皆が主役の座談会。
全ての人に光を当て
陰の努力を称え合おう!
苦楽を分かち合う同志と
笑顔の花咲く語らいを!
報恩抄 P319
『何れの月何れの日何れの夜の何れの時に日出ずるという公家諸家叡山等の日記あるならばすこし信ずるへんもや』
【通解】
いずれの月・いずれの日・いずれの夜、いずれの時間に、太陽が出現したという、公家・諸家・叡山等の日記があるならば、少しは信ずることもできようが、それにも、ぜんぜんないではないか。
名字の言 不動の信念でしなやかに"時代の乱気流"を捉える 2021年12月17日
飛行機に乗っていた時、乱気流に遭遇したことがある。機内から見える翼がうねうねと揺れ、"折れてしまうのでは?"と不安になった▼後で調べてみて分かった。主翼は軽量化され、あえて"しなる"ようになっている。その上で強度を保つために、翼内部の骨組みにストリンガー(縦通材)が張られていた。風による抗力をしなやかに受け、揚力を得る——そこには、強固な構造設計に基づく柔軟性があった▼今月5日、広島で開催された第4回「全国青年教育者実践報告大会」。過剰な校務、児童の暴言や同級生とのトラブル、さまざまな要望への対応……。登壇者は皆、思いもよらぬ試練に直面していた▼しかし、彼らは努力と挑戦を粘り強く積み重ね、試練を価値創造のバネへと転換していった。"子どもの幸福"という目的地を目指す——飛躍の源には「教師こそ最大の教育環境なり」との創価教育の理念があった▼118年前のきょう17日、ライト兄弟は人類初の有人動力飛行に成功した。不可能の通説を覆したのは、"必ず飛ぶ"との執念が生んだ"風を利用する"という柔軟な発想だった。不動の信念でしなやかに"時代の乱気流"を捉える。そこに新たな創造があり、発展があり、飛躍がある。
寸鉄 2021年12月17日
「煩悩即菩提」の仏法だ。必ず苦悩は乗り越えられる。"戦う信心"で前進!
青年が責任を持ち理想の学会を建設せよ—恩師。"今"の行動が未来を創る
変化する社会、学び直す人が増加。遅すぎる事はない。挑戦は若さの源泉
冬場の入浴時は温度差による血圧変動の危険が。脱衣所を暖める等工夫を
年末は空き巣・ひったくり被害が多く。短時間の外出も油断なく戸締まり
〈社説〉 2021・12・17 年末年始 交通事故・火災に注意
◇過信を排した"深き用心"を
"車に乗る時は「信号よーし」「いったんてーし」と呼称運転で発進。停止を自らに言い聞かせながら確認"——先日、本紙に掲載された「みんなの投稿」には、読者の皆さまから、無事故のための心掛けとしてさまざまな知恵と工夫が寄せられた。
この一年も、数々の痛ましい交通事故や火災があった。多くは予期せぬところで、突発的に起きている。
過去の記録では、12月は年間で最も交通事故の死者数が多い時期である。警察庁によると、昨年12月に交通事故で亡くなった方の数は全国で298人に上る。
なぜ12月に事故が多いのか。要因の一つは、年末にかけて「忙しさ」が増すことにあろう。
旅行や帰省、年末のあいさつといった人の動きに加え、お歳暮やセール、クリスマスやお正月に合わせた物流に伴い、交通量が増加する。
渋滞や強引な割り込み、クラクションにも過剰反応を起こしがち。気ぜわしい空気が事故を誘発している。
さらに、日没時刻の前後1時間に当たる薄暮時間帯は、死亡事故が特に多く発生している。
冬は日が落ちるのも早いため、早めのヘッドライトの点灯で、周囲からも存在を認識してもらえるようにしたい。
歩行者や自転車に乗る人も冬は暗めの服になりがちだが、明るい服装や反射材の装備など、自分を守る工夫をしよう。
火災にも注意したい。緊急事態宣言下にあった都内では、ガスコンロが原因の住宅火災が増加。寒さをしのぐ暖房器具はもちろん、たばこ・たき火が原因の火災も多い。
たとえ電話や呼び鈴が鳴っても"火を付けたまま、その場を離れない"など基本の習慣から見直し、火災を防ぐための整理整頓や、消火器や避難経路の確認など万が一に備えておきたい。
心理学者のリンダ・パーロフ氏とバーバラ・フェッツァー氏は、ある調査を通して指摘する。
人は日常生活の悪い出来事が自分たちに振りかかるリスクを平均以下に見積もり、自分や身内に限ってありえないと思っているという(マリア・コニコヴァ著『信頼と説得の心理学』ダイレクト出版)。
過信を退け、世間のニュースからも自身を振り返りたい。
「心にふかき・えうじん(用心)」(御書1176ページ)をたもち、無事故で希望・勝利の一年を締めくくろう!
☆桂冠詩人40周年 勇気の舞 凱歌の行進 第19回 壮年部の友へ
◇皆に希望を届ける人間王者たれ
先師 牧口先生も
恩師 戸田先生も
誉れある壮年部の年齢であられた
王冠もなく 名声もなく
非難中傷を
わが身に受けながら
蓮祖の御聖訓どおりの
法戦 また法戦に進んだ
よく わが師
戸田城聖先生は
臆病者は去れ!
去る者は去れ!
批判する者は 勝手にせよ! と
我らの燃えゆく生命体は
大聖人に 直結して
広布の魂に直結しゆく
我らには慈悲の涙がある
真昼の光の強さがある
暗き困難なときにも
美しき また尊き心がある
ともあれ
信心という 宇宙の宝石で
包まれている
◆◇◆
新中国の建設に身を捧げ
革命に生きた周恩来総理も
「勝利とは
座して待つものでなく
戦い取るものである」と
年を重ねても
心は壮んなり!
常に闘争の先頭に立ちて
自ら勝利の原動力となった
広宣流布という
人類最高の偉業に進む我らは
断じて 臆してはならない!
断じて 負けてはならない!
我らが歩みを止めれば
大聖人が悲しむ
人類が 野蛮に破壊される
つまり
人類が 永遠の闇に包まれ
不幸の流転と苦悩を
さまよい続ける
御聖訓にいわく
「今 日蓮等の類い
南無妙法蓮華経と唱え奉るは
大風の吹くが如くなり」
「南無妙法蓮華経は師子吼の如し」
なんと 悠然たる
御聖訓であろうか!
◆◇◆
君の心も 私の心も
燃え続けながら
高邁なる 来る年 来る年を
また一日 また一日と
生命の歴史を 綴っていくのだ
最も この世で美しいものを
見ながら 感じながら
歌いながら!
これだけ多くの宝友と
心と心で交わった私たちは
死後も 三世にわたって
賑やかにして 楽しかろう!
この生命の航路を僚友たちと
ともどもに生き抜き
両手を高々と挙げながら
麗しき月に照らされゆくは
なんと優美な
なんと不滅な
名誉なる足跡か!
◆◇◆
壮年の方々は
社会で勝たねばならない!
職場で勝たねばならない!
多くの人々と 信頼ある
親交を持たねばならない!
一家を 朗らかに大きく包む
城でなければならない!
頑健な身体で
頑健な現実闘争に
勝たねばならない!
自己の生命は
三世永遠に
自己自身なのである
ゆえに 自己自身を
いかに鍛えるか
向上させるか
幸福にさせるか
ここに
人間革命の課題がある
◆◇◆
心の広い人に!
心の深い人に!
心の温かい人に!
心の強い人に!
ここに 仏道修行の
勝利の旗がある
何処に行っても
皆を安心させゆく柱たれ!
皆に希望を持たせゆく 大人たれ!
今いる わが場所が
宝塔と輝きをもつ
人間王者たれ!
☆質問BOX 使命が分かりません。
◇回答
たしかに、"あなたの使命は?"と聞かれても、なかなか明確に答えることは難しいかもしれません。「使命」とは、あらかじめ決められた「運命」のようなものではありません。"自分はこのために「命」を「使う」"と、決めて進む「道」であるといえます。
それは、草の根を分けるように、信心根本に、眼前の一つ一つの課題に全力で取り組む中で見えてくるのです。
池田先生は「人生の道は、人それぞれであり、さまざまな生き方がある。しかし、広宣流布の大使命に生き抜くならば、いかなる道を進もうが、最も自身を輝かせ、人生の勝者となることは絶対に間違いない」とつづられています。
信心に励む中で磨かれる"生命の輝き"が、自分にしか果たすことのできない、使命の道を照らしていくのです。