「いつかやろう」との
弱き一念は後退の因。
「今」動いてこそ
発展の道は開かれる。
一日を悔いなく飾れ!
寺泊御書 P953
『日蓮此の経文に当れり汝等何ぞ此の経文に入らざる』
☆四季の語らい
人生そのものが、日々、「我が新記録」に挑みゆくオリンピックといえよう。まず、自分が強くなることだ。自分が強くならなければ、この乱世で勝つことはできない。人がどうであろうと、だれが何と言おうと、自分が力をつけ、力を発揮していくことである。また最高の強さを引き出すのが、正しい信仰の道である。
☆女性に贈ることば 五月二十一日
生まれてきたからには、幸福を勝ち取らねばならない。
断じて、不幸に負けてはならない。
若々しく希望の光に包まれた、貴女の闘争の力こそが、すべてを幸福に変えていくのだ。
☆今日のことば365 五月二十一日
決して自分だけで悩むな。よき友、よき先輩と何でも相談していくことだ。
☆四季の励まし 「開かれた心」で縁を絆に 2016年5月15日
広宣流布とは、
「友情の拡大」である。
「幸福の華の拡大」であり、
「正義の光の拡大」である。
それは、「人のつながり」で決まる。
「法」といっても、
目には見えない。
見えるのは、「人」である。
ゆえに、広布とは、
「善なる人の連帯」を、
どこまでも広げ、
強めていくことである。
動かなければ、何も生まれない。
語らなければ、何も始まらない。
仏とは戦い続ける命だ。
苦しみ悩む人間群の中に分け入り、
汗まみれ、泥まみれになって、
友のために尽くし抜く人こそ、
最も尊貴なのである。
その仏の陣列が、
わが広宣の同志である。
私どもの最上の武器は
「信心」である。
そのうえで、大切なことは、
「誠実」である。
仕事においても、
折伏、弘法においても、
外交においても、
「誠実」によってのみ、
深く人の心をつかむことができる。
これこそが
最終の真実の勝利のカギである。
ささやかな出会いであっても、
そこに縁を見出す。
それが仏法の眼である。
そして縁を強め、
より深き縁を結んでいく。
それが仏法の智慧である。
川の流れのように、
一人また一人と
心に染み入る対話を
続けていくのだ。
この対話の道が、
麗しき人間共和の大道へと
開かれゆくと信じて!
はためく創価の三色旗。緑の向こうに、朱色の屋根の沖縄池田平和会館が立っている。1999年(平成11年)2月、池田SGI会長が、恩納村の沖縄研修道場で撮った。
道場内にある、核ミサイルの発射台の跡地は、SGI会長の提案で「世界平和の碑」に変わった。ここから生命尊厳の哲学を発信し、最も戦火に苦しんだ沖縄を「平和の宝島」にと、励ましを送り続けてきた。
沖縄の「イチャリバチョーデー(出会えばみな兄弟)」という、開かれた世界市民の心。それは「仏法の精神と深く深く響き合っている」と、SGI会長はつづる。あらゆる「縁」を「絆」へと結ぶ友情の拡大へ、さあ、沖縄を先頭に、進みゆこう。