道は必ず開かれる。
君よ 羊千匹より
師子一匹たれ!
請願の人生を進め!
如説修行抄 P502
『万民一同に南無妙法蓮華経と唱え奉らば吹く風枝をならさず雨壤を砕かず、代は羲農の世となりて今生には不祥の災難を払ひ長生の術を得、人法共に不老不死の理顕れん時を各各御覧ぜよ現世安穏の証文疑い有る可からざる者なり』
◇希望の明日へ
信心は厳しい。権威を恐れ、心が臆病で染まってしまえば、"生死の縛"を断ち切り、成仏することはできない。大聖人は『うるし千ばいに蟹の足一つ入れたらんが如し』(P1056)−−千ばいの漆に、わずかカニの足を一本入れて、すべてをダメにしてしまうようなものである−−とも仰せである。いかに信心を積み重ねようとも、ひとたび悪縁に紛動され、心が揺らいでしまえば、それまでの信心の功徳も意味のないものとなってしまう。ゆえに状況がどうあろうとも、恐れてはならないし、退いてはならない。
▽「SGIの日」記念提言を発表。核兵器廃絶と人権文化の興隆へ確かな指標
▽「偉大なる青年は安逸を求めるな」恩師。苦労を喜べ。本格派の力を練磨
☆随筆 我らの勝利の大道 「新時代の希望の夜明け」
御義口伝
『声仏事を為す』(P708)
"声が人を救うという仏の仕事をする"と示されている。
それは、仏性つまり最も尊極なる仏の生命を触発することである。
ゆえに、朗々と妙法を唱えながら、勇気の声、真心の声、正義の声、励ましの声を、惜しまず響かせていくのだ。会って、語って、仏縁を広げていくのだ。
『一心欲見仏 不自惜身命』(一心に仏を見奉らんと欲して 自ら身命を惜しまず)とある。
「義浄房御書」の中で、この経文によって御自身の仏界を成就されたと仰せである。
そして「一心欲見仏」を妙法蓮華経の五字に配し、こう明言しておられる。
『此の五字を弘通せんには不自惜身命是なり』と。
甚深の御言葉である。