2010年10月12日火曜日

2010.10.12 わが友に贈る

新聞休刊日

衆生身心御書 P1595
設い心をろかにすこしきの物なれどもまことの人に供養すればこう大なり、何に況や心ざしありて、まことの法を供養せん人人をや

◇希望の明日へ
いっさいの生命は平等に尊厳である。違うのは、現実の境涯である。心であり一念である。その違いが、自身の今世、そして永遠の軌道を決定していく。外見ではない。立場ではない。心がどうか、それこそが根本である。
・心輝けば人生も輝く。
・心が暗黒であれば、人生も暗黒である。

その心を仏界という常楽我浄の境涯へと広げ、固めていくのが、日々の仏道修行である。

☆正木理事長が引用した名字の言 2008年 5月16日
幸福とは何か——友人との対話で焦点となったのは、いわば「幸福観」の転換だった
▼ある作家のユートピア(理想郷)に関する見解が、対話を一歩進めてくれた。いわく、ユートピアは近づけば遠ざかり、どんなに進んでも決して到達できない。では、何のためにあるのか。「それは、私たちを前進させるためである」(E・ガレアーノ)▼法華経に出てくる「化城」と重なり合う。遠路の先にある宝処を目指す旅。だが、疲れのあまり途中で断念しようとする人々。導師は神通力で化城をつくりだし、あの城が目的地だと人々を励まし、導いていく▼共通するのは、ユートピアも化城も"仮のゴール"との価値観である。普通なら、目指すべきところへ到達することに価値を置く。しかし、ここでは到達することより、むしろ目標に向かい、仲間と共に日々前進することに意味があると教える▼仏法の説く幸福観は、財産や地位を獲得したり、目的地にたどり着くといった、固定的な発想ではない。困難に挑み、乗り越える。励ましてくれた友に感謝する。そして人格を磨き、やがては友を励ませる自分へと、たくましく成長していく——そうした人生の王道を、笑顔で堂々と歩む"連続性"の中にこそ幸せはある。

★11月の戦いに勝利するための4つのポイント
1.勝利を確信する
2.題目をあげる
3.自身の勝利のため戦う
4.家庭訪問を充実する