2022年1月27日木曜日

2022.01.27 わが友に贈る

失敗は敗北ではない。
前進している証拠だ!
そこから学び立ち上がり
何度も挑み続ける中で
栄光の逆転劇が生まれる。

妙法尼御前御返事 P1403
『此の経の題目は習い読む事なくして大なる善根にて候』

【通解】
この法華経の題目は、その意味を理解せずに唱えても、大いなる善根になるのです。

名字の言 「捨てず持つは 君の太刀ぞよ」 2022年1月27日
新選組の土方歳三が残した肖像といえば、断髪に洋装姿の写真が有名だろう。現物が東京・日野市の佐藤彦五郎新選組資料館に収蔵されている▼時は幕末から明治への動乱期。最後の戦いに臨む歳三が小姓に託し、物心両面で支えてくれた故郷の義兄に送ったものという。よく見ると、脇に刀を差している。時代とともに髪形や服装は変われど「武士の魂」は捨てない。そんな気概が伝わる一枚だ▼戸田先生が事業で最悪の状況に陥った時、池田先生を刀になぞらえて詠んだ歌がある。「幾度か 戦の庭に 起てる身の 捨てず持つは 君の太刀ぞよ」。池田先生が師を支え抜く誓いを「人は変れど われは変らじ」と詠んだ歌への返歌だった▼当時、池田青年は苦闘の中で御書の一節を日記に記し、自らを鼓舞した。その一つに「太刀・つるぎにてつかう人の臆病なるようにて候べし」(新1547・全1138)と。太刀や剣があっても使う人が臆病であれば意味がない。妙法も勇気をもって実践してこそ偉大な功力が現れ、祈りもかなうとの御指南だ▼私たちには祈りとしてかなわざるなしの信心があり、範を示してくれる師匠がいる。あとは"勇気の刀"を抜くか否か。ここに広布と人生に勝つ要諦がある。

寸鉄 2022年1月27日
広布に勇猛に戦い続けた人が菩薩であり仏—恩師 創立100周年へ共に邁進!
東京・豊島女性部の日。三代有縁の地に輝く太陽 心の絆を結ぶ励まし更に
「道理・証文よりも現証」御書。ありのままの体験が胸を打つ。誠実に拡大
本紙通信員制発足の日。最前線の鼓動を伝えゆく民衆の言論勇者に大感謝
マスク着用率が高い地域は感染率が低い—研究。できる対策を着実に実践

☆池田先生が贈る「無冠の友」への新春メッセージ 大いなる飛躍の第一歩を
◇尊き大誠実の振る舞いに感謝
尊貴なる「無冠の友」の皆さん! 「青年・飛躍の年」、明けましておめでとうございます。
感染症の流行や気候変動に伴う天候不順など、これまでにも増す困難の中、皆さんがどれほど祈り、どれほど心を砕いて配慮を尽くしながら、聖教新聞を配ってくださっていることか。「無冠の友」ありて、広宣流布と立正安国の前進あり!と、感謝は尽きません。
陰で支えてくださっている集金担当の皆さん方も、本当にありがとうございます。
とともに、「無冠」の誇りを胸に、これまで配達を担ってくださった方々に、心より御礼を申し上げます。
御書には、「かくれての信あれば、あらわれての徳あるなり」(新1850・全1527)と仰せです。最も地道にして最も忍耐強い功労を重ねられた皆さんが、大福徳に包まれ、三世永遠に栄えゆかれることは、絶対に間違いありません。
御本仏・日蓮大聖人は、「もし文字を離れば、何をもってか仏事とせん」(新762・全153)とご断言であります。
広宣流布とは、「文字の力」「言論の力」で、何ものにも負けない仏の大生命力を自他共に呼び起こし、民衆の一人一人を救い切っていく究極の聖業であります。
その最大の推進力こそ聖教新聞であり、そして、その最強の旗手こそ「無冠の友」の皆さんにほかなりません。
聖教の波動は、内外の読者の人生に活力と希望を送ると同時に、地域社会にも深く連帯と繁栄を広げていきます。
私も宝友と忘れ得ぬ出会いを刻んだ福島県の土湯では、深き決意の同志が一丸となって走り抜き、地域の数多くの世帯が聖教の愛読者になっておられると伺いました。そこには、実に半世紀にわたって営々と配達を続けてくださった宝のご家族がいます。
ご夫妻は、病も幾たびと勝ち越え、お子さん方も立派に育て上げながら、愛する郷土に貢献を果たされてきました。後継のバトンを受け継いだ息子さんは、こけし職人として日本一に輝いています。
まさに、聖教の旗を高らかに掲げ、誓願の祈りと行動で、「信心即生活」「仏法即社会」の実証を誉れの天地に示し切ってこられたご家族が、いずこにも光っているのです。
聖教新聞を「日本中、世界中の人に読ませたい」との恩師・戸田城聖先生の熱願は、私と不二の心で行進する「無冠の友」の誓願となって結実し、聖教電子版は現在、210カ国・地域からアクセスがあります。
「世界人権宣言」の起草にも尽力された、ブラジル文学アカデミーのアタイデ元総裁の信条を思い起こします。
「新聞は毎日、また常に、民衆の光輝ある力のために、現在と未来の間に立って、歴史の行進を先取りする。そして世界の地平線へ、鋭きまなざしを広げていく」と。
世界の「セイキョウ」は、いよいよ「歴史の行進」を先取りし、世界市民の「光輝ある力」を限りなく高めていきたいと思うのであります。
私は、「無冠」の方々こそ創価の不軽菩薩なりと尊敬し、信頼しております。
皆さん方こそ、「不軽菩薩の人を敬いしは、いかなることぞ。教主釈尊の出世の本懐は人の振る舞いにて候いけるぞ」(新1597・全1174)との御聖訓を、月々日々にたゆむ心なく実践し抜いておられる方々だからであります。
先日も、大阪・堺の地で、長年「無冠の友」だった方から、「配達50年の掉尾を飾る、本当に嬉しいことがありました」と喜びの便りが届きました。それは、さわやかな挨拶を心掛け、地域活動に努める姿をずっと見ていたご近所の方から、「あなたが誇りとしているその新聞、読ませてもらうわ!」と声を掛けられたというのです。
尊い貴い大誠実の振る舞いの勝利です。
私は妻とこれからも、無冠家族の絶対無事故、健康長寿、そして幸福勝利を、真剣に祈り続けてまいります。地涌の誓願を貫く人は、いつまでも、いかなる立場になっても、「青年の心」で生き生きと境涯を深めながら、所願満足の人生を歩んでいけます。
さあ、今日も、栄光の峰を見つめつつ、大いなる飛躍への第一歩を、堂々と踏み出しましょう! 青年と共に! 私と共に!
2022年 元旦

☆正義と平和の師子吼を 原田会長を中心に各部代表者会議
第12回各部代表者会議が26日、原田会長を中心に、東京・信濃町の広宣会館(学会本部別館内)で行われた。
池田大作先生はメッセージを贈り、「SGI(創価学会インタナショナル)の日」に当たって、全世界の宝友一人一人の健康と幸福勝利、それぞれの使命深き国土の安穏と繁栄を、改めて強盛に祈りたいと強調。
戸田城聖先生の遺訓である「原水爆禁止宣言」を原点に、直弟子として報恩の心で積み重ねてきた記念提言の発表が40回目を数えたことに触れ、一回一回の掲載・発表、翻訳等に携わってきた友の献身に、心からの感謝を述べた。
次いで、法華経の「作師子吼(師子吼を作す)」の深義を説いた「御義口伝」の一節を拝読した。
「『師』とは師匠授くるところの妙法、『子』とは弟子受くるところの妙法、『吼』とは師弟共に唱うるところの音声なり。『作』とは、『おこす』と読むなり」(新1043・全748)
先生は、妙法流布の誓願に燃え、不二の弟子が勇んで「おこす」能動の音声こそ、最も強き師子吼であると力説。闘諍言訟を深める時代にあって、恩師が喝破した世界の民衆の生存の権利を脅かす魔性との戦いから一歩も退くことはできない。だからこそ勇気凜々と正義と人道、平和と尊厳の師子吼をおこし、折伏も励ましも外交戦も、一つ一つ勝ち開いていこうと訴えた。
最後に、「若師子の全青年部と、各部・各地の新任リーダーを先頭に、伝統の2月を決然と飛躍しよう!」と呼び掛け、メッセージを結んだ。
原田会長は、40年前の「雪の秋田指導」の歴史に言及しつつ、聖教新聞を舞台とした池田先生の言論戦と励ましによって、学会は世界宗教へ飛躍を遂げたと強調。師の破邪顕正の闘争に連なり、今いる場所で師弟勝利の歴史を築こうと望んだ。
さらに、今月25日で大阪事件の無罪判決から60年を刻んだことに触れ、民衆が賢明になり、力を持ち、連帯することが権力の魔性を打ち破る要諦であると力説。立正安国へ、広布拡大の実証で我らの「二月闘争」を勝ち飾ろうと述べた。
また長谷川理事長、谷川主任副会長、西方男子部長があいさつ。豊福副ドクター部長が新型コロナ感染防止のポイントを語った。