽キルギスの学府からSGI会長に名誉教授称号。平和と人道の世界的貢献を讃嘆

☆随筆 我らの勝利の大道 「仏法西還」の大光
◆"偉大な魂《マハトマ》"の生涯

全世界
 あの地 この地に
  菩薩あり
 地涌の仏子の
  何と尊き

1月30日は、独立の父マハトマ・ガンジーが凶弾に倒れ、信念に殉じた日である(1948年)。
今年のこの日、インドを代表するガンジー研究家、B・R・ナンダ博士の評伝『ガンディー』の日本語版が、第三文明社から発刊された。邦訳が待ち望まれていた世界的名著である。
私も、博士からご著作の原書を拝受した。その一冊が、この大著であった。
訳者は、名古屋の名城大学名誉教授の森本達雄先生で、私も先生の名訳に学ばせていただいている。
ナンダ博士は本書の最後に、マハトマ(偉大な魂)たる師ガンジーの心を代弁する如く、強く語られた。
「われわれのほんとうの敵は、われわれ自身の恐怖心や、欲望や、自己本位である。われわれは他人を変えようとするように、自分自身を変革しなければならない」
これ、まさに「人間革命」といってよいだろう。
"精神の力"で社会悪に挑んだガンジー──その人生は、人間の内なる敵との戦いの連続でもあった。しかし、最後まで人びとの善性を信じ、非暴力で人間の変革を目指したのだ。
さらに、この評伝で紹介されたガンジーの言葉に、「わたしは全人類との結合を感じずには、宗教生活を送ることはできません。したがって、政治に参加せずに、宗教生活を送ることなどできない相談です」ともある。ガンジーは、高邁な精神性と道徳性を掲げつつ、社会の活動万般に積極果敢に関わっていった。
そうしたガンジーに対して、「聖者」なのか、「政治家」なのか、という疑問が投げかけられてきた。
ナンダ博士の回答は明快である。いついかなる時も、マハトマは「一人の人間でありつづけることをやめなかった聖者であった」というのである。
このガンジーの思想と行動が、釈尊の「法華経」、そして日蓮大聖人の「立正安国論」と深く連関していることは、インドの良識が鋭く指摘されるところだ。
ガンジーの直系の弟子であったパンディ博士も、深く期待してくださった。
「今、釈尊、そしてガンジーのメッセージを行動で世界に伝えているのはSGI(創価学会インタナショナル)です」
今や、インドの悠久の大地には、5万人の「法華経の行者」たちが躍り出ている。メンバーは、教育者、医師、エンジニアなど、社会のあらゆる分野で縦横無尽に活躍している。
なかんずく、青年部の比率が全体の4割を超す。優秀な未来部の英才も多い。世界の「青年学会」の先頭に立つ、と意気軒昂である。