それが広宣流布だ。
弾む声、弾む命で
平和と友好の
スタートダッシュを!
佐渡御書 P957
『外道悪人は如来の正法を破りがたし仏弟子等必ず仏法を破るべし師子身中の虫の師子を食等云云』
◇希望の明日へ
「開目抄」には、末法における妙法弘通の使命をもった地滴の菩薩の姿を『魏魏堂堂として尊高なり』(P211)と仰せになっている。すなわち、法華経の会座に来集した他のいっさいの菩薩たちとはまったく比較にならないほど、気高く堂々として、尊貴な威厳のあるようすであった、と。これは、地涌の上首・上行菩薩の再誕であられた大聖人の崇高な御境界を表されたものと拝される。そして次元は異なるが、大聖人の門下として広宣流布に励む創価学会員は、皆、地涌の使命に生きる一人一人なのである。
☆全国最高協議会へのメッセージ
創価学会は、大聖人の本義に立ち返って、妙法による人間革命を、一切の根本とした。一人また一人と、民衆自身が声をあげた。「人類の幸福」のため、「社会の繁栄」のため、「世界の平和」のために、何ものも恐れぬ地涌の菩薩の対話を開始したのである。
戸田先生が展望された「百年の大計」──。
まさに創立100周年は、目覚めた地涌の民衆による「立正安国」の揺るぎなき基盤の完成の時といってもよい。
そこから、人類の幸福境涯を築きゆく広宣流布の大河が、さらに滔々と「万年の外」「未来までも」流れ通いゆくのだ。
ゆえに、これからの一年一年が「真剣勝負」である。その出発が、明年である。なかんずく、わが足元の地域から、信頼と友好を広げながら、「立正安国」の盤石なる土台を固めていきたい。
『其の国の仏法は貴辺にまかせたてまつり候ぞ、仏種は縁に従って起る是の故に一乗を説くなるべし』(P1467)
皆、大聖人から、直接、使命の国土をまかせられた、地域の幸福責任者である。
『自他彼此の心なく水魚の思を成して異体同心にして』(P1337)
この御聖訓を、皆で心肝に染め、各方面、各地域で一丸となって協力し、「人材・躍進の年」の完勝を飾ってもらいたい。