仏道修行に励み
題目を唱える実践が
最高の追善回向となる。
生命の絆は永遠だ。
共に常楽我浄の旅路を!
四条金吾殿御書 P1112
『定めて釈迦多宝仏十方の諸仏の御宝前にましまさん、是こそ四条金吾殿の母よ母よと同心に頭をなで悦びほめ給うらめ、あはれいみじき子を我はもちたりと釈迦仏とかたらせ給うらん』
【通解】
きっと釈迦仏・多宝仏・十方の諸仏の御宝前におられるであろう。そして、これらの仏は「これこそ四条金吾殿の母よ母よ」と皆同じ慈愛の心を込めて頭をなで、悦びほめられることであろう。
妙法聖霊は「ああなんとすばらしい子を私は持ったことでしょう」と釈迦仏と語られているであろう。
名字の言 師弟の思い出の歌——熊本民謡「田原坂」 2020年7月15日
♪右手に血刀 左手に手綱 馬上ゆたかな 美少年……。西南戦争の激戦地であった熊本・田原坂での激闘を歌った民謡「田原坂」の一節である▼田原坂の戦いで、官軍の兵士は、1日に32万発もの大量の弾丸を使用したとされ、そのため銃弾同士が空中でぶつかり合うことも多かったという。戦争から1世紀以上が経過した今も、現地では当時の銃弾が発見されることがある▼1968年(昭和43年)、池田先生は田原坂を訪問。西南戦争で犠牲となった人々に追善の祈りをささげ、弾痕が残る建物に足を運んだ。その史跡の持ち主に、先生は語った。「『田原坂』の歌は、実は私の恩師が大好きで、私もこの歌を通して、青年に革命の精神を教えています」▼戸田先生は「田原坂」に合わせ、自ら舞うことがあった。青年と共に歌い、感極まることもあった。ある時には、冒頭の歌詞になぞらえて、こう訴えた。「学会は『右手に慈悲、左手に哲学』で進むのだ」▼「慈悲」の行動とは、単なる「同情」とは違う。友の苦悩に思いをはせ、無事安穏を真剣に祈り、その人が立ち上がるまでエールを送り続けていくことだ。コロナ禍に加え、九州はじめ各地が豪雨被害に見舞われる今、私たちは慈悲の旗を高く掲げ、逆境の坂を共々に乗り越えていきたい。(澪)
寸鉄 2020年7月15日
青年ならば自分の使命に生き切ることだ—恩師。今いる場所で前進の一歩
池田先生の東北初訪問の日。共戦の人材城は盤石。不屈の魂で希望拡大を!
新潟婦人部の日。混迷の時こそ勇気凜々と!地域に励まし送る太陽の連帯
コロナ禍で助け合おうとの意識高まった—6割。我らは利他の実践さらに
感染恐れ、子の予防接種を3割が延期と。接種も命守る為。先延ばしせず
☆四季の励まし 目標を定めて一歩前へ 2020年7月5日
【写真の説明】青々と茂る街路樹が、天高く伸びている。先月24日、池田大作先生が都内でシャッターを切った。
樹木の成長は1日、2日と見比べても分からない。しかし半年、1年、10年と長い時間がたつうちに、確実に伸びていることが分かる。
あらゆる友に励ましを送り、支え合う私たちの運動もまた、一つ一つは地道で小さなことかもしれない。だが、そのたゆまぬ積み重ねによって自他共の心を豊かにし、地域や社会を大きく変革することができる。
いよいよ7月。「前進・人材の年」である本年の折り返し点を迎えた。自身の目標を今一度、明確にし、心新たに出発したい。そして"私はやり切った!"と胸を張れる"挑戦の夏"にしていこう。
◇池田先生の言葉
人生は、挑戦である。
挑戦しないと、
人格はできない。
自分を鍛えるのは、
自分だ。
自分を大きくするのは、
自分の努力である。
本来、人間は
自分に挑戦している時は、
伸び続ける。
他人と比較しはじめると、
成長は止まる場合がある。
何か一つでも、
自分が打ち込めるものを
もっているならば、
それはおのずから
自分の心の大地を耕し、
育てることになる。
目標をもつことは、
希望をもつことである。
目標が定まれば、
一足一足の歩みにも
力がこもる。
何があっても、
太陽は昇る。
暗い夜のような、
さみしく、つらい時が
ずっと
続くように思えても、
朝は必ずやってくる。
だから、
うまくいくかどうか
心配するよりも、
思い切って
やってみることである。
背伸びをする必要はない。
地道に忍耐強く、
前へ進むことだ。
一歩でもいい。
ありのままの自分で、
今やれることを
着実にやり切ることだ。
まず腹を決める。
その強き一念が、
自分のもてる力を
十全に発揮させるのだ。
いわんや、
我らには「祈りとして
叶わざるなし」の
御本尊がある。
何ものにも勝る
「法華経の兵法」という
信心がある。
日々前進だ!
日々向上だ!
昨日の自分を
断じて越えよ!
そして、
今日という日を、
断固として勝て!