「さあ、これから」と
日々、向上の息吹を
燃やして進もう!
求道と挑戦の中に
人生の栄冠は輝く!
最蓮房御返事 P1341
『日蓮末法の初の五百年に生を日域に受け如来の記文の如く三類の強敵を蒙り種種の災難に相値つて身命を惜まずして南無妙法蓮華経と唱え候は正師か邪師か能能御思惟之有る可く候』
☆四季の語らい
前進といっても、さまざまな「前進」がある。朗らかな前進。堂々たる前進。忍耐の前進。勝利の前進。スクラムの前進。社会での成功への前進。楽しい前進。生活のすべてが前進。笑いの前進。求道の前進。いろいろあるが、ともかく「自分が前進する」ことである。人ではない。号令ではない。人にやらせようという心は、狡い。
☆女性に贈ることば 五月十一日
人生の幾山河を乗り越えてきた、かけがえのない経験の輝きは、年輩者のみがもつものである。若い人たちは、尊き人生の長者の方々を尊敬し、その智慧の宝を決しておろそかにしてはならない。
☆今日のことば365 五月十一日
小さなことを、ひとつひとつきちっと、やりきって働くことが大切である。小さな事も満足にできずして、どうして大事を成し遂げることができようか。
☆御書と歩む 第14回 朗らかに、勇んで進め!
『一切衆生・南無妙法蓮華経と唱うるより外の遊楽なきなり経に云く「衆生所遊楽」云云、此の文・あに自受法楽にあらずや、衆生のうちに貴殿もれ給うべきや、所とは一閻浮提なり日本国は閻浮提の内なり』(四条金吾殿御返事、P1143)
◇解説
一切衆生にとって、南無妙法蓮華経と唱える以外に遊楽はない。寿量品には「衆生の遊楽する所なり」とある。この文は「自ら法楽を受ける」ことを言っているのである。「衆生」の中に、あなたが漏れることがあろうか。「所」とは一閻浮提(全世界)であり、日本国は、その閻浮提の内にある。
◇同志への指針
人は何のために生まれてきたのか。それは、幸福を勝ち取るためである。その究極の力が信心である。
「貴殿もれ給うべきや」——一人も漏れなく、衆生所遊楽の境涯を開くことができる。
「所とは一閻浮提なり」——地球上のいずこであれ、人間革命の勝利を広げていける。
妙法を唱え抜き、歓喜の中の大歓喜の人生を、朗らかに、勇んで進もう!