広宣流布!
勇気を出し
自信満々で語ろう
すべてが仏縁だ。
聖人御難事 P1190
『我等現には此の大難に値うとも後生は仏になりなん、設えば灸治のごとし当時はいたけれども後の薬なればいたくていたからず』
◇希望の明日へ
学会は、いわば人生の"総合大学"である。私が何度も、長時間のスピーチを行い、仏法の話はもとより、広く世界の思想や歴史、人物等について話をさせていただいているのも、その意義からである。学会は、広宣流布というもっとも崇高な目的に向かって進む仏子の集まりである。人間的にはもちろんのこと、知性や教養も深めていくべきである。この学会の世界で、信心を根本に、つねに勉強していくことである。学会員一人一人の、向上への着実な一歩一歩こそ、広宣流布の確かな発展をもたらしていくからである。
☆御書と師弟 仏縁の拡大
相手の方が「一生成仏」という永遠の幸福を勝ち取る道も、まず私たちが「仏種」を植える対話から始まります。それこそが、仏の誓願を果たす具体的な行動なのです。広宣流布の大使が真剣に誠実に行動した分だけ、妙法への縁が広がる。
大事なのは、私たち自身が、相手の仏の生命を呼び起こし、薫発しゆく強い「縁」となっていくことです。その「仏事」(仏の仕事)を為すのが「声」です。
「お元気ですか!」「一緒に成長しましょう!」──祈りと確信を込めた私たちの「仏の声」「仏界の響き」が、大勢の人々と縁を結び、広げていくのです。
その振る舞いは必ず「仏縁」となる。その時は、かりに反発したとしても、相手の生命の奥深くに「仏種」として刻まれる。冬を越えて春が来るように、時とともに、「自他共の幸福」の大花と咲き薫ることは必然です。
『法華経を耳にふれぬれば是を種として必ず仏になるなり』(P552)と御断言の通りです。
ゆえに、まず自分が強くあれ!
相手がどうあれ、自らが「縁」となって、その生命を幸福の方向へ力強く変えていくのです。これが仏の強さである。相手の弱い命や愚癡の命に引きずられるのではない。こちらが、毅然と引っ張っていくのです。
戸田先生は「広宣流布のために会い、勇敢に、誠実に仏縁を結んだ人は、未来において、その人が必ず自分の眷属となって、自分を護り支えてくれるようになるのだ」とも語られました。
仏法の縁は、三世永遠です。