2010年10月8日金曜日

2010.10.08 わが友に贈る

時代を動かすのは
心を結ぶ「対話」だ!
励ましの「行動」だ!
人間主義の旗高く
勇気で未来を開け!

妙一尼御前御消息 P1252
父母の心平等ならざるには非ず、然れども病子に於ては心則ち偏に重きが如し

◇希望の明日へ
信心には行き詰まりがない。かりに表面上、どのように見えたとしても、長い目で見れば、また根本的には、もっ上もいい方向へ、いい方向へと、生命が"永遠の幸福"への軌道に乗っていく。その意味で、御本尊を拝した学会員は、すでに最高の幸福者になっているのである。"信心の眼"で見、"信心の心"で受け止めていけば、そのことがわかってくる。また、その確信によって自身の福運もいやましていく。『ただ心こそ大切なれ』(P1192)との御金言は、いくら強調しても、しすぎることはない。

▽御書「顔貌に色を調へて閑に言上すべし」。誠実と確信漲る対話の名手たれ

☆随筆 我らの勝利の大道 No.29 「人間革命」と我が人生
戸田先生は、嘘と虚偽に満ちた低俗な雑誌や、くだらない本を読んでいるような青年に対しては、それはそれは厳しかった。烈火の如く叱咤なされた。
「良書を読め!」
「一流の本に親しめ!」

と、青年たちの柔軟な心に、限りない成長と向上の種子を蒔いてくださった。

浅きを去って深きに就くは丈夫の心なり』(P509)
青年よ、断じて、易きに流されるな。若き君たちには、絶大なる可能性が眠っているのだ。
君よ、読め、学べ!
友よ、書け、語れ!
労苦を厭わず、大志に向かって前進する君たちの眼前には、輝かしい未来が広がっているのだ!

「人間革命」とは、特別なことでは決してない。今ここで、自分ができることから、勇気の行動を起こすことである。御書には『一丈のほり(堀)を・こへぬもの十丈・二十丈のほりを・こうべきか』(P912)と記されている。
どんな小さなことでもよい。大事なことは、一日一日の生活の中で、眼前の「一丈のほり」を勇敢に飛び越えていくことだ。信心の極意は「いよいよ」の心である。今の状況が良かろうが、悪かろうが、前へ、前へ!——。たゆまぬ挑戦また挑戦、不屈の努力また努力こそ、「人間革命」の道なのだ。
大聖人は『力あらば一文一句なりともかた(談)らせ給うべし』(P1361)とも仰せである。広宣流布の拡大も、友のため、人びとのため、勇気の第一声を明るく朗らかに発することから広がる。
君よ、君でなければ創ることのできぬ、偉大な使命の物語を創れ!
そして、共々に、師弟の勝利の大叙事詩を生き抜いていこうではないか!