広布の大ロマンへ
青年よ立ち上がれ。
スピードで勝て!
勇気で道を開け!
南条兵衛七郎殿御書 P1494
『いかなる大善をつくり法華経を千万部読み書写し一念三千の観道を得たる人なりとも法華経の敵をだにもせめざれば得道ありがたし』
◇希望の明日へ
一切衆生に仏種を植えゆく、地涌の菩薩の尊い使命−それを事実のうえで実行し、行動し、広宣流布の法戦として戦ってきたのは、まざれもなく創価学会である。この仏勅の団体を、だれ人も壊すことはできない。壊させてもならない。
☆御書と青年 冥の照覧の誉れ
不景気な時代だし、「無縁社会」といわれるほど人間のつながりも希薄になってきた。自分のことだけを考えるので精いっぱいの人も少なくない。
そうした中で、自分も大変なのに、人のため、地域のため、広宣流布のために、わが身を惜しまず献身する。これほど尊い仏事(仏の仕事)はありません。
「御義口伝」には、『釈尊八箇年の法華経を八字に留めて末代の衆生に譲り給うなり八字とは当起遠迎当如敬仏の文なり』(P781)と記されています。
大聖人は『末代の法華経の行者を讃え、供養する功徳は、かの三業相応(「身に行うこと」「口に述べること」「心に思うこと」が一致していること)の信心で一劫の間、生身の仏を供養することよりも百千万億倍勝れていると仏典に説かれている』(P1044通解)と仰せになられました。
皆さんが同志に尽くしゆく功徳は無量無辺であり、「冥の照覧」は絶対に間違いないのです。
御聖訓には、こう仰せです。
『人の身には、同生と同名という二人の使いを、天は、その人が生れた時からつけておられる。この二人の神 は影が身に随うように、寸時も離れず、その人の大罪・小罪・大功徳・小功徳を少しもおとさず、かわるがわる天に昇って報告していると、仏は説いておられます』(P1115通解)
誰も知らないところで、広宣流布のために、祈り、尽くしている。心を砕いている。
その尊き行動を、全宇宙の仏天は厳然と見ているのです。
反対に、「どうせわからないだろう」とさぼっても、それもしっかりと見られている。
因果の理法は峻厳です。
自分が、どう祈り、どう戦っているか、どう行動してきたかは、自身の生命に厳然と刻み残されている。