「願わくは、我が弟子等、
大願をおこせ」御聖訓。
立正安国に生き抜く
誉れの人生を堂々と!
飛躍の一年を共々に!
顕仏未来記 P508
『月は西より出でて東を照し日は東より出でて西を照す仏法も又以て是くの如し正像には西より東に向い末法には東より西に往く』
【通解】
月は西から出て東を照らし、日は東から出て西を照らす。仏法もまた同じである。正法並びに像法時代には西のインドから東へ伝わり、末法においては、東の日本から西へ流布していくのである
名字の言 池田先生の「生涯青春」の信念に感動した井上靖氏 2022年1月1日
作家の井上靖氏が正月元日の感懐をつづった短文がある。子どもたちが凧を持って、近くの公園に出掛けていった。やにわに家の中が静かになると「思いは自分のところに戻って来る」▼歳を重ねた自分は、もう凍てついた広場へ元気に向かうこともない。凧も持っていない。だが何かを揚げなければならない。そんな思いがやって来る。「凧に似たものを、高く揚がるものを、烈風の中に舞い、奔り、狂うものを、高く揚げなければならぬと思う」と▼池田先生との往復書簡『四季の雁書』で紹介された話である。先生がつづった「生涯青春」の信念に感動して、氏がしたためた返事だった。わが胸中に高く揚がるものが、あるや否や——その問いを持ち続ける限り、人は"青年"を生きている▼戸田先生は1958年、生涯最後となる年頭所感で「勇猛精進」と題し、訴えた。「きょうよりも明日、今月よりも来月、ことしよりも来年と、いよいよ信心強盛に励むことが、一年の計の基本であり、一生の計の根本となるのだ」。年々歳々、月々日々に、この師の言葉を実践してきた池田先生の闘争ありて、今日の世界広布は開かれた▼高く高く、もっと高く。幸福勝利の大空を目指して、「青年・飛躍の年」を出発しよう。
寸鉄 2022年1月1日
「灯を入れぬればあかく」御書。太陽の仏法の光を我らの対話で普く世界へ
信心は栄光勝利の羅針盤 さあ創価家族の団結固く新たな広布の山を登攀!
夕張事件と大阪事件65年 偉大な人権闘争。正義を受け継ぐ不二の若人走れ
明朝、箱根駅伝の号砲!全チームの大健闘祈る。選手に届けと自宅で声援
沖縄本土復帰50年。最も苦しんだ人が最も幸せに—平和の宝土に連帯燦然
☆新年の歌 池田大作先生
人類を
結ぶ聖典
心肝に
われ地涌なりと
壁を破れや
万代の
女性の幸福を
ふみあける
和楽の舞の
励まし姉妹よ
人創る
者の王たり
学会は
地走り空飛び
地球に栄えを
二〇二二年 元旦
☆大白蓮華巻頭言2022年1月号 誉れの地区に福智の海あり
日本、そして世界の識者との語らいの中で、しばしば異口同音に感心されていたことがある。
「創価学会の方々の眼差しは優しい。人間と生命への慈愛かあります。世界にとって、かけがえのない宝です」と。
法華経の観世音菩薩普門品第二十五には、「慈眼もて衆生を視る 福聚の海は無限なり」と説かれている。
日蓮大聖人は、この経文を通し、妙法の慈悲を体現して、海のごとく福智を無量に開いていくよう示された。その通り、どの人にも仏の生命ありと慈しみの眼を注ぎ、どんな宿命も打開できると勇気の声を送ってきたのが、創価家族である。
私は、とりわけ「地区」こそ、笑顔の慈眼で見交わし、仏のごとく互いに敬いながら、地域社会を大誠実の福徳と智慧で潤していく「福智の海」であると、祈りの一念を定めてきた。
一九六一年の最初のアジア歴訪の折、まだ人数が少ないゆえに、各国の地区の結成をためらうりリーダーヘ、私は言った。
「『0』には、何を掛けても『0』だが、『1』は何を掛けるかで、無限に広がっていく。だから、その『1』を、その一人を、大切に育てあげ、強くすることです」と。
そして一つの地区の「福智の海」から、どれほど人材が育ち、三十年後には、その国の広布の大海原がどこまで広がりゆくかを明確に展望し、着実に手を打ち続けてきたのである。
新たな飛躍の出発点は、「地区」であることを忘れまい。
今、不信や偏見の冷たい視線が人の心を傷つけ、引き裂く時代にあって、創価の「慈眼」の励ましが、いかに重要か。
御義口伝に曰く、「南無妙法蓮華経は福智の二法なり」と。
慈折広布の誓願の題目を唱え、満々たる福智を湛えながら、尊き地区部長、尊き地区女性部長を中心に、ますます温かく大らかな信頼の絆で、青年・飛躍の千波万波を広げゆこう!
わが地区の
仏法流布を
託されて
不二の心で
励む随喜よ
☆2022年 主な学会史
〈1月25日〉大阪事件無罪判決60周年
〈1月27日〉東洋哲学研究所創立60周年
〈1月29日〜2月〉二月闘争70周年
〈5月5日〉トインビー博士との対談開始50周年
〈6月30日〉学生部結成65周年
〈7月1日〉札幌大会65年
〈7月2日〉夕張大会65年
〈7月12日〉東京大会65年
〈7月17日〉大阪大会65年
〈8月14日〉戸田先生・池田先生 師弟の出会い75周年
〈8月31日〉「御義口伝」講義開始60周年
〈9月8日〉戸田先生の「原水爆禁止宣言」65周年
☆2022 1月の学会史
◎1・2 池田先生が男子部の第1部隊長に就任
1953年(昭和28年)1月2日、25歳の池田先生が男子部の第1部隊長に就任。翌54年3月までに、部員数を当初の4倍近くにまで拡大した。
※参考資料=小説『新・人間革命』第17巻「民衆城」
◎1・10〜15 雪の秋田指導
1982年(昭和57年)1月10日からの6日間、池田先生は障魔の嵐に耐えた秋田の友のもとへ。渾身の励ましを送り、正義の勝ち鬨を上げた。2022年で40周年。
※参考資料=『新・人間革命』第30巻〈下〉「勝ち鬨」
◎1・14「さんふらわあ7」号で四国の同志が師のもとへ
1980年(昭和55年)1月14日、第1次宗門事件の渦中、四国4県の代表約800人が客船「さんふらわあ7」号に乗り、池田先生の待つ神奈川へ。同年5月にも2度、訪れている。
※参考資料=『新・人間革命』第30巻〈上〉「雌伏」
◎1・15「中等部結成記念日」
1965年(昭和40年)1月15日、中等部結成を記念する集いが全国で行われた。
※参考資料=『新・人間革命』第9巻「鳳雛」
◎1・25「大阪事件」無罪判決
1957年(昭和32年)7月3日、池田先生は参院大阪地方区の補欠選挙における事実無根の選挙違反容疑で不当逮捕され、7月17日に出獄。
4年半の法廷闘争の末、62年1月25日、大阪地裁の無罪判決が出た。同年2月8日、検察は控訴を断念し、無罪が確定。2022年で60周年。
※参考資料=『新・人間革命』第5巻「獅子」
◎1・26「SGIの日」
1975年(昭和50年)1月26日、グアムに世界51カ国・地域の代表が集まって開かれた第1回「世界平和会議」で、「SGI(創価学会インタナショナル)」が発足。
池田先生はこの日に寄せ、83年から毎年、記念提言を発表している。
※参考資料=『新・人間革命』第21巻「SGI」
◎1・27「東洋哲学研究所」発足
1962年(昭和37年)1月27日、アジア文化等の研究機関として東洋学術研究所(現・東洋哲学研究所)が発足し、2022年で60周年。
※参考資料=『新・人間革命』第6巻「宝土」
◎1・29 中東初訪問
1962年(昭和37年)1月29日、池田先生が初の中東訪問へ出発。同30日、イランのテヘランに第一歩をしるす。2022年で60周年。
※参考資料=『新・人間革命』第6巻「宝土」「遠路」
◎「青年・飛躍の年」明けましておめでとうございます。コロナを乗り越え、青年の息吹で大いなる自分自身の大成長の飛躍の一年にして参りましょう (^^♪