2016年5月8日日曜日

2016.05.05 わが友に贈る

友情こそ宝。
古き友を大切に
新たな出会いを結ぼう!
誠実と爽やかな笑顔が
心の扉を開く!

四条金吾女房御書 P1109
『夫婦共に法華の持者なり法華経流布あるべきたねをつぐ所の玉の子出で生れん目出度覚え候ぞ』

☆四季の語らい
リーダーとして、誰が陰で頑張っているのか、誰が最も苦労しているのかを、常に見抜いていかなくてはならない。華やかな表舞台にばかり目がいき、表面だけしか見ないリーダーでは、後輩がかわいそうです。そうなれば、やがて、皆が見せかけだけを考え、要領よく立ち回るようになってしまう。結局、組織をつくっていくといっても、人間としての思いやり、心遣いである。
そこに人は心を打たれ、頑張ろうという気持ちにもなる。

☆女性に贈ることば 五月五日
どんな子であれ、その人にしか見たせない使命がある。誰しも、何かの才能の芽をもっている。
その芽を伸ばすための最高の養分は、信じてあげることです。
人によって、早く芽吹く人もいれば、時間がたってから、急に伸びだす人もいる。
しかし、いつかは必ず才能の芽が伸びることを信じて、温かく見守り、根気強く励ましを重ねていくことです。

☆今日のことば365 五月五日
希望に燃えて 怒濤に向かい
たとい貧しき 身なりとも
人が笑おが あざけよが
じっとこらえて 今に見ろ

まずは働け 若さの限り
なかには あなどる者もあろ
されどニッコリ 心は燃えて
強く正しく わが途進め

苦難の道を 悠々と
明るく微笑み 大空仰ぎゃ
見ゆる未来の 希望峰
僕は進むぞ また今日も

☆勝利の人間学 第94回 正義の大言論戦を
◇言葉の力で時代を動かせ
御聖訓には、『仏は文字に依って衆生を度し給うなり』(P153)と記されている。
希望の言葉が人を動かし、時代を動かす。
戸田先生は、『言論戦で広宣流布を切り開こう』と語り、聖教新聞を創刊された。この4月20日で、満65年である。『日本中、世界中の人に読ませたい』との恩師の願いもまた、後継の君たちが受け継いでもらいたい。
『建設を また建設と 若人が 人のためにと 平和のためにと』
わが青年部の機関紙『創価新報』の創刊号に寄せて、私が贈った一首である。
青年が『非暴力の武器』『文化の武器』である言論を勇敢に放ち、人のために献身しゆく日々こそ、平和の建設に直結するのだ。

◇勇気の対話が信頼を広げる
日蓮大聖人は、女性の門下に、『法華経をいくら謗ろうとも、宝石が石にならないように、法華経の偉大さは少しも損ずることはない』(P1114、趣意)と仰せである。
真実は真実だ。正義は正義だ。誰が何と言おうと、恐れることはない。
誤った認識や偏見は、聡明に正して、善に目覚めさせていくことが、本当の慈悲である。
悪や嘘がまかり通れば、人の心は濁り、社会は乱れる。惑わされてはならない。
青年ならば、鋭く見破ることだ。胸を張って正義を言い切ることだ。
その勇気が真の信頼を広げることを忘れまい。

◇前進!破邪顕正の精神で
『立正安国論』は、客と主人が、相次ぐ災害や飢饉、疫病に苦しむ人々を目の当たりにして、共に憂慮するところから始まる。
途中、客は顔色を変えて反発し、席を立とうとするが、主人は『咲みを止めて』(P24)笑顔をたたえて悠然と対話を続ける。
破邪顕正の精神は、朗らかにして粘り強い確信の対話となって表れる。納得と共感を勝ち取る語らいは、こちらの一念にかかっている。強盛な祈りで生命力を満々と漲らせ、一人一人を味方にする対話に打って出よう!