「かまえてかまえて
御用心候べし」御聖訓。
大雪・暴風雪などの
気象情報を常に確認し
くれぐれも安全第一で!
御講聞書 P843
『然りと雖も諸天善神等は日蓮に力を合せ給う故に竜口までもかちぬ、其の外の大難をも脱れたり、今は魔王もこりてや候うらん』
【通解】
(第六天の魔王自身が邪魔をしてきても)諸天善神等は日蓮に力を合わせてくださったゆえに、竜の口の法難さえも勝つことができた。
そのほかの大難を切り抜けることができた。今は魔王も、懲りていることであろう。
名字の言 "市の風にあてる"——社会学者の幼少体験から 2022年1月13日
社会学者の加藤秀俊氏は、幼少期の記憶の中でも特に鮮明に残っているのは、さまざまな行商人の姿だと自著に記している。御用聞きに来た魚や酒を扱うあきんどと、家族が玄関先でやりとりをする際、幼い氏を同席させたからだ▼当時は、「市の風にあてたこどもは強くなる」という庶民の思想があったという。"市の風にあてる"とは、家族以外の人と接することで世間を知り、見知らぬ世界への目を開く機会になるという考えである(『暮らしの世相史』中公新書)▼人は他者との関わりを通じて、世間や社会を知っていくものだろう。それが社会の中にいる自分を知ることにもつながる。現代は文明が発達し、生活が便利になる一方、人と直接的に関わる機会が減少傾向にあり、孤立や地域の絆の希薄化の一因になっていると指摘されている▼日頃の学会活動の大切さを改めて思う。老若男女が集う座談会で、未来部や青年部の友は、さまざまな立場の大人と接し、まさに"市の風"にあたっている。訪問・激励、少人数の集いなども、しかりである▼暮らしの場に根差した、地道にして着実な私たちの活動は、人間的成長の確かな大道であり、地域の安心と信頼のオアシス。その誇りを胸に挑戦を重ねよう。
寸鉄 2022年1月13日
「法華経を持つ者は必ず皆仏なり」御書。全員が使命の人。励ましに全力
友の幸せを祈り、妙法を語ることが最高の友情—恩師。勇んで対話拡大を
創大・短大の一般入試出願締切迫る。世界市民を育む学舎に英才よ来れ!
電池の火災事故に警戒。ネット通販に粗悪品も。激安謳う商品は特に注意
"訪問買取"問題多発と。貴金属を強引に安く買い叩く業者も。騙されるな
☆清新な決意にあふれた総千葉の県区長会。2・16「千葉の日」へ、人材の裾野を大きく広げゆく
総千葉の県区長会は11日、船橋池田講堂で朗らかに。中井関東長の後、中嶋同総主事、河村総千葉総合長が人事を紹介。内田智代さん、月田隆さんが新任の抱負を述べた。�木総千葉長、川浪同女性部長が「私の飛躍が地区の飛躍と定め、心一つに励ましの連帯を広げよう」と語った。
杉本総合女性部長は、日蓮大聖人御聖誕の地・千葉から新たな勝利の旭日をと強調。原田会長は一人一人が求道心を燃え上がらせ、圧倒的な行動力で広布拡大の突破口を開こうと呼び掛けた。
☆第6回本部幹部会への池田先生のメッセージ
一、年頭より、日本でも世界でも、わが地涌の青年たちを旗頭として、創価家族は舞を舞うがごとく、「大法弘通」、そして「慈折広宣流布」という人類の幸福と平和への新たな飛躍の大行進を開始しました。
立宗770年の新春に、御本仏・日蓮大聖人の御賞讃は、いかばかりでしょうか。
弘安3年(1280年)の正月、若き南条時光を讃えられた御聖訓を、全宝友に贈りたい。
「花は開いて果となり、月は出でて必ずみち、灯は油をさせば光を増し、草木は雨ふればさかう。人は善根をなせば必ずさかう」(新1897・全1562)と。
22世紀へ「立正安国」の襷を君に 青年よ正義のトップランナーたれ
一、今日は凜々しき新成人の皆さん、晴れの門出、誠におめでとう!(大拍手)
今、私は1・26「SGIの日」に寄せる40回目となる平和提言を、「若者」と「女性」、そして「子ども」の未来に大きく光を当て、準備を進めております。その中でも論及しますが、国連の推計によれば、21世紀の末までに、この地球上には109億人に及ぶ人々が誕生すると言われています。
創価の師弟は、大聖人が「開目抄」に明かされた「法華経を弘めて未来の一切の仏子にあたえん」(新120・全236)という仏の大誓願を、そのまま受け継いできました。そして新成人をはじめ今の青年部、未来部の皆さん方こそ、21世紀から22世紀へ「立正安国」の襷、「令法久住」の襷を担う、正義と人道のトップランナーなのであります。どうか、この誇り高き使命に胸を張って、さっそうと負けじ魂の力走を頼みます。
仏法の永遠の生死観から見るならば、「妙とは蘇生の義なり」(新541・全947)と仰せのように、これまで広布の途上で逝去された同志も、仏縁を結んできた方々も、共に偉大な地涌の生命力をたたえて、必ずや澎湃と世界の平和と共生を築く陣列に躍り出てくることを、私は確信してやみません。
一、思えば、半世紀前に私が対話を開始した、20世紀最高峰の歴史家トインビー博士も、21世紀に照準を合わせておられました。
そして創価学会が実践してきた「中道」こそ、21世紀に生きる人類の歩むべき正しき道であると、絶大なる信頼を託してくださったのです。
妙法の力用は無量無辺 "一切衆生の仏性を喚び顕す"
牧口・戸田両先生が共に御書に線を引いて大切にされていた御金言があります。それは、女性の門下に贈られた「法華初心成仏抄」です。
すなわち、「一度妙法蓮華経と唱うれば」「一切衆生の心中の仏性をただ一音に喚び顕し奉る功徳、無量無辺なり」(新703・全557)との一節です。
妙法には、全人類、さらに過去・現在・未来を貫いて一切の森羅万象から、仏性を喚び顕しゆける計り知れない力用があります。
一、あの70年前の二月闘争の折、私は蒲田支部の同志と報恩の弘教に奔走しながら、凍てつく夜空に冴え光る満天の星を、よく仰ぎました。そして広大な宇宙の中で、久遠からの誓いの友と、妙法流布に生き抜く「歓喜の中の大歓喜」のロマンを朗らかに語り合ったのです。
私たち青年の奮闘に応え、戸田先生が「地球民族主義」という遠大なビジョンを示してくださったのも、この二月闘争のただ中です。
その恩師の大境涯を偲びつつ、かつて元旦に認めた一対の書を、わが同志に贈ります。
一つは「大心」——「大いなる心」。
そして、もう一つは「大桜」であります。
この一年、全世界の宝友と共々に、大きな大きな心で、地域も、国土も、地球も、いやまして妙法の大功力に包んでまいりたい。
そして「冬は必ず春となる」(新1696・全1253)と、広布と人生の「大桜」を福徳満開に咲かせゆくことを決意し合って、新年のメッセージとします。