二度と来ない今日
自身の課題は何か。
なすべき使命は何か。
朝の誓願の祈りから
日々新たな出発を!
富木尼御前御返事 P975
『設い業病なりとも法華経の御力たのもし、阿闍世王は法華経を持ちて四十年の命をのべ陳臣は十五年の命をのべたり』
☆四季の語らい
仏典では「人のために灯をともしてあげれば、自分の前も明るくなる」と説いている。他者の生命を敬い、他者の個性を輝かせてゆくことが、自他ともに未来を光輝あらしめる王道であろう。
☆女性に贈ることば 五月二十五日
「もったいない」この日本の母の"知恵の代名詞"ともいうべき言葉が、環境問題を打開する道として、世界に希望を広げている。
どんなものも無駄にしないという慈しみの心ーこの「母の心」 が、命を尊ぶ心、他者を思いやる心を育むからだ。
☆今日のことば365 五月二十五日
純粋な愛情は美しい。しかし、愚かと、もろさも、そこには同居している。そのために、愛情をふみにじられて、不幸に泣く女性のいかに多いことか。あなたは、そうした不幸の人であってはならぬ。
☆御書と歩む 第15回 立正安国の声を広げよ
『法華経の法門を一文一句なりとも人に・かたらんは過去の宿縁ふかしとおぼしめすべし』(椎地四郎殿御書、P1448)
◇通解
法華経の法門を一文一句であっても、人に語るのは、過去世からの縁が深いと思うべきである。
◇同志への指針
昼夜を分かたず、法のため、友のため、社会のために、打って出る信念の対話は、全て宿縁ふかき地涌の菩薩の行動である。仏縁が広がらないわけがない。
苦悩に沈む友に寄り添い、励ましの声を掛ける。民衆の幸福の社会を築くために正義と真実の声を上げる——。
大聖人に直結する我らの希望と信頼のスクラムこそ、「立正安国」への直道なのだ。