打てば響くような
報告と連絡の流れを!
反応のスピードから
信頼と団結は生まれる。
電光石火で勝て!
妙密上人御消息 P1241
『又上一人より下万民に至るまで法華経の神力品の如く一同に南無妙法蓮華経と唱へ給ふ事もやあらんずらん、木はしづかならんと思へども風やまず春を留んと思へども夏となる』
☆四季の語らい
リーダーとは、いわゆる「上に立つ」人ではない。ましてや、「自分は特別」とし、民衆を見下すなどということは、論外である。皆の中に入っていこう、皆を尊敬していこう、皆から謙虚に学んでいこうと思った瞬間から、偉大な指導者への第一歩がはじまる。
☆女性に贈ることば 五月十日
細やかな情愛がにじみ出ている夫婦や家庭には、不思議と、ほめ上手の奥さんがいるようだ。身近な家族同士では、意外に不平や欠点の指摘に終始していることも多い。そうしたなかで、ほんのちょっとした励ましの言葉が、相手の心をほぐし、会話を円滑にする。自信をもたせる。
☆今日のことば365 五月十日
梅は梅、桜は桜、菊は菊。花にもそれぞれ個性がある。人もまたおなじである。さまざまな個性の人が集まり、しかも、それが調和を保っていくのが、人生であり、社会といえよう。
☆御書と歩む 第13回 立宗の大精神を胸に
『南無妙法蓮華経と高声によばはりて二十余年をふる間・或は罵られ打たれ或は疵をかうほり或は流罪に二度死罪に一度定められぬ、其の外の大難数をしらず』(妙密上人御消息、P1240)
◇解説
(日蓮は)南無妙法蓮華経と高声に題目を唱えて、二十余年を経た。その間というものは、あるいはののしられ、あるいは打たれ、あるいは傷を受け、また流罪には伊豆、佐渡と二度あい、さらには一度、竜の口の法難という死罪に定められたのである。それ以外の大難は数知れない。
◇同志への指針
立宗のその日から、妙法流布に一身を捧げ、幾多の大難を越えられた大聖人の御振る舞いが偲ばれてならない。
「末法の一切衆生を救う」との大誓願。「民衆を不幸にする邪悪は許さない」との大情熱。「いかなる苦難にも屈しない」との大確信——。我らには、この宗祖の大闘争に連なる誇りがある。「師子王の心」で世界広宣流布と立正安国の万年の大道を開きゆくのだ。