2010年10月31日日曜日

2010.10.31 わが友に贈る

伝統の任用試験へ
全国で行学錬磨の光!
御書は希望の経典。
共に学び 共に歓喜!
共に成長 共に勝利!

一生成仏抄 P383
故に妙法と唱へ蓮華と読まん時は我が一念を指して妙法蓮華経と名くるぞと深く信心を発すべきなり

◇希望の明日へ
生あるものは皆、戦っている。戦いこそ生の異名である。戦いなき生は、生きながらの死である。"仏法は勝負"であり、"生命は勝負"なのである。この厳しき原理は、森羅万象に通ずる宇宙の法則であろう。

☆新時代第43回本部幹部会/全国ブロック長・白ゆり長大会へのメッセージ
尊きブロック長・白ゆり長に感謝
「一番 地道な人」が一番偉大
「一番 陰徳の人」が陽報に輝く

わが愛する全同志の尊き健闘を讃えて、メッセージを贈ります。
とくに、海外の皆さん方の偉大な求道の旅を、日蓮大聖人はいかばかり讃嘆しておられることでしょうか。
御聖訓には、仏法のため"千里を通い""万里を越える"功徳が繰り返し説かれております。皆さん方の福運は永遠であります。
釈尊は『閻浮提に広宣流布して断絶せしむること無けん』(P505)と厳命されました。
大聖人は、『終には一閻浮提に広宣流布せん事一定なるべし』(P816)と断言されています。
「一閻浮提の広宣流布」こそ、釈尊、そして大聖人の悲願であられました。
大聖人の御聖誕から700年──。
悪世末法の極まった戦乱の世にあって、まさに断絶せんとしていた大仏法の命脈を蘇生させたのは、わが創価学会の初代・牧口常三郎先生であり、2代・戸田城聖先生であられます。
このお二人の「死身弘法」「不惜身命」の大闘争に続き、直弟子たる私たちは、苦しみ悩む民衆のために戦い抜いてきました。
どんなに悪口罵詈されようとも、どんなに猶多怨嫉の難を受けようとも、どんなに破和合僧の攪乱をされようとも、すべては御聖訓通りであり、創価の師弟は断じて負けなかった。
迫害されればされるほど、圧迫されればされるほど、いやまして「師子王の心」を光らせました。
そして今、世界192カ国・地域に広宣流布を推し進めました。
創価学会は、揺るぎない人類の「平和の柱」「文化の大船」「教育の眼目」として、そびえ立っております。
もはや、何ものにも絶対に崩されない金剛不壊の人材の大城が築き上げられたのであります。
牧口先生、戸田先生は勝ちました。私は勝ちました。学会は勝ちました。全学会員が勝ちに勝ったのであります。

2010年10月30日土曜日

2010.10.30 わが友に贈る

多宝の友を大切に!
大功労を讃えよ!
はつらつと活躍する
生涯青春の人生は
広宣流布の鑑だ!

蓮盛抄 P153
仏は文字に依つて衆生を度し給うなり、問う其の証拠如何、答えて云く涅槃経の十五に云く「願わくは諸の衆生悉く皆出世の文字を受持せよ」文

▽「幹部(リーダー)は誰も気付かない細部に気を配れ」恩師。陰の労苦を最大に讃えよ

◇希望の明日へ
仏法は"勝負"である。信心は障魔との"戦い"である。広布の途上には、繰り返し、卑劣な中傷や迫害があることは必然である。しかし、信心で断じて勝っていかねばならない。断じて一つ一つの勝負を勝ちぬいていかなければ、まことの信心とは言えない。

☆御書と青年 創価の連帯・人間の善性の結合
◇師弟不二の祈りで
正義の信念に生きる人生は、何があろうとも、徹して誇り高くあらねばならない。臆病になり、卑屈になれば、悪を増長させ、魔に付け入る隙を与えてしまうからです。それでは同志を護れない。師匠を貶めてしまう。
ゆえに、弟子として胸を張って立ち上がるのです。師匠のため、同志のために勝ってみせると、一念を定めた時、師子奮迅の力が漲るからです。

大聖人と心を合わせた「師弟不二」の祈りであり、勇気と誠実の振る舞いです。
御書には『強盛の大信力をいだして法華宗の四条金吾・四条金吾と鎌倉中の上下万人乃至日本国の一切衆生の口にうたはれ給へ』(P1118)とあります。
この御指導は、永遠の指標です。学会員は、この御金言を心肝に染め、歯を食いしばって戦ってきた。だから強いんです。
確固たる哲学に根ざした青年の連帯が、いよいよ光り輝く時代です。君たちの人間革命の光が、地域を照らし、職場を照らし、社会を照らす。
「創価の連帯」「人間の善性の結合」が国家の宿命を変え、人類の未来を変えていく。世界の人々が、胸をはずませ、君たちの躍進を見守っているのです。

2010年10月29日金曜日

2010.10.29 わが友に贈る

広布に走る
青春は美しい!
友の幸福を祈り
友のために語れば
心は歓喜に溢れる!

兵衛志殿御返事 P1091
千年のかるかやも一時にはひとなる百年の功も一言にやぶれ候は法のことわりなり

◇希望の明日へ
人生は戦いである。人は皆、戦士である。戦人として生きねばならない。それが生命の錠である。戦いを避けることは、それ自体、敗北である。しかし、戦いがつねに、華々しいものとはかぎらない。むしろ地味な、孤独な"自分との戦い"が、その99%を占める。それが現実である。

▽本当の決意を込めた題目をあげよ−恩師。題目は利剣。気迫の祈りで勝て

☆御書と青年 創価の連帯・人間の善性の結合
◇大風を前進の力に
御書には『末代濁世の心の貪欲・瞋恚・愚癡のかしこさは・いかなる賢人・聖人も治めがたき事なり』(P1465)とあります。
人間の心が乱れ、濁ってしまうのが、末法という時代です。社会も不安定で、閉塞している。人間同士の葛藤も絶えない。だからこそ、確かな哲学が必要となるのです。
苦境にあった金吾に対して、大聖人は仰せです。
火にたきぎを加える時はさかんなり、大風吹けば求羅は倍増するなり』(P1136)と。
求羅は、風に吹かれるほど体が大きくなるという伝説上の虫のことです。大風という苦難が吹き荒れるほど、自分自身を成長させ、信心を強固にしていけると教えられているのです。
嘆いていても始まらない。自分が人間革命し、強く賢くなっていく力が、信心です。自分を苦しめる「悪知識」をも、必ず、成長の糧となる「善知識」へと変えていけるのが仏法なのです。

2010年10月28日木曜日

2010.10.28 わが友に贈る

朝晩の冷え込みに注意。
一枚多く羽織るなど
賢明な健康管理を!
油断の心を断ち
はつらつと前進!

上野殿後家尼御返事 P1506
心地を九識にもち修行をば六識にせよとをしへ給うことわりにもや候らん

◇希望の明日へ
勝つためには、迅速が第一で為る。多くの場合勝負というものは、もたもたしていると取り返しがつかなくなる。そのうえで、最終の偉大な建設には、時間がかかる。また、かかってよいのである。「ピラミッドは頂上から作るわけにはいかない」(ロマン・ロランの言葉)ということである。千年生きてきた木が千年もつように、苦労を重ねた分だけ、幸福は末永く続いていく。仏道修行に励んだ分だけ、福徳を積むことができる。策や要領では決してない。そういう薄っぺらな人生だけは、絶対に歩んではならない。

☆御書と青年 創価の連帯・人間の善性の結合
◇仏の種は必ず花開く
普通だったら、これ以上は無理だとあきらめることも、学会の先輩方は粘り強く対話を続けて、道を開かれました。

御書には『仏をば能忍』(P935)、『忍辱の心を釈迦牟尼仏』(P771)と仰せです。この御金言を、悪世末法で体現してきたのが、わが同志です。
たとえ反発されようとも、相手に仏性が具わることを信じるからこそ、折伏をするのです。それが友人に対する最高の尊敬の行動となる。
仏法対話は、お互いを高め合う道です。語りかけた分だけ、相手の仏性が目覚めて動き始める。とともに、こちらの仏性もいよいよ強くなる。
大聖人は『法華経を耳にふれぬれば是を種として必ず仏になるなり』(P552)と仰せです。
仏法を語り、「仏の種」を友の心に植えていくならば、それは必ず花開いていく。

なぜ、一人の男子部の真剣な叫びが相手の心に響くのか。
なぜ、さわやかな女子部の笑顔が、固く閉ざされた心を開くのか。
なぜ、英知の学生部の熱誠が、友の命を揺り動かすのか。
それは、皆の生命に偉大な「対話の力」が備わっているからです。
法華経には地涌の菩薩の特質として『難問答に巧みにして 其の心に畏るる所無く』と説かれている。若き地涌の君たちは、この悪世に広宣流布を実現する開拓力、突破力をもって出現しているのです。
根本は勇気です。凡夫にとって、慈悲に代わるのが勇気だからです。「勇気の対話」が「慈悲の対話」に通ずる。
最も地道な対話こそ、最も確実な「善の行動」です。「幸福の拡大」です。人間の心を結びながら、人類の境涯を変えゆく、壮大な「人間性の復興」でもある。

2010年10月27日水曜日

2010.10.27 わが友に贈る

朝に勝つことは
人生に勝つことだ!
信頼も実証も
そこから生まれる。
一日を快活に出発!

御講聞書 P819
経行若坐臥とは法華経の行者の四威儀の所作の振舞、悉く仏の振舞なり、我等衆生の振舞の当体、仏の振舞なり

◇希望の明日へ
信心の実践で、もっとも大切なことは何か。それは勇気である。勇気には正義も幸福も同志愛も功徳も含まれる。"仏法は勝負"と説かれる。一生成仏できるかどうか、広宣流布できるかどうか、全部、勝負である。その本質は、御書に仰せの通り、魔との戦いである。戦いは、勇気なくして勝てない。勝たなければ正義は証明できない。

☆御書と青年 創価の連帯・人間の善性の結合
◇わが身が「宝」の存在
ある女子部員から「私たちの創価の対話は、何を目指しているのでしょうか」との質問

大事な質問です。一つの角度から敷衍すれば、私たちの対話は、「人間の結合」を深め、広げていく運動であると言ってよい。それは「善性の連帯」の拡大とも表現できるでしょう。
「御義口伝」には『喜とは自他共に喜ぶ事なり』『自他共に智慧と慈悲と有るを喜とは云うなり』(P761)と仰せです。
私たちの対話が目指しているものは、何か。自他ともの「仏性」の開発です。それは、智慧と慈悲が輝く生命の最高の善性の開放でもある。

不軽菩薩の実践。人間尊敬の哲学を復興し、万人が尊極な存在とされる時代を築くこと

「難信難解」というように多くの人は、自身に尊極の「仏の生命」が具わっていることが信じられません。我が身が、無限の可能性を持つ「宝の存在」であることに気がつかないのです。
自分を卑下する人がいる一方で、「自分は特別だ」と傲って他人を見下し、万人が平等に尊貴だとは認められない人もいる。友人と仏法対話をしても、なかなか理解してもらえないという経験は、皆も多く持っているでしょう。
究極的に言えば、私たちの対話は、不幸と分断を生み出す魔性との戦いであり、人間への不信と憎悪をもたらす無明との闘争といえる。
御書には、その激しさについて『第六天の魔王・十軍のいくさを・をこして・法華経の行者と生死海の海中にして同居穢土を・とられじ・うばはんと・あらそう』(P1224)と記されています。
折伏も、友好拡大も、家庭訪問も、すべて相手の仏性を敬うという哲学の実践です。エゴと不信が渦巻く社会の中で、これほど人間を信頼し、行動を重ねている団体が、どこにあるだろうか。

2010年10月26日火曜日

2010.10.26 わが友に贈る

文化薫る秋!
音楽隊・鼓笛隊が
80周年を寿ぐ大活躍!
勇気と希望を広げる
名演奏に皆が喝采!

御義口伝巻上 P716
我等が頭は妙なり喉は法なり胸は蓮なり胎は華なり足は経なり此の五尺の身妙法蓮華経の五字なり

◇希望の明日へ
生きることは戦いである。人生は、自分自身との永遠の戦いである。負ければ"この人生を存分に生きた"との喜びはない。"悔い"と"苦悩"と"不幸"を残すだけである。信仰もまたそうである。"仏法は勝負"といわれるが、信心は負けてはならない。勝たねばならない。信心に負けて、退転していった人の哀れな姿、心のみすぼらしさは、皆さまもよくご存じのことである。いかに自己弁護の非難をし、虚勢を張ったとしても、心の敗北、内面の敗北をとりつくろうことはできない。

☆御書と青年 創価の連帯・人間の善性の結合
私は、後継の君たち青年にすべての使命と栄光の大道を譲り、託す思いです。
青年には無窮の力がある。いわんや、正しき信仰を持つ青春ほど強いものはない。

君たちの勇気の対話が、いかに大きな力を持っているか。学会の歴史も常に青年が先駆を切ってきた。青年が青年を糾合し、新たな歴史の潮流を起こしていくのです。

二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり、未来も又しかるべし、是あに地涌の義に非ずや』(P1360)
青年は本来、心の底で、汝自身を真に輝かせていける確かな哲理を欲しているのではないだろうか。
私の青春時代、戦後の混乱期もそうでした。大人たちの態度は、戦前の戦争礼賛から180度、豹変し、青年の心には根深い人間不信が影を落としました。
しかしそれでも、青年たちは信ずるに足る哲学を求めてやまなかった。
幸いにも、私は戸田先生に巡りあい、生命尊厳の仏法を知ることができた。
心の底で渇望していたから、本物に出あえた喜びも大きかった。この時代に入信した青年は多くがそうでした。その歓喜が、当時の「青年学会」を築いたのです。

2010年10月25日月曜日

2010.10.25 わが友に贈る

他人と比べるより
自分に勝つことだ。
焦らず力を磨け!
わが使命に生きよ!
挑戦の一日一日たれ。

星名五郎太郎殿御返事 P1207
今当世の道俗貴賎皆人をあがめて法を用いず心を師として経によらず

◇今週のことば
「行学の二道を
はげみ候べし」
これが青年学会の魂だ。
さあ伝統の任用試験へ
乃仏法を学び語れ!
2010年10月25日

◇希望の明日へ
"一事が万事"である。勝ちゆく者と敗れ去る者。興隆していくものと滅びゆくもの。その差は、まさに瞬間の"生命の実相"にくっきりと浮かび上がってしまう。それは、見る人が見ればあまりにも明瞭である。いかなる時代、次元であれ、強き一念は勝利への道をかぎりなく開きゆくことができる。反対に弱い一念では、希望を生み出すことはできない。この仏法を持っていても、信心の一念が弱くては宿命転換もかなわず、深い人生を生きることはできない。

☆第17回全国男子部総会 (1968.11.17)
妙法による私達の偉大な宗教革命の実践は、これまでの全ての革命が意図して達成できなかったものまでも、達成することができるのであります。それは、所詮、この地上を支配している魔、宇宙の魔、法界の魔との戦いを根本としているからであります。この意味において、私達の革命は本質的には、いかなる過去の革命にも似ていない。すなわち、前代未聞の偉大な誇り高い革命といわなくてはならない。
ゆえに、己心の魔に打ち勝つことなくして、どうして妙法の革命児として誇ることができようか、と申し上げたいのであります。社会の魔を、厳しく魔として見破る眼力なくして、どうして妙法の革命児と自負することができましょうか。
妙法の利剣を磨きに磨き、現代社会の一切の苦悩に精通し、恐るべき魔との戦いに凱歌をあげるには、着実にして果敢な折伏の怒涛のごとき実践しかないことを知るべきである、と申し上げたいのであります。

☆「青は藍よりも青し」 (1988.03.09)
その広布の大河の流れが
歴史の必然であるか否かを
君よ問うなかれ

汝自身の胸中に
自らの汗と労苦により
広布を必然たらしめんとする
熱情のありや無しやを 常に問え

2010年10月24日日曜日

2010.10.24 わが友に贈る

創立80周年の
総仕上げの時だ!
本物の決意は
本物の行動を生む!
自身の金字塔を築け!

四条金吾殿御返事 P1149
人の命は山海空市まぬかれがたき事と定めて候へども又定業亦能転の経文もあり

◇希望の明日へ
自分より上の人をつねに見つめながら、"それ以上に練習しょう""その何倍も勉強しよう"--この努力に次ぐ努力が、勝負の世界の鉄則である。

☆創立記念日最高協議会でのスピーチ (2006.11.18)
師に甘え、師に護られ、師に励まされてばかりいる弟子であっては、悪世末法での広宣流布はなし得ない。
師に仕え、師を護り、師を宣揚していく真実の弟子として立ち上がっていくのだ。
創価の師弟の真髄も、ここにある。

2010年10月23日土曜日

2010.10.23 わが友に贈る

「道理証文よりも
現証にはすぎず」
体験に勝るものはない。
信心の喜びを
生き生きと語れ!

妙心尼御前御返事 P1477
この曼陀羅を身にたもちぬれば王を武士のまほるがごとく子ををやのあいするがごとく

◇希望の明日へ
人の心は恐ろしい。社会は残酷である。権力と立場をもった人間の悪は、特に罪が大きい。しかし、正義は絶対に負けてはならない。悪の社会であればあるほど、強くまた強く、賢明にさらに賢明に戦い勝たねばならない。"仏法は勝負"である。悪に負ける弱き善は、悪をはびこらせ、増長させる。結局は悪にさえ通じてしまう。

☆確信と希望を堂々と語れ!
同世代の若い友人たちに、仏法の素晴らしさを伝えていく上での、指針を教えてください。(オーストラリア、女子部)

大切なのは、誠実に話すことです。相手の方は仏法を初めて聞く方でしょう。だから誠実に、誠実に、わかりやすく話していくことです。
仏法の偉大さと信心の素晴らしさを自信満々と話していくことです。
そして人生の確信ある生き方、未来への限りなき希望に雄々しく生き抜く、価値ある生活の実証を語っていくことです。

結論して言えば、自分自身の確信と体験を堂々と語り抜いていくことです。
それが相手の生命に、幸福と希望の種を植えることになるのです。
その種は、いつか必ず根を張り、芽を出し、花を咲かせます。
それまで祈り続けて、時を待てばよいのです。
(世界平和記念勤行会でのスピーチ 2002.09.08)

2010年10月22日金曜日

2010.10.22 わが友に贈る

後継の友の成長を
皆で応援しよう!
青年の勝利こそ
躍進の原動力だ。
学会は人材で勝つ!

開目抄下 P237
愚人にほめられたるは第一のはぢなり

◇希望の明日へ
信心は仏と魔との戦いである。この挑戦と応戦のせめぎ合いのなかで、信心の心は、磨かれ、鍛えられていく。
・その戦いのなかに、かぎりなく勝利を開きゆく源泉がある。
・栄冠の自分史をつづりゆく原動力がある。

☆第11回全国青年部幹部会 (1989.01.06)
私はすでに、諸君を信じ、諸君に頼み、諸君に広宣流布と学会の未来を託す以外にない年齢である。ゆえに私は、本年も全力を挙げて後進の育成のため、完璧なる万年への広宣流布の基盤建設のために走り、この1年は、10年分にも匹敵する歴史を刻んでいきたいと思っている。
これは決して言葉のみで言っているのではない。口先だけの言葉は、何も心に響かないし、何も変革することはできない。その意味で、どうか諸君も、大聖人の門下であるならば、また私と共に戦おうと心に決めたお一人お一人であるならば、同じ1年であっても、最高に充実した青春を送り、最大に自己を発揮しゆく歴史をつくっていただきたい。そして、最高に生きがいのある、価値ある日々の、自分自身の軌跡を絢爛と綴っていただきたい。

2010年10月21日木曜日

2010.10.21 わが友に贈る

真剣と誠実で
最前線へ飛び出せ!
陰徳あれば陽報あり。
地道な努力の人こそ
一番の功労者だ!

一念三千法門 P416
法華経の行者は如説修行せば必ず一生の中に一人も残らず成仏す可し、譬えば春夏田を作るに早晩あれども一年の中には必ず之を納む、法華の行者も上中下根あれども必ず一生の中に証得す

◇希望の明日へ
仏法と申すは勝負をさきとし』(P256)と大聖人は仰せである。勝負すると自分で決めた時は、絶対に勝たねばならない。悪に勝つことは善であり、悪に負けることは悪を助長させることになる。

☆第11回本部幹部会 (1988.11.30)
「地道」であっても、強い「責任感」をもって「必死」の取り組みができる人は、どこへ行っても勝利の道を開くことができる。反対にそれができない人は、何をやっても中途半端になる。私は広布のために、どんなに地味で小さなことでも全力でやりきり、勝ち抜いてきたつもりである。「信心」の精髄、また「師弟」の強い絆といっても、こうした地道な努力と戦いなくして絶対にあり得ないからである。

2010年10月20日水曜日

2010.10.20 わが友に贈る

風邪・流感に要注意!
規則正しい生活と
手洗い、うがいなど
「前前の用心」を!
健康こそ躍進の力だ!

聖愚問答抄上 P482
釈の意は経文に明ならんを用いよ文証無からんをば捨てよとなり

◇希望の明日へ
人も団体も、また国家も弱くてはいけない。強くなくてはならない。負ければ悲惨である。私は、敗北の辛さ、悲しさを知悉しているだけに、あらゆる苦難と戦い、勝ってきた。そして、学会を、妙法の同志を守ってきたのである。

☆「生老病死と人生」を語る 第2回 仏法と医学(2005.12.02)
対談集(『健康と人生 生老病死を語る』ルネ・シマー、ギー・ブルジョ、池田大作/潮出版社)で、ブルジョ博士は、健康とは「どこにも病気がない」状態や、「単に安定した状態」をいうのではない、と指摘されている。
むしろ「健康とは、崩れやすい均衡状態と、その均衡状態をいつも確立しておこうとする恒常的なダイナミズムとの間の緊張状態である」と喝破されていました。
少々難しいかもしれませんが、病気がないことが健康ではありません。要は、生涯、何かに挑戦する。何かを創造する。前へ前へと自分の人生を開拓してゆく。この創造的人生こそ、博士のいわれる「ダイナミズム(活力)」であり、真の健康人生といえるのではないでしょうか。

2010年10月19日火曜日

2010.10.19 わが友に贈る

希望の哲学を
勇気凛々と語ろう!
人の前を灯せば
わが前も明るくなる。
地域の灯台と光れ!

兄弟抄 P1088
心の師とはなるとも心を師とせざれ

◇希望の明日へ
立派そうな格好にだまされてはならない。信心である。心である。いっさいを信心根本に見ていくのが信心なのである。そうすれば法眼・仏眼となり、すべて本質が見えてくる。

▽「日蓮仏法は下種仏法だ。ありのまま、真実を語れ」恩師。心に響く対話を!
▽「八は開く義なり」。師弟共戦の祈りで境涯を開け「わたしの80周年」を荘厳

☆2009年 3月20日(金)のわが友
「下種仏法」だ。
勇敢に語れば
生命に種が植わる!
関わり続ければ
必ず幸福の芽は出る!

2010年10月18日月曜日

2010.10.18 わが友に贈る

職場や家庭こそ
人間革命の本舞台!
「信心即生活」の
確かな歩みの中に
幸福の花は咲く!

単衣抄 P1514
二十余年が間一時片時も心安き事なし、頼朝の七年の合戦もひまやありけん、頼義が十二年の闘諍も争か是にはすぐべき

◇今週のことば
誉れのブロック長
宝の白ゆり長と共に
わが使命の地域に
人材の城を築きゆけ!
新たな躍進の一歩を!
2010年10月18日

◇希望の明日へ
強くなければ、人生には勝てない。広宣流布もできない。強くなりきることこそが人間革命の姿である。戸田先生がよく言われていた。"体が強く、頭も強く、心も強い人間になれ"と。この三つが、ともに強くなることが理想である。一つか、二つなら備わっている人も多いが、すべてを鍛えあげてこそ、偏頗なき、堂々たる勝利の人生となる。その人は何ものにも負けない。そして、体も頭も、それを生かすのは心である。どんなに健康で頭がよく、どんなに裕福でも、心が脆弱であっては、幸福もまた"脆弱な幸福"である。なかんずく信心の心こそいっさいを生かすものであり、鍛えに鍛えねばならない。すぐに、へこたれたり、グチをこぼしたりする弱き心では、生活と社会で勝ちぬけない。

◇広布の賢者の壮年部
我らに開けぬ道はない。
我らに破られぬ壁はない。
勝利できぬ戦いはない。
戦おうではないか!
勝って勝って、
深く大きい歴史を
子孫に残すのだ。
後世に残すのだ。
勇敢なる凡夫という、
最高の俳優となって、
今世を生き抜いていくのだ。
わが大切な大切な、
壮年の同志よ!
偉大なる道を歩みゆく、
わが不二の戦友よ!
私たちを、君たちを、
諸天善神は、
万歳を叫びながら見守り、
喝采しながら
未来永遠に護ることを、
忘れてはならない。

◇創価の宝「白ゆり長」
なぜ、
百合は美しいのか。
それは、
生き抜くために、
全生命で戦っているからだ。
広宣流布のために、
幸福と正義のために、
「白ゆり長」が、
声も美しく、
そして高らかに、
戦いゆく姿は、
何と崇高なることか!
「白ゆり長」の美しき心、
強き心、慈愛の心があって、
創価の陣営は
拡大してきたのである。
世界一の
「白ゆり長」、万歳! 
世界一の
「副白ゆり長」、万歳!

2010年10月17日日曜日

2010.10.17 わが友に贈る

男女青年部よ勝て!
尊き婦人部よ輝け!
柱の壮年部よ頼む!
全員が師子となって
創立の月へ大行進を。

乙御前御消息 P1221
いかなる男をせさせ給うとも法華経のかたきならば随ひ給うべからず、いよいよ強盛の御志あるべし

◇希望の明日へ
地涌出現の地といっても、どこかよそにあるのではない。衆生の心こそ大菩薩が涌き出ずる大地なのである。ゆえに"心こそ大切"である。信心の心を開拓し、心の奥底から地滴の大力を引き出すことである。また一次元から言えば、広宣流布とは、人類の"心の大地"を根本的に開拓することともいえよう。

▽学会創立80周年の勝利へ躍進の幹部会。師弟不二の力で広布新時代を開拓
▽全国のB長・白ゆり長が奮闘!拡大の最前線を走る尊き賢者。福徳三世に
▽生活といい信仰といい、最も必要なものは確信−恩師。勝つと決めて立て

◇明2011年は「人材・躍進の年」

◆名字の言
「継続は力なり」は万般に通じる鉄則。中国の京劇に、こんな戒めがある。「稽古を一日休めば、衰えは自分にわかる。二日休めば、舞台の相方にわかる。三日休んで舞台に立つと、客が承知しない」
仏道修行も然り。御義口伝に「南無妙法蓮華経は精進行なり」(P790)と仰せである。「精」とは「混じりけのない」、「進」とは「絶え間なく進む」の意。きのうよりもきょう、きょうよりもあすという、真摯で弛みない信行学の実践の中に、成長があると銘記したい。

2010年10月16日土曜日

2010.10.16 わが友に贈る

無冠の友の皆様
毎朝ありがとう!
気候の変わり目。
どうか健康第一で!
絶対無事故の日々を。

聖密房御書 P897
天台大師の始めて立て給へる一念三千の法門は仏の父仏の母なるべし

◇希望の明日へ
信心の心こそ無上の財である。そこに、宇宙全体の財宝も納まっている。創価学会は、大聖人の仰せ通り、「心の財」第一で前進してきた。ゆえに大発展した。反対に大聖人に背いて「蔵の財」「身の財」のみを貧欲に追い求め、そして溺れきった信心破壊の宗門の末路も、御書に照らして明白である。

☆人間ゲーテを語る 2003.03.10
「この世界には、あまたの悦びがあるのです! 
その探し方に通じていさえすればいいので、そうすればきっと悦びが見つかります」
(大野俊一訳)
この世界は、悲しい世界ではない。苦しい世界でもない。喜びにあふれた素晴らしい世界なのよ!——この聡明な母のもとで、ゲーテは育っていきます。
母は強い。正義に生きるから強いのです。
たとえお金がなくても心の財産がある!——そうやって豊かな知恵で、豊かな心で、子どもを育てていけばいいのです。

2010年10月15日金曜日

2010.10.15 わが友に贈る

我らの座談会は
「対話」が弾む!
「希望」が光る!
あの友この友に
仏縁を広げよう!

同生同名御書 P1114
大闇をば日輪やぶる女人の心は大闇のごとし法華経は日輪のごとし

◇希望の明日へ
大聖人は『心こそ大切なれ』(P292)と仰せである。形式が大切とは仰せではない。心である。信心の心の微妙な違いが、ときとともに大きな境涯の差となって表れる。大聖人の仰せ通りに、世界広宣流布へ、大善の心を重ねる学会員は、三世にわたって"生命の長者""福運の勝者""希望の王者"と輝くことは、間違いない。反対に、悪の心は、それなりの報いをもたらす。人間に生まれてくるともかぎらない。なかんずく正法の世界を破壊し、嫉妬し、尊き仏子をいじめるような毒蛇の心は、自分自身の生命を根底から破壊していく。

☆創価学会指導集
教育や指導、教授ではなしえないものが、座談会という仏道修行にはあり、それが社会的第一線の活動の基調になる、といってよい。

2010年10月14日木曜日

2010.10.14 わが友に贈る

どんな困難も
母が強くあれば
断じて勝利できる!
貴女の笑顔こそ
皆の希望の太陽だ!

三三蔵祈雨事 P1472
須梨槃特は三箇年に十四字を暗にせざりしかども仏に成りぬ提婆は六万蔵を暗にして無間に堕ちぬ是れ偏に末代の今の世を表するなり

◇希望の明日へ
いかに国を隔て、離れていても、いかなる状況にあろうとも、心は通じる。"誠実の人"には"誠実の心"がわかる。形や立場ではない。距離でもない。心こそ大切なのである。そして"友情の道""文化の道"が開けてこそ、仏法の精神が世界へと広がっていく。その意味で、学会員が地域で信頼を広げ、誠意と真心で友好活動を推進していることこそ、広宣流布の正しき前進であると確信してほしいのである。

☆随筆 新・人間革命「平和と幸福の使者・婦人部」
日蓮大聖人は、『をとこ(夫)のしわざはめ(婦)のちからなり』(P975)と仰せだ。
婦人部が元気だからこそ、壮年も負けじと頑張れる。
"二十世紀の奇跡"と言われた、戦後の創価学会の勝利は、わが敬愛する婦人部の皆様の勝利であった。
来る日も来る日も、愛する家族のため、さらに悩める友のために、誰よりも一生懸命に走り抜いてきた母。
厳しい不況のなか、夫を励ましながら、崩れぬ福運の城を築かむと、一家の幸福へ、聡明に指揮をとる母。
あらゆる宿命の嵐にも、諸天も揺さぶる勢いで祈りに祈り、動きに動き、人生の戦闘を繰り広げてきた母。
平凡のようでも、常に笑顔をふりまきながら、わが周囲から、わが地域から、希望の波を広げゆく尊い母。

母の勝利が、平和と栄光の勝利である。

2010年10月13日水曜日

2010.10.13 わが友に贈る

友の中に飛び込み
悩みや意見や要望に
耳を傾けることだ。
相手を知ってこそ
的確な激励ができる。

最蓮房御返事 P1341
悪象の為に殺されては三趣に至らず、悪友の為に殺さるれば必ず三趣に至らん

◇希望の明日へ
信心は格好ではない。大聖人は繰り返し『心こそ大切なれ』(P292)と教えてくださっている。うわべのみ繕って、戦っているつもりになっているだけなのか。法のため正義のために身命を捨てて広布に進んでいるのか。奥底の一念の違いは、必ず結果になって表れる。

☆正木理事長が衝撃を受けた「東北栄光総会でのスピーチ」の要旨(平成6年3月21日)
きょうはまず、私が心に刻む「開目抄」の一節を拝したい。
我並びに我が弟子・諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし、天の加護なき事を疑はざれ現世の安穏ならざる事をなげかざれ、我が弟子に朝夕教えしかども・疑いを・をこして皆すてけんつたなき者のならひは約束せし事を・まことの時はわするるなるべし』(P234)
−−われならびにわが弟子は、諸難があっても疑う心がなければ、必ず自然に仏界にいたるであろう。諸天の加護がないからといって、(法華経の大利益を)疑ってはならない。現世が安穏でないことを嘆いてはならない。わが弟子に朝に夕に、この事を教えてきたけれども、疑いを起こして皆(信心を)捨ててしまったのであろう。信心のつたない者の習いは、約束した事をまことの時(諸難が起こった時)に忘れるのである−。
「まことの時」−−その時にこそ立ち上がり、敢然と戦っていく。その人は「自然に仏界にいたるべし」と大聖人は仰せである。
諸難を乗り越え、戦い続ける人こそが「仏」になる。ここに重大なポイントがある。

「仏」とは何か。また釈尊は、なぜ仏になれたのか。
仏となっても、悩みもあれば苦しみもある。病気もする。魔の誘惑があることにも変わりはなかった。
「だからブッダたることは、誘惑を斥けるという行為それ自体のうちに求められねばならぬ。不断の精進がそのまま仏行なのである。さとりを開いて『仏』という別のものになるのではない」と。
誘惑とはすなわち「魔」「悪知識」。仏道修行を妨げる力、不幸へと導く力、和合僧を破壊する力、退転へと誘う力である。
この魔と不断に戦い続ける。人々を救うために、行動また行動を続ける。その「人間」が「仏」なのである。
仏といっても特別な存在ではない。戦い続ける心が「仏」、行動し続ける姿が「仏」である。魔と戦いきる人が「仏」なのである。
総じては、仏道修行に励み、広宣流布へ真正面から戦っていく−−その人の信心にこそ「仏」は現れてくる。
今、皆さまは、多くの人の悩みをわが悩みとして、戦っておられる。まことに尊い仏の振る舞いであられる。

広宣流布をする以上、大難は必ず起こる。大難があってこそ、自身の信心を固め、仏界を固められるのである。

「ピンチこそチャンス」である。どこに行っても、その場が「寂光土」である。
愚痴を言っても何も変わらない。嘆いていても、何も生まれない。その時、その場で
・何かをつかもう
・勉強しょう
・健康になろう
・豊かな人生を生きよう
−−そう決めれば勇気がわく。希望がわく。知恵がわく。
いわんや、妙法をたもった人は、必ず一切を変毒為薬できる。

何があっても、
「戦っていること自体が幸福」
「戦っていること自体が勝利」
「戦っていること自体が栄光」
−−こう決めて、頑張っていただきたい。「冬は必ず春となる」に決まっているのだから。

2010年10月12日火曜日

2010.10.12 わが友に贈る

新聞休刊日

衆生身心御書 P1595
設い心をろかにすこしきの物なれどもまことの人に供養すればこう大なり、何に況や心ざしありて、まことの法を供養せん人人をや

◇希望の明日へ
いっさいの生命は平等に尊厳である。違うのは、現実の境涯である。心であり一念である。その違いが、自身の今世、そして永遠の軌道を決定していく。外見ではない。立場ではない。心がどうか、それこそが根本である。
・心輝けば人生も輝く。
・心が暗黒であれば、人生も暗黒である。

その心を仏界という常楽我浄の境涯へと広げ、固めていくのが、日々の仏道修行である。

☆正木理事長が引用した名字の言 2008年 5月16日
幸福とは何か——友人との対話で焦点となったのは、いわば「幸福観」の転換だった
▼ある作家のユートピア(理想郷)に関する見解が、対話を一歩進めてくれた。いわく、ユートピアは近づけば遠ざかり、どんなに進んでも決して到達できない。では、何のためにあるのか。「それは、私たちを前進させるためである」(E・ガレアーノ)▼法華経に出てくる「化城」と重なり合う。遠路の先にある宝処を目指す旅。だが、疲れのあまり途中で断念しようとする人々。導師は神通力で化城をつくりだし、あの城が目的地だと人々を励まし、導いていく▼共通するのは、ユートピアも化城も"仮のゴール"との価値観である。普通なら、目指すべきところへ到達することに価値を置く。しかし、ここでは到達することより、むしろ目標に向かい、仲間と共に日々前進することに意味があると教える▼仏法の説く幸福観は、財産や地位を獲得したり、目的地にたどり着くといった、固定的な発想ではない。困難に挑み、乗り越える。励ましてくれた友に感謝する。そして人格を磨き、やがては友を励ませる自分へと、たくましく成長していく——そうした人生の王道を、笑顔で堂々と歩む"連続性"の中にこそ幸せはある。

★11月の戦いに勝利するための4つのポイント
1.勝利を確信する
2.題目をあげる
3.自身の勝利のため戦う
4.家庭訪問を充実する

2010年10月11日月曜日

2010.10.11 わが友に贈る

人類の希望を開く
創大生・短大生よ。
勉学の最高峰に登れ!
青春の挑戦王と光れ!
全員が親孝行の人に。

松野殿御返事 P1382
愚者の持ちたる金も智者の持ちたる金も愚者の然せる火も智者の然せる火も其の差別なきなり、但し此の経の心に背いて唱へば其の差別有るべきなり

◇今週のことば
さあ 躍進の座談会だ。
会場提供の御家族に
最大の礼儀と感謝を!
友情の対話も楽しく
人間革命の劇を共々に!
2010年10月11日

◇希望の明日へ
人間にとって最高にして不滅の栄誉は心の光である。人を信じ、人を愛し、善に生きる"美しき心"こそ、永遠の勲章である。

☆随筆 新・人間革命 「恩師の交友から」1998.03.29
——「友情の拡大」に広布あり!——
戸田先生が生命を注いで築き上げた、尊き学会である。
人びとの幸福と平和に生きる"良心の城"の学会である。"民衆の城"の学会である。

そこに集う、同志の皆様には、人間として最も尊い精神の輝きがある。
その光をもって、あの友、この友を包みゆく作業が、広宣流布といってよいだろう。
「仏法即社会」である。本来、学会と社会の間に垣根はない。一人ひとりの心にも、垣根などあってはならない。
友情は人間の証であり、その人間をつくるのが仏法である。
ゆえに、われらが人生には、常に友情の果実を実らせ、楽しく価値ある対話の花を咲かせゆくことが大事ではなかろうか。

2010年10月10日日曜日

2010.10.10 わが友に贈る

さあ対話の秋!
勇気と誠実の行動で
地域に信頼の城を!
麗しき近隣友好こそ
世界平和の第一歩だ!

四条金吾殿御返事 P1193
兵法剣形の大事も此の妙法より出でたり

◇希望の明日へ
人の心を打つ。感動させる。芸術だけではない。宗教も、この"心をとらえる"事実なくして広まらない。心から納得できる話と、心から安心し、信頼できる人間の絆がなければ、支持されるわけがない。

▽フィリピンの最高学府 国立南ミンダナオ大学から名誉会長に「名誉人文学博士号」(299番目)
▽「軍には大将軍を魂とす」御書。黄金柱の壮年部の出番。戦う心意気を見よ

☆随筆 新・人間革命「昇りゆく千葉の旭日」(2003.03.13)
千葉県は今、東京と一体となり、大首都圏の旭日として発展し続けている。人口も昨年、六百万人を突破した。
その半面、新興の住宅地等では、都心での勤務が生活の大半を占める人が多い。どうしても近隣の人間関係が希薄になりがちなことが、地域の課題となってきた。
もちろん、限られた時間を必死にやりくりし、地域貢献と近隣友好に努めておられる同志も少なくない。
そのなかで、今、定年を迎えるなどして、昼間動ける壮年による「敢闘会」の皆様方が、地域の太陽・婦人部も目を見張る大活躍をされ、地域広布の大きい推進力となっていると伺った。"千葉発"のニューパワーである。
庶民の智慧ほど偉大にして賢いものはない。学者よりも政治家よりも賢明だ。
新しい発想が、新しい力を引き出す。我らの千葉には、新しき"何か"を生み出す土壌がある。

◎次はいよいよ300番目の名誉学術称号です!

2010年10月9日土曜日

2010.10.09 わが友に贈る

真実の仏法を
誰もが求めている!
「一文一句なりとも
かたらせ給うべし」
大勇猛心で進もう!

道場神守護事 P979
城の主剛ければ守る者も強し城の主おずれば守る者忙る

◇希望の明日へ
相手の姿をどう見るか。それは、そのまま自分の心を映し出している場合が多い。
たとえば、貧りの心が大きければ、人の真心も見えない。けなげな真心も、あくなき欲望の大きさのあまり、小さなものに見えてしまう。真心が足りないのではない。欲が大きすぎるのである。
学会は、これまで"真心の人"を最大に大切にしてきた。真心には、それに倍する真心で応えてきた。これが信仰者の生き方であり、人間としての"道"であろう。信心の真心−−その心を大切にする。そこに信頼も福運も、いや増して深まり、広がっていく。

☆関東最高協議会でのスピーチ 2003.08.15
広宣流布の先駆けの天地となることは、関東の永遠の使命である。
この関東に、殉教の師・牧口先生は、特高警察の監視の目が光るなか、折伏、指導の歩みを運ばれた。「人生においては、率先して実行することが大切である」——これは、先生の一貫した信念であった。
さらに、不二の弟子たる戸田先生は、戦後の広宣流布の率先の第一歩を、この関東の座談会から始められたのである。
戸田先生は厳しく言われた。
「大勇猛心と大闘争心なくしては、広宣流布はできぬ!」
権威の命令でもない。要領でもない。指導者の不惜身命、死身弘法の行動によって道は開かれた。それが、この50年の学会の勝利を可能にしたのである。
まず自分自身が祈り、動き、語り、叫び、戦う。この率先垂範の勇気の行動によって、「新たな50年」の完勝の金字塔も、わが大関東から築きゆくことを誓い合いたい。

2010年10月8日金曜日

2010.10.08 わが友に贈る

時代を動かすのは
心を結ぶ「対話」だ!
励ましの「行動」だ!
人間主義の旗高く
勇気で未来を開け!

妙一尼御前御消息 P1252
父母の心平等ならざるには非ず、然れども病子に於ては心則ち偏に重きが如し

◇希望の明日へ
信心には行き詰まりがない。かりに表面上、どのように見えたとしても、長い目で見れば、また根本的には、もっ上もいい方向へ、いい方向へと、生命が"永遠の幸福"への軌道に乗っていく。その意味で、御本尊を拝した学会員は、すでに最高の幸福者になっているのである。"信心の眼"で見、"信心の心"で受け止めていけば、そのことがわかってくる。また、その確信によって自身の福運もいやましていく。『ただ心こそ大切なれ』(P1192)との御金言は、いくら強調しても、しすぎることはない。

▽御書「顔貌に色を調へて閑に言上すべし」。誠実と確信漲る対話の名手たれ

☆随筆 我らの勝利の大道 No.29 「人間革命」と我が人生
戸田先生は、嘘と虚偽に満ちた低俗な雑誌や、くだらない本を読んでいるような青年に対しては、それはそれは厳しかった。烈火の如く叱咤なされた。
「良書を読め!」
「一流の本に親しめ!」

と、青年たちの柔軟な心に、限りない成長と向上の種子を蒔いてくださった。

浅きを去って深きに就くは丈夫の心なり』(P509)
青年よ、断じて、易きに流されるな。若き君たちには、絶大なる可能性が眠っているのだ。
君よ、読め、学べ!
友よ、書け、語れ!
労苦を厭わず、大志に向かって前進する君たちの眼前には、輝かしい未来が広がっているのだ!

「人間革命」とは、特別なことでは決してない。今ここで、自分ができることから、勇気の行動を起こすことである。御書には『一丈のほり(堀)を・こへぬもの十丈・二十丈のほりを・こうべきか』(P912)と記されている。
どんな小さなことでもよい。大事なことは、一日一日の生活の中で、眼前の「一丈のほり」を勇敢に飛び越えていくことだ。信心の極意は「いよいよ」の心である。今の状況が良かろうが、悪かろうが、前へ、前へ!——。たゆまぬ挑戦また挑戦、不屈の努力また努力こそ、「人間革命」の道なのだ。
大聖人は『力あらば一文一句なりともかた(談)らせ給うべし』(P1361)とも仰せである。広宣流布の拡大も、友のため、人びとのため、勇気の第一声を明るく朗らかに発することから広がる。
君よ、君でなければ創ることのできぬ、偉大な使命の物語を創れ!
そして、共々に、師弟の勝利の大叙事詩を生き抜いていこうではないか!

2010年10月7日木曜日

2010.10.07 わが友に贈る

女子部の時代は
信心の土台を築く時。
夜の帰宅時間を厳守し
絶対無事故の日々を!
尊き前進を皆で応援!

撰時抄 P265
教主釈尊記して云く末代悪世に法華経を弘通するものを悪口罵詈等せん人は我を一劫が間あだせん者の罪にも百千万億倍すぎたるべしととかせ給へり

◇希望の明日へ
心は不思議である。心は微妙である。こちらが悪い感情をいだいていると、たいていは相手にもそれが伝わっている。こちらが笑顔の思いで接すれば、相手にも微笑みの心が宿る。こちらが粘り強く手を差し伸ばせば、相手もいつしか手を差し伸ばす−−相手はいわば、自分にとって鏡のような存在である。

▽恩師「一に題目、ニに題目、そして三に題目だよ」妙法の利剣で障魔を粉砕

☆随筆 我らの勝利の大道 No.29 「人間革命」と我が人生
「人間を人間たらしめる条件」とは、一体、何か。
私が対談を重ねてきた、アメリカ実践哲学協会のマリノフ会長の結論は、明快であった。人間の条件とは、"自分自身の最大の価値を発揮していこうとする成長の心"である、と。
「成長を達成するためには、最良の教師が必要です。すなわち師弟の実践に生きることが、根本的な人間の条件なのです。その人間の条件を、具体的な運動として展開しているのが、創価学会の師弟と人間革命の実践であるといえます」

わが師・戸田先生が教えてくださった「人間革命」の思想は、いずこの天地においても、必ず幸福と平和の花を咲かせる。いな絶対に開花させてみせる。まず自分が動いて、一人の同志を励ますことだ。一人の友と語ることだ——。
私は、誉れの同志の尊き「人間革命」の軌跡を、一人でも多く綴り残していきたいと願っている。それこそ、真の活字文化への貢献であると信ずるからだ。

ロシアの大作家ドストエフスキー
「勇気と美しい生涯の実例は、スキャンダルや醜悪な事件より、百倍も大きな利益を社会に貢献するのではなかろうか」
「美しい生涯、勇敢な功業に関する物語は、懐疑と否定の現代において、社会の疾病とたたかうための、もっともよい武器ではないのだろうか?」

2010年10月6日水曜日

2010.10.06 わが友に贈る

受験に挑む友に
真心の励ましを!
支える家族への
配慮も大切だ。
努力に栄冠あれ!

開目抄下 P235
我が弟子に朝夕教えしかども疑いををこして皆すてけんつたなき者のならひは約束せし事をまことの時はわするるなるべし

◇希望の明日へ
御本尊への絶対の確信と、ひたぶるに広布へ邁進する情熱−−。この強き心と心の共鳴が組織の第一線にまでくまなく行きわたっていくとき、広布への波動は想像を超える力をもつ。そして、時代へ社会へと大きく広がっていく。

☆随筆 我らの勝利の大道 No.29 「人間革命」と我が人生
戸田先生が逝去された時、学会は約八十万世帯であった。私は全精魂を傾けて広宣流布の指揮を執り、同志と共に、十倍以上の地涌の陣列を築いてきた。
先生が、ご自身の事業が最悪の状況下、私に「大学を創ろう」と語られた夢を実現するために、創価大学、創価学園、さらにアメリカ創価大学を創立した。
「広宣流布は文化運動だ。立正安国だよ」と、戸田先生は言われた。その言葉を現代社会で展開するために、民主音楽協会(民音)、東洋哲学研究所、東京富士美術館、戸田記念国際平和研究所などを創立した。
さらに、先生が「君は世界の広宣流布の道を開くのだ」と期待された通りに、世界に妙法の種を蒔き続けてきた。それが今日、世界百九十二カ国・地域に幸の花が咲き薫るまでになった。
ともあれ、弟子が師匠の誓願を受け継ぎ、その構想を実現する。広宣流布を事実のうえで伸展させる——この師弟不二という、まことの後継の弟子の戦いを書き記さなければ、戸田先生、さらには牧口先生の本当の偉大さを宣揚することはできない。
こう結論した私は、小説『人間革命』第十二巻で、戸田先生のご逝去までを綴ったあと、引き続いて『新`人間革命』の執筆を開始したのである。
この『新・人間革命』を通して、真実の師弟の道を示し、人類の幸福と平和のために、広宣流布の流れを永遠ならしめたい。そして、その原動力たる創価学会を恒久化する方程式を明確に残さんと、今日も私はペンを執り続けている。

2010年10月5日火曜日

2010.10.05 わが友に贈る

火災に厳重注意!
たこ足配線は禁物。
会館周辺は整理整頓を!
皆で声を掛け合い
油断の火種を断て!

四条金吾殿御返 P1136
大風吹けば求羅は倍増するなり

◇希望の明日へ
仏法にも信の利剣をもって生命の根本悪を断ち切るという考え方がある。人間生命それ自体に本源的に備わる"悪"を打ち破っていくことのできる"心の剣"をもつ人こそ「心の王者」「生命の王者」である。人々はその生き方を、いよいよ真剣に模索し、求めている。

▽無冠の友の皆様に感謝!勇気と希望を届ける賢者よ。健康と無事故を祈る

☆随筆 我らの勝利の大道 No.29 「人間革命」と我が人生
フランスのビクトル・ユゴー、そして、ロシアのレフ・トルストイ、二人の巨人が、それぞれに志向し、提唱していたビジョンがあった。それこそ「人間革命」である。
トルストイは、「社会機構を変革することより、人の心を変えることのほうが何倍もむづかしい」ことを十分に認識していた。それでも、あえて、この困難な「内面世界の変革」に挑んでいったのである。事実、トルストイは晩年の著作で語っている。「すべての人の畢生の事業は、時々刻々よりよき人になる事である」
要するに「人間革命」である。これなくしては、いかなる社会改革も画竜点晴を欠くのだ。トルストイ翁は、もしも社会の改善を望むならば、その成否は「すべての人がよりよくなる」ことに掛かっており、その目的のために「諸君の中で出来る事はただ一つ」だと指摘した。すなわち「自分がよりよき人になる事である」と叫んだのである。
ゆえに、
・自らの「人間革命」から始めよ!
・よりよき自分自身へ、勇気の一歩を踏み出せ!
・新たな歴史は、そこから必ず力強く回転を開始するのだ。

牧口先生、戸田先生に続く我らの人間革命の運動は、人類史の最先端を進んでいることを忘れまい。

私が「法悟空」のペンネームで連載を開始したのは、聖教新聞の昭和四十年の新年号からであった。当初の構想では、昭和二十年の七月三日、戸田先生が出獄されてからのご生涯を描くことで、伝記小説としての使命は果たせると考えていた。
しかし、ご生前の足跡を辿るだけでは、恩師の本当の偉業は表現しきれない。歴史の常として、人間の真の偉大さや、思想・哲学の真価は、しばしば同時代には正当に評価されず、後世においてこそ、明らかになるものだからである。
まして、戸田先生が生涯を捧げられた広宣流布は、一代限りで完結するものでは決してない。師から弟子へと脈々と継承していく戦いである。
つまり、後に残った弟子がいかに戦い、何を成し遂げたかによって、その一切は決まるのだ。
よき弟子をもつときんば師弟・仏果にいたり・あしき弟子をたくはひぬれば師弟・地獄にをつといへり、師弟相違せばなに事も成べからず』(P900)とは、日蓮大聖人の厳粛なる仰せである。

2010年10月4日月曜日

2010.10.04 わが友に贈る

最前線のブロック長
白ゆり長に最敬礼!
皆様の地道な奮闘が
広布前進の原動力!
健康・勝利を祈る!

一生成仏抄 P384
迷う時は衆生と名け悟る時をば仏と名けたり、譬えば闇鏡も磨きぬれば玉と見ゆるが如し

◇今週のことば
80周年の黄金の秋。
動けば仏縁が広がる。
語れば功徳が深まる。
「いよいよ」の信心で
勇気と歓喜の拡大を!
2010年10月04日

◇希望の明日へ
心を打つものは、やはり心である。たとえ雄弁でなくとも、語る人の誠意と真心、そして感動の込められた言葉は、おのずと相手の心を動かすものである。
反対に、口先でいかにつくろっても、心のこもっていない言葉は、決して相手の心に入っていかない。
自分の心の底から発した真実の言葉であるかどうか。ここに、納得と共感の語らいを生む源泉がある。

☆随筆 我らの勝利の大道 No.29 「人間革命」と我が人生
『新・人間革命』の第二十四巻は、「母の詩」の章から始める予定である。そもそも「人間革命」という希望の大哲学を、誰よりも生き生きと、神々しく示してこられたのは、広布の母たちに他ならない。
最も偉大なのは、最も苦労をしながら、妙法流布に生き抜いている母である。悩める人、苦しむ人がいれば同苦し、真剣に祈り、励ましてくれる。まさに経文に仰せの「如来の事を行ずる」尊き姿である。
この母たちの人生ほど、高貴にして希望光る足跡は、どこにもあるまい。それは、いかなる苦難にも負けぬ変毒為薬の実証でもある。宿命を使命の大舞台に転じゆく歴史であり、「冬は必ず春となる」との法理の証明である。

デンマークの童話王アンデルセンは言った。
「人生は一編の麗しい物語である、それは私に歓喜の声を上げることを教えてくれた」
この人生という物語を、万人が「歓喜の中の大歓喜」で織り成していくために、信心がある。大聖人は、障魔の嵐と戦う、池上兄弟と夫人たちの敢闘を讃えて仰せである。『未来までの・ものがたり(物語)なに事か・これにすぎ候べき』(P1068)
この通りに、大聖人直結の創価の母たちは、幸福と勝利の実証を示し、日本中、世界中で、広宣流布の大道を、一心不乱に切り開いてこられた。これこそ、未来永遠に語り継がれる、生きた仏法勝負の物語であり、不滅の「人間革命」の物語ではあるまいか。
戸田先生は言われた。
「学会を作ってくれたのは、庶民の婦人部である。それを忘れてはならない。婦人部が一番、大事だ。大作よ、この土台の尊い方々を、讃え、護ってくれ給え」
今、「母の詩」を書き綴りゆく私の心にも、この恩師の叫びが響いている。

2010年10月3日日曜日

2010.10.03 わが友に贈る

惰性を破るには
自分が変わることだ!
自分に勝つことだ!
たゆまぬ挑戦の中に
人間革命が光る!

四条金吾殿御返事 P1194
水あれば魚すむ林あれば鳥来る蓬莱山には玉多く摩黎山には栴檀生ず麗水の山には金あり、今此の所も此くの如し仏菩薩の住み給う功徳聚の砌なり

◇希望の明日へ
尊い仏子である同志にかかわることは、たとえ一枚の報告書であっても、いささかたりともゆるがせにはできない。こうした深い心と心の絆を大切にし、築いてきたのが、学会の世界である。

▽恩師「折伏に精進する者は学会の重鎮」。第一線で戦う勇者に最敬礼を!

☆随筆 我らの勝利の大道 No.29 「人間革命」と我が人生
『人間革命』と『新・人間革命』の二つを合わせた通算の連載回数は、奇しくも、今年の十一月十八日付をもって、「六千回」を迎えることになるようだ。創立八十周年の学会創立記念日の大佳節を、恩師に捧げる言論闘争で築き上げた金字塔をもって慶祝できることは、弟子として誠に喜びに堪えない。あらためて、わが聖教新聞を愛読し、支えていただいている読者の皆様方に、心から御礼申し上げたい。

富士の山を「不二の山」とも書く。わが生命は、二つとない不二の命である。自分自身に自分自身が聳え立つ。それが、不二の山なりと言った哲人がいる。己自身が、尊極なる妙法の当体である。無上の生命の宝塔である。二人といない、不二の人なのである。
ゆえに、自分自身が富士の如く聳え立って、不動の信念に生き切ることだ。元初からの自らの誓願に生き抜くことである。

2010年10月2日土曜日

2010.10.02 わが友に贈る

人類の幸福と
恒久平和の建設こそ
我らの大目的!
尊き使命の人生を
勇敢に胸張り進め!

上野殿御返事 P1539
なかなかしき人の信ずるやうにてなめりて候へば人の信心をもやぶりて候なり

◇希望の明日へ
一人なれども心のつよき故』(P1220)−−。ここに、いっさいの苦難を乗り越え、広布と人生を勝利に導いていく要諦がある。たとえ日本国中から命をねらわれ、あるいは誹誘・中傷されることがあっても、妙法を持つ一人の強き信心の心さえあれば、必ず打ち勝つことができる。

☆「雄々しく大胆に」
偽善者となることなかれ
柔弱な人格者となることなかれ
社会の人々より 尊敬されるも
表面上の 形式の償嘆であってはならぬ
そんな 名誉を欲するのは
人間として 惨めな輩である

若人よ
真っ先に苦難に進め!
信念と正義の
偉大なる人生を 生きんがために

国のため
人類の幸福のために
いかなる 圧力にも屈するな

希望と大志を胸に

正義の剣を持し 戦う者は
必ず歴史が 証明することだろう
大聖人の照覧あれば
断じて 恐れてはならぬ
卑屈になってはならぬ

雄々しく進め 大胆に進め
若いのだ 若いのだ
常に伸びるのだ

飛躍を忘れてはいけない
今日も 自分自身を反省しよう
自己に偽りなきや
罪を犯しておらぬか
真に慈悲を 痛感し得るや否や

さあ 昨日までの人生は
最早 劇であり 過去であり 夢である
今だ 今だから
未来が 檜舞台であり
償いの道場なのだ
(1949.09.02)

2010年10月1日金曜日

2010.10.01 わが友に贈る

さあ友好対話の
実りの秋が到来!
朗々たる勤行・唱題で
爽やかに出発しよう!
「月月・日日」に前進!

法門申さるべき様の事 P1268
言をば但いなかことばにてあるべしなかなかあしきやうにて有るなり

◇希望の明日へ
野望、反逆、退転、疑い……。人間の心は怖い。いわんや信心の狂いは、自らの生命の宝器を破壊する。また人々の宝器をも壊そうとする。一時の現象によって、信心の心まで動揺させ、宝器を壊してしまった人々は、永く、成仏への軌道に戻れない。対照的に、こうした折に、心動かず、いやまして強盛な信心で仏子を守り、広宣流布の世界を守りきった人こそ、永遠に不壊の生命の宝器を得ていける人である。

☆広布と人生を語る
水道管があるとする。長いあいだ使わなければ、さびて水がにごってしまう。すなわち、宿命におおわれた人間の不幸な姿にたとえられよう。われわれの生命は、過去遠々劫、何億何万年という長いあいだにわたってにごり、宿命を背負っている。それを、信心唱題によって、毎日、生命という水道管に水を流していけば、はじめはにごった水がしばらく流れるが、やがて清らかな水に変わっていくように、宿命転換していくことはまちがいない。そのために、勤行・唱題をたゆまず続けていくことが必要となるわけである。