◇今週のことば
「月月・日日に」
強き祈りで前進だ。
満々たる生命力を!
冴えわたる智慧を!
ここに勝利のリズムが。
2015年08月31日
聖人御難事 P1190
『過去現在の末法の法華経の行者を軽賎する王臣万民始めは事なきやうにて終にほろびざるは候はず』
◇人生の座標
自分中心−−つまり心を師としているかぎり、悩みは尽きない。そうではなく、心の師となって、自分の一念を、明るいほうへ、楽しくなるほうへと向け、周囲もその方向に向けていくことです。
☆こころに響く言葉
海外旅行する老夫婦
以前、東海道新幹線で、外国の観光客と乗り合わせたが、アメリカの農家らしい一家族や、
六、七十の老夫婦などがいた。彼らは一生に一度の海外旅行を楽しみにして働いていたのかもしれない。
そのようなほほえましさであった。これは生活の賢い設計の結果である。
この老夫婦には、堅実な老後の生活設計もあったに違いない。
彼らをこのようにしたのは、彼らの生活の知恵である。
☆御書とともに� 第64回 大歓喜の生老病死の人生を
『四面とは生老病死なり四相を以て我等が一身の塔を荘厳するなり、我等が生老病死に南無妙法蓮華経と唱え奉るは併(しかしなが)ら四徳の香を吹くなり』(御義口伝、P740)
◇通解
(宝塔の)四つの面とは生老病死のことである。この四つの相をもって、我らの一身の生命の宝塔を荘厳するのである。我らが生老病死に当たって、南無妙法蓮華経と唱え奉ることは、そのまま常楽我浄の四つの徳の香りを吹き薫らせているのである。
◇同志への指針
「生老病死」は誰人も避けられない人生の実相である。その打開のために仏法は説かれた。万人が「常楽我浄」の境涯を開きゆける道である。
妙法と共に生きる人生に恐れるものはない。題目を唱える我らには、老いも病も死も生命の宝塔を荘厳する尊い宝となり、歓喜の劇となる。
この人類を包む究極の希望の香風を、いやまして広げゆこうではないか!
2015年8月31日月曜日
2015年8月30日日曜日
2015.08.30 わが友に贈る
報告・連絡は迅速に!
連携を密にし
情報を共有してこそ
的確な対応ができる。
スピードで勝て!
御義口伝巻下 P787
『自身の仏乗を悟つて自身の宮殿に入るなり所謂南無妙法蓮華経と唱え奉るは自身の宮殿に入るなり』
◇人生の座標
健康は勝ちとっていくものです。何を食べ、どんな生活を送るのか。決めるのは自分自身です。病気を治すことより、病気を防ぐことが第一の健康法なのです。
☆こころに響く言葉
両親のあり方は、子どもにとって鏡
両親のあり方は、子どもにとっては、鏡であり、手本である。
子どもの心は敏感で鋭く、両親の生活態度を反映するものだ。
賢明な子どもは、ときには、気づかぬ振りをすることもある。
すさんだ家庭生活のなかで、一人こつこつと勉強にうち込み、無心に遊んでいるように見える場合もあろう。
だからといって、子どもの心に反映されていないと思ったら、それは大いなる誤りである。
子どもの心に鮮烈な悪い印象を与え、その心の奥底に刻まれたものは、子どもの生涯の人格に、
ぬぐい去りがたい歪となってしまうであろう。
反対に、愛情に満ちた両親の姿は、生涯、深く子どもの心に刻み込まれて、
たとえ悪の誘惑や自身の弱さに負けそうになったとしても、必ず心の支えとなり、
正しい道へ引きもどす灯火となっていくに違いない。
☆世界広布新時代第22回各部代表者会議 名誉会長がメッセージ
世界広布新時代第22回の各部代表者会議が24日、東京・新宿区の常勝会館(本部第2別館内)で行われた。
これには、池田名誉会長がメッセージを贈り、入信記念日の「8・24」に際し、全国、全世界の同志の広宣流布への尽力に心から感謝を述べた。
また8・24「聖教新聞創刊原点の日」の歴史に言及。
——昭和25年(1950年)のこの日、戸田第2代会長の事業は最も厳しい苦境に追い込まれていた。新聞記者も取材に攻め寄せた。その記者との誠心誠意の渉外を終えた後、戸田会長は、若き名誉会長に語った。「学会も、いつか、新聞を持たなければならない。大作、よく考えておいてくれ」と。
名誉会長は、「この師弟の語らいに聖教の淵源がある。一番の試練の時に、一番の偉大な価値を創造していく。これが、変毒為薬の妙法を体した創価の師弟である」と力説。
さらに「以来65年。聖教新聞は尊き民衆に、何ものにも負けない希望と勇気を贈る言論城となった。社会に確固たる生命尊厳の哲学を示し、世界を平和と人道の連帯で結んでいる」と述べ、気高き無冠の友(配達員)、通信員、新聞長はじめ、聖教を支える全ての方々に最大の感謝を寄せた。
続いて名誉会長は、御聖訓『石はやけばはい(灰)となる金(こがね)は・やけば真金となる』(P1083、「兄弟抄」)を拝読。大変であればあるほど、勇気ある信心で一切を乗り越え、自他共に金剛不壊(ふえ)の生命を築いていくのが、仏道修行の真髄である。創価学会は、どんな宿命に泣く人であっても、黄金に輝く人生大勝利の道へ、励まし、導いてきたと強調した。
その際、戸田会長の「いとおしい同志を断じて守り抜き、崇高な学会を断固と勝ち栄えさせていくのだ! そう一念を定めれば、力は無限に出る。恐いものなど何もなくなる」との師子吼を全リーダーに贈った。
最後に、全国各地の新出発を祝福。「先輩も後輩も一丸となって、創価の陣列の威光勢力をいやましながら、共々に心機一転、張り切って出発しよう!」と呼び掛け、「私も、毎日、題目を送っています。体を大切に! 原田会長を中心に、完璧なる団結と前進・勝利を頼みます!」と念願し、メッセージを結んだ。
連携を密にし
情報を共有してこそ
的確な対応ができる。
スピードで勝て!
御義口伝巻下 P787
『自身の仏乗を悟つて自身の宮殿に入るなり所謂南無妙法蓮華経と唱え奉るは自身の宮殿に入るなり』
◇人生の座標
健康は勝ちとっていくものです。何を食べ、どんな生活を送るのか。決めるのは自分自身です。病気を治すことより、病気を防ぐことが第一の健康法なのです。
☆こころに響く言葉
両親のあり方は、子どもにとって鏡
両親のあり方は、子どもにとっては、鏡であり、手本である。
子どもの心は敏感で鋭く、両親の生活態度を反映するものだ。
賢明な子どもは、ときには、気づかぬ振りをすることもある。
すさんだ家庭生活のなかで、一人こつこつと勉強にうち込み、無心に遊んでいるように見える場合もあろう。
だからといって、子どもの心に反映されていないと思ったら、それは大いなる誤りである。
子どもの心に鮮烈な悪い印象を与え、その心の奥底に刻まれたものは、子どもの生涯の人格に、
ぬぐい去りがたい歪となってしまうであろう。
反対に、愛情に満ちた両親の姿は、生涯、深く子どもの心に刻み込まれて、
たとえ悪の誘惑や自身の弱さに負けそうになったとしても、必ず心の支えとなり、
正しい道へ引きもどす灯火となっていくに違いない。
☆世界広布新時代第22回各部代表者会議 名誉会長がメッセージ
世界広布新時代第22回の各部代表者会議が24日、東京・新宿区の常勝会館(本部第2別館内)で行われた。
これには、池田名誉会長がメッセージを贈り、入信記念日の「8・24」に際し、全国、全世界の同志の広宣流布への尽力に心から感謝を述べた。
また8・24「聖教新聞創刊原点の日」の歴史に言及。
——昭和25年(1950年)のこの日、戸田第2代会長の事業は最も厳しい苦境に追い込まれていた。新聞記者も取材に攻め寄せた。その記者との誠心誠意の渉外を終えた後、戸田会長は、若き名誉会長に語った。「学会も、いつか、新聞を持たなければならない。大作、よく考えておいてくれ」と。
名誉会長は、「この師弟の語らいに聖教の淵源がある。一番の試練の時に、一番の偉大な価値を創造していく。これが、変毒為薬の妙法を体した創価の師弟である」と力説。
さらに「以来65年。聖教新聞は尊き民衆に、何ものにも負けない希望と勇気を贈る言論城となった。社会に確固たる生命尊厳の哲学を示し、世界を平和と人道の連帯で結んでいる」と述べ、気高き無冠の友(配達員)、通信員、新聞長はじめ、聖教を支える全ての方々に最大の感謝を寄せた。
続いて名誉会長は、御聖訓『石はやけばはい(灰)となる金(こがね)は・やけば真金となる』(P1083、「兄弟抄」)を拝読。大変であればあるほど、勇気ある信心で一切を乗り越え、自他共に金剛不壊(ふえ)の生命を築いていくのが、仏道修行の真髄である。創価学会は、どんな宿命に泣く人であっても、黄金に輝く人生大勝利の道へ、励まし、導いてきたと強調した。
その際、戸田会長の「いとおしい同志を断じて守り抜き、崇高な学会を断固と勝ち栄えさせていくのだ! そう一念を定めれば、力は無限に出る。恐いものなど何もなくなる」との師子吼を全リーダーに贈った。
最後に、全国各地の新出発を祝福。「先輩も後輩も一丸となって、創価の陣列の威光勢力をいやましながら、共々に心機一転、張り切って出発しよう!」と呼び掛け、「私も、毎日、題目を送っています。体を大切に! 原田会長を中心に、完璧なる団結と前進・勝利を頼みます!」と念願し、メッセージを結んだ。
2015.08.29 わが友に贈る
団結あるところ
歓喜の前進あり!
祈りを合わせれば
破れぬ壁はない。
共に新たな歴史を!
三三蔵祈雨事 P1468
『夫れ木をうえ候には大風吹き候へどもつよきすけをかひぬればたうれず、本より生いて候木なれども根の弱きはたうれぬ、甲斐無き者なれどもたすくる者強ければたうれず、すこし健の者も独なれば悪しきみちにはたうれぬ』
◇人生の座標
孤独も、悲哀もある−−人間だもの、当然です。だからこそ、その心の奥底を深く見つめ、自分自身が画家となり、芸術家となって、わが心を「希望」の色に塗りかえていくのです。
☆こころに響く言葉
計画性ある家庭経営
生活の知恵とは、生活設計の努力である。計画性のない生活は、
波間に漂う木の葉のようなものだ。平穏無事なときは目立たないが、
一朝事があるときには波に呑まれてしまう。
☆名誉会長「8・24」を記念し和歌
きょう8月24日は、池田名誉会長の入信68周年。創価の黄金柱の「壮年部の日」でもある。
全民衆の幸福の実現へ、名誉会長と心を一つにした全国、全世界の尊き同志の大闘争で、SGIは192カ国・地域に広がる大連帯へ発展。今、新時代を開きゆく世界宗教へと飛翔を遂げた。
名誉会長は、恩師・戸田第2代会長と師弟不二の平和旅へ出発した原点の日を記念し、全同志に3首の和歌を贈った。一切衆生を救っていく慈悲の折伏の大行進で、慈折広布の新たな潮流をと念願しつつ——。
この地球(ほし)に
地涌の菩薩を
呼び出し
宝土を築く
師弟の誉れよ
大難を
共に越えたる
わが同志(とも)の
永遠(とわ)の栄光
祈る日々かな
いざ起こせ
慈折広布の
新潮流
水魚の思の
スクラム強く
歓喜の前進あり!
祈りを合わせれば
破れぬ壁はない。
共に新たな歴史を!
三三蔵祈雨事 P1468
『夫れ木をうえ候には大風吹き候へどもつよきすけをかひぬればたうれず、本より生いて候木なれども根の弱きはたうれぬ、甲斐無き者なれどもたすくる者強ければたうれず、すこし健の者も独なれば悪しきみちにはたうれぬ』
◇人生の座標
孤独も、悲哀もある−−人間だもの、当然です。だからこそ、その心の奥底を深く見つめ、自分自身が画家となり、芸術家となって、わが心を「希望」の色に塗りかえていくのです。
☆こころに響く言葉
計画性ある家庭経営
生活の知恵とは、生活設計の努力である。計画性のない生活は、
波間に漂う木の葉のようなものだ。平穏無事なときは目立たないが、
一朝事があるときには波に呑まれてしまう。
☆名誉会長「8・24」を記念し和歌
きょう8月24日は、池田名誉会長の入信68周年。創価の黄金柱の「壮年部の日」でもある。
全民衆の幸福の実現へ、名誉会長と心を一つにした全国、全世界の尊き同志の大闘争で、SGIは192カ国・地域に広がる大連帯へ発展。今、新時代を開きゆく世界宗教へと飛翔を遂げた。
名誉会長は、恩師・戸田第2代会長と師弟不二の平和旅へ出発した原点の日を記念し、全同志に3首の和歌を贈った。一切衆生を救っていく慈悲の折伏の大行進で、慈折広布の新たな潮流をと念願しつつ——。
この地球(ほし)に
地涌の菩薩を
呼び出し
宝土を築く
師弟の誉れよ
大難を
共に越えたる
わが同志(とも)の
永遠(とわ)の栄光
祈る日々かな
いざ起こせ
慈折広布の
新潮流
水魚の思の
スクラム強く
2015.08.28 わが友に贈る
地域の力を結集し
徹して青年を育もう!
信じ励ます声掛けが
深き使命の炎を
若人の魂に点火する!
三三蔵祈雨事 P1468
『夫れ木をうえ候には大風吹き候へどもつよきすけをかひぬればたうれず、本より生いて候木なれども根の弱きはたうれぬ、甲斐無き者なれどもたすくる者強ければたうれず、すこし健の者も独なれば悪しきみちにはたうれぬ』
◇人生の座標
冬の寒さと、夏の暑さを超えるからこそ、紅葉は美しい。人生も同じです。
戦いきった悔いない人生は荘厳です。
☆こころに響く言葉
家庭のなかで"生き方"学ぶ
生まれつきの才能、性質等の違いはあるとしても、その子どもの一生を決定するものの大部分は、
最も身近な母親の普段の態度、行動、姿勢によって大きく左右される。
また学校教育は、主に知識を教えるのであって、躾など人間性そのものに関すること、
さらに人間としていかに生きるかという問題については、家庭での教育に負うところが、きわめて大きい。
☆新時代第4回全国男子部幹部会 名誉会長のメッセージ
旭日の勢いをもって、全国、全世界の先頭を走りゆく男子部幹部会、誠におめでとう!
恩師・戸田城聖先生は、故郷・北陸の堂々たる立山連峰が大好きであられた。
私は、立山連峰と重ね合わせながら、雄々しき愛弟子の君たちの人材山脈を、うれしく仰ぎ見つめております。
石川、富山の各地から集った皆さん、真剣に努力を続けてきた出演者、登壇者の皆さん、陰で一切を支えている役員の皆さん、本当にありがとう!
そして、私と同じ心で、青年を応援してくれている、北陸広布の偉大な父母の方々に、深く感謝いたします。
戸田先生は「青年ならば、自分の使命の舞台で、天下一を目指せ!」と励まされました。
その通り、宿縁深き北陸の君たちが、尊き誓願のままに、暑い夏を戦い抜いて、日本一の広宣流布の拡大を見事に成し遂げてくれた。歴史に輝く諸君の大闘争を、戸田先生もどれほどお喜びであることか。
これからも、一人一人が、職場でも地域でも立派に貢献を果たしながら、「我は勝ちたり!」「我らは勝ちたり!」と胸を張れる、大勝利の歴史を残していってもらいたい。
豊かな北陸の大地では、緑光る田園も、やがて黄金に染まり、多くのいのちを支える実りの収穫が始まります。皆さんの中にも、誇り高き農漁光部の友が活躍してくれていることを、私はよく知っております。
日蓮大聖人は、北陸ゆかりの門下に、『然どもいまだこりず候法華経は種の如く仏はうへての如く衆生は田の如くなり』(P1056、「曾谷殿御返事」)と仰せになられました。
広宣流布の闘争は、最高無上の生命の開拓です。
誉れある地涌の菩薩として、一人また一人に正しき仏法を語り、妙法という種子を植えていく。それは絶対に、その友の幸福と勝利の実りとなり、自分自身の不滅の功徳の実りともなる。
だからこそ、諸君は、何があろうと『いまだこりず候』と負けじ魂を光らせていくことだ。
誓いの太鼓を打ち鳴らし、勇気の歌声を響かせ、大情熱の舞を踊るように、さらに妙法の種を蒔きに蒔き、広げに広げていってもらいたい。
わが北陸は、世界広布新時代の模範の楽土であれ! 世界第一の師子王の陣列たれ!
聡明に事故なく、健康第一で、楽しく仲良き価値創造の大前進を頼みます。
私は、愛する君たちと一緒に「ああ誓願の歌」を声高らかに歌いつつ、いつも見守っております。
ご家族の皆さんにも、地域の同志の皆さんにも、くれぐれもよろしくお伝えください。
明るく朗らかに、お元気で!
徹して青年を育もう!
信じ励ます声掛けが
深き使命の炎を
若人の魂に点火する!
三三蔵祈雨事 P1468
『夫れ木をうえ候には大風吹き候へどもつよきすけをかひぬればたうれず、本より生いて候木なれども根の弱きはたうれぬ、甲斐無き者なれどもたすくる者強ければたうれず、すこし健の者も独なれば悪しきみちにはたうれぬ』
◇人生の座標
冬の寒さと、夏の暑さを超えるからこそ、紅葉は美しい。人生も同じです。
戦いきった悔いない人生は荘厳です。
☆こころに響く言葉
家庭のなかで"生き方"学ぶ
生まれつきの才能、性質等の違いはあるとしても、その子どもの一生を決定するものの大部分は、
最も身近な母親の普段の態度、行動、姿勢によって大きく左右される。
また学校教育は、主に知識を教えるのであって、躾など人間性そのものに関すること、
さらに人間としていかに生きるかという問題については、家庭での教育に負うところが、きわめて大きい。
☆新時代第4回全国男子部幹部会 名誉会長のメッセージ
旭日の勢いをもって、全国、全世界の先頭を走りゆく男子部幹部会、誠におめでとう!
恩師・戸田城聖先生は、故郷・北陸の堂々たる立山連峰が大好きであられた。
私は、立山連峰と重ね合わせながら、雄々しき愛弟子の君たちの人材山脈を、うれしく仰ぎ見つめております。
石川、富山の各地から集った皆さん、真剣に努力を続けてきた出演者、登壇者の皆さん、陰で一切を支えている役員の皆さん、本当にありがとう!
そして、私と同じ心で、青年を応援してくれている、北陸広布の偉大な父母の方々に、深く感謝いたします。
戸田先生は「青年ならば、自分の使命の舞台で、天下一を目指せ!」と励まされました。
その通り、宿縁深き北陸の君たちが、尊き誓願のままに、暑い夏を戦い抜いて、日本一の広宣流布の拡大を見事に成し遂げてくれた。歴史に輝く諸君の大闘争を、戸田先生もどれほどお喜びであることか。
これからも、一人一人が、職場でも地域でも立派に貢献を果たしながら、「我は勝ちたり!」「我らは勝ちたり!」と胸を張れる、大勝利の歴史を残していってもらいたい。
豊かな北陸の大地では、緑光る田園も、やがて黄金に染まり、多くのいのちを支える実りの収穫が始まります。皆さんの中にも、誇り高き農漁光部の友が活躍してくれていることを、私はよく知っております。
日蓮大聖人は、北陸ゆかりの門下に、『然どもいまだこりず候法華経は種の如く仏はうへての如く衆生は田の如くなり』(P1056、「曾谷殿御返事」)と仰せになられました。
広宣流布の闘争は、最高無上の生命の開拓です。
誉れある地涌の菩薩として、一人また一人に正しき仏法を語り、妙法という種子を植えていく。それは絶対に、その友の幸福と勝利の実りとなり、自分自身の不滅の功徳の実りともなる。
だからこそ、諸君は、何があろうと『いまだこりず候』と負けじ魂を光らせていくことだ。
誓いの太鼓を打ち鳴らし、勇気の歌声を響かせ、大情熱の舞を踊るように、さらに妙法の種を蒔きに蒔き、広げに広げていってもらいたい。
わが北陸は、世界広布新時代の模範の楽土であれ! 世界第一の師子王の陣列たれ!
聡明に事故なく、健康第一で、楽しく仲良き価値創造の大前進を頼みます。
私は、愛する君たちと一緒に「ああ誓願の歌」を声高らかに歌いつつ、いつも見守っております。
ご家族の皆さんにも、地域の同志の皆さんにも、くれぐれもよろしくお伝えください。
明るく朗らかに、お元気で!
2015年8月27日木曜日
2015.08.27 わが友に贈る
友のもとへ足を運び
語り合うことが
広布伸展の王道だ!
組織の最前線から
希望の波動を起こせ!
南部六郎殿御書 P1374
『眠れる師子に手を付けざれば瞋らず流にさをを立てざれば浪立たず謗法を呵嘖せざれば留難なし』
◇人生の座標
大目的に生きる中でしか、本当の人生の醍醐味は味わえない。他人と比べる必要は、まったくないのです。自ら決めた目的に向かって、自分らしく歩みを進めることが大切なのです。
☆こころに響く言葉
子どもの人格を尊重できる親に
子どもを一個の人格として尊敬できる親こそ、
立派な家庭人と言わなくてはならない。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第26回 異体同心の祈りから出発
創立85周年の秋へ、広布と人生の大いなる飛躍のために、いよいよの出発である。
有名な御聖訓に仰せである。『軍には大将軍を魂とす大将軍をくしぬれば歩兵病なり』(P1219、「乙御前御消息」)
リーダー自身が生まれ変わった決意で立つことだ。皆の力で、今こそ黄金の歴史を飾ろう。わが愛する天地に、永遠に輝く人材城を威風堂々と築くのだ。
法華経方便品に「勇猛精進」とある。勇猛とは信心である。自行化他の題目は、精進行である。法のため、人のため、真剣に悩み、祈り、勇敢に戦い続ける人にこそ、無量の智慧と慈悲が湧いてくる。
創価学会は、いかなる時代にも「勇猛精進」を貫いてきた。苦しむ友の味方になって、勇気ある信心で勝ち開いている。
どこまでも異体を同心とする「信心の団結」で進むのだ。そこに一切の勝利の源泉がある。
壮大な広宣流布の活動といっても、その実践のホシは何か。
「座談会」
「教学の研鑽」
「一対一の個人指導」である。
これが牧口先生、戸田先生以来の学会の伝統であるからだ。
この3本の柱が、強力に、忍耐強く、実践される限り、やがて時代を動かし、人道と正義の連帯を広げ、新しい平和の世界を創っていくことができる。
誰一人、使命のない人などいない。病と闘う人もいる。経済苦に挑む人もいる。どうしても会合に出られない場合もあろう。だからこそ訪問・激励が大事だ。励ましこそ光である。
深き祈りから発する言葉は、必ず心に届く。友を目覚めさせる。懸命に信心に励む同志こそ、菩薩であり、仏なのだ。
自分が変われば、地域も変わる。世界をも変えていける。この人間革命のドラマを、共に晴れ晴れと綴ろうではないか!
語り合うことが
広布伸展の王道だ!
組織の最前線から
希望の波動を起こせ!
南部六郎殿御書 P1374
『眠れる師子に手を付けざれば瞋らず流にさをを立てざれば浪立たず謗法を呵嘖せざれば留難なし』
◇人生の座標
大目的に生きる中でしか、本当の人生の醍醐味は味わえない。他人と比べる必要は、まったくないのです。自ら決めた目的に向かって、自分らしく歩みを進めることが大切なのです。
☆こころに響く言葉
子どもの人格を尊重できる親に
子どもを一個の人格として尊敬できる親こそ、
立派な家庭人と言わなくてはならない。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第26回 異体同心の祈りから出発
創立85周年の秋へ、広布と人生の大いなる飛躍のために、いよいよの出発である。
有名な御聖訓に仰せである。『軍には大将軍を魂とす大将軍をくしぬれば歩兵病なり』(P1219、「乙御前御消息」)
リーダー自身が生まれ変わった決意で立つことだ。皆の力で、今こそ黄金の歴史を飾ろう。わが愛する天地に、永遠に輝く人材城を威風堂々と築くのだ。
法華経方便品に「勇猛精進」とある。勇猛とは信心である。自行化他の題目は、精進行である。法のため、人のため、真剣に悩み、祈り、勇敢に戦い続ける人にこそ、無量の智慧と慈悲が湧いてくる。
創価学会は、いかなる時代にも「勇猛精進」を貫いてきた。苦しむ友の味方になって、勇気ある信心で勝ち開いている。
どこまでも異体を同心とする「信心の団結」で進むのだ。そこに一切の勝利の源泉がある。
壮大な広宣流布の活動といっても、その実践のホシは何か。
「座談会」
「教学の研鑽」
「一対一の個人指導」である。
これが牧口先生、戸田先生以来の学会の伝統であるからだ。
この3本の柱が、強力に、忍耐強く、実践される限り、やがて時代を動かし、人道と正義の連帯を広げ、新しい平和の世界を創っていくことができる。
誰一人、使命のない人などいない。病と闘う人もいる。経済苦に挑む人もいる。どうしても会合に出られない場合もあろう。だからこそ訪問・激励が大事だ。励ましこそ光である。
深き祈りから発する言葉は、必ず心に届く。友を目覚めさせる。懸命に信心に励む同志こそ、菩薩であり、仏なのだ。
自分が変われば、地域も変わる。世界をも変えていける。この人間革命のドラマを、共に晴れ晴れと綴ろうではないか!
2015年8月26日水曜日
2015.08.26 わが友に贈る
学会の役職は
同志に尽くす責任職。
新任のリーダーは
友の幸福勝利へ
誠実と率先の行動を!
松野殿御返事 P1386
『天より四種の花ふり虚空に音楽聞えて、諸仏菩薩は常楽我浄の風にそよめき娯楽快楽し給うぞや、我れ等も其の数に列なりて遊戯し楽むべき事はや近づけり』
◇人生の座標
どんな人にも、人間らしい最終章を飾る権利があります。介護はその人生のフィナーレを演出する貴い仕事です。
真心で尽くし、能力を引き出し、人格を最大に尊重していくという点では、教育とともに、介護は「人生の聖業」といえるでしょう。
☆こころに響く言葉
家計簿をつけることから
計画性のある主婦は、まず家計簿をつけることから始まるようだ。
国家でも会社でも財政が乱脈であれば、必ず崩壊してしまう。
一家の財政がささやかなものであるからといって、放っておいては大きな挫折にあう。
家計の整理と計画がないようでは、生活の向上を願っても無駄である。
何しろ私たちは、厳しい資本主義社会に生きているのだ。
☆アメリカ創価大学新入生歓迎レセプション 創立者のメッセージ
新しき地球文明の創造を担いゆく、アメリカ創価大学(SUA)の15期生の皆さん。晴れの入学、誠におめでとうございます。また、SUAの大学院に進学される皆さん方も、心から祝福します。
皆さんは、世界の数ある大学の中から、SUAを選び、勇み集ってくださいました。創立者として、これほど嬉しいことはありません。
ご家族の皆様方にも心よりお慶び申し上げます。お世話になる教員・職員の皆様方も、宝の俊英を、どうかよろしくお願いします。
皆さんの前途が、カリフォルニアの天地の如く燦々と輝き、太陽の大海原の如く洋々と開かれゆくことを念願しつつ、祝福のメッセージを贈ります。
毎年、世界の最優秀の新入生をキャンパスに迎える8月は、私にとって格別に感慨深い月です。
第2次世界大戦の終戦を迎えたのは、1945年の8月、私が17歳の時でした。さらに、人生の師匠である戸田城聖先生と初めてお会いしたのも、その2年後の8月でした。戦争の残酷さを体験した青年の一人として、偉大な信念の師匠のもと、世界平和への価値創造の挑戦を開始した原点の月です。
21世紀に入り、一年また一年、8月に、いやまして英知光る平和の人材群が躍り出てくれる。このSUA新入生の歓迎の集いこそ、何ものにも勝る希望と歓喜の劇なのです。
わが恩師は、その生涯を通して、平和は「一人」の人間革命から始まることを、身をもって示し抜きました。平和の松明をともす一人がいれば、その灯は、まず隣にいる友を照らします。一人から次の一人へ——この対話の波動こそが、社会を変え、世界を変える確かな道です。
本日、皆さんに贈る指針の第一として、私は「心開かれた対話で平和の連帯を」と申し上げたい。
わがSUAには、世界中から多くの友が集い、全米の大学でも模範と仰がれる、文化的、民族的、言語的な多様性に満ちています。そして、何よりも麗しい対話の伝統が漲っています。
皆さんは、この最良の世界市民の広場で、心開かれた対話を重ねていってください。
トルコ出身の世界的な人類学者であるヤーマン博士と私は、争いや対立を乗り越え、人々を結ぶ武器は、対話であると一致しました。「対話」によってこそ、人間は互いの差異から学び、互いを高め合い、そして新たな価値を創造していくことができます。
ヤーマン博士は、対話のあるべき姿として、「相手を尊敬すること」、そして「耳を傾けること」を挙げられました。
私がお会いしてきた世界の指導者や指揮者も、まさに卓越した対話の名手であり、この二つの資質を備えていました。
この誠実にして勇敢なる対話の持続にこそ、SUAが掲げる平和と価値創造の人間主義が凝縮されているといっても過言ではないでありましょう。
どうか皆さんは、自らの可能性を無限に開きながら、世界の人々の心と心を闊達に結び、平和の連帯を広げゆく、"対話の達人"となっていただきたいのであります。
第二点として、「希望は苦闘の中にこそ輝く」と申し上げたい。
先日、1期生の先輩方が、卒業10周年を記念して、母校のSUAに戻ってきてくれました。皆、厳しい現実社会の真っ只中で、SUAで鍛え上げた知性と人格の力、そして麗しい友情を励みとして、新たな道を開拓してくれています。
その先輩方が、異口同音に誇りとし、財産としているのが、SUAで悪戦苦闘しながら学び抜いた一日一日なのです。
皆さんも、現実の学生生活は、厳しい学問との格闘の日々でしょう。自信をなくしてしまうことも、あるかもしれない。しかし、それでもへこたれずに克服すべき課題に挑んでいく中に、希望は必ず輝きます。
「人生における最大の栄光は、決して失敗しないことではなく、失敗のたびに立ち上がることである」とは、私たちの大切な友人であった、南アフリカの人道の大英雄・マンデラ大統領の信条です。
我ら創価の朗らかな負けじ魂もまた、同じであります。
最後に、「民衆に勇気を贈る旭日のリーダーたれ」と訴えたい。
アメリカの桂冠詩人ラングストン・ヒューズには、学生時代、貧しかった自分を真心で支援し、激励してくれた老婦人がいました。
彼がのちに、ハーレム・ルネサンス(黒人文芸復興)の指導者として活躍できたその陰には、人種の隔たりを超え、青年の成長を祈る一人の婦人の慈愛があったのです。
私には、アメリカ創大生の成長を、共に見つめ、喜び合う方たちがいます。
自らは大学に行きたくても行けず、向学の夢を青年に託してくださっている方々も、少なくありません。
SUAは、世界中の方々の真心でつくられ、支えられている「民衆立の大学」です。これほど、誇り高き学城はありません。どうか皆さんは、民衆の祈りの込められた学舎での一日一日を、向上のチャンスに変え、学問という名の幸福の峰を、誇りも高く登攀していってください。
民衆の心を深く知り、民衆と共に戦い、民衆に限りない勇気を贈りゆく旭日のリーダーに、成長していただきたいのであります。
結びに、ヒューズの詩を贈り、私のメッセージとします。
「夜明けと 朝とともに歩む者たちだから/朝の太陽とともに 歩む者たちだから/ぼくたちは 夜を恐れない/陰気な日々も/暗がりも——/朝の太陽とともに 歩む者たちだから」(斎藤忠利・寺山佳代子訳『夢の番人』)
人類の希望の太陽と輝く、諸君の幸福と友情と大勝利を祈りつつ。
同志に尽くす責任職。
新任のリーダーは
友の幸福勝利へ
誠実と率先の行動を!
松野殿御返事 P1386
『天より四種の花ふり虚空に音楽聞えて、諸仏菩薩は常楽我浄の風にそよめき娯楽快楽し給うぞや、我れ等も其の数に列なりて遊戯し楽むべき事はや近づけり』
◇人生の座標
どんな人にも、人間らしい最終章を飾る権利があります。介護はその人生のフィナーレを演出する貴い仕事です。
真心で尽くし、能力を引き出し、人格を最大に尊重していくという点では、教育とともに、介護は「人生の聖業」といえるでしょう。
☆こころに響く言葉
家計簿をつけることから
計画性のある主婦は、まず家計簿をつけることから始まるようだ。
国家でも会社でも財政が乱脈であれば、必ず崩壊してしまう。
一家の財政がささやかなものであるからといって、放っておいては大きな挫折にあう。
家計の整理と計画がないようでは、生活の向上を願っても無駄である。
何しろ私たちは、厳しい資本主義社会に生きているのだ。
☆アメリカ創価大学新入生歓迎レセプション 創立者のメッセージ
新しき地球文明の創造を担いゆく、アメリカ創価大学(SUA)の15期生の皆さん。晴れの入学、誠におめでとうございます。また、SUAの大学院に進学される皆さん方も、心から祝福します。
皆さんは、世界の数ある大学の中から、SUAを選び、勇み集ってくださいました。創立者として、これほど嬉しいことはありません。
ご家族の皆様方にも心よりお慶び申し上げます。お世話になる教員・職員の皆様方も、宝の俊英を、どうかよろしくお願いします。
皆さんの前途が、カリフォルニアの天地の如く燦々と輝き、太陽の大海原の如く洋々と開かれゆくことを念願しつつ、祝福のメッセージを贈ります。
毎年、世界の最優秀の新入生をキャンパスに迎える8月は、私にとって格別に感慨深い月です。
第2次世界大戦の終戦を迎えたのは、1945年の8月、私が17歳の時でした。さらに、人生の師匠である戸田城聖先生と初めてお会いしたのも、その2年後の8月でした。戦争の残酷さを体験した青年の一人として、偉大な信念の師匠のもと、世界平和への価値創造の挑戦を開始した原点の月です。
21世紀に入り、一年また一年、8月に、いやまして英知光る平和の人材群が躍り出てくれる。このSUA新入生の歓迎の集いこそ、何ものにも勝る希望と歓喜の劇なのです。
わが恩師は、その生涯を通して、平和は「一人」の人間革命から始まることを、身をもって示し抜きました。平和の松明をともす一人がいれば、その灯は、まず隣にいる友を照らします。一人から次の一人へ——この対話の波動こそが、社会を変え、世界を変える確かな道です。
本日、皆さんに贈る指針の第一として、私は「心開かれた対話で平和の連帯を」と申し上げたい。
わがSUAには、世界中から多くの友が集い、全米の大学でも模範と仰がれる、文化的、民族的、言語的な多様性に満ちています。そして、何よりも麗しい対話の伝統が漲っています。
皆さんは、この最良の世界市民の広場で、心開かれた対話を重ねていってください。
トルコ出身の世界的な人類学者であるヤーマン博士と私は、争いや対立を乗り越え、人々を結ぶ武器は、対話であると一致しました。「対話」によってこそ、人間は互いの差異から学び、互いを高め合い、そして新たな価値を創造していくことができます。
ヤーマン博士は、対話のあるべき姿として、「相手を尊敬すること」、そして「耳を傾けること」を挙げられました。
私がお会いしてきた世界の指導者や指揮者も、まさに卓越した対話の名手であり、この二つの資質を備えていました。
この誠実にして勇敢なる対話の持続にこそ、SUAが掲げる平和と価値創造の人間主義が凝縮されているといっても過言ではないでありましょう。
どうか皆さんは、自らの可能性を無限に開きながら、世界の人々の心と心を闊達に結び、平和の連帯を広げゆく、"対話の達人"となっていただきたいのであります。
第二点として、「希望は苦闘の中にこそ輝く」と申し上げたい。
先日、1期生の先輩方が、卒業10周年を記念して、母校のSUAに戻ってきてくれました。皆、厳しい現実社会の真っ只中で、SUAで鍛え上げた知性と人格の力、そして麗しい友情を励みとして、新たな道を開拓してくれています。
その先輩方が、異口同音に誇りとし、財産としているのが、SUAで悪戦苦闘しながら学び抜いた一日一日なのです。
皆さんも、現実の学生生活は、厳しい学問との格闘の日々でしょう。自信をなくしてしまうことも、あるかもしれない。しかし、それでもへこたれずに克服すべき課題に挑んでいく中に、希望は必ず輝きます。
「人生における最大の栄光は、決して失敗しないことではなく、失敗のたびに立ち上がることである」とは、私たちの大切な友人であった、南アフリカの人道の大英雄・マンデラ大統領の信条です。
我ら創価の朗らかな負けじ魂もまた、同じであります。
最後に、「民衆に勇気を贈る旭日のリーダーたれ」と訴えたい。
アメリカの桂冠詩人ラングストン・ヒューズには、学生時代、貧しかった自分を真心で支援し、激励してくれた老婦人がいました。
彼がのちに、ハーレム・ルネサンス(黒人文芸復興)の指導者として活躍できたその陰には、人種の隔たりを超え、青年の成長を祈る一人の婦人の慈愛があったのです。
私には、アメリカ創大生の成長を、共に見つめ、喜び合う方たちがいます。
自らは大学に行きたくても行けず、向学の夢を青年に託してくださっている方々も、少なくありません。
SUAは、世界中の方々の真心でつくられ、支えられている「民衆立の大学」です。これほど、誇り高き学城はありません。どうか皆さんは、民衆の祈りの込められた学舎での一日一日を、向上のチャンスに変え、学問という名の幸福の峰を、誇りも高く登攀していってください。
民衆の心を深く知り、民衆と共に戦い、民衆に限りない勇気を贈りゆく旭日のリーダーに、成長していただきたいのであります。
結びに、ヒューズの詩を贈り、私のメッセージとします。
「夜明けと 朝とともに歩む者たちだから/朝の太陽とともに 歩む者たちだから/ぼくたちは 夜を恐れない/陰気な日々も/暗がりも——/朝の太陽とともに 歩む者たちだから」(斎藤忠利・寺山佳代子訳『夢の番人』)
人類の希望の太陽と輝く、諸君の幸福と友情と大勝利を祈りつつ。
2015年8月25日火曜日
2015.08.25 わが友に贈る
新しい勝利は
新しい挑戦から!
「明確な目標」と
「誓願の祈り」で
わが最高峰を目指せ!
新池御書 P1439
『此の経にあひ奉りぬれば諸罪は霜露の如くに法華経の日輪に値い奉りて消ゆべし』
◇人生の座標
人間には、「老者に対する嫌悪」があるが、これは「若者のおごり」である。
「病者に対する嫌悪」があるが、これは「健者のおごり」である。
「死者に対する嫌悪」があるが、これは「生者のおごり」である。
☆こころに響く言葉
小さな社会人として成長する子ども
子どもの人格を尊重するとき、子どもは人間尊重を学ぶ。
家庭にあって、小さな社会人として育つのである。このように育った子どもが社会に出たとき、
"後世おそるべし"という力を持った社会人になることができよう。
☆勝利の人間学 第80回 先手を打ったところが勝つ
◇最高の作戦から最高の行動へ
一つ一つの課題について、皆で真剣に協議し、智慧を出し合い、先手、先手を打っていく。これが学会の強さである。
御聖訓には、『謀を帷帳の中に回らし勝つことを千里の外に決せし者なり』(P183、「一昨日御書」)と仰せである。万事において、最高の作戦を練り、勝利を決することを教えておられる。
どうすれば同志が喜ぶか、広宣流布が進むか、人材が育つか——常に祈り、思索し、中心者で心を合わせ、打ち合わせていくのだ。
そして、皆で一致したら、すばやく「最高の行動」に出る。ここに常勝の要諦がある。
◇新任リーダーは百日が勝負
各地で新たなリーダーが誕生している。
地湧の青年の躍動は、何よりも頼もしい。
任命を受けたら、「最初の百日が勝負」である。初心のままに、走り抜くのだ。
リーダーにとって大事なことは、「責任」である。責任をもって友の幸福を祈り、責任をもって、広布のために地域を駆けるのだ。
自ら激励に歩き、一人一人と会い、語り合う。これこそ、尊い仏道修行である。
メンバーのために汗を流した分、組織は発展していく。それが、永遠に朽ちない自身の福運となる。全部、自分に還ってくるのだ。
「我は勝ちたり!」という歴史を頼む。
◇賢く大きな心で同志を大切に
リーダーは、大鷲が飛ぶような、悠々たる境涯で名指揮をお願いしたい。賢く大きな心で友を包み、皆を人材に育ててほしい。
日蓮大聖人は、四条金吾のことを『極めて負けじ魂の人であり、同志を大切にする人である』(P986、通解、「可延定業書」)と讃えられた。
「尊き同志のために」との一念に立つ時、限りない勇気と活力が湧いてくる。
もちろん、一人で全てを抱え込む必要などない。「共に戦おう!」という心で、皆を尊敬し、皆の力を引き出していくのだ。
その中で、「あの人も人材だ」「この人も人材だ」と見えてくる。そこから、共戦の陣列が必ず陸続と生まれていくのだ。
新しい挑戦から!
「明確な目標」と
「誓願の祈り」で
わが最高峰を目指せ!
新池御書 P1439
『此の経にあひ奉りぬれば諸罪は霜露の如くに法華経の日輪に値い奉りて消ゆべし』
◇人生の座標
人間には、「老者に対する嫌悪」があるが、これは「若者のおごり」である。
「病者に対する嫌悪」があるが、これは「健者のおごり」である。
「死者に対する嫌悪」があるが、これは「生者のおごり」である。
☆こころに響く言葉
小さな社会人として成長する子ども
子どもの人格を尊重するとき、子どもは人間尊重を学ぶ。
家庭にあって、小さな社会人として育つのである。このように育った子どもが社会に出たとき、
"後世おそるべし"という力を持った社会人になることができよう。
☆勝利の人間学 第80回 先手を打ったところが勝つ
◇最高の作戦から最高の行動へ
一つ一つの課題について、皆で真剣に協議し、智慧を出し合い、先手、先手を打っていく。これが学会の強さである。
御聖訓には、『謀を帷帳の中に回らし勝つことを千里の外に決せし者なり』(P183、「一昨日御書」)と仰せである。万事において、最高の作戦を練り、勝利を決することを教えておられる。
どうすれば同志が喜ぶか、広宣流布が進むか、人材が育つか——常に祈り、思索し、中心者で心を合わせ、打ち合わせていくのだ。
そして、皆で一致したら、すばやく「最高の行動」に出る。ここに常勝の要諦がある。
◇新任リーダーは百日が勝負
各地で新たなリーダーが誕生している。
地湧の青年の躍動は、何よりも頼もしい。
任命を受けたら、「最初の百日が勝負」である。初心のままに、走り抜くのだ。
リーダーにとって大事なことは、「責任」である。責任をもって友の幸福を祈り、責任をもって、広布のために地域を駆けるのだ。
自ら激励に歩き、一人一人と会い、語り合う。これこそ、尊い仏道修行である。
メンバーのために汗を流した分、組織は発展していく。それが、永遠に朽ちない自身の福運となる。全部、自分に還ってくるのだ。
「我は勝ちたり!」という歴史を頼む。
◇賢く大きな心で同志を大切に
リーダーは、大鷲が飛ぶような、悠々たる境涯で名指揮をお願いしたい。賢く大きな心で友を包み、皆を人材に育ててほしい。
日蓮大聖人は、四条金吾のことを『極めて負けじ魂の人であり、同志を大切にする人である』(P986、通解、「可延定業書」)と讃えられた。
「尊き同志のために」との一念に立つ時、限りない勇気と活力が湧いてくる。
もちろん、一人で全てを抱え込む必要などない。「共に戦おう!」という心で、皆を尊敬し、皆の力を引き出していくのだ。
その中で、「あの人も人材だ」「この人も人材だ」と見えてくる。そこから、共戦の陣列が必ず陸続と生まれていくのだ。
2015年8月24日月曜日
2015.08.24 わが友に贈る
◇今週のことば
「仏になるみちは
善知識にはすぎず」
座談会で励まし合い
幸福へ 拡大へ 勝利へ
大歓喜のスタートを!
2015年08月24日
富木殿御返事 P978
『若し悩乱する者は頭七分に破れ供養すること有らん者は福十号に過ぐ』
◇人生の座標
人生は、最後の最後まで、何事かをなすためにある。人生を自己の信ずるものに賭けて戦い抜いた人、信念に殉じた人生ほど、尊いものはない。高齢になって、自分の人生に満足のいくものがあるかどうかは、自分の胸中に刻印されている。他人が決めるのではない。それだけのものを残せるかどうか−−高齢社会の大きな課題でしょう。
☆こころに響く言葉
合理化の知恵で貯蓄を
家庭経済を小さいものと軽視することなかれ、である。毎月の収入のなかから、
少しでも余裕をつくり貯金を心がけることも、家庭を楽しくする基盤である。
昔の勤倹貯蓄は、粗食や粗衣の犠牲の上に成り立ったが、今日の貯金は、
生活設計の上に立ち、合理化された結果が貯蓄としてあらわれる時代のようである。
☆8・20「広島土砂災害」から1年被災地で復興祈念勤行会 名誉会長がメッセージ
広島市北部を襲った大規模な土砂災害からきょう20日で1年。
被災した広島戸田総県の同志による「復興祈念フェニックス勤行会」が、同市の安佐北文化会館で厳粛に営まれた(17日)。
池田名誉会長はメッセージを贈り、被災地域の友の奮闘を心から賞讃。「皆様方の不屈の姿そのものが、広島の、そして全同志の希望となります」「皆様方が断じて幸福になり、栄光と勝利の人生を飾りゆかれるよう、さらにさらに題目を送り続けてまいります」と呼び掛けた。
集いでは、懇ろに勤行・唱題を行い、全ての犠牲者の冥福と、被災者の安穏、一日も早い被災地域の復興を深く祈念した。
「仏になるみちは
善知識にはすぎず」
座談会で励まし合い
幸福へ 拡大へ 勝利へ
大歓喜のスタートを!
2015年08月24日
富木殿御返事 P978
『若し悩乱する者は頭七分に破れ供養すること有らん者は福十号に過ぐ』
◇人生の座標
人生は、最後の最後まで、何事かをなすためにある。人生を自己の信ずるものに賭けて戦い抜いた人、信念に殉じた人生ほど、尊いものはない。高齢になって、自分の人生に満足のいくものがあるかどうかは、自分の胸中に刻印されている。他人が決めるのではない。それだけのものを残せるかどうか−−高齢社会の大きな課題でしょう。
☆こころに響く言葉
合理化の知恵で貯蓄を
家庭経済を小さいものと軽視することなかれ、である。毎月の収入のなかから、
少しでも余裕をつくり貯金を心がけることも、家庭を楽しくする基盤である。
昔の勤倹貯蓄は、粗食や粗衣の犠牲の上に成り立ったが、今日の貯金は、
生活設計の上に立ち、合理化された結果が貯蓄としてあらわれる時代のようである。
☆8・20「広島土砂災害」から1年被災地で復興祈念勤行会 名誉会長がメッセージ
広島市北部を襲った大規模な土砂災害からきょう20日で1年。
被災した広島戸田総県の同志による「復興祈念フェニックス勤行会」が、同市の安佐北文化会館で厳粛に営まれた(17日)。
池田名誉会長はメッセージを贈り、被災地域の友の奮闘を心から賞讃。「皆様方の不屈の姿そのものが、広島の、そして全同志の希望となります」「皆様方が断じて幸福になり、栄光と勝利の人生を飾りゆかれるよう、さらにさらに題目を送り続けてまいります」と呼び掛けた。
集いでは、懇ろに勤行・唱題を行い、全ての犠牲者の冥福と、被災者の安穏、一日も早い被災地域の復興を深く祈念した。
2015年8月23日日曜日
2015.08.23 わが友に贈る
新時代の扉を開くのは
勇気ある青年だ!
真剣な一人だ!
「誰か」ではない。
「自分」が決然と立て!
四条金吾殿御返事 P1136
『火にたきぎを加える時はさかんなり、大風吹けば求羅は倍増するなり、松は万年のよはひを持つ故に枝をまげらる、法華経の行者は火と求羅との如し薪と風とは大難の如し、法華経の行者は久遠長寿の如来なり、修行の枝をきられまげられん事疑なかるべし、此れより後は此経難持の四字を暫時もわすれず案じ給うべし』
◇人生の座標
愛する人の死に、そして自分自身の死に、どう向き合って生きていくか。元気なときから「死」を見つめることは、「生」を真剣に考えることになる。それ自体が「生命の質」を高めることにも通じます。
☆こころに響く言葉
子どもの主体性を確立する配慮
こづかいや、おやつの与え方にしても、ねだって泣けば与えるというのではいけないだろう。
こづかいは一ヶ月にいくら、おやつは何時にどれくらい、というぐあいに、
きちんと決めることが大事ではなかろうか。それは母親自身の主体性の問題である。
子どもは、決められた枠のなかで、それをどのように生かそうかと知恵を働かせる。
その日のおこづかいを使うのをやめ、貯蓄することも覚えるであろう。
そこに、子どもの主体性の確立がなされていく。
☆創大通信教育部新世紀第15回学光祭 創立者のメッセージ
日本全国、さらに遠く海外から、向学の大情熱を燃やして集い合われた、わが宝の友たる通教生の皆さん、猛暑のなか、本当に本当にご苦労さまです。
私もディスカバリーホールに駆け付け、皆さんと楽しく新世紀学光体操をし、リポート作成の苦労を朗らかに分かち合い、そして誉れ高く勝利の歌声を上げゆく思いで一切を見守っています。
お世話になっている教職員はじめ陰で支えてくださっている方々にも、心から御礼を申し上げます。
皆さんが清々しく放たれている「学の光」——それは、私が対話を重ねてきた世界のリーダーたちも、皆、鮮烈に発する生命の輝きです。、
オーストラリアの平和学者スチュアート・リース博士は、小学生の時に教わった女性の校長先生の励ましを、今も深く心に刻まれています。すなわち、「教育こそ『広がりのある人生』を歩む唯一の道である」という信条です。
この「広がりのある人生」とは、今回、通教開設40周年を目指し、皆さんが掲げた「新時代を拓く創造的世界市民」という素晴らしい指標とも、深く響き合っているのではないでしょうか。、創造的世界市民とは、まさに人間教育の開拓者として「広がりのある人生」を歩みゆく人だからであります。
その広がりは、第一に「生きる誇り」の広がりです。
「正義と真実」の学の光を体現された創価教育の父・牧口常三郎先生は、軍部政府の弾圧による獄中でも、哲学の研鑽を貫きました。
どんな困難な状況にあろうとも、信念をもって学び続ける人間の尊厳を奪うことはできない。勇敢にして不退転の求道の一歩から、必ず希望が生まれます。その忍耐強い探究が生きる誇りとなって、いかなる試練にも打ち勝つ力を漲らせることを、牧口先生は示されているのであります。
第二に「価値創造の智慧」の広がりです。
私の恩師である戸田城聖先生は、苦学して身に付けた学問は絶対に無駄にならない。全てを生かして価値創造の力に転じていけるのが「創価の智慧」であると教えられました。この証明者こそ、皆さんです。今や、創大通教出身の先輩方は、実に多彩な分野で価値創造の大活躍を生き生きと繰り広げてくれています。皆さんも胸を張って続いてください。
第三に「平和の連帯」の広がりです。
「学び」は、あらゆる差異を超えて、人間と人間を結び合い、高め合うことができます。共に学ぶ心で他者に接していくならば、常に新鮮な発見があり、尊敬と信頼が育まれます。このスクーリングに象徴されるように、通教の皆さんの友情を軸として、国を超え、世代を超えて、学びの世界市民のネットワークが一年一年、拡大しています。ここに、何よりも尊く嬉しい平和のフォートレスの実像があると讃えたいのであります。
そして、皆さん一人一人の日々の偉大な挑戦が起点となり、模範となって、地域社会においても、創造的世界市民のスクラムが、未来に限りなく広がりゆくことを、私は確信してやみません。
ともあれ、私と妻にとって、皆さん方は大切な大切な一生の学友です。どうか、聡明に健康第一で、労学一体の坂道・山道を、共々に励まし合いながら、明るく、たくましく、辛抱強く、登り切っていきましょう!
敬愛してやまぬ創造的世界市民の皆さん方に、喜劇王チャップリンの「なんだって、熱意がなければできやしない」(千葉伸夫著『チャプリンが日本を走った』)との言葉を贈り、私のメッセージといたします。お元気で!
勇気ある青年だ!
真剣な一人だ!
「誰か」ではない。
「自分」が決然と立て!
四条金吾殿御返事 P1136
『火にたきぎを加える時はさかんなり、大風吹けば求羅は倍増するなり、松は万年のよはひを持つ故に枝をまげらる、法華経の行者は火と求羅との如し薪と風とは大難の如し、法華経の行者は久遠長寿の如来なり、修行の枝をきられまげられん事疑なかるべし、此れより後は此経難持の四字を暫時もわすれず案じ給うべし』
◇人生の座標
愛する人の死に、そして自分自身の死に、どう向き合って生きていくか。元気なときから「死」を見つめることは、「生」を真剣に考えることになる。それ自体が「生命の質」を高めることにも通じます。
☆こころに響く言葉
子どもの主体性を確立する配慮
こづかいや、おやつの与え方にしても、ねだって泣けば与えるというのではいけないだろう。
こづかいは一ヶ月にいくら、おやつは何時にどれくらい、というぐあいに、
きちんと決めることが大事ではなかろうか。それは母親自身の主体性の問題である。
子どもは、決められた枠のなかで、それをどのように生かそうかと知恵を働かせる。
その日のおこづかいを使うのをやめ、貯蓄することも覚えるであろう。
そこに、子どもの主体性の確立がなされていく。
☆創大通信教育部新世紀第15回学光祭 創立者のメッセージ
日本全国、さらに遠く海外から、向学の大情熱を燃やして集い合われた、わが宝の友たる通教生の皆さん、猛暑のなか、本当に本当にご苦労さまです。
私もディスカバリーホールに駆け付け、皆さんと楽しく新世紀学光体操をし、リポート作成の苦労を朗らかに分かち合い、そして誉れ高く勝利の歌声を上げゆく思いで一切を見守っています。
お世話になっている教職員はじめ陰で支えてくださっている方々にも、心から御礼を申し上げます。
皆さんが清々しく放たれている「学の光」——それは、私が対話を重ねてきた世界のリーダーたちも、皆、鮮烈に発する生命の輝きです。、
オーストラリアの平和学者スチュアート・リース博士は、小学生の時に教わった女性の校長先生の励ましを、今も深く心に刻まれています。すなわち、「教育こそ『広がりのある人生』を歩む唯一の道である」という信条です。
この「広がりのある人生」とは、今回、通教開設40周年を目指し、皆さんが掲げた「新時代を拓く創造的世界市民」という素晴らしい指標とも、深く響き合っているのではないでしょうか。、創造的世界市民とは、まさに人間教育の開拓者として「広がりのある人生」を歩みゆく人だからであります。
その広がりは、第一に「生きる誇り」の広がりです。
「正義と真実」の学の光を体現された創価教育の父・牧口常三郎先生は、軍部政府の弾圧による獄中でも、哲学の研鑽を貫きました。
どんな困難な状況にあろうとも、信念をもって学び続ける人間の尊厳を奪うことはできない。勇敢にして不退転の求道の一歩から、必ず希望が生まれます。その忍耐強い探究が生きる誇りとなって、いかなる試練にも打ち勝つ力を漲らせることを、牧口先生は示されているのであります。
第二に「価値創造の智慧」の広がりです。
私の恩師である戸田城聖先生は、苦学して身に付けた学問は絶対に無駄にならない。全てを生かして価値創造の力に転じていけるのが「創価の智慧」であると教えられました。この証明者こそ、皆さんです。今や、創大通教出身の先輩方は、実に多彩な分野で価値創造の大活躍を生き生きと繰り広げてくれています。皆さんも胸を張って続いてください。
第三に「平和の連帯」の広がりです。
「学び」は、あらゆる差異を超えて、人間と人間を結び合い、高め合うことができます。共に学ぶ心で他者に接していくならば、常に新鮮な発見があり、尊敬と信頼が育まれます。このスクーリングに象徴されるように、通教の皆さんの友情を軸として、国を超え、世代を超えて、学びの世界市民のネットワークが一年一年、拡大しています。ここに、何よりも尊く嬉しい平和のフォートレスの実像があると讃えたいのであります。
そして、皆さん一人一人の日々の偉大な挑戦が起点となり、模範となって、地域社会においても、創造的世界市民のスクラムが、未来に限りなく広がりゆくことを、私は確信してやみません。
ともあれ、私と妻にとって、皆さん方は大切な大切な一生の学友です。どうか、聡明に健康第一で、労学一体の坂道・山道を、共々に励まし合いながら、明るく、たくましく、辛抱強く、登り切っていきましょう!
敬愛してやまぬ創造的世界市民の皆さん方に、喜劇王チャップリンの「なんだって、熱意がなければできやしない」(千葉伸夫著『チャプリンが日本を走った』)との言葉を贈り、私のメッセージといたします。お元気で!
2015年8月22日土曜日
2015.08.22 わが友に贈る
自分らしく
輝くための仏法だ。
そのために
挑戦また挑戦の中で
わが心を磨け!
日女御前御返事 P1244
『此の御本尊全く余所に求る事なかれ只我れ等衆生の法華経を持ちて南無妙法蓮華経と唱うる胸中の肉団におはしますなり』
◇人生の座標
大切なのは、生きているうちに、どれだけ「生命の質」を高めることができるかです。長く生きることだけが、長寿ではない。たとえ短命に終わっても、充実した生をまっとうできれば、その人は、手応えのある人生を生きた分、長寿といえるでしょう。
☆こころに響く言葉
"安いから買う"ということの錯覚
価格に敏感なあまり、安いから買うという、陥りやすい錯覚がある。しかし、
必要のない物を買うほど、高い買い物はない。物を買う基準の第一は、
それが必要であるか、どうかということにあるはずだ。高い、
安いは、必要のあとに続く価値は判断であるべきである。
☆御書とともに� 第63回 満月が輝きわたるように
『三つのつなは今生に切れぬ五つのさわりはすでにはれぬらむ、心の月くもりなく身のあかきへはてぬ、即身の仏なり・たうとし・たうとし』(光日尼御返事、P934)
◇通解
三つの綱は今生において切れた。五つの障りもすでに晴れたであろう。心の仏性の月は曇りがなく、身に付いた罪障の垢は消え果てた。あなたは即身の仏である。まことに尊いことである。
◇同志への指針
日蓮大聖人は、理不尽な差別や束縛に苦しむ女性たちに平等と自在の「生命尊厳」の法理を明かされた。わが子を失いながらも毅然と信心を貫く光日尼を「即身の仏なり」と最大に讃嘆なされている。
いかに深い悲しみがあろうと、妙法とともに生き抜く女性は、満月が輝きわたるように、晴れ晴れと幸福境涯を勝ち開くことができる。これこそ平等大慧の仏法なのだ。
輝くための仏法だ。
そのために
挑戦また挑戦の中で
わが心を磨け!
日女御前御返事 P1244
『此の御本尊全く余所に求る事なかれ只我れ等衆生の法華経を持ちて南無妙法蓮華経と唱うる胸中の肉団におはしますなり』
◇人生の座標
大切なのは、生きているうちに、どれだけ「生命の質」を高めることができるかです。長く生きることだけが、長寿ではない。たとえ短命に終わっても、充実した生をまっとうできれば、その人は、手応えのある人生を生きた分、長寿といえるでしょう。
☆こころに響く言葉
"安いから買う"ということの錯覚
価格に敏感なあまり、安いから買うという、陥りやすい錯覚がある。しかし、
必要のない物を買うほど、高い買い物はない。物を買う基準の第一は、
それが必要であるか、どうかということにあるはずだ。高い、
安いは、必要のあとに続く価値は判断であるべきである。
☆御書とともに� 第63回 満月が輝きわたるように
『三つのつなは今生に切れぬ五つのさわりはすでにはれぬらむ、心の月くもりなく身のあかきへはてぬ、即身の仏なり・たうとし・たうとし』(光日尼御返事、P934)
◇通解
三つの綱は今生において切れた。五つの障りもすでに晴れたであろう。心の仏性の月は曇りがなく、身に付いた罪障の垢は消え果てた。あなたは即身の仏である。まことに尊いことである。
◇同志への指針
日蓮大聖人は、理不尽な差別や束縛に苦しむ女性たちに平等と自在の「生命尊厳」の法理を明かされた。わが子を失いながらも毅然と信心を貫く光日尼を「即身の仏なり」と最大に讃嘆なされている。
いかに深い悲しみがあろうと、妙法とともに生き抜く女性は、満月が輝きわたるように、晴れ晴れと幸福境涯を勝ち開くことができる。これこそ平等大慧の仏法なのだ。
2015年8月21日金曜日
2015.08.21 わが友に贈る
水の流れは岩をも削る。
持続の信心こそ
幸福建設の直道だ!
何があっても
たゆまずに進め!
道場神守護事 P979
『災来るとも変じて幸と為らん』
◇人生の座標
晩年の顔は、ごまかしが効かない。人生の年輪が刻まれ、隠しようがない。なかでも眼は、雄弁にその人を語ります。
☆こころに響く言葉
子どもの理想には干渉しない
子どもを伸び伸び成長させたいという親の強い愛情が、家庭の根本でなくてはならない。
親が狭量で感情的で、親の権威にたよるばかりでは、家庭教育などといっても、
有名無実である。親が自分の理想を持つのはいい。しかし、
子どもがそれぞれ自分の理想を持つことに干渉することは、子どもの人格を認めないことになる。
☆世界平和祈念戦没者法要 名誉会長がメッセージ
「終戦の日」から70年を迎えた15日、池田名誉会長は、東京・新宿区の創価学会第2別館で厳粛に勤行・唱題し、全ての戦没者の追善回向を懇ろに行った。さらに東日本大震災で犠牲になられた方々、広宣流布の途上に逝かれた全同志の冥福を心から祈念した。
また同日、広宣流布大誓堂では、青年部主催の「世界平和祈念 戦没者追善勤行法要」が開かれ、原田会長の導師で勤行・唱題、焼香した。
これには、名誉会長が伝言を贈り、「創価学会は、揺るぎない平和の柱です」と力説。後継の青年部が厳然とその一切を担い立ってくれて、これほど頼もしいことはないと万感の期待を述べた。
持続の信心こそ
幸福建設の直道だ!
何があっても
たゆまずに進め!
道場神守護事 P979
『災来るとも変じて幸と為らん』
◇人生の座標
晩年の顔は、ごまかしが効かない。人生の年輪が刻まれ、隠しようがない。なかでも眼は、雄弁にその人を語ります。
☆こころに響く言葉
子どもの理想には干渉しない
子どもを伸び伸び成長させたいという親の強い愛情が、家庭の根本でなくてはならない。
親が狭量で感情的で、親の権威にたよるばかりでは、家庭教育などといっても、
有名無実である。親が自分の理想を持つのはいい。しかし、
子どもがそれぞれ自分の理想を持つことに干渉することは、子どもの人格を認めないことになる。
☆世界平和祈念戦没者法要 名誉会長がメッセージ
「終戦の日」から70年を迎えた15日、池田名誉会長は、東京・新宿区の創価学会第2別館で厳粛に勤行・唱題し、全ての戦没者の追善回向を懇ろに行った。さらに東日本大震災で犠牲になられた方々、広宣流布の途上に逝かれた全同志の冥福を心から祈念した。
また同日、広宣流布大誓堂では、青年部主催の「世界平和祈念 戦没者追善勤行法要」が開かれ、原田会長の導師で勤行・唱題、焼香した。
これには、名誉会長が伝言を贈り、「創価学会は、揺るぎない平和の柱です」と力説。後継の青年部が厳然とその一切を担い立ってくれて、これほど頼もしいことはないと万感の期待を述べた。
2015.08.20 わが友に贈る
体調管理を万全に!
食事・睡眠・運動など
生活リズムを整えよう。
心身共に若々しく
健康第一の日々を!
松野殿女房御返事 P1394
『女人の御身としてかかる濁世末代に法華経を供養しましませば、梵王も天眼を以て御覧じ帝釈は掌を合わせてをがませ給ひ地神は御足をいただきて喜び釈迦仏は霊山より御手をのべて御頂をなでさせ給うらん』
◇人生の座標
たとえば一本の川があるとする。ある地点では、その川の幅は変わらない。同じように、その人自身というものは変わらない。しかし、「質」はさまざまである。浅いか深いか、濁っているか清らかか、魚がたくさんいるかいないか。「内容」は違う。人生の世界も一緒です。性格や才能などによって幸・不幸が決まるのではなく、どう生きたのかという「内容」によって決まっていく。
☆こころに響く言葉
浪費か消費かを判断
高いもの必ずしも贅沢とは言えないし、安いもの必ずしも経済的とは言いがたい。
浪費か、消費かの判断こそ、現代の消費時代の要諦であるようである。
浪費というものは、たとえわずかであっても、生活にとって完全にマイナスである。
ときに、このマイナスの小さな穴が、大船をも沈める結果にならないとは言えないではないか。
☆アメリカ創価大学1期生が卒業10周年の集い 創立者がメッセージ
アメリカ創価大学(SUA)1期生による卒業10周年記念の集いが1、2日、同大学のキャンパスで晴れやかに開催された。アメリカ、スペイン、トルコ、パラグアイ、ガーナ、シンガポール、日本など11カ国から83人の1期生が、家族も交えて一堂に集った。
1日には、創価芸術センターで記念総会が行われた。
創立者の池田SGI会長はメッセージを寄せ、母校の発展のために、道なき道を切り拓いてきた一人一人の奮闘を心から称賛。「人生は強気でいけ」「最後の勝利こそ、真の勝利である」との恩師・戸田第2代会長の言葉を贈り、「創価とは、何があっても強気で、前へ前へと進み抜く心です。いかなる逆境からも、価値を創造しながら、最後に断固として勝ち切ることです」と強調した。
そして、SUAという原点に常に立ち返り、同窓の友と励まし合いながら大勝利の人生をと念願し、「誉れの1期生よ、無限の希望王たれ! 永遠の勝利の太陽たれ!」と呼び掛け、メッセージを結んだ。
食事・睡眠・運動など
生活リズムを整えよう。
心身共に若々しく
健康第一の日々を!
松野殿女房御返事 P1394
『女人の御身としてかかる濁世末代に法華経を供養しましませば、梵王も天眼を以て御覧じ帝釈は掌を合わせてをがませ給ひ地神は御足をいただきて喜び釈迦仏は霊山より御手をのべて御頂をなでさせ給うらん』
◇人生の座標
たとえば一本の川があるとする。ある地点では、その川の幅は変わらない。同じように、その人自身というものは変わらない。しかし、「質」はさまざまである。浅いか深いか、濁っているか清らかか、魚がたくさんいるかいないか。「内容」は違う。人生の世界も一緒です。性格や才能などによって幸・不幸が決まるのではなく、どう生きたのかという「内容」によって決まっていく。
☆こころに響く言葉
浪費か消費かを判断
高いもの必ずしも贅沢とは言えないし、安いもの必ずしも経済的とは言いがたい。
浪費か、消費かの判断こそ、現代の消費時代の要諦であるようである。
浪費というものは、たとえわずかであっても、生活にとって完全にマイナスである。
ときに、このマイナスの小さな穴が、大船をも沈める結果にならないとは言えないではないか。
☆アメリカ創価大学1期生が卒業10周年の集い 創立者がメッセージ
アメリカ創価大学(SUA)1期生による卒業10周年記念の集いが1、2日、同大学のキャンパスで晴れやかに開催された。アメリカ、スペイン、トルコ、パラグアイ、ガーナ、シンガポール、日本など11カ国から83人の1期生が、家族も交えて一堂に集った。
1日には、創価芸術センターで記念総会が行われた。
創立者の池田SGI会長はメッセージを寄せ、母校の発展のために、道なき道を切り拓いてきた一人一人の奮闘を心から称賛。「人生は強気でいけ」「最後の勝利こそ、真の勝利である」との恩師・戸田第2代会長の言葉を贈り、「創価とは、何があっても強気で、前へ前へと進み抜く心です。いかなる逆境からも、価値を創造しながら、最後に断固として勝ち切ることです」と強調した。
そして、SUAという原点に常に立ち返り、同窓の友と励まし合いながら大勝利の人生をと念願し、「誉れの1期生よ、無限の希望王たれ! 永遠の勝利の太陽たれ!」と呼び掛け、メッセージを結んだ。
2015年8月19日水曜日
2015.08.19 わが友に贈る
地域部・団地部の友が
各地の行事で活躍!
住民の心の絆こそ
安心と希望の礎だ。
尊き尽力に深く感謝!
経王殿御返事 P1124
『此の曼荼羅能く能く信ぜさせ給うべし、南無妙法蓮華経は師子吼の如しいかなる病さはりをなすべきや』
◇人生の座標
だれでも、「完成された性格」などありえない。万人が一人残らず、何らかの宿業によって未完成の人間です。困った性格も当然ある。しかし、それにとらわれ、自分を嫌ったり卑下したりして、進歩を自分で妨げるのは愚かです。
☆こころに響く言葉
先入観の壁をつくるな
ルソーの教育理念は、「子どもの発見」にあった。私たちは子どもを発見する前に、
先入観の壁をつくってしまう。これでは、子どもの個性を枯らし、
子ども自らの若芽のような尊い力を、親が奪っていることになるのだ。
☆創大通信教育部夏期スクーリング開校式 創立者のメッセージ
最も尊く、最も明るく、最も気高い「向学の絆」で結ばれた、わが通教生の皆さん!
第40回の佳節を刻む、伝統の夏期スクーリング、誠に誠に御苦労様です。
厳しい暑さの続く中、日本全国、そして世界16カ国・地域から集われた誇り高き皆さん方を、私は最大に労いつつ、心から歓迎いたします。
皆、健康で、事故なく、有意義なスクーリングとなるようにと祈っております。
教員の先生方、職員の方々も、大変にお世話になります。
「生活の中で学ぶ」「働きながら学び、学びながら働く」「生涯、学び続ける」——この誉れ高き人間教育の探究者こそ、まぎれもなく、わが通教生の一人一人です。
皆さんと同じく、多くの試練や困難の中で向学心を燃やした先人に、あのヘレン・ケラーがいます。ヘレンは、なぜ、目と耳と口の"三重苦"にも負けなかったのか。
それは、生きる喜びを、「学び」を通して、つかんだからではないでしょうか。
ヘレンは、知識という水にひたされて、枯れていた命が再び芽吹いた時、「生きていてよかった!」と心の奥底から叫んだと語っています。そして、「自分の障害に立ち向かえるだけの歓びと強さ」を感じたというのです(ヘレン・ケラー著、高橋和夫・鳥田恵訳『私の宗教』)。
学びの道に、行き詰まりはありません。そこには、常に希望が生まれ、勇気の連帯が広がります。
電話の発明で知られるグラハム・ベルも、ヘレンを、こう励ましています。
「できると思うことは、どんなことでもできるものだ。きみから勇気をもらう人が大勢いる。それを忘れちゃいけない」(ジュディス・セントジョージ著、片岡しのぶ訳『ヘレン・ケラーを支えた電話の父・ベル博士』)と。
どうか、皆さんもまた、へこたれず忍耐強く、そして、明るく前向きに、学びの挑戦を貫き、一人の人間がどれだけ偉大な価値を創造していけるかを、自分らしく示し切っていってください。それが、あとに続く人々への、かけがえのない模範となります。
ともあれ、この戦後70年の夏。我らの平和のフォートレス(要塞)から、最極の平和の光である「学の光」を、世界へ未来へと、いやまして強く大きく放ちゆこうではありませんか!
良き学友と励まし合いながら、最高に楽しく充実した日々としてください。
何かありましたら、私が信頼する教職員の方々に、遠慮なく相談してください。
結びに、愛する不二の皆さんに一句——
わが人生
学びの旗 持ち
勝利舞
と贈ります。
世界一の通教スクラム、万歳! 皆さん、お元気で!
各地の行事で活躍!
住民の心の絆こそ
安心と希望の礎だ。
尊き尽力に深く感謝!
経王殿御返事 P1124
『此の曼荼羅能く能く信ぜさせ給うべし、南無妙法蓮華経は師子吼の如しいかなる病さはりをなすべきや』
◇人生の座標
だれでも、「完成された性格」などありえない。万人が一人残らず、何らかの宿業によって未完成の人間です。困った性格も当然ある。しかし、それにとらわれ、自分を嫌ったり卑下したりして、進歩を自分で妨げるのは愚かです。
☆こころに響く言葉
先入観の壁をつくるな
ルソーの教育理念は、「子どもの発見」にあった。私たちは子どもを発見する前に、
先入観の壁をつくってしまう。これでは、子どもの個性を枯らし、
子ども自らの若芽のような尊い力を、親が奪っていることになるのだ。
☆創大通信教育部夏期スクーリング開校式 創立者のメッセージ
最も尊く、最も明るく、最も気高い「向学の絆」で結ばれた、わが通教生の皆さん!
第40回の佳節を刻む、伝統の夏期スクーリング、誠に誠に御苦労様です。
厳しい暑さの続く中、日本全国、そして世界16カ国・地域から集われた誇り高き皆さん方を、私は最大に労いつつ、心から歓迎いたします。
皆、健康で、事故なく、有意義なスクーリングとなるようにと祈っております。
教員の先生方、職員の方々も、大変にお世話になります。
「生活の中で学ぶ」「働きながら学び、学びながら働く」「生涯、学び続ける」——この誉れ高き人間教育の探究者こそ、まぎれもなく、わが通教生の一人一人です。
皆さんと同じく、多くの試練や困難の中で向学心を燃やした先人に、あのヘレン・ケラーがいます。ヘレンは、なぜ、目と耳と口の"三重苦"にも負けなかったのか。
それは、生きる喜びを、「学び」を通して、つかんだからではないでしょうか。
ヘレンは、知識という水にひたされて、枯れていた命が再び芽吹いた時、「生きていてよかった!」と心の奥底から叫んだと語っています。そして、「自分の障害に立ち向かえるだけの歓びと強さ」を感じたというのです(ヘレン・ケラー著、高橋和夫・鳥田恵訳『私の宗教』)。
学びの道に、行き詰まりはありません。そこには、常に希望が生まれ、勇気の連帯が広がります。
電話の発明で知られるグラハム・ベルも、ヘレンを、こう励ましています。
「できると思うことは、どんなことでもできるものだ。きみから勇気をもらう人が大勢いる。それを忘れちゃいけない」(ジュディス・セントジョージ著、片岡しのぶ訳『ヘレン・ケラーを支えた電話の父・ベル博士』)と。
どうか、皆さんもまた、へこたれず忍耐強く、そして、明るく前向きに、学びの挑戦を貫き、一人の人間がどれだけ偉大な価値を創造していけるかを、自分らしく示し切っていってください。それが、あとに続く人々への、かけがえのない模範となります。
ともあれ、この戦後70年の夏。我らの平和のフォートレス(要塞)から、最極の平和の光である「学の光」を、世界へ未来へと、いやまして強く大きく放ちゆこうではありませんか!
良き学友と励まし合いながら、最高に楽しく充実した日々としてください。
何かありましたら、私が信頼する教職員の方々に、遠慮なく相談してください。
結びに、愛する不二の皆さんに一句——
わが人生
学びの旗 持ち
勝利舞
と贈ります。
世界一の通教スクラム、万歳! 皆さん、お元気で!
2015年8月18日火曜日
2015.08.18 わが友に贈る
未来を担う青年よ
苦労は買ってでもせよ!
志ある人は負けない。
使命に生きる人は強い。
確固たる自己を築け!
乙御前御消息 P1221
『抑一人の盲目をあけて候はん功徳すら申すばかりなし、況や日本国の一切衆生の眼をあけて候はん功徳をや、何に況や一閻浮提四天下の人の眼のしゐたるをあけて候はんをや』
◇人生の座標
社会的に成功し、名声を得ることは、一つの現象としては良いことです。しかし、無名であっても、人々のために尽くす人生が尊い。「だれも評価はしてくれないが、自分は満足した」と言える自分自身をつくれた人が、本当の大勝利者なのです。
☆こころに響く言葉
うまい話は眉つばもの
このせちがらい世の中に、金の儲かるうまい話が、ごろごろころがって、目の前にあるはずがない。
あれば、それは眉つばものに決まっている。だから、貯蓄は堅実な生活を孜々として築くための、
生活向上への賢明な貯蓄でなければならない。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第25回 清々しい勤行で大成長の夏
厳しい暑さが続いている。
わが友が体調を崩さず、健やかな日々であるよう祈り念じています。
勤行・唱題は健康の源泉である。
きょうも「御本尊に向かおう」「題目をあげよう」――その一念に色心が輝き、生命力が増す。
日蓮大聖人は仰せである。『題目を唱える声は、十方世界で届かぬところはない』(P808、通解、「御講聞書」)
妙法は全宇宙に通ずる。朗々たる音声は諸天を動かす。題目に勝る力はない。
苦しければ苦しいまま、うれしければうれしいまま、子どもが母親を求めるように、ありのままの思いを込めて、御本尊を信じ抜き、祈り抜くことだ。
私たちが勤行で読誦する法華経寿量品には、こうある。
「一心欲見仏 不自惜身命 時我及衆僧 俱出霊鷲山」(一心に仏を見たてまつらんと欲して 自ら身命を惜しまざれば 時に我れ及び衆僧は 俱に霊鷲山に出ず)
幾重にも意義深い文である。
戸田先生は、この経文などについて講義され、御本尊を拝めば、気がつかなくとも、自分の生命の中に御本尊が現れると教えられた。そして、"我々の体に大聖人即御本尊の力が満ち満ちてくる"と結論された。
朝夕の勤行は、壮大な法華経の会座に参列し、久遠元初に立ち還る厳粛な儀式である。
わが生命に仏の智慧と力を限りなく涌現し、自らの現実の舞台を寂光土へと変えていく絶対勝利の起点なのである。
勤行は一家和楽のリズムでもある。夏は、未来部のお子さん方をはじめ、家族で勤行するチャンスだ。
白馬が大草原を駆けるような清々しい勤行で、黄金の価値が光る大成長の日々を送りたい。
希望輝く人間革命の大道を、共に祈り進んでいこう!
苦労は買ってでもせよ!
志ある人は負けない。
使命に生きる人は強い。
確固たる自己を築け!
乙御前御消息 P1221
『抑一人の盲目をあけて候はん功徳すら申すばかりなし、況や日本国の一切衆生の眼をあけて候はん功徳をや、何に況や一閻浮提四天下の人の眼のしゐたるをあけて候はんをや』
◇人生の座標
社会的に成功し、名声を得ることは、一つの現象としては良いことです。しかし、無名であっても、人々のために尽くす人生が尊い。「だれも評価はしてくれないが、自分は満足した」と言える自分自身をつくれた人が、本当の大勝利者なのです。
☆こころに響く言葉
うまい話は眉つばもの
このせちがらい世の中に、金の儲かるうまい話が、ごろごろころがって、目の前にあるはずがない。
あれば、それは眉つばものに決まっている。だから、貯蓄は堅実な生活を孜々として築くための、
生活向上への賢明な貯蓄でなければならない。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第25回 清々しい勤行で大成長の夏
厳しい暑さが続いている。
わが友が体調を崩さず、健やかな日々であるよう祈り念じています。
勤行・唱題は健康の源泉である。
きょうも「御本尊に向かおう」「題目をあげよう」――その一念に色心が輝き、生命力が増す。
日蓮大聖人は仰せである。『題目を唱える声は、十方世界で届かぬところはない』(P808、通解、「御講聞書」)
妙法は全宇宙に通ずる。朗々たる音声は諸天を動かす。題目に勝る力はない。
苦しければ苦しいまま、うれしければうれしいまま、子どもが母親を求めるように、ありのままの思いを込めて、御本尊を信じ抜き、祈り抜くことだ。
私たちが勤行で読誦する法華経寿量品には、こうある。
「一心欲見仏 不自惜身命 時我及衆僧 俱出霊鷲山」(一心に仏を見たてまつらんと欲して 自ら身命を惜しまざれば 時に我れ及び衆僧は 俱に霊鷲山に出ず)
幾重にも意義深い文である。
戸田先生は、この経文などについて講義され、御本尊を拝めば、気がつかなくとも、自分の生命の中に御本尊が現れると教えられた。そして、"我々の体に大聖人即御本尊の力が満ち満ちてくる"と結論された。
朝夕の勤行は、壮大な法華経の会座に参列し、久遠元初に立ち還る厳粛な儀式である。
わが生命に仏の智慧と力を限りなく涌現し、自らの現実の舞台を寂光土へと変えていく絶対勝利の起点なのである。
勤行は一家和楽のリズムでもある。夏は、未来部のお子さん方をはじめ、家族で勤行するチャンスだ。
白馬が大草原を駆けるような清々しい勤行で、黄金の価値が光る大成長の日々を送りたい。
希望輝く人間革命の大道を、共に祈り進んでいこう!
2015年8月17日月曜日
2015.08.17 わが友に贈る
新聞休刊日
諸経と法華経と難易の事 P992
『仏法は体のごとし世間はかげのごとし体曲れば影ななめなり』
◇人生の座標
個性とは、「人と違うことをやろう」というような浅いものではない。そんな虚栄を捨てて、自分が精一杯、何か価値あることをしようと打ち込んで生きた結果、光ってくるものです。
☆こころに響く言葉
溺愛をさける
溺愛をさけるためには、親は子をほかの適切なよい指導者にふれさせるべきだ。
またよい友達を得る環境に心を配り、子どもが育ち伸びやすい土壌をつくることも、
親の責任の一つである。
☆中等部が首都圏夏季研修会 名誉会長のメッセージ
朝早くから、遠くより、平和のフォートレス(要塞)たる創価大学へ、本当にようこそ!
担当者の皆さん方、役員の方々も、暑い中、お世話になります。私の心も、愛する皆さんと一緒です。
広島に原爆が投下されて70年のきょうこの日、勇んで集い来った不思議な使命の皆さんに、私は、これからの平和を託しゆく祈りを込めて、全てを見守っています。
日蓮大聖人は、『天が晴れるならば、大地はおのずから明らかとなる。同様に、法華経を知る者は、世間の法をもおのずから得るであろう』(P254、通解、「観心本尊抄」)と仰せになられました。
若くして太陽の仏法を持った皆さんに、打ち破れない闇は絶対にない。皆さん自身が、無限の希望の旭日なのです。
私の大切な友人であるフィリピンの大教育者アブエバ博士は、未来を担う青年に「三つの習慣」をすすめられました。
第一に「学ぶ習慣」。第二に「決意する習慣」。第三に「行動する習慣」をもつことです。
どんなことも生き生きと学んでいく。何度でもへこたれずに決意する。そして、失敗を恐れず行動に打って出る。この挑戦の連続の中で人格は磨かれ、勝利の青春を飾れるのです。
またアブエバ博士は、皆さんこそが、ご両親にとって地球上で最も大切な人である。ご両親は自分を犠牲にしても、皆さん方を立派にしたい。その父母の心を子が聡明に理解して、親子で仲良くすることから平和は広がると教えられています。
さあ、きょうから、世界一の創価家族と共に、強く朗らかに前進していこう!
若き皆さんの正義と平和のスクラムで、人類の未来を明るく照らし晴らしていってください。
最も大事な宝の皆さんに、私は妻と題目を送り続けます。健康と幸福あれ! 勇気と忍耐あれ! 栄光と勝利あれ!
諸経と法華経と難易の事 P992
『仏法は体のごとし世間はかげのごとし体曲れば影ななめなり』
◇人生の座標
個性とは、「人と違うことをやろう」というような浅いものではない。そんな虚栄を捨てて、自分が精一杯、何か価値あることをしようと打ち込んで生きた結果、光ってくるものです。
☆こころに響く言葉
溺愛をさける
溺愛をさけるためには、親は子をほかの適切なよい指導者にふれさせるべきだ。
またよい友達を得る環境に心を配り、子どもが育ち伸びやすい土壌をつくることも、
親の責任の一つである。
☆中等部が首都圏夏季研修会 名誉会長のメッセージ
朝早くから、遠くより、平和のフォートレス(要塞)たる創価大学へ、本当にようこそ!
担当者の皆さん方、役員の方々も、暑い中、お世話になります。私の心も、愛する皆さんと一緒です。
広島に原爆が投下されて70年のきょうこの日、勇んで集い来った不思議な使命の皆さんに、私は、これからの平和を託しゆく祈りを込めて、全てを見守っています。
日蓮大聖人は、『天が晴れるならば、大地はおのずから明らかとなる。同様に、法華経を知る者は、世間の法をもおのずから得るであろう』(P254、通解、「観心本尊抄」)と仰せになられました。
若くして太陽の仏法を持った皆さんに、打ち破れない闇は絶対にない。皆さん自身が、無限の希望の旭日なのです。
私の大切な友人であるフィリピンの大教育者アブエバ博士は、未来を担う青年に「三つの習慣」をすすめられました。
第一に「学ぶ習慣」。第二に「決意する習慣」。第三に「行動する習慣」をもつことです。
どんなことも生き生きと学んでいく。何度でもへこたれずに決意する。そして、失敗を恐れず行動に打って出る。この挑戦の連続の中で人格は磨かれ、勝利の青春を飾れるのです。
またアブエバ博士は、皆さんこそが、ご両親にとって地球上で最も大切な人である。ご両親は自分を犠牲にしても、皆さん方を立派にしたい。その父母の心を子が聡明に理解して、親子で仲良くすることから平和は広がると教えられています。
さあ、きょうから、世界一の創価家族と共に、強く朗らかに前進していこう!
若き皆さんの正義と平和のスクラムで、人類の未来を明るく照らし晴らしていってください。
最も大事な宝の皆さんに、私は妻と題目を送り続けます。健康と幸福あれ! 勇気と忍耐あれ! 栄光と勝利あれ!
2015年8月16日日曜日
2015.08.16 わが友に贈る
◇今週のことば
学会の教学研鑽は
「剣豪の修行」なり。
智慧と勇気の
宝剣を磨きゆけ!
人生勝利のために。
2015年08月16日
祈祷抄 P1351
『大地はささばはづるるとも虚空をつなぐ者はありとも潮のみちひぬ事はありとも日は西より出づるとも法華経の行者の祈りのかなはぬ事はあるべからず』
◇人生の座標
春、種をまく。三日で育てといっても無理である。やはり、実りは秋を待つしかない。これが道理である。
人生の秋は四十代、五十代、六十代である。四十代以降に、花が咲けばよい。実がなればよい。それまでは全部、修行である。全部、忍耐である。むしろ若いときこそ、苦労していく環境が必要なのである。
☆こころに響く言葉
衣食住の確保が基礎的な任務
おしゃれやレジャーや交際費のために食費を節約するような家計のやりくりは、
上手、下手以前の問題であろう。つまり、衣食住を十分に確保して家族が困らないようにすることこそ、
家計を預かる人の基礎的な任務である。それができないとすれば、
もはや家計を預かる資格はないと言っても過言ではあるまい。
☆勝利の人間学 第79回 学会活動は日々、平和の創造
◇信心は生命を根底から変革
仏法は、人の心も、また社会の精神性も、深く鋭く映し出す英知の鏡である。
日蓮大聖人は、その明鏡に照らして、時代の混迷の元凶は人間の生命に巣くう「貪瞋癡」の三毒にあり、『戦争は瞋り(怒り)から起こる』(P1064、趣意、「曾谷殿御返事」)と喝破されている。
「貪瞋癡」の生命を根底から変革する力が、我らの信心である。命の奥底から泉を湧き立たせて、三毒の炎を消していくのだ。
この生命尊厳の大哲理を学び、語ろう!
自他共の生命を変える智慧が、ここにある。学会活動は、日々、偉大な平和の創造なのだ。
◇座談会は心を結ぶ広場
戸田城聖先生は、戦後の混乱の世にあって、座談会から学会の再建を始められた。
一人の悩める友を励まし、幸福へと蘇生させる。この最も地道な対話を、希望の武器として、渦巻く暴力の魔性に挑んだのだ。
戦後2年目の夏に、私が入信した起点も、戸田先生が出席された座談会であった。
恩師は、、「青年が座談会に飛び込み、若き力で広宣流布の組織を盛り上げるのだ」と叫ばれた。心と心を結ぶ少人数の座談で築き上げた民衆の連帯こそが、平和の土台となることを確信されたい。
◇足元から歓喜と和楽の波を
人間社会は複雑で、矛盾や対立が絶えない。
その不幸な流転に負けずに、万人の幸福と平和の道を、いかにして切り開いていくか。
日蓮仏法には、人類の根本的な宿命転換の方途が厳然と示されている。それは、常楽我浄と所願満足への明確なる軌道である。
被爆・終戦70年の今、広島、長崎、沖縄をはじめ日本全国、さらに世界各地で、創価の青年が平和運動の旗手となり、歌声も高らかに、新たなスクラムを広げてくれている。
「立正安国論」には、『汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を禱らん者か』(P31)と仰せである。
今日も、世界平和を祈り、自らの足元から、歓喜と和楽の波を創り起こしてくれ給え!
学会の教学研鑽は
「剣豪の修行」なり。
智慧と勇気の
宝剣を磨きゆけ!
人生勝利のために。
2015年08月16日
祈祷抄 P1351
『大地はささばはづるるとも虚空をつなぐ者はありとも潮のみちひぬ事はありとも日は西より出づるとも法華経の行者の祈りのかなはぬ事はあるべからず』
◇人生の座標
春、種をまく。三日で育てといっても無理である。やはり、実りは秋を待つしかない。これが道理である。
人生の秋は四十代、五十代、六十代である。四十代以降に、花が咲けばよい。実がなればよい。それまでは全部、修行である。全部、忍耐である。むしろ若いときこそ、苦労していく環境が必要なのである。
☆こころに響く言葉
衣食住の確保が基礎的な任務
おしゃれやレジャーや交際費のために食費を節約するような家計のやりくりは、
上手、下手以前の問題であろう。つまり、衣食住を十分に確保して家族が困らないようにすることこそ、
家計を預かる人の基礎的な任務である。それができないとすれば、
もはや家計を預かる資格はないと言っても過言ではあるまい。
☆勝利の人間学 第79回 学会活動は日々、平和の創造
◇信心は生命を根底から変革
仏法は、人の心も、また社会の精神性も、深く鋭く映し出す英知の鏡である。
日蓮大聖人は、その明鏡に照らして、時代の混迷の元凶は人間の生命に巣くう「貪瞋癡」の三毒にあり、『戦争は瞋り(怒り)から起こる』(P1064、趣意、「曾谷殿御返事」)と喝破されている。
「貪瞋癡」の生命を根底から変革する力が、我らの信心である。命の奥底から泉を湧き立たせて、三毒の炎を消していくのだ。
この生命尊厳の大哲理を学び、語ろう!
自他共の生命を変える智慧が、ここにある。学会活動は、日々、偉大な平和の創造なのだ。
◇座談会は心を結ぶ広場
戸田城聖先生は、戦後の混乱の世にあって、座談会から学会の再建を始められた。
一人の悩める友を励まし、幸福へと蘇生させる。この最も地道な対話を、希望の武器として、渦巻く暴力の魔性に挑んだのだ。
戦後2年目の夏に、私が入信した起点も、戸田先生が出席された座談会であった。
恩師は、、「青年が座談会に飛び込み、若き力で広宣流布の組織を盛り上げるのだ」と叫ばれた。心と心を結ぶ少人数の座談で築き上げた民衆の連帯こそが、平和の土台となることを確信されたい。
◇足元から歓喜と和楽の波を
人間社会は複雑で、矛盾や対立が絶えない。
その不幸な流転に負けずに、万人の幸福と平和の道を、いかにして切り開いていくか。
日蓮仏法には、人類の根本的な宿命転換の方途が厳然と示されている。それは、常楽我浄と所願満足への明確なる軌道である。
被爆・終戦70年の今、広島、長崎、沖縄をはじめ日本全国、さらに世界各地で、創価の青年が平和運動の旗手となり、歌声も高らかに、新たなスクラムを広げてくれている。
「立正安国論」には、『汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を禱らん者か』(P31)と仰せである。
今日も、世界平和を祈り、自らの足元から、歓喜と和楽の波を創り起こしてくれ給え!
2015年8月15日土曜日
2015.08.15 わが友に贈る
地上から悲惨をなくし
自他共の幸福の建設を!
それが広宣流布だ。
最も身近な地域から
和楽のスクラムを拡大!
上野殿後家尼御返事 P1504
『いきてをはしき時は生の仏今は死の仏生死ともに仏なり、即身成仏と申す大事の法門これなり』
◇人生の座標
ともすれば、人間は年をとると「前進」の気概を失ってしまうことが多い。そこで一歩退くか、一歩踏み出すかは微妙な一念の差である。しかし、それは、「人生の総仕上げ」の段階にあっては、取り返しのつかない違いとなって表れてくる。
☆こころに響く言葉
食事の充実が活力の源泉
人生を生きていくのに、何といっても最大の資産は健康な身体である。
そして身体を健康に保ち、いきいきとした活力を与えてゆく源泉が食事の充実にあることは、
言うまでもなかろう。食生活が十分でなければ、思考力も鈍ってくるし、意欲も衰えてしまう。
いわんや、生存競争の激しい、神経をすり減らす現代社会においては、なおさらのことだ。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第25回� 希望の大道を共に
何でもいい。この夏、一つでも「頑張った」「壁を破った」「できるようになった」という思い出を刻んでもらいたい。
その一つ一つが、21世紀の栄光と勝利の山を登りゆく力となり、自信となるからだ。
そのためにも、身近な励ましや自分を信じてくれる人の存在、善き出会いがどれほど大切か。
やはり「きぼう新聞」で紹介したヘレン・ケラーは、恩師サリバン先生に深い感謝を捧げた。
「ほんとうに私の才能は先生の力強い友情によって啓発せられていったのであります」
若き生命を慈しみ、力強く決意や勇気を促すエールが、希望の扉を開け放っていくのだ。
各部一体で取り組む「創価ファミリー大会」、昨年に続く開催となる「全国未来部夏季研修会」、そして各種コンクールへのチャレンジを通して、大成長の夏となるよう、祈ってやまない。
さらに、未来部として新しい試みとなる英会話コンテスト「E—1グランプリ」に臨んで、友と切磋琢磨する中・高等部員の姿も頼もしい。
日蓮大聖人は、16歳の南条時光へのお手紙に、こう仰せである。
『大事の事どもかきて候、よくよく人によませて・きこしめせ、人もそし(誹)り候へ・ものともおもはぬ法師等なり』(P1510、「上野殿御返事」)
この9年前、時光の父・兵衛七郎は死去した。大聖人は墓参された際、まだ7歳の時光に会われている。その少年が、今や父母の信心を立派に受け継ぎ、立派な若武者に成長したのである。
大聖人は、父親のような慈愛を注いで、若き時光に「大事の事」を教えられた。
そして、「人は謗るだろうが、我ら日蓮一門は、それらを、ものとも思わないで戦ってきた」と、何ものをも恐れぬ「師子王の心」を厳然と伝えておられるのだ。
大聖人の御期待に、時光は見事にお応えした。後年、熱原の法難の際にも、師子奮迅の力で戦い抜いたことは、歴史に燦然と輝いている。
私も、未来部の友は、大人以上に純粋に、「正義」と「真実」を見抜く鋭い眼を持っていると思っている。
だからこそ、平和建設と民衆の幸福のために戦う創価の師弟の魂である「学会精神」を、真剣に打ち込んできた。未来部の皆が「法華経の命を継ぐ人」との思いで誠実に接してきた。
2030年、学会創立100周年の時には、現在の未来部員は皆、20代、30代となる。
まさに学会の先頭に立って、世界広宣流布の大理想を実現してくれる世代である。この未来部のスクラムこそが、人類の希望の明日を開くのだ。
世界広布新時代とは、「未来部新時代」に他ならない。新たな未来部を創ることこそが、新たな未来の創価学会を創造することであるからだ。
さあ、宝の鳳雛たちと共に、健やかに求道と前進の汗を流そう! 未来へ使命の翼を広げよう!
「希望の大道」を、躍進の未来部と共に!——これが我らの合言葉だ。
この夏も
学べ 鍛えよ
わが翼
鳳雛 舞いゆけ
天空高く
自他共の幸福の建設を!
それが広宣流布だ。
最も身近な地域から
和楽のスクラムを拡大!
上野殿後家尼御返事 P1504
『いきてをはしき時は生の仏今は死の仏生死ともに仏なり、即身成仏と申す大事の法門これなり』
◇人生の座標
ともすれば、人間は年をとると「前進」の気概を失ってしまうことが多い。そこで一歩退くか、一歩踏み出すかは微妙な一念の差である。しかし、それは、「人生の総仕上げ」の段階にあっては、取り返しのつかない違いとなって表れてくる。
☆こころに響く言葉
食事の充実が活力の源泉
人生を生きていくのに、何といっても最大の資産は健康な身体である。
そして身体を健康に保ち、いきいきとした活力を与えてゆく源泉が食事の充実にあることは、
言うまでもなかろう。食生活が十分でなければ、思考力も鈍ってくるし、意欲も衰えてしまう。
いわんや、生存競争の激しい、神経をすり減らす現代社会においては、なおさらのことだ。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第25回� 希望の大道を共に
何でもいい。この夏、一つでも「頑張った」「壁を破った」「できるようになった」という思い出を刻んでもらいたい。
その一つ一つが、21世紀の栄光と勝利の山を登りゆく力となり、自信となるからだ。
そのためにも、身近な励ましや自分を信じてくれる人の存在、善き出会いがどれほど大切か。
やはり「きぼう新聞」で紹介したヘレン・ケラーは、恩師サリバン先生に深い感謝を捧げた。
「ほんとうに私の才能は先生の力強い友情によって啓発せられていったのであります」
若き生命を慈しみ、力強く決意や勇気を促すエールが、希望の扉を開け放っていくのだ。
各部一体で取り組む「創価ファミリー大会」、昨年に続く開催となる「全国未来部夏季研修会」、そして各種コンクールへのチャレンジを通して、大成長の夏となるよう、祈ってやまない。
さらに、未来部として新しい試みとなる英会話コンテスト「E—1グランプリ」に臨んで、友と切磋琢磨する中・高等部員の姿も頼もしい。
日蓮大聖人は、16歳の南条時光へのお手紙に、こう仰せである。
『大事の事どもかきて候、よくよく人によませて・きこしめせ、人もそし(誹)り候へ・ものともおもはぬ法師等なり』(P1510、「上野殿御返事」)
この9年前、時光の父・兵衛七郎は死去した。大聖人は墓参された際、まだ7歳の時光に会われている。その少年が、今や父母の信心を立派に受け継ぎ、立派な若武者に成長したのである。
大聖人は、父親のような慈愛を注いで、若き時光に「大事の事」を教えられた。
そして、「人は謗るだろうが、我ら日蓮一門は、それらを、ものとも思わないで戦ってきた」と、何ものをも恐れぬ「師子王の心」を厳然と伝えておられるのだ。
大聖人の御期待に、時光は見事にお応えした。後年、熱原の法難の際にも、師子奮迅の力で戦い抜いたことは、歴史に燦然と輝いている。
私も、未来部の友は、大人以上に純粋に、「正義」と「真実」を見抜く鋭い眼を持っていると思っている。
だからこそ、平和建設と民衆の幸福のために戦う創価の師弟の魂である「学会精神」を、真剣に打ち込んできた。未来部の皆が「法華経の命を継ぐ人」との思いで誠実に接してきた。
2030年、学会創立100周年の時には、現在の未来部員は皆、20代、30代となる。
まさに学会の先頭に立って、世界広宣流布の大理想を実現してくれる世代である。この未来部のスクラムこそが、人類の希望の明日を開くのだ。
世界広布新時代とは、「未来部新時代」に他ならない。新たな未来部を創ることこそが、新たな未来の創価学会を創造することであるからだ。
さあ、宝の鳳雛たちと共に、健やかに求道と前進の汗を流そう! 未来へ使命の翼を広げよう!
「希望の大道」を、躍進の未来部と共に!——これが我らの合言葉だ。
この夏も
学べ 鍛えよ
わが翼
鳳雛 舞いゆけ
天空高く
2015年8月14日金曜日
2015.08.14 わが友に贈る
わが家庭こそ
信心継承の舞台だ。
親子で一緒に
勤行を実践しよう。
共に成長の日々を!
御義口伝巻上 P727
『宝聚とは三世の諸仏の万行万善の諸波羅蜜の宝を聚めたる南無妙法蓮華経なり、此の無上宝聚を辛労も無く行功も無く一言に受取る信心なり』
◇人生の座標
ただ従うだけの「惰性」でもなく、反発だけの「わがまま」でもない。釣り合いを取って、調和を図っていく。やりづらいなかで苦労してこそ、そのような聡明な考え方ができるようになっていく。
☆こころに響く言葉
子どもをゆがめる誤った親心
安易に規格化された幸福を希う親の人生観は、淀んだ水の毒気のように、
溌剌たる子どもまでもスポイルする危険性がある。何の失敗もしない子ども、
分別くさい子どもの氾濫は、伸び伸びとした本性を撓めてしまいかねない。
子どもが子どもである権利を親が奪うとすれば、恐ろしいことだ。非行の問題は、
社会のせいばかりではない。誤った親心からも胚胎しはじめる。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第25回� 希望の大道を共に
黄金の
尊き汗の
夏ありて
創価の人材
いやまし光らむ
私が戸田城聖先生の弟子となって第一歩を踏み出したのは、19歳の8月である。それは厳しい暑さの一日であった。
その夏より、同志と共に、広宣流布を目指し、仏道修行の汗を流しゆく青春が始まった。
「求道の夏」「錬磨の夏」は、学会の伝統だ。
仏法のための汗には、いささかの無駄もない。全てが自他共の成長の糧となり、滋養となる。
先日も、東北の友から嬉しい報告があった。
33年前の夏、4,000人の未来部員が出演した仙台市での「宮城平和希望祭」を原点として、社会の各界で大活躍しているリーダーたちの多彩な近況であった。一緒に汗だくになって歴史を刻んだあの若き友たちが、大震災からの復興の柱となり、希望の泉となって奮闘してくれているのだ。
未来本部長制が新たにスタートして1年——。
この夏も、全国各地で、担当者のこまやかな励ましと創意工夫によって、未来部のメンバーが楽しく集い、伸び伸びと信心を学び合っている。
後継を育てゆかんとする先輩方の大情熱の汗があればこそ、創価の人材の大河は尽きないのだ。
現在、中国と日本の万代の友好を織り成しゆく舞劇「朱鷺」が、大きな反響を呼んでいる。
中国人民対外友好協会、上海文化発展基金会、上海歌舞団の皆様方が、構想から4年をかけて民音と共に制作してくださった力作である。
上海歌舞団の方々は、陳飛華団長の「時が経てば名作しか残らない。ゆえに芸術は常に一流を目指すのだ」との励ましのもと、一回一回の公演に、全身全霊で臨まれている。全ての関係者に心から感謝申し上げたい。
この舞台には、美しく豊かな自然と生命を、子どもたちのために守り育てたいとの願いが込められている。
私も若き日、幼い子らと触れ合う中で、胸に湧き上がる生命への畏敬の思いを日記に記した。
「可愛い子等は、人生のオアシスだ。
尊い、幼少の子供等を、万人が、お互いに大事にしてゆけば、自然に、戦争回避の一大思想になると思う」と。
子どもたちのために、未来のために——この人類の最も普遍的な熱願をもって、様々な差異や国を超えて行動し、地球環境と世界の平和を守る連帯を結ぶことこそ、私たち大人の責務である。
ある高等部員の体験を伺った。——彼は、いじめを受けて、人前に出ることが苦手になってしまった。だが、昨年、多くの先輩の励ましを受けて、「全国未来部夏季研修会」に参加した。同世代のメンバーと交流する中、"僕も夢をもって進もう"と、心から決意する。友だちの輪も豊かに広がったという。
以来、一段と唱題に挑戦し、座談会では司会を務めるなど、自身の新たな扉を開き続けている。そして"世界で活躍する人材に"と、創価大学を目指して、勉学に励む。
若き命の躍進は、地域に希望の波動を起こす。
青春時代は悩みの連続でもある。その中で苦難に負けず、逞しく乗り越えていく姿、使命に燃え立っていく若者の姿ほど清々しいものはない。
そうした蘇生の劇の陰には、父母と共に、未来部担当の皆様方の尊き祈りがある。後継の宝を「わが子」「わが弟」「わが妹」と慈しみ、自分以上の人材にと激励を重ねてくださっているのだ。
こちらが成長を願い、「聴く姿勢」を貫けば、その思いは必ず届く。社会の人間関係が希薄になっている時代だからこそ、子どもたちにとって信じられる存在として、何があっても関わり続けていくことだ。
今、私は、「少年少女きぼう新聞」に、「希望の虹 世界の偉人を語る」と題して、第1回の「喜劇王チャップリン」(昨年4月号)から、ナイチンゲール、福沢諭吉、ガンジーなどの"偉人伝"の連載を重ねている。最新号(8月号)は、大科学者アインシュタイン博士である。
毎回、楽しく綴っていく中で、あらためて思い至ったことがある。
それは、どんな偉人たちも、かつては「子ども」だった、という事実だ。
それぞれの「子ども時代」——勉強ぎらいだった人、たくさん失敗した人、いじめられっ子だった人もいる。
どこにでもいる普通の少年少女が、自分自身の可能性を開き、使命の翼を広げていったのだ。
その偉大な「成長」の原動力は何であったか。
それは、決して特別なことではなかった。
努力であり、勇気であった。希望であり、誓いであった。忍耐であり、誠実であった。
だからこそ、私たちは、若き生命に植わった可能性の「種」が芽生え、強く逞しく、伸びていくよう大事に育てていきたい。
「きぼう新聞」の連載で紹介した『昆虫記』の作者ファーブルは言った。
「忍耐と不断の努力をつづけて、ためしてみることだ。そうすれば、なに一つとして手に負えないなんてものはなくなる」
何であれ、新たな歴史を創ることは、勇気と努力と忍耐の連続だ。一回や二回の失敗で挫けてなどいられようか。
ましてや、我らの挑む広宣流布の戦いは、この地球上に共に生きる全ての人びとを幸福にしていこうという、大いなる夢への挑戦である。
なれば、大空を見上げながら、心広々と朗らかに、粘り強く進むのだ。
信心継承の舞台だ。
親子で一緒に
勤行を実践しよう。
共に成長の日々を!
御義口伝巻上 P727
『宝聚とは三世の諸仏の万行万善の諸波羅蜜の宝を聚めたる南無妙法蓮華経なり、此の無上宝聚を辛労も無く行功も無く一言に受取る信心なり』
◇人生の座標
ただ従うだけの「惰性」でもなく、反発だけの「わがまま」でもない。釣り合いを取って、調和を図っていく。やりづらいなかで苦労してこそ、そのような聡明な考え方ができるようになっていく。
☆こころに響く言葉
子どもをゆがめる誤った親心
安易に規格化された幸福を希う親の人生観は、淀んだ水の毒気のように、
溌剌たる子どもまでもスポイルする危険性がある。何の失敗もしない子ども、
分別くさい子どもの氾濫は、伸び伸びとした本性を撓めてしまいかねない。
子どもが子どもである権利を親が奪うとすれば、恐ろしいことだ。非行の問題は、
社会のせいばかりではない。誤った親心からも胚胎しはじめる。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第25回� 希望の大道を共に
黄金の
尊き汗の
夏ありて
創価の人材
いやまし光らむ
私が戸田城聖先生の弟子となって第一歩を踏み出したのは、19歳の8月である。それは厳しい暑さの一日であった。
その夏より、同志と共に、広宣流布を目指し、仏道修行の汗を流しゆく青春が始まった。
「求道の夏」「錬磨の夏」は、学会の伝統だ。
仏法のための汗には、いささかの無駄もない。全てが自他共の成長の糧となり、滋養となる。
先日も、東北の友から嬉しい報告があった。
33年前の夏、4,000人の未来部員が出演した仙台市での「宮城平和希望祭」を原点として、社会の各界で大活躍しているリーダーたちの多彩な近況であった。一緒に汗だくになって歴史を刻んだあの若き友たちが、大震災からの復興の柱となり、希望の泉となって奮闘してくれているのだ。
未来本部長制が新たにスタートして1年——。
この夏も、全国各地で、担当者のこまやかな励ましと創意工夫によって、未来部のメンバーが楽しく集い、伸び伸びと信心を学び合っている。
後継を育てゆかんとする先輩方の大情熱の汗があればこそ、創価の人材の大河は尽きないのだ。
現在、中国と日本の万代の友好を織り成しゆく舞劇「朱鷺」が、大きな反響を呼んでいる。
中国人民対外友好協会、上海文化発展基金会、上海歌舞団の皆様方が、構想から4年をかけて民音と共に制作してくださった力作である。
上海歌舞団の方々は、陳飛華団長の「時が経てば名作しか残らない。ゆえに芸術は常に一流を目指すのだ」との励ましのもと、一回一回の公演に、全身全霊で臨まれている。全ての関係者に心から感謝申し上げたい。
この舞台には、美しく豊かな自然と生命を、子どもたちのために守り育てたいとの願いが込められている。
私も若き日、幼い子らと触れ合う中で、胸に湧き上がる生命への畏敬の思いを日記に記した。
「可愛い子等は、人生のオアシスだ。
尊い、幼少の子供等を、万人が、お互いに大事にしてゆけば、自然に、戦争回避の一大思想になると思う」と。
子どもたちのために、未来のために——この人類の最も普遍的な熱願をもって、様々な差異や国を超えて行動し、地球環境と世界の平和を守る連帯を結ぶことこそ、私たち大人の責務である。
ある高等部員の体験を伺った。——彼は、いじめを受けて、人前に出ることが苦手になってしまった。だが、昨年、多くの先輩の励ましを受けて、「全国未来部夏季研修会」に参加した。同世代のメンバーと交流する中、"僕も夢をもって進もう"と、心から決意する。友だちの輪も豊かに広がったという。
以来、一段と唱題に挑戦し、座談会では司会を務めるなど、自身の新たな扉を開き続けている。そして"世界で活躍する人材に"と、創価大学を目指して、勉学に励む。
若き命の躍進は、地域に希望の波動を起こす。
青春時代は悩みの連続でもある。その中で苦難に負けず、逞しく乗り越えていく姿、使命に燃え立っていく若者の姿ほど清々しいものはない。
そうした蘇生の劇の陰には、父母と共に、未来部担当の皆様方の尊き祈りがある。後継の宝を「わが子」「わが弟」「わが妹」と慈しみ、自分以上の人材にと激励を重ねてくださっているのだ。
こちらが成長を願い、「聴く姿勢」を貫けば、その思いは必ず届く。社会の人間関係が希薄になっている時代だからこそ、子どもたちにとって信じられる存在として、何があっても関わり続けていくことだ。
今、私は、「少年少女きぼう新聞」に、「希望の虹 世界の偉人を語る」と題して、第1回の「喜劇王チャップリン」(昨年4月号)から、ナイチンゲール、福沢諭吉、ガンジーなどの"偉人伝"の連載を重ねている。最新号(8月号)は、大科学者アインシュタイン博士である。
毎回、楽しく綴っていく中で、あらためて思い至ったことがある。
それは、どんな偉人たちも、かつては「子ども」だった、という事実だ。
それぞれの「子ども時代」——勉強ぎらいだった人、たくさん失敗した人、いじめられっ子だった人もいる。
どこにでもいる普通の少年少女が、自分自身の可能性を開き、使命の翼を広げていったのだ。
その偉大な「成長」の原動力は何であったか。
それは、決して特別なことではなかった。
努力であり、勇気であった。希望であり、誓いであった。忍耐であり、誠実であった。
だからこそ、私たちは、若き生命に植わった可能性の「種」が芽生え、強く逞しく、伸びていくよう大事に育てていきたい。
「きぼう新聞」の連載で紹介した『昆虫記』の作者ファーブルは言った。
「忍耐と不断の努力をつづけて、ためしてみることだ。そうすれば、なに一つとして手に負えないなんてものはなくなる」
何であれ、新たな歴史を創ることは、勇気と努力と忍耐の連続だ。一回や二回の失敗で挫けてなどいられようか。
ましてや、我らの挑む広宣流布の戦いは、この地球上に共に生きる全ての人びとを幸福にしていこうという、大いなる夢への挑戦である。
なれば、大空を見上げながら、心広々と朗らかに、粘り強く進むのだ。
2015年8月13日木曜日
2015.08.13 わが友に贈る
約束は必ず守る。
時間に遅れない。
誠実の行動が
大きな信用を生む。
人間外交で光れ!
祈祷抄 P1347
『いかでか仏前の御誓並びに自身成仏の御経の恩をばわすれて、法華経の行者をば捨てさせ給うべき』
◇人生の座標
私は「生涯青春」という言葉が好きである。また、つねづね「生涯青春であれ」と、自分自身にも言いきかせ、多くの友人にも語ってきた。いわゆる若さとは、決して年齢によって決まるものではない。自分のもつ目標に向かって、たくましく生き抜く情熱の炎によって決まると信じているからだ。若くして心の老いた人もいる。一方、どんなに高齢になっても希望を失わず、心の若々しい人は「生涯青春」である。
☆こころに響く言葉
食事は切りつめるな
支出のなかで何を優先すべきかということであるが、私はそれは、"食費"だと考えている。
単に栄養豊富というだけではなく、家族の健康管理の観点から、
食費はいっさいに優先して確保すべきだと思う。往々にして、
日本人は経済的に切り詰めなければならない場合、一番に、
そのシワ寄せを食費に持っていきがちであるが、それは大きな誤りであると思う。
☆全国未来部夏季研修会 名誉会長のメッセージ
皆、猛暑のなか、本当にご苦労さまです。尊い担当者の方々のことも、よくわかっています。いつもいつも、ありがとう!
陰で支えてくださっている役員の方々も、大変にお世話になります。
皆さんは、自分自身が、どれほど大切な存在か、どれほど偉大な生命であるか、考えたことがありますか?
この自覚が、青春勝利の大事なポイントです。
きょうは、皆さんと一緒に拝読したい「御義口伝」の一節があります。それは、『初めて自分の心が本来の仏であると知ることを、すなわち大歓喜と名づける。いわゆる南無妙法蓮華経は、歓喜の中の大歓喜である』(P788、通解)との仰せです。
仏とは遠くにいるのではない。わが心こそが最も尊厳なる仏の生命なのです。
若くして妙法を持った皆さん方は、この仏の生命を最高最大に輝かせ切っていける人です。ゆえに、どんなに苦しいことがあっても、絶対に負けません。
思うようにいかないからといって自信を失ったり、人と比べて自分を卑下したりなどしてはならない。何があろうとも、題目を師子のごとく唱え抜きながら、胸を張って立ち向かい、強く朗らかに勝ち越えていくのが、わが学会っ子です。
そして、父母や友人をはじめ自らの周りから、明るい希望と歓喜の波動を起こしていくのです。このことを、共々に決意し合いたいと思うが、どうだろうか。
イタリア・ルネサンスの巨人レオナルド・ダ・ヴィンチは、「正義は、力と賢明さと意欲を必要とする」(瀬木慎一著『レオナルド・ダ・ヴィンチ 伝説と解読』)と、誇り高く綴りました。
人類は、真の正義が勝ち栄えるための生命力と英知と大情熱を待ち望んでいます。それに応えゆく「正義の走者」こそが、皆さんです。皆さん方が学び、鍛え、成長した、その分だけ民衆の幸福も、世界の平和も前進するのです。
どうか、この「平和のフォートレス(要塞)」たる創価大学で、楽しく、有意義に、不思議な縁の友と"メロスの友情"を結び、一生涯にわたる信心の原点をつくる研修会にしてください。
私も、広宣流布の未来のすべてを託しゆく、宝の中の宝である愛弟子の健康と栄光と勝利を、妻と祈り続けていきます。
時間に遅れない。
誠実の行動が
大きな信用を生む。
人間外交で光れ!
祈祷抄 P1347
『いかでか仏前の御誓並びに自身成仏の御経の恩をばわすれて、法華経の行者をば捨てさせ給うべき』
◇人生の座標
私は「生涯青春」という言葉が好きである。また、つねづね「生涯青春であれ」と、自分自身にも言いきかせ、多くの友人にも語ってきた。いわゆる若さとは、決して年齢によって決まるものではない。自分のもつ目標に向かって、たくましく生き抜く情熱の炎によって決まると信じているからだ。若くして心の老いた人もいる。一方、どんなに高齢になっても希望を失わず、心の若々しい人は「生涯青春」である。
☆こころに響く言葉
食事は切りつめるな
支出のなかで何を優先すべきかということであるが、私はそれは、"食費"だと考えている。
単に栄養豊富というだけではなく、家族の健康管理の観点から、
食費はいっさいに優先して確保すべきだと思う。往々にして、
日本人は経済的に切り詰めなければならない場合、一番に、
そのシワ寄せを食費に持っていきがちであるが、それは大きな誤りであると思う。
☆全国未来部夏季研修会 名誉会長のメッセージ
皆、猛暑のなか、本当にご苦労さまです。尊い担当者の方々のことも、よくわかっています。いつもいつも、ありがとう!
陰で支えてくださっている役員の方々も、大変にお世話になります。
皆さんは、自分自身が、どれほど大切な存在か、どれほど偉大な生命であるか、考えたことがありますか?
この自覚が、青春勝利の大事なポイントです。
きょうは、皆さんと一緒に拝読したい「御義口伝」の一節があります。それは、『初めて自分の心が本来の仏であると知ることを、すなわち大歓喜と名づける。いわゆる南無妙法蓮華経は、歓喜の中の大歓喜である』(P788、通解)との仰せです。
仏とは遠くにいるのではない。わが心こそが最も尊厳なる仏の生命なのです。
若くして妙法を持った皆さん方は、この仏の生命を最高最大に輝かせ切っていける人です。ゆえに、どんなに苦しいことがあっても、絶対に負けません。
思うようにいかないからといって自信を失ったり、人と比べて自分を卑下したりなどしてはならない。何があろうとも、題目を師子のごとく唱え抜きながら、胸を張って立ち向かい、強く朗らかに勝ち越えていくのが、わが学会っ子です。
そして、父母や友人をはじめ自らの周りから、明るい希望と歓喜の波動を起こしていくのです。このことを、共々に決意し合いたいと思うが、どうだろうか。
イタリア・ルネサンスの巨人レオナルド・ダ・ヴィンチは、「正義は、力と賢明さと意欲を必要とする」(瀬木慎一著『レオナルド・ダ・ヴィンチ 伝説と解読』)と、誇り高く綴りました。
人類は、真の正義が勝ち栄えるための生命力と英知と大情熱を待ち望んでいます。それに応えゆく「正義の走者」こそが、皆さんです。皆さん方が学び、鍛え、成長した、その分だけ民衆の幸福も、世界の平和も前進するのです。
どうか、この「平和のフォートレス(要塞)」たる創価大学で、楽しく、有意義に、不思議な縁の友と"メロスの友情"を結び、一生涯にわたる信心の原点をつくる研修会にしてください。
私も、広宣流布の未来のすべてを託しゆく、宝の中の宝である愛弟子の健康と栄光と勝利を、妻と祈り続けていきます。
2015年8月12日水曜日
2015.08.12 わが友に贈る
苦手な分野にも
果敢に挑め!
その勇気の一歩が
自身を変える。
常に向上の人生たれ!
如説修行抄 P504
『誰人にても坐せ諸経は無得道堕地獄の根源法華経独り成仏の法なりと音も惜まずよばはり給いて諸宗の人法共に折伏して御覧ぜよ三類の強敵来らん事疑い無し』
◇人生の座標
人はそれぞれが、自分だけの人生というカンバスを持っています。そこに、どのような絵を描き、そしてどう仕上げていくか。有名無名、非凡平凡は問題ではない。自分らしく、使命に生き切った人生劇を、最後の最後まで存分に描いていくことです。
☆こころに響く言葉
社会を度外視するな
人間の生活が、社会を度外視して成り立たない現在、家庭教育も、
社会と家庭との連携を無視することはできないはずである。家庭におけるわがままが、
そのまま社会に持ち出されたとき、社会人としてはひんしゃくを買い、葬られ、
白眼視されるような不幸な一人の人間ができ上がってしまう。社会がよくなるのも、
悪くなるのも、家庭における、両親の子どもに対する心の砕き方にあるようだ。
親の子どもに対する願いとして、「正義の人になれ」ということに重点を置くことは、
すでに社会人としての期待を、子どもにかけているわけだ。
親が人間として立派ならば、子どもも立派に育つ。
☆希望の虹〜世界の偉人を語る〜 第17回 物理学者アインシュタイン
みんな元気かな? 夏休みを楽しくすごしていますか?
みなさんの健康と無事故を、私は一生けんめい祈っています。
車で出かける人もいるでしょう。そこで「クイズ」です。高速道路で、となりを走っている車と同じスピードで、みなさんの乗っている車が走ると、みなさんからは、どのように見えるでしょうか?
答えは、「止まっているように見える」——です。
では、これが「秒速30万キロ(1秒で30万キロ進む)」というスピードの「光」だったらどうですか? つまり、「光」と同じスピードで「光」を追いかけたら、どう見えるでしょうか?
このむずかしい大問題を、16歳の時から10年間も考え続けた科学者がいます。アインシュタイン博士です。
「光と同じスピードで光を見ても、光は止まって見えないし、追いつくこともできない。変わらないスピードで先へ進んでいる」——これが博士の結論でした。
それは、のちに「相対性理論」とよばれる、物理学の常識をひっくり返す大発見となりました。今から、110年前(1905年)のことです。
この発見のおかげで、テレビやパソコンなど、私たちが現在、使ったり目にしたりする科学技術の土台がつくられていったのです。
アインシュタイン博士には、ノーベル物理学賞が贈られました。博士がその決定のニュースを知ったのは、1922年の秋、日本での講演を終えて帰る船の中でした。私の恩師・戸田城聖先生は、このときの講演を、師匠の牧口常三郎先生とともに聞きに行かれました。そのことを、生涯のほこりにされ、私たち青年によく語られました。
私が戸田先生の会社で「少年日本」という小学生向け雑誌の編集長をしていた時、第1号(1949年10月号)で、アインシュタイン博士のことをのせました。博士が、世界から尊敬される偉人となっても、いばらず、子どもが大好きな心やさしい人だったことを、未来の指導者に育ちゆく子どもたちに知ってもらいたかったからです。
きょうは、私にとって一番大切な、少年少女部のみなさんと、この偉大な博士のことを学びたいと思います。
アインシュタイン博士は、1879年3月、ドイツの南にある小さな町で生まれました。言葉をおぼえるのがおそかったので、お父さんやお母さんはとても心配しました。小学校では、暗記の科目が得意でなく、スポーツや音楽も楽しくありませんでした。
だれだって苦手なものがある。それに引きずられて、自信をなくさなくていいんだよ。上手にできるものをふやしていけば、苦手なものも、だんだんできるようになっていきます。
アインシュタイン少年が5歳になったある日、お父さんがプレゼントをくれました。中には針が一本あり、「東西南北」の方向が示してありました。「方位磁石」です。だれもさわっていないのに、どの方向に向けても、針が必ず北をさしますね。
アインシュタイン少年はおどろきました。そしてこの時、目に見えるものを動かす「目に見えない力」があることを知ったのです。
それから、電気技師だったおじさんや、家にやってくる医学生にすすめられて、科学の本を読むようになると大好きになり、算数や理科が得意になりました。
しかし、お父さんの仕事がうまくいかなくなり、あと1年で卒業という時に、ギムナジウム(日本の中学と高校にあたる学校)をやめてしまいました。大学の受験も不合格でした。1年浪人して、ようやく入学でき、卒業後は研究者になりたかったのですが、今度は就職に失敗しました。家庭教師などをしながら、なんとか、自分の研究を続けていったのです。
このように、若き日のアインシュタイン博士は、うまくいかないことばかりでした。くやしいことも多かった。
しかし、博士には"すばらしい才能"がありました。それは、「ふしぎだなあ!」と思ったことがあると、「どうしてだろう?」と分かるまで考え続けたことです。考えて分からなければ、だれにでも質問して、教えてもらいました。
やがて、アインシュタイン博士は、世界の名門の大学の教授となって、大活やくするようになりました。
しかし、ヨーロッパでは第1次世界大戦という大きな戦争が始まりました。それが終わると今度は、第2次世界大戦という世界中をまきこんだ戦争にひろがりました。最新の科学技術が兵器に使われ、尊い命がうばわれていきました。博士のまわりの人々も、次々と戦争のぎせいになりました。
科学は、世界をすくうために使うべきであり、科学者は平和のために戦うべきだ——博士は、こう考えていました。その博士を、うちのめす出来ごとがおこりました。
第2次世界大戦が終わろうとしていた70年前の夏、「原子爆弾」が、8月6日には日本の広島、9日には長崎に落とされました。何十万人もの人が、いっぺんに亡くなり、街は焼け野原になりました。生き残った人たちも、原爆の「ほうしゃせん」をあびた後遺症に苦しめられました。
原爆投下のニュースを聞いた時、アインシュタイン博士はうめき声をあげたといいます。原爆には、博士が発見した理論が応用されていたのでした。
戦争が終わっても、世界の国々はきそって核兵器をつくり、次に戦争がおこれば、人類がほろびるほど増えてしまいました。
博士は、この世から核兵器をなくすために、決然と立ち上がりました。どこにでも出かけて、核兵器の恐ろしさについて語りました。新聞やラジオのインタビューもたくさん受け、原稿も書きました。
「ラッセル=アインシュタイン宣言」という、核兵器をなくすことを呼びかける宣言にも、世界の科学者とともに署名しました。それは、亡くなる一週間前のことでした。さいごまで、自分にできることを考え、平和のために行動し続けたのです。
このアインシュタイン博士のよびかけにこたえ、核兵器をなくす宣言に署名した一人、ロートブラット博士とも私は語りあってきました。
ロートブラット博士は、創価学会が博士たちと同じころから核兵器をなくすために行動してきたことを、「大変感銘をおぼえ、うれしく思います」と語られていました。
戸田先生は青年への第一の教えとして、「原水爆禁止宣言」を発表し、核兵器のない世界を築こうと、うったえられました。私は、先生の思いを受けつぎ、世界の同志のみなさんとともに戦ってきました。その戦いは、核兵器がなくなる日まで変わりません。
アインシュタイン博士が、幼いころから探究してきた「目に見えない力」。さまさまな宇宙のはたらきのなかで、一番大きな力は何か。
博士は「想像力は世界を包み込むことができる」と言っています。「想像力」という「心の力」は、世界を包むほど大きいというのです。
心は見えません。しかし、その見えない心が、自分自身の未来を切り開き、まわりの人々の心を動かして、世界の未来を決めていく。平和を築いていくのです。
「他人の喜びをともに喜び、他人の苦しみをともに苦しむ、これこそが、人間にとって最も素晴らしい生き方です」とも博士は言っています。
喜んでいる人がいれば、手を取って喜びあう。苦しんでいる人がいれば、その苦しみを想像してみる。よりそっていく。それは、みなさんのお父さん、お母さんが、私と心を一つにして毎日毎日、やっていることです。
この「平和の心」を受けつぐ偉大な人が、私が最も信頼する少年少女部のみなさんなのです。
果敢に挑め!
その勇気の一歩が
自身を変える。
常に向上の人生たれ!
如説修行抄 P504
『誰人にても坐せ諸経は無得道堕地獄の根源法華経独り成仏の法なりと音も惜まずよばはり給いて諸宗の人法共に折伏して御覧ぜよ三類の強敵来らん事疑い無し』
◇人生の座標
人はそれぞれが、自分だけの人生というカンバスを持っています。そこに、どのような絵を描き、そしてどう仕上げていくか。有名無名、非凡平凡は問題ではない。自分らしく、使命に生き切った人生劇を、最後の最後まで存分に描いていくことです。
☆こころに響く言葉
社会を度外視するな
人間の生活が、社会を度外視して成り立たない現在、家庭教育も、
社会と家庭との連携を無視することはできないはずである。家庭におけるわがままが、
そのまま社会に持ち出されたとき、社会人としてはひんしゃくを買い、葬られ、
白眼視されるような不幸な一人の人間ができ上がってしまう。社会がよくなるのも、
悪くなるのも、家庭における、両親の子どもに対する心の砕き方にあるようだ。
親の子どもに対する願いとして、「正義の人になれ」ということに重点を置くことは、
すでに社会人としての期待を、子どもにかけているわけだ。
親が人間として立派ならば、子どもも立派に育つ。
☆希望の虹〜世界の偉人を語る〜 第17回 物理学者アインシュタイン
みんな元気かな? 夏休みを楽しくすごしていますか?
みなさんの健康と無事故を、私は一生けんめい祈っています。
車で出かける人もいるでしょう。そこで「クイズ」です。高速道路で、となりを走っている車と同じスピードで、みなさんの乗っている車が走ると、みなさんからは、どのように見えるでしょうか?
答えは、「止まっているように見える」——です。
では、これが「秒速30万キロ(1秒で30万キロ進む)」というスピードの「光」だったらどうですか? つまり、「光」と同じスピードで「光」を追いかけたら、どう見えるでしょうか?
このむずかしい大問題を、16歳の時から10年間も考え続けた科学者がいます。アインシュタイン博士です。
「光と同じスピードで光を見ても、光は止まって見えないし、追いつくこともできない。変わらないスピードで先へ進んでいる」——これが博士の結論でした。
それは、のちに「相対性理論」とよばれる、物理学の常識をひっくり返す大発見となりました。今から、110年前(1905年)のことです。
この発見のおかげで、テレビやパソコンなど、私たちが現在、使ったり目にしたりする科学技術の土台がつくられていったのです。
アインシュタイン博士には、ノーベル物理学賞が贈られました。博士がその決定のニュースを知ったのは、1922年の秋、日本での講演を終えて帰る船の中でした。私の恩師・戸田城聖先生は、このときの講演を、師匠の牧口常三郎先生とともに聞きに行かれました。そのことを、生涯のほこりにされ、私たち青年によく語られました。
私が戸田先生の会社で「少年日本」という小学生向け雑誌の編集長をしていた時、第1号(1949年10月号)で、アインシュタイン博士のことをのせました。博士が、世界から尊敬される偉人となっても、いばらず、子どもが大好きな心やさしい人だったことを、未来の指導者に育ちゆく子どもたちに知ってもらいたかったからです。
きょうは、私にとって一番大切な、少年少女部のみなさんと、この偉大な博士のことを学びたいと思います。
アインシュタイン博士は、1879年3月、ドイツの南にある小さな町で生まれました。言葉をおぼえるのがおそかったので、お父さんやお母さんはとても心配しました。小学校では、暗記の科目が得意でなく、スポーツや音楽も楽しくありませんでした。
だれだって苦手なものがある。それに引きずられて、自信をなくさなくていいんだよ。上手にできるものをふやしていけば、苦手なものも、だんだんできるようになっていきます。
アインシュタイン少年が5歳になったある日、お父さんがプレゼントをくれました。中には針が一本あり、「東西南北」の方向が示してありました。「方位磁石」です。だれもさわっていないのに、どの方向に向けても、針が必ず北をさしますね。
アインシュタイン少年はおどろきました。そしてこの時、目に見えるものを動かす「目に見えない力」があることを知ったのです。
それから、電気技師だったおじさんや、家にやってくる医学生にすすめられて、科学の本を読むようになると大好きになり、算数や理科が得意になりました。
しかし、お父さんの仕事がうまくいかなくなり、あと1年で卒業という時に、ギムナジウム(日本の中学と高校にあたる学校)をやめてしまいました。大学の受験も不合格でした。1年浪人して、ようやく入学でき、卒業後は研究者になりたかったのですが、今度は就職に失敗しました。家庭教師などをしながら、なんとか、自分の研究を続けていったのです。
このように、若き日のアインシュタイン博士は、うまくいかないことばかりでした。くやしいことも多かった。
しかし、博士には"すばらしい才能"がありました。それは、「ふしぎだなあ!」と思ったことがあると、「どうしてだろう?」と分かるまで考え続けたことです。考えて分からなければ、だれにでも質問して、教えてもらいました。
やがて、アインシュタイン博士は、世界の名門の大学の教授となって、大活やくするようになりました。
しかし、ヨーロッパでは第1次世界大戦という大きな戦争が始まりました。それが終わると今度は、第2次世界大戦という世界中をまきこんだ戦争にひろがりました。最新の科学技術が兵器に使われ、尊い命がうばわれていきました。博士のまわりの人々も、次々と戦争のぎせいになりました。
科学は、世界をすくうために使うべきであり、科学者は平和のために戦うべきだ——博士は、こう考えていました。その博士を、うちのめす出来ごとがおこりました。
第2次世界大戦が終わろうとしていた70年前の夏、「原子爆弾」が、8月6日には日本の広島、9日には長崎に落とされました。何十万人もの人が、いっぺんに亡くなり、街は焼け野原になりました。生き残った人たちも、原爆の「ほうしゃせん」をあびた後遺症に苦しめられました。
原爆投下のニュースを聞いた時、アインシュタイン博士はうめき声をあげたといいます。原爆には、博士が発見した理論が応用されていたのでした。
戦争が終わっても、世界の国々はきそって核兵器をつくり、次に戦争がおこれば、人類がほろびるほど増えてしまいました。
博士は、この世から核兵器をなくすために、決然と立ち上がりました。どこにでも出かけて、核兵器の恐ろしさについて語りました。新聞やラジオのインタビューもたくさん受け、原稿も書きました。
「ラッセル=アインシュタイン宣言」という、核兵器をなくすことを呼びかける宣言にも、世界の科学者とともに署名しました。それは、亡くなる一週間前のことでした。さいごまで、自分にできることを考え、平和のために行動し続けたのです。
このアインシュタイン博士のよびかけにこたえ、核兵器をなくす宣言に署名した一人、ロートブラット博士とも私は語りあってきました。
ロートブラット博士は、創価学会が博士たちと同じころから核兵器をなくすために行動してきたことを、「大変感銘をおぼえ、うれしく思います」と語られていました。
戸田先生は青年への第一の教えとして、「原水爆禁止宣言」を発表し、核兵器のない世界を築こうと、うったえられました。私は、先生の思いを受けつぎ、世界の同志のみなさんとともに戦ってきました。その戦いは、核兵器がなくなる日まで変わりません。
アインシュタイン博士が、幼いころから探究してきた「目に見えない力」。さまさまな宇宙のはたらきのなかで、一番大きな力は何か。
博士は「想像力は世界を包み込むことができる」と言っています。「想像力」という「心の力」は、世界を包むほど大きいというのです。
心は見えません。しかし、その見えない心が、自分自身の未来を切り開き、まわりの人々の心を動かして、世界の未来を決めていく。平和を築いていくのです。
「他人の喜びをともに喜び、他人の苦しみをともに苦しむ、これこそが、人間にとって最も素晴らしい生き方です」とも博士は言っています。
喜んでいる人がいれば、手を取って喜びあう。苦しんでいる人がいれば、その苦しみを想像してみる。よりそっていく。それは、みなさんのお父さん、お母さんが、私と心を一つにして毎日毎日、やっていることです。
この「平和の心」を受けつぐ偉大な人が、私が最も信頼する少年少女部のみなさんなのです。
2015年8月11日火曜日
2015.08.11 わが友に贈る
音楽隊・鼓笛隊が
各地の行事で奮闘。
情熱の舞は皆の希望!
清き旋律は皆の誇り!
名演に心から感謝!
四条金吾殿御返事 P1180
『此れ程の不思議は候はず此れ偏に陰徳あれば陽報ありとは此れなり』
◇人生の座標
長寿社会とは、競争よりも協調が、効率よりもゆとりが、物の豊かさよりも心の豊かさが、求められる時代です。自分が「してもらう」のではなく、わずかでもいい、自分には「何ができるのか」を考える時代です。いくつになっても、わが身を律しながら、貢献の道を探っていく。それが「価値創造」の生き方です。
☆こころに響く言葉
食・衣・住が家計の御三家
俗に、生活の基礎条件を「衣食住」とするが、われわれの生活にとって、
何と言っても最も欠かせないのは「食」である。「衣」は、その次にくるものだ。
そうしてみれば、これは「衣食住」でなく「食衣住」とすべきだろうと思われるが、
いかがなものであろうか。ともあれ、食衣住は人間として生きてゆくための土台であって、
家計のやりくりで、まず確保しなければならない御三家ともいえる。
☆青年部最高協議会 名誉会長がメッセージ
青年部最高協議会が1、2の両日、東京・信濃町の総本部で行われ、橋元青年部長、竹岡男子部長、清水女子部長をはじめ、全国の男女青年部の代表が参加した。
初日の開講式(学会本部別館)には、池田名誉会長がメッセージを贈り、全国の青年部員一人一人が、私にとって、かけがえのない掌中の珠である。一番大切な時に、一番力のある地涌の菩薩が大地から涌出する。これが法華経の本門の展開であると力説。若き熱と力で広宣流布の新しい拡大の波を起こし、立正安国の平和のスクラムを勝ち開く友の奮闘を最大に賞讃した。
また、社会は、ますます難しい混迷の時代に入った。けれども、創価の青年の以信代慧の英知と異体同心のエネルギーに行き詰まりはない。君たちの燃え上がる信心で、いよいよ未来永遠に続く広布後継の磐石な流れを、明るく朗らかに創り上げていくのだと力を込めた。
そして、御聖訓『今法華経と申すは一切衆生を仏になす秘術まします御経なり』(P1046、「法蓮抄」)、『一字一句をも之を聞きし人仏にならざるはなし』(同P)を拝読。
青年部が、勇気凛々と仏法を語り、智慧を発揮して仏縁を結び広げた分だけ、社会は必ず変わる。時代は大きく動く。ここにこそ、人類の唯一無二の希望の光があるといっても、決して過言ではないと強調。
宿縁深く、偉大な使命を帯びたリーダーであるゆえに、魔も厳しく襲いかかるであろう。私の直弟子として、決して油断することなく、不退の信心を貫いて、毅然と打ち破り、たゆます信行学の基本に徹して、人間革命の大勝利の模範を示し切っていただきたいと望んだ。
最後に「牧口先生と戸田先生、そして、私の命そのものである創価学会を、愛する君たちが強く賢く仲良く、断じて勝ち栄えさせてくれ給え」と念願し、メッセージを結んだ。
各地の行事で奮闘。
情熱の舞は皆の希望!
清き旋律は皆の誇り!
名演に心から感謝!
四条金吾殿御返事 P1180
『此れ程の不思議は候はず此れ偏に陰徳あれば陽報ありとは此れなり』
◇人生の座標
長寿社会とは、競争よりも協調が、効率よりもゆとりが、物の豊かさよりも心の豊かさが、求められる時代です。自分が「してもらう」のではなく、わずかでもいい、自分には「何ができるのか」を考える時代です。いくつになっても、わが身を律しながら、貢献の道を探っていく。それが「価値創造」の生き方です。
☆こころに響く言葉
食・衣・住が家計の御三家
俗に、生活の基礎条件を「衣食住」とするが、われわれの生活にとって、
何と言っても最も欠かせないのは「食」である。「衣」は、その次にくるものだ。
そうしてみれば、これは「衣食住」でなく「食衣住」とすべきだろうと思われるが、
いかがなものであろうか。ともあれ、食衣住は人間として生きてゆくための土台であって、
家計のやりくりで、まず確保しなければならない御三家ともいえる。
☆青年部最高協議会 名誉会長がメッセージ
青年部最高協議会が1、2の両日、東京・信濃町の総本部で行われ、橋元青年部長、竹岡男子部長、清水女子部長をはじめ、全国の男女青年部の代表が参加した。
初日の開講式(学会本部別館)には、池田名誉会長がメッセージを贈り、全国の青年部員一人一人が、私にとって、かけがえのない掌中の珠である。一番大切な時に、一番力のある地涌の菩薩が大地から涌出する。これが法華経の本門の展開であると力説。若き熱と力で広宣流布の新しい拡大の波を起こし、立正安国の平和のスクラムを勝ち開く友の奮闘を最大に賞讃した。
また、社会は、ますます難しい混迷の時代に入った。けれども、創価の青年の以信代慧の英知と異体同心のエネルギーに行き詰まりはない。君たちの燃え上がる信心で、いよいよ未来永遠に続く広布後継の磐石な流れを、明るく朗らかに創り上げていくのだと力を込めた。
そして、御聖訓『今法華経と申すは一切衆生を仏になす秘術まします御経なり』(P1046、「法蓮抄」)、『一字一句をも之を聞きし人仏にならざるはなし』(同P)を拝読。
青年部が、勇気凛々と仏法を語り、智慧を発揮して仏縁を結び広げた分だけ、社会は必ず変わる。時代は大きく動く。ここにこそ、人類の唯一無二の希望の光があるといっても、決して過言ではないと強調。
宿縁深く、偉大な使命を帯びたリーダーであるゆえに、魔も厳しく襲いかかるであろう。私の直弟子として、決して油断することなく、不退の信心を貫いて、毅然と打ち破り、たゆます信行学の基本に徹して、人間革命の大勝利の模範を示し切っていただきたいと望んだ。
最後に「牧口先生と戸田先生、そして、私の命そのものである創価学会を、愛する君たちが強く賢く仲良く、断じて勝ち栄えさせてくれ給え」と念願し、メッセージを結んだ。
2015年8月10日月曜日
2015.08.10 わが友に贈る
◇今週のことば
「題目の光無限に至りて
即身成仏せしむ」
我らの誓願の祈りこそ
最高の追善回向なり。
常楽我浄の旅路を共に!
2015年08月10日
妙心尼御前御返事 P1480
『このやまひは仏の御はからひかそのゆへは浄名経涅槃経には病ある人仏になるべきよしとかれて候、病によりて道心はをこり候なり』
◇人生の座標
人生、最後の最後まで戦いきった人は美しい。歳月の風化作用も、そのような人物には及ばない。いや、むしろ、月日がたつほど、その存在が一段と大きくなっていくものです。
☆こころに響く言葉
尊重し合う団欒の園
何よりも重要なことは、互いにそれぞれの人間性を尊重することだ。
親と子、ここにみごとな人間性の新しい尊重があるならば、
その家庭は団欒を心行くまで楽しむことができるであろう。
そしてこの団欒から、輝かしい新しい人間も、たくましい有能な社会人も生まれるに違いない。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第24回 友の心に希望と喜びの曲を
音楽は、心から心に響く。力強いファンファーレが轟けば、必ず希望の前進が始まる。
平和の天使・鼓笛隊、創価の楽雄・音楽隊は、この夏も、各地のパレードなどで大活躍してくれている。
猛暑の中、本当にありがとう! 皆さんの健康と無事故と大成長を祈っています。
今や世界約30カ国・地域で舞う鼓笛隊。何と神々しい姿か。
太陽のように明るく!
月光のように清らかに!
そのリズムと旋律は、いずこにも喜びの花を咲かせる。
音楽は、言葉を超え、あらゆる差異を超えて、人々を結ぶ。
明年は結成60周年——。鼓笛隊出身のリーダーは皆、模範の存在である。
きょうも挑戦のマーチを! 題目を朗々と唱え、自他共に仏の生命を呼びあらわしながら、涼やかな瞳で、きらめく笑顔で、大歓喜の妙音を社会に広げていただきたい。
悲しみの友に癒やしを。
苦悩の友に励ましを。
東北の被災地に何度も足を運び、真心の調べを奏でながら、共に涙し、歩みを重ねてきた日本一の音楽隊、ありがとう!
圧倒的な名演奏に、信心の訓練が光る。人間性を磨き、技術を磨く、地道な努力が尊い。
今の鍛えと苦労こそ宝だ。
鍛錬した生命は無敵である。
戸田先生は、「青年の意気と力とは、じつに世界の歴史を変えていくのである」と語られた。
友を鼓舞し、心に勇気を送る皆さんこそ、新時代の旗手だ。音楽隊は先駆の人材を限りなく育む誇り高き楽団である。
法華経寿量品には、「諸天は天鼓を撃って常に衆の妓楽を作し」と説かれている。生き生きと演奏する音楽隊・鼓笛隊のステージをほうふつさせる。
我らは魂の王者の行進を!
共に健康と充実の日々を!
「題目の光無限に至りて
即身成仏せしむ」
我らの誓願の祈りこそ
最高の追善回向なり。
常楽我浄の旅路を共に!
2015年08月10日
妙心尼御前御返事 P1480
『このやまひは仏の御はからひかそのゆへは浄名経涅槃経には病ある人仏になるべきよしとかれて候、病によりて道心はをこり候なり』
◇人生の座標
人生、最後の最後まで戦いきった人は美しい。歳月の風化作用も、そのような人物には及ばない。いや、むしろ、月日がたつほど、その存在が一段と大きくなっていくものです。
☆こころに響く言葉
尊重し合う団欒の園
何よりも重要なことは、互いにそれぞれの人間性を尊重することだ。
親と子、ここにみごとな人間性の新しい尊重があるならば、
その家庭は団欒を心行くまで楽しむことができるであろう。
そしてこの団欒から、輝かしい新しい人間も、たくましい有能な社会人も生まれるに違いない。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第24回 友の心に希望と喜びの曲を
音楽は、心から心に響く。力強いファンファーレが轟けば、必ず希望の前進が始まる。
平和の天使・鼓笛隊、創価の楽雄・音楽隊は、この夏も、各地のパレードなどで大活躍してくれている。
猛暑の中、本当にありがとう! 皆さんの健康と無事故と大成長を祈っています。
今や世界約30カ国・地域で舞う鼓笛隊。何と神々しい姿か。
太陽のように明るく!
月光のように清らかに!
そのリズムと旋律は、いずこにも喜びの花を咲かせる。
音楽は、言葉を超え、あらゆる差異を超えて、人々を結ぶ。
明年は結成60周年——。鼓笛隊出身のリーダーは皆、模範の存在である。
きょうも挑戦のマーチを! 題目を朗々と唱え、自他共に仏の生命を呼びあらわしながら、涼やかな瞳で、きらめく笑顔で、大歓喜の妙音を社会に広げていただきたい。
悲しみの友に癒やしを。
苦悩の友に励ましを。
東北の被災地に何度も足を運び、真心の調べを奏でながら、共に涙し、歩みを重ねてきた日本一の音楽隊、ありがとう!
圧倒的な名演奏に、信心の訓練が光る。人間性を磨き、技術を磨く、地道な努力が尊い。
今の鍛えと苦労こそ宝だ。
鍛錬した生命は無敵である。
戸田先生は、「青年の意気と力とは、じつに世界の歴史を変えていくのである」と語られた。
友を鼓舞し、心に勇気を送る皆さんこそ、新時代の旗手だ。音楽隊は先駆の人材を限りなく育む誇り高き楽団である。
法華経寿量品には、「諸天は天鼓を撃って常に衆の妓楽を作し」と説かれている。生き生きと演奏する音楽隊・鼓笛隊のステージをほうふつさせる。
我らは魂の王者の行進を!
共に健康と充実の日々を!
2015年8月9日日曜日
2015.08.09 わが友に贈る
病と闘う友よ
絶対に負けるな!
師子吼の祈りで
宿命を わが使命へと
断じて変えゆけ!
四条金吾女房御書 P1109
『夫婦共に法華の持者なり法華経流布あるべきたねをつぐ所の玉の子出で生れん目出度覚え候ぞ』
◇人生の座標
意欲的に社会生活に参加している人は、年齢よりはるかに若々しい。"さあ、これからだ、新たな目標に向かって進んでいこう"−−こうした前向きな気持ちが脳細胞に刺激を与え、新たな活力を生み出していくのであろう。
また、何につけ、ささいなことにも感謝の心を持てる人、人のために尽うとする人は、すがすがしく若々しい。周りの人から必要とされたり、喜ばれていると感じられれば、生き生きと若返ることも確かである。
☆こころに響く言葉
偉大な主婦は有能な政治家
彼女には愚癡はない。あるのは家族への信頼と愛情である。このような家庭こそ、
甲斐性のある夫を育み、溌剌たる子どもを生む。なんと言う偉大な主婦であろうか。
いや、なんという有能な政治家であろうか。
☆全国最高協議会 名誉会長がメッセージ
全国最高協議会が7月28日から東京・信濃町の学会本部別館でスタート。これには、原田会長、正木理事長、杉本婦人部長が、全国の方面長、方面婦人部長、、各部の代表と出席し、同31日まで開催された。
池田名誉会長はメッセージを贈り、全国の同志の上半期の奮闘を心から賞讃し、感謝を述べた。
そして、日蓮大聖人が四条金吾に与えられた御聖訓『前前の用心といひ又けなげといひ法華経の信心のつよき故に難なく存命せさせ給い目出たし目出たし』(P1192、「四条金吾殿御返事」)を拝読。人生勝利の要諦とは、第一に、「前前の用心」、第二に「勇気」、第三に「強き信心」の力であると力説した。
さらに『これに・つけても・いよいよ強盛に大信力をいだし給へ』(P同)、『あへて臆病にては叶うべからず候』(P1193)との御文に言及。
「順調であるからこそ、決して油断してはならない。一人一人が『法華経の兵法』を思う存分に発揮して、広宣流布と立正安国の勝ち戦を、無限に開いてくれ給え」と訴えた。
続いて名誉会長は、「魂の中の最善なるものは智慧である」(足立重訳『レオナルド・ダ・ヴィンチの手帖 文学・思想篇』)とのレオナルド・ダ・ヴィンチの言葉を通し、どのような課題があろうとも、その分だけ智慧を出せば、ますます発展していくことができると強調。
尊き同志が大功徳を受けて前進できるように、また大法弘通の道がいやまして世界に広がり、後継の青年群が陸続と育つように、そして、全学会が永遠に勝ち栄えていけるように、原田会長を中心に、祈りを合わせ、呼吸を合わせて、最善の智慧を出し合っていただきたいと望んだ。
最後に、希望と常勝の創価のリズムを創りながら、「今この時こそ、未来永劫に輝く黄金時代なり」と決めて、悔いなく戦い抜き、勝ち切っていこうと念願し、メッセージを結んだ。
絶対に負けるな!
師子吼の祈りで
宿命を わが使命へと
断じて変えゆけ!
四条金吾女房御書 P1109
『夫婦共に法華の持者なり法華経流布あるべきたねをつぐ所の玉の子出で生れん目出度覚え候ぞ』
◇人生の座標
意欲的に社会生活に参加している人は、年齢よりはるかに若々しい。"さあ、これからだ、新たな目標に向かって進んでいこう"−−こうした前向きな気持ちが脳細胞に刺激を与え、新たな活力を生み出していくのであろう。
また、何につけ、ささいなことにも感謝の心を持てる人、人のために尽うとする人は、すがすがしく若々しい。周りの人から必要とされたり、喜ばれていると感じられれば、生き生きと若返ることも確かである。
☆こころに響く言葉
偉大な主婦は有能な政治家
彼女には愚癡はない。あるのは家族への信頼と愛情である。このような家庭こそ、
甲斐性のある夫を育み、溌剌たる子どもを生む。なんと言う偉大な主婦であろうか。
いや、なんという有能な政治家であろうか。
☆全国最高協議会 名誉会長がメッセージ
全国最高協議会が7月28日から東京・信濃町の学会本部別館でスタート。これには、原田会長、正木理事長、杉本婦人部長が、全国の方面長、方面婦人部長、、各部の代表と出席し、同31日まで開催された。
池田名誉会長はメッセージを贈り、全国の同志の上半期の奮闘を心から賞讃し、感謝を述べた。
そして、日蓮大聖人が四条金吾に与えられた御聖訓『前前の用心といひ又けなげといひ法華経の信心のつよき故に難なく存命せさせ給い目出たし目出たし』(P1192、「四条金吾殿御返事」)を拝読。人生勝利の要諦とは、第一に、「前前の用心」、第二に「勇気」、第三に「強き信心」の力であると力説した。
さらに『これに・つけても・いよいよ強盛に大信力をいだし給へ』(P同)、『あへて臆病にては叶うべからず候』(P1193)との御文に言及。
「順調であるからこそ、決して油断してはならない。一人一人が『法華経の兵法』を思う存分に発揮して、広宣流布と立正安国の勝ち戦を、無限に開いてくれ給え」と訴えた。
続いて名誉会長は、「魂の中の最善なるものは智慧である」(足立重訳『レオナルド・ダ・ヴィンチの手帖 文学・思想篇』)とのレオナルド・ダ・ヴィンチの言葉を通し、どのような課題があろうとも、その分だけ智慧を出せば、ますます発展していくことができると強調。
尊き同志が大功徳を受けて前進できるように、また大法弘通の道がいやまして世界に広がり、後継の青年群が陸続と育つように、そして、全学会が永遠に勝ち栄えていけるように、原田会長を中心に、祈りを合わせ、呼吸を合わせて、最善の智慧を出し合っていただきたいと望んだ。
最後に、希望と常勝の創価のリズムを創りながら、「今この時こそ、未来永劫に輝く黄金時代なり」と決めて、悔いなく戦い抜き、勝ち切っていこうと念願し、メッセージを結んだ。
2015.08.08 わが友に贈る
創価学会は「学ぶ会」だ。
生命尊厳の哲学を
皆で真剣に学びゆこう!
平和と幸福めざす連帯
こそ社会の希望だ!
撰時抄 P283
『漢土日本に智慧すぐれ才能いみじき聖人は度度ありしかどもいまだ日蓮ほど法華経のかたうどして国土に強敵多くまうけたる者なきなり、まづ眼前の事をもつて日蓮は閻浮提第一の者としるべし』
◇人生の座標
音楽ほど、人間の心情を語るに真っ正直なものはない。言語もいらない。論理を追う必要もない。理解しようなどと身構えることもない。
音楽に耳を澄ますとき、わが心の中の楽器は、自然と共鳴し、対話する。
この音楽が、互いの心情を共鳴させ、血なまぐさい地球の風景を転換する有効な手段となることは、間違いない。
☆こころに響く言葉
父親のあり方と、母親のあり方
父親のあり方と、母親のあり方とを対比して言えば、父親は、子どものよき理解者となることだ。
母親は、きちっと締めるべきところは締め、ときには厳しく叱ることが必要である。
口うるさく、厳格な父親からは、子どもは離れていってしまうものだ。だが、母親は、
どんなに厳しくとも、それが愛情から出たものである以上、子どもはどこまでもついていく。
それだけ、母親の吸引力は強いとも言えよう。子どもにとって栄養のように大事なのは、
両親の愛情であり、ときに良薬の苦さのような厳しさと、無限の包容力を持った理解が、
子どもを大きくたくましく育てるのだ。具体的に言うなら、家庭にあって、
父親はやかましくなく、母親がやかましいほうがいい環境となるようだ。
☆創価大学交換留学生修了式 創立者がメッセージ
創価大学で学んだ交換留学生・別科特別履修生・アメリカ創価大学研修生と、韓国・弘益大学短期研修生の修了式が7月31日、東京・八王子市の創大本部棟で行われた。
これには、創立者の池田名誉会長がメッセージを贈り、偉大な世界市民である留学生の栄光の門出を祝福。「創大で培った『負けじ魂』を胸に、忍耐強く勇敢に、凱歌の道を進んでいってください」と念願した。
生命尊厳の哲学を
皆で真剣に学びゆこう!
平和と幸福めざす連帯
こそ社会の希望だ!
撰時抄 P283
『漢土日本に智慧すぐれ才能いみじき聖人は度度ありしかどもいまだ日蓮ほど法華経のかたうどして国土に強敵多くまうけたる者なきなり、まづ眼前の事をもつて日蓮は閻浮提第一の者としるべし』
◇人生の座標
音楽ほど、人間の心情を語るに真っ正直なものはない。言語もいらない。論理を追う必要もない。理解しようなどと身構えることもない。
音楽に耳を澄ますとき、わが心の中の楽器は、自然と共鳴し、対話する。
この音楽が、互いの心情を共鳴させ、血なまぐさい地球の風景を転換する有効な手段となることは、間違いない。
☆こころに響く言葉
父親のあり方と、母親のあり方
父親のあり方と、母親のあり方とを対比して言えば、父親は、子どものよき理解者となることだ。
母親は、きちっと締めるべきところは締め、ときには厳しく叱ることが必要である。
口うるさく、厳格な父親からは、子どもは離れていってしまうものだ。だが、母親は、
どんなに厳しくとも、それが愛情から出たものである以上、子どもはどこまでもついていく。
それだけ、母親の吸引力は強いとも言えよう。子どもにとって栄養のように大事なのは、
両親の愛情であり、ときに良薬の苦さのような厳しさと、無限の包容力を持った理解が、
子どもを大きくたくましく育てるのだ。具体的に言うなら、家庭にあって、
父親はやかましくなく、母親がやかましいほうがいい環境となるようだ。
☆創価大学交換留学生修了式 創立者がメッセージ
創価大学で学んだ交換留学生・別科特別履修生・アメリカ創価大学研修生と、韓国・弘益大学短期研修生の修了式が7月31日、東京・八王子市の創大本部棟で行われた。
これには、創立者の池田名誉会長がメッセージを贈り、偉大な世界市民である留学生の栄光の門出を祝福。「創大で培った『負けじ魂』を胸に、忍耐強く勇敢に、凱歌の道を進んでいってください」と念願した。
2015年8月7日金曜日
2015.08.07 わが友に贈る
爽やかな挨拶から
友情の輪を広げよう。
清々しい声と
誠実な振る舞いで
地域に希望の涼風を!
佐渡御書 P957
『畜生の心は弱きをおどし強きをおそる当世の学者等は畜生の如し』
◇人生の座標
考えてみると指導者層も含めて、あらゆる階層、あらゆる立場の人々が詩を愛するようになったとき、どれほど社会は明るく、美しく、活力に満ちて前進できることか。
「詩心の復権」の必要性が、時を経るごとに重みを増しつつあるように思えてならない。
☆こころに響く言葉
よい習慣は生涯の財宝
善きにつけ悪しきにつけ、幼少の頃に身についた習慣は、なかなか直せるものではない。
悪い習慣は、生涯、本人を苦しめ、正しい習慣は、何ものにも代えがたい財宝として、
生涯、その人を助けていくことであろう。
☆御書とともに� 第62回 一遍の題目に無量の福徳が
『無一不成仏と申して南無妙法蓮華経を只一度申せる人・一人として仏にならざるはなしと・とかせ給いて候』(南条殿御返事、P1573)
◇通解
(無量劫の間、一度もうそをつかなかった功徳で仏になった釈尊が)「一人として成仏しない者はない」といわれ、南無妙法蓮華経をただ一度でも唱える人は、一人として仏にならないものはない、と説かれているのである。
◇同志への指針
一人ももれなく幸福に——ここに諸仏の願いがある。この大慈悲の結晶が題目にほかならない。一遍の題目にも無量無辺の功徳力がある。題目三唱でも、心を込めて行えば、無限の力が湧く。
広宣流布の誓願を掲げ、御本仏直伝の題目を唱える我らだ。病魔にも、不幸にも負けるわけがない。大確信の唱題行に挑み、自行化他の実践に励みゆこう!
友情の輪を広げよう。
清々しい声と
誠実な振る舞いで
地域に希望の涼風を!
佐渡御書 P957
『畜生の心は弱きをおどし強きをおそる当世の学者等は畜生の如し』
◇人生の座標
考えてみると指導者層も含めて、あらゆる階層、あらゆる立場の人々が詩を愛するようになったとき、どれほど社会は明るく、美しく、活力に満ちて前進できることか。
「詩心の復権」の必要性が、時を経るごとに重みを増しつつあるように思えてならない。
☆こころに響く言葉
よい習慣は生涯の財宝
善きにつけ悪しきにつけ、幼少の頃に身についた習慣は、なかなか直せるものではない。
悪い習慣は、生涯、本人を苦しめ、正しい習慣は、何ものにも代えがたい財宝として、
生涯、その人を助けていくことであろう。
☆御書とともに� 第62回 一遍の題目に無量の福徳が
『無一不成仏と申して南無妙法蓮華経を只一度申せる人・一人として仏にならざるはなしと・とかせ給いて候』(南条殿御返事、P1573)
◇通解
(無量劫の間、一度もうそをつかなかった功徳で仏になった釈尊が)「一人として成仏しない者はない」といわれ、南無妙法蓮華経をただ一度でも唱える人は、一人として仏にならないものはない、と説かれているのである。
◇同志への指針
一人ももれなく幸福に——ここに諸仏の願いがある。この大慈悲の結晶が題目にほかならない。一遍の題目にも無量無辺の功徳力がある。題目三唱でも、心を込めて行えば、無限の力が湧く。
広宣流布の誓願を掲げ、御本仏直伝の題目を唱える我らだ。病魔にも、不幸にも負けるわけがない。大確信の唱題行に挑み、自行化他の実践に励みゆこう!
2015年8月6日木曜日
2015.08.06 わが友に贈る
人の前を灯せば
わが前も明るくなる。
「一人」を大切に!
他者に尽くす生き方が
自らの幸福境涯を開く!
閻浮提中御書 P1589
『仏法を信じて今度生死をはなるる人のすこし心のゆるなるをすすめむがために疫病を仏のあたへ給うはげます心なりすすむる心なり』
◇人生の座標
声や音は、生命の深みに語りかけ、作用し、共鳴を呼び起こしていく。いわば宇宙に開かれた"生命の窓"である「耳」に語りかけるのが、音声の力である。
☆こころに響く言葉
身近なところから教える
できるだけ自分のことは自分でする習慣、人に迷惑をかけず人と協調していく習慣、
正しいことは進んで行っていく習慣等は、けっして幼少の頃だからといって無視していいわけはない。
むろん、ヒステリックになる必要もなければ、愚癡めいた小言を言う必要もない。
朝起きて顔を洗うこと、歯を磨くこと、外から帰ったら手を洗うこと、
散らかしたものは元どおりにしまうこと、それらを折にふれ、自然のうちに教えておけば、
それでよいのではなかろうか。
☆創価ファミリー大会 名誉会長がメッセージ
世代を超えて信心を継承しよう!——各部一体で集い、未来部員に真心のエールを送る「創価ファミリー大会」が、各地で活発に開催されている。
これには、池田名誉会長が記念のメッセージを贈り、どんな苦しい環境にあっても、題目を唱え、努力していくならば、一切を変え、必ず自分らしく「勝利の花」を咲かせていけると強調。宝の未来部員に対して、親孝行を忘れず、大成長の夏に、と念願した。
わが前も明るくなる。
「一人」を大切に!
他者に尽くす生き方が
自らの幸福境涯を開く!
閻浮提中御書 P1589
『仏法を信じて今度生死をはなるる人のすこし心のゆるなるをすすめむがために疫病を仏のあたへ給うはげます心なりすすむる心なり』
◇人生の座標
声や音は、生命の深みに語りかけ、作用し、共鳴を呼び起こしていく。いわば宇宙に開かれた"生命の窓"である「耳」に語りかけるのが、音声の力である。
☆こころに響く言葉
身近なところから教える
できるだけ自分のことは自分でする習慣、人に迷惑をかけず人と協調していく習慣、
正しいことは進んで行っていく習慣等は、けっして幼少の頃だからといって無視していいわけはない。
むろん、ヒステリックになる必要もなければ、愚癡めいた小言を言う必要もない。
朝起きて顔を洗うこと、歯を磨くこと、外から帰ったら手を洗うこと、
散らかしたものは元どおりにしまうこと、それらを折にふれ、自然のうちに教えておけば、
それでよいのではなかろうか。
☆創価ファミリー大会 名誉会長がメッセージ
世代を超えて信心を継承しよう!——各部一体で集い、未来部員に真心のエールを送る「創価ファミリー大会」が、各地で活発に開催されている。
これには、池田名誉会長が記念のメッセージを贈り、どんな苦しい環境にあっても、題目を唱え、努力していくならば、一切を変え、必ず自分らしく「勝利の花」を咲かせていけると強調。宝の未来部員に対して、親孝行を忘れず、大成長の夏に、と念願した。
2015年8月5日水曜日
2015.08.05 わが友に贈る
一冊の良書には
人生を変える力がある。
よき言葉に触れた分
よき心は育まれる。
聡明な読書博士たれ!
四菩薩造立抄 P988
『日蓮は世間には日本第一の貧しき者なれども仏法を以て論ずれば一閻浮提第一の富る者なり』
◇人生の座標
音楽は、人間が共有できる普遍的なものである。人と人を、たちどころに結びつける強靭な力が、音楽にはある。人は、たとえ極限状況におかれても、一つの歌で、苦境を打開できるときがある。
言葉で表現できるものは、言葉で表現すればよい。が、言葉が尽きたところから、音楽は始まるのであろう。
☆こころに響く言葉
まず悲哀の克服から
「絶望とは愚者の結論である」と言った人がいた。絶望といい、それをそうと決めるのは、所詮、
その人の心の仕業である。してみれば、希望というものは、
まず自分自身の悲哀を克服したところに生まれるものではないだろうか。
☆東京で「終戦・被爆70年平和フォーラム」 名誉会長がメッセージ
創価学会平和委員会主催の「終戦・被爆70年 平和フォーラム」が25日、巣鴨の東京戸田記念講堂で開催された。
これには各界の来賓をはじめ、約1200人が参加。池田大作名誉会長はメッセージを贈り、青年の育成こそ平和創造の力であると強調した。
フォーラムでは、映像作家の田邊雅章氏が製作した記録映画「知られざるヒロシマの真実と原爆の実態」が上映され、代表による体験主張も行われた。
戦争と原爆の教訓を未来につなぎ、揺るがぬ平和の礎としていくべく開催された今回のフォーラム。
池田名誉会長はメッセージの中で、核兵器をもたらした「人間生命の元凶の魔性」に人類は絶対に負けてはならないと述べ、世界不戦への道が遠く険しくとも、恐れなく勇気と智慧の宝剣を振りかざして挑み抜いていきたいと強調した。さらに、平和とは縁する人を大切に、共に生きる喜びをもって「共生の絆」を強めゆくことであると語った。
そして、青年を信じ、伸ばし、その力を結集しながら、未来永遠に平和への希望を創造し続けていくことこそ、終戦・被爆70年に深く強く心に刻み合いたい誓いであると訴えた。
第1部では、創価学会平和委員会の寺崎議長があいさつ。続いて、映像作家で被爆者の田邊氏が製作した記録映画が上映された。
これは、17年の歳月をかけて氏が進めてきた広島の爆心地復元映像製作プロジェクト(シリーズ)の最終作品。500人にのぼる被爆者の証言や資料分析を踏まえて、「原爆ドーム」の名で知られる旧・広島県産業奨励館内の当時の様子をはじめ、爆心地から半径1キロ圏内の被爆前の街並みや暮らしをコンピューターグラフィックスの技術を用いて再現している。
原爆で何が失われたのかを訴えており、未来への継承事業の一環として、広島県や広島市等と共に創価学会も製作・企画に協力してきた。
人生を変える力がある。
よき言葉に触れた分
よき心は育まれる。
聡明な読書博士たれ!
四菩薩造立抄 P988
『日蓮は世間には日本第一の貧しき者なれども仏法を以て論ずれば一閻浮提第一の富る者なり』
◇人生の座標
音楽は、人間が共有できる普遍的なものである。人と人を、たちどころに結びつける強靭な力が、音楽にはある。人は、たとえ極限状況におかれても、一つの歌で、苦境を打開できるときがある。
言葉で表現できるものは、言葉で表現すればよい。が、言葉が尽きたところから、音楽は始まるのであろう。
☆こころに響く言葉
まず悲哀の克服から
「絶望とは愚者の結論である」と言った人がいた。絶望といい、それをそうと決めるのは、所詮、
その人の心の仕業である。してみれば、希望というものは、
まず自分自身の悲哀を克服したところに生まれるものではないだろうか。
☆東京で「終戦・被爆70年平和フォーラム」 名誉会長がメッセージ
創価学会平和委員会主催の「終戦・被爆70年 平和フォーラム」が25日、巣鴨の東京戸田記念講堂で開催された。
これには各界の来賓をはじめ、約1200人が参加。池田大作名誉会長はメッセージを贈り、青年の育成こそ平和創造の力であると強調した。
フォーラムでは、映像作家の田邊雅章氏が製作した記録映画「知られざるヒロシマの真実と原爆の実態」が上映され、代表による体験主張も行われた。
戦争と原爆の教訓を未来につなぎ、揺るがぬ平和の礎としていくべく開催された今回のフォーラム。
池田名誉会長はメッセージの中で、核兵器をもたらした「人間生命の元凶の魔性」に人類は絶対に負けてはならないと述べ、世界不戦への道が遠く険しくとも、恐れなく勇気と智慧の宝剣を振りかざして挑み抜いていきたいと強調した。さらに、平和とは縁する人を大切に、共に生きる喜びをもって「共生の絆」を強めゆくことであると語った。
そして、青年を信じ、伸ばし、その力を結集しながら、未来永遠に平和への希望を創造し続けていくことこそ、終戦・被爆70年に深く強く心に刻み合いたい誓いであると訴えた。
第1部では、創価学会平和委員会の寺崎議長があいさつ。続いて、映像作家で被爆者の田邊氏が製作した記録映画が上映された。
これは、17年の歳月をかけて氏が進めてきた広島の爆心地復元映像製作プロジェクト(シリーズ)の最終作品。500人にのぼる被爆者の証言や資料分析を踏まえて、「原爆ドーム」の名で知られる旧・広島県産業奨励館内の当時の様子をはじめ、爆心地から半径1キロ圏内の被爆前の街並みや暮らしをコンピューターグラフィックスの技術を用いて再現している。
原爆で何が失われたのかを訴えており、未来への継承事業の一環として、広島県や広島市等と共に創価学会も製作・企画に協力してきた。
2015年8月4日火曜日
2015.08.04 わが友に贈る
先輩は後輩を
自分以上の人材に!
これが育成の魂だ。
真剣と情熱の言葉で
心奮い立たせる対話を!
千日尼御前御返事 P1316
『人は臨終の時地獄に堕つる者は黒色となる上其の身重き事千引の石の如し善人は設ひ七尺八尺の女人なれども色黒き者なれども臨終に色変じて白色となる』
◇人生の座標
時に明るく、時に深く、時ににぎやかな音楽は、人々の心をとらえてやまない。音楽は、まさに大宇宙と律動する魂との交流をもたらすのであろう。
☆こころに響く言葉
叱ることも愛情の発露
ときには、強く叱責しなければならぬ場合もある。それは、子どもの生命にかかわることであったり、
あるいは子どもの将来にとって、どうしても強く言っておかねばならなぬときである。
根底的には、子どもを信頼したうえでの叱責であり、
心からの愛情の発露と言えよう。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第23回 後継の未来部を皆で応援!
いよいよ、青春の生命燃ゆる、未来部育成の夏が来た。
頼もしい壮年・婦人部の未来本部長、心熱き男女青年部の21世紀使命会、さらに教育本部や学生部、そして未来部を支え励ましてくださっている全ての皆様方に感謝申し上げたい。
我らの友情は、世界である。
我らの悲願は、平和である。
アメリカ未来部の研修では、皆が眼前の課題に挑もうと約し合ったと伺った。、未来部が座談会を盛り上げるインド、心の垣根なく若き連帯を広げるドイツなど、北中南米やアジアやヨーロッパ、さらにアフリカ、オセアニアでも、未来部が、ぐんぐん伸びている。
未来部は、一人ももれなく、人類の宝だ。
『桜梅桃李』というように、桜は桜、梅は梅、桃は桃、李は李の個性があり、使命がある。自分にしかない自分の花を、必ず必ず咲かせていける。その原動力が仏法である。
希望ある人生は強い。負けない。くめども尽きぬ永遠の希望の泉——それが信心である。
特に夏は、家族で信心継承の語らいを深める好機であろう。
戸田先生も、よく言われていた。わが子だからといって、子ども扱いをしてはいけない。信心の後継者だ、と。
真剣な祈りを込めた言葉は必ず通ずる。ありのままに、わが家の広布史を語っていくことも大切であろう。
御書に『師子王の子は師子王となる』(P1216、「日妙聖人御書」)と仰せである。
一時的に壁にぶつかることがあったとしても、「御本尊が仏子を不幸にするはずがない。必ずよくなるに決まっている」との深き確信と祈りを根本に、長い目で見守っていくことだ。
創価家族の大きな慈愛の心で、後継の宝を育んでいこう!
自分以上の人材に!
これが育成の魂だ。
真剣と情熱の言葉で
心奮い立たせる対話を!
千日尼御前御返事 P1316
『人は臨終の時地獄に堕つる者は黒色となる上其の身重き事千引の石の如し善人は設ひ七尺八尺の女人なれども色黒き者なれども臨終に色変じて白色となる』
◇人生の座標
時に明るく、時に深く、時ににぎやかな音楽は、人々の心をとらえてやまない。音楽は、まさに大宇宙と律動する魂との交流をもたらすのであろう。
☆こころに響く言葉
叱ることも愛情の発露
ときには、強く叱責しなければならぬ場合もある。それは、子どもの生命にかかわることであったり、
あるいは子どもの将来にとって、どうしても強く言っておかねばならなぬときである。
根底的には、子どもを信頼したうえでの叱責であり、
心からの愛情の発露と言えよう。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第23回 後継の未来部を皆で応援!
いよいよ、青春の生命燃ゆる、未来部育成の夏が来た。
頼もしい壮年・婦人部の未来本部長、心熱き男女青年部の21世紀使命会、さらに教育本部や学生部、そして未来部を支え励ましてくださっている全ての皆様方に感謝申し上げたい。
我らの友情は、世界である。
我らの悲願は、平和である。
アメリカ未来部の研修では、皆が眼前の課題に挑もうと約し合ったと伺った。、未来部が座談会を盛り上げるインド、心の垣根なく若き連帯を広げるドイツなど、北中南米やアジアやヨーロッパ、さらにアフリカ、オセアニアでも、未来部が、ぐんぐん伸びている。
未来部は、一人ももれなく、人類の宝だ。
『桜梅桃李』というように、桜は桜、梅は梅、桃は桃、李は李の個性があり、使命がある。自分にしかない自分の花を、必ず必ず咲かせていける。その原動力が仏法である。
希望ある人生は強い。負けない。くめども尽きぬ永遠の希望の泉——それが信心である。
特に夏は、家族で信心継承の語らいを深める好機であろう。
戸田先生も、よく言われていた。わが子だからといって、子ども扱いをしてはいけない。信心の後継者だ、と。
真剣な祈りを込めた言葉は必ず通ずる。ありのままに、わが家の広布史を語っていくことも大切であろう。
御書に『師子王の子は師子王となる』(P1216、「日妙聖人御書」)と仰せである。
一時的に壁にぶつかることがあったとしても、「御本尊が仏子を不幸にするはずがない。必ずよくなるに決まっている」との深き確信と祈りを根本に、長い目で見守っていくことだ。
創価家族の大きな慈愛の心で、後継の宝を育んでいこう!
2015年8月3日月曜日
2015.08.03 わが友に贈る
◇今週のことば
「無冠の友」に深謝!
猛暑のなか尊き配達の
無事故、健康を祈ります。
真心で届く聖教と共に
充実と友好の一日を!
2015年08月03日
祈祷抄 P1352
『法華経の行者を諸の菩薩人天八部等二聖二天十羅刹等千に一も来つてまほり給はぬ事侍らば、上は釈迦諸仏をあなづり奉り下は九界をたぼらかす失あり』
◇人生の座標
歌には、「人を前向きにする」力がある。歓びの歌、旅立ちの歌、革命の歌、愛の歌−−。
時に、それは、太陽のごとく、人々の心の大地を照らす。大いなる勇気と希望を湧き立たせてくれる。時には月光のごとく優しく人を包み、その心を癒し、明日への活力を静かに蘇らせていく。一曲の歌が持つ力の大きさは、時として計り知れない。
☆こころに響く言葉
不幸を知らずして幸福はわからない
不幸を知らないで幸福がわかるはずもない。人生のさまざまな苦労というものは、
すべて幸福へのためにある。苦労が多ければ多いほど、やがて来る幸福感も大きいに違いない。
ゆえに、どんなに絶望的に思われようと、あきらめぬことだ。
不幸を克服するには苦労をいとってはならない。人はときに、生活が大変だか、
家庭が複雑で苦労が多いなどと嘆き悲しむが、それでは不幸に打ちひしがれて力を失った姿である。
こんなとき、私はいつも心から激励したくなるのをどうしようもなく感ずる。
———しっかり頑張りなさい。今の苦労があるから、やがて本当の幸福というものが味わえるのですよ———と。
☆大白蓮華巻頭言 2015年8月号 「行学」は幸福常勝の翼なり
わが地区は、何と偉大な哲学者の集いであろうか。どんな試練にも、たじろがない信念の哲人がいる。どんな悩める友にも、希望を贈る対話の達人がいる。どんな難局にも、活路を開く勇気の賢人がいる。
御書を根本として、庶民の大地に生命尊厳の大哲学の連帯を広げてきたのが、創価学会である。日々、行学の二道に励む学会活動は、民衆が幸福と平和の智慧を磨き、現実の社会で価値創造しているのだ。
アメリカ実践哲学協会の会長であるマリノフ博士は、私との対談で、「仏法は、人間の可能性を活性化し、人生をより良い方向に変革し、そして建設的な環境をもたらす方途を、私が知っているどんな哲学よりも数多く提供してくれます」と語っておられた。
世には興味本位や悪意と邪見の文言が渦巻いている、人を誑かし、不幸へ引きずりこむ悪知識は多い。
その中にあって、御書という最極の明鏡に照らせば、常に生命を正視できる。揺るぎなき生命観、人生観、社会観、宇宙観に立って、一切を正しく見晴らしていくことができる。信心の利剣で悪縁を断ち切り、惑いなく常楽我浄の正道を進んでいけるのだ。
御書をひもとくことは、日蓮大聖人の御境涯を、直接、拝することに他ならない。閉ざされた小さなカラを破って、広々とした境涯が開かれる。
それは、久遠元初の太陽の如く、御本仏の大生命から放たれる光線を、我らの色心いっぱいに浴びていくことである。
大聖人は、ある御返事の結びに、『此の書は弘通の志有らん人に取っての事なり』(P1357、「祈?経送状」)と仰せになられた。大聖人が掲げられた広宣流布の誓願に立つ人こそ、御書の真の意義を会得できるのだ。
その通り身読してきたのが、牧口常三郎先生、戸田城聖先生である。そして、我ら創価の師弟である。
戸田先生は、「絶対なる大聖人の確信と情熱とにふるるとき、信心の火が、いやがうえにも、燃えあがるのを、感ぜざるをえない」と叫ばれた。
ここに、学会教学の根幹の大精神がある。
広布の戦いの中で、御書を声に出して拝読すれば、御金言の師子吼が、わが命に強く熱く共鳴し、満々たる仏の力が胸奥から込み上げてくるではないか。
世界の地湧の同志も御書を学び、実践している。教学研鑽を機に、文字を覚えた尊き求道の友もいる、
南米アルゼンチンの青年部リーダーは語る。
「運命や環境に翻弄される現実を『自分の手で変革できる』との仏法の教えは、若者に強い感銘を与えずにはおきません」「自身の人間革命を通して、国土の宿命転換を担うのが、我ら青年の使命です」
大仏法を共に探究する青年の連帯には、あらゆる差異を超えて、世界を結ぶ平和創出の力がある。
「行学の二道」こそ、全人類の心を限りなく高く飛翔させゆく幸福常勝の翼である。
さあ今日も、御聖訓の一節を心に刻み、行学の翼を広げながら、朗らかに勝利の大空へ舞いゆこう!
妙法は
不幸を断ち切る
宝剣(つるぎ)なり
正義の極理
学び 掲げよ
「無冠の友」に深謝!
猛暑のなか尊き配達の
無事故、健康を祈ります。
真心で届く聖教と共に
充実と友好の一日を!
2015年08月03日
祈祷抄 P1352
『法華経の行者を諸の菩薩人天八部等二聖二天十羅刹等千に一も来つてまほり給はぬ事侍らば、上は釈迦諸仏をあなづり奉り下は九界をたぼらかす失あり』
◇人生の座標
歌には、「人を前向きにする」力がある。歓びの歌、旅立ちの歌、革命の歌、愛の歌−−。
時に、それは、太陽のごとく、人々の心の大地を照らす。大いなる勇気と希望を湧き立たせてくれる。時には月光のごとく優しく人を包み、その心を癒し、明日への活力を静かに蘇らせていく。一曲の歌が持つ力の大きさは、時として計り知れない。
☆こころに響く言葉
不幸を知らずして幸福はわからない
不幸を知らないで幸福がわかるはずもない。人生のさまざまな苦労というものは、
すべて幸福へのためにある。苦労が多ければ多いほど、やがて来る幸福感も大きいに違いない。
ゆえに、どんなに絶望的に思われようと、あきらめぬことだ。
不幸を克服するには苦労をいとってはならない。人はときに、生活が大変だか、
家庭が複雑で苦労が多いなどと嘆き悲しむが、それでは不幸に打ちひしがれて力を失った姿である。
こんなとき、私はいつも心から激励したくなるのをどうしようもなく感ずる。
———しっかり頑張りなさい。今の苦労があるから、やがて本当の幸福というものが味わえるのですよ———と。
☆大白蓮華巻頭言 2015年8月号 「行学」は幸福常勝の翼なり
わが地区は、何と偉大な哲学者の集いであろうか。どんな試練にも、たじろがない信念の哲人がいる。どんな悩める友にも、希望を贈る対話の達人がいる。どんな難局にも、活路を開く勇気の賢人がいる。
御書を根本として、庶民の大地に生命尊厳の大哲学の連帯を広げてきたのが、創価学会である。日々、行学の二道に励む学会活動は、民衆が幸福と平和の智慧を磨き、現実の社会で価値創造しているのだ。
アメリカ実践哲学協会の会長であるマリノフ博士は、私との対談で、「仏法は、人間の可能性を活性化し、人生をより良い方向に変革し、そして建設的な環境をもたらす方途を、私が知っているどんな哲学よりも数多く提供してくれます」と語っておられた。
世には興味本位や悪意と邪見の文言が渦巻いている、人を誑かし、不幸へ引きずりこむ悪知識は多い。
その中にあって、御書という最極の明鏡に照らせば、常に生命を正視できる。揺るぎなき生命観、人生観、社会観、宇宙観に立って、一切を正しく見晴らしていくことができる。信心の利剣で悪縁を断ち切り、惑いなく常楽我浄の正道を進んでいけるのだ。
御書をひもとくことは、日蓮大聖人の御境涯を、直接、拝することに他ならない。閉ざされた小さなカラを破って、広々とした境涯が開かれる。
それは、久遠元初の太陽の如く、御本仏の大生命から放たれる光線を、我らの色心いっぱいに浴びていくことである。
大聖人は、ある御返事の結びに、『此の書は弘通の志有らん人に取っての事なり』(P1357、「祈?経送状」)と仰せになられた。大聖人が掲げられた広宣流布の誓願に立つ人こそ、御書の真の意義を会得できるのだ。
その通り身読してきたのが、牧口常三郎先生、戸田城聖先生である。そして、我ら創価の師弟である。
戸田先生は、「絶対なる大聖人の確信と情熱とにふるるとき、信心の火が、いやがうえにも、燃えあがるのを、感ぜざるをえない」と叫ばれた。
ここに、学会教学の根幹の大精神がある。
広布の戦いの中で、御書を声に出して拝読すれば、御金言の師子吼が、わが命に強く熱く共鳴し、満々たる仏の力が胸奥から込み上げてくるではないか。
世界の地湧の同志も御書を学び、実践している。教学研鑽を機に、文字を覚えた尊き求道の友もいる、
南米アルゼンチンの青年部リーダーは語る。
「運命や環境に翻弄される現実を『自分の手で変革できる』との仏法の教えは、若者に強い感銘を与えずにはおきません」「自身の人間革命を通して、国土の宿命転換を担うのが、我ら青年の使命です」
大仏法を共に探究する青年の連帯には、あらゆる差異を超えて、世界を結ぶ平和創出の力がある。
「行学の二道」こそ、全人類の心を限りなく高く飛翔させゆく幸福常勝の翼である。
さあ今日も、御聖訓の一節を心に刻み、行学の翼を広げながら、朗らかに勝利の大空へ舞いゆこう!
妙法は
不幸を断ち切る
宝剣(つるぎ)なり
正義の極理
学び 掲げよ
2015年8月2日日曜日
2015.08.02 わが友に贈る
「善き友を持つことが
仏道修行のすべて」
縁した友人を大切に
心の交流を広げよう!
友情こそ人生の宝だ。
法蓮抄 P1046
『譬えば竹の節を一つ破ぬれば余の節亦破るる』
◇人生の座標
十代、二十代のころも、よく即興詩を作り、ときに詠み合った。当時は現代よりも、文学や詩歌のロマン、総じて「言葉の美」というものの価値に、人々は鋭敏であったように思う。
これも時代であろうか。それでも私は、渇いた現代人の魂を潤し、蘇生させてゆく詩心の偉大さを信じる。人と人、人と自然、そして人と宇宙を結んでいく、大いなる「詩の力」を信じてやまない。
☆こころに響く言葉
約束は必ず守る
私は子どもとの約束は、どんなことがあっても守ることを一つの信条にしてきた。
時間を守り、約束を守ることは、いつしかわが家のルールになっている。
躾ということは、何か叱って子どもに押しつけるものではないと思う。
☆『指導集 広布最前線の輝き』発刊に寄せて
真実の
仏の修行は
最前線
私の不二の
同志はここに
地湧の勇者は、最前線で光る。
幸福の太陽は、最前線で輝く。
頼もしき地域広布の黄金柱、わが盟友たるブロック長の皆さん!
朗らかに平和の世紀を照らす、わが敬愛する白ゆり長の皆さん!
御本仏・日蓮大聖人の仰せのままに、毎日毎日、誓願の天地で、友のため、社会のため、未来のため、尊き奮闘、誠に誠にありがとうございます。
人と会い、人と語る。すべては、ここから始まります。
少子高齢社会が進み、自然災害との戦いも打ち続く中、「人間の絆」の大切さが、今、あらためて見直されております。
世界を見ても、紛争や貧困、環境問題など課題は深刻であり、試練に負けない「連帯の力」が、ますます必要になってきています。わが足元の大地から、温かな友情の心を通わせ、不安を希望に、不信を信頼に、あきらめを勇気にと変えゆく地道な対話が、これほど待ち望まれている時代はないでありましょう。
南米アルゼンチンで命を賭して人権闘争を貫いてこられたエスキベル博士との対談の中で、強く一致したことがあります。それは——
「人間に焦点を!」
「人間に希望を!」
「人間とつながれ!」ということです。
まさしく、これこそ、わがブロック長、白ゆり長の皆さんが、来る日も来る日も、広宣流布の最前線で展開している祈りと行動であると、私は声高らかに宣言したいのであります。
わが師・戸田城聖先生は言われました。
「我々は何のために生まれてきたのか——。
それは、法華経に『衆生所遊楽(衆生が遊楽する所)』とあるように、遊びに来たのである。だから、人生を楽しまなければ、つまらないではないか。
御本尊を信じきった時に、生きていること自体が楽しい、何をやっても楽しいという人生になるのである」と。
自行化他の題目こそ、「歓喜の中の大歓喜」の生命のエンジンです。たゆまず広布に励む実践の中で、自ら悩みを乗り越えながら、何ものにも崩れぬ絶対的な幸福境涯を大きく開いていくことができるのです。
日々、真剣に祈り、誠実に粘り強く友の話に耳を傾け、明るく賢く励ましの声をかける。なかなか会えない人のもとへは、何度でも訪ねる。そして、常に苦楽を共にし、心新たに歓喜の一歩を一緒に踏み出していく。
このブロック長、白ゆり長の一つ一つの着実な実践の積み重ねが、「人間革命」の波動を起こし、「衆生所遊楽」の社会を、壮大に世界へ創り広げていると言っても決して過言ではありません。
あの忘れ得ぬ、一支部で一カ月に弘教1万1111世帯を成し遂げた「大阪の戦い」も、誇り高き最前線の同志と共に打ち立てた不滅の金字塔です。
私は常に心で題目を唱えながら、路地の奥まで分け入って、友に会いました。大阪中を駆け回る中では、すり減った靴をはきつぶし、自転車も乗りつぶしました。一人一人を徹して励まし抜いて、常勝不敗の人材城を築き上げていったのです。
法華経寿量品に「毎自作是念」(毎に自ら是の念を作す)とあります。いついつも、一切衆生を無上道に入らせ、成仏させようと心を砕き続けている、この仏の一念に、創価の地湧のリーダーの心は、真っ直ぐに連なっています。
——どうしたら、あの人が元気になるか。
——どうしたら、この人らしく輝いていけるか。
友を思う祈りから、智慧は無限に湧いてきます。
誰人も、「生老病死」の苦悩を逃れることはできません。その確固たる打開の道を、万人が心の底では渇望しております。
最も苦しんできた人をも、最も幸せにしていけるのが、この日蓮仏法です。
弘教こそ、永遠に朽ちない『今生人界の思出』(P467、「持妙法華問答抄」)です。
私たちは、わが愛するブロックに、いやまして「常楽我浄」の功徳の体験を咲き薫らせながら、「大法弘通」「慈折広宣流布」の大波を起こしていこうではありませんか!
ともあれ、最前線の強さが、学会の強さです。
一人のために!
一人を大切に!
一人が立つ!
それを貫き通してきたからこそ、創価の連帯は世界192カ国・地域に大発展したのです。
初代会長・牧口常三郎先生は、北海道、東北、関東、信越、関西、中国、九州、さらに静岡と、全国各地へ転教し、毅然と折伏を敢行されました。官憲が監視する座談会でも、堂々と仏法の正義を訴えられたのです。自宅に来る同志を激励されたことも数知れません。一人また一人、真の同志をつくる——それが殉教の先師の決心であられたのです。
軍部政府の弾圧で投獄される直前、第2代会長・戸田先生が、東京・信濃町に足を運ばれ、折伏をされた記録が残っています。まさしく、その隣接の地に、今、広宣流布大誓堂が聳え立っているのです。
それぞれの地域に、皆さんにしか励ませない友がいます。皆さんだからこそ救える友がいます。皆さんが今、蒔いた種こそが、未来に計り知れない花を咲かせるのです。
戸田先生は叫ばれました。
「人を育てよう! それが、何よりも未来につながる勝利の道だ」と。
なかんずく、将来を託す青年部や未来部は、わが子と思い、わが家族と思って、大切に育ててまいりたい。そして地区部長、地区婦人部長、また支部長、支部婦人部長と異体同心の団結で、楽しく朗らかに天下第一の幸福和楽の園を創り広げていっていただきたいのであります。
創価家族の集いは、ブロックにあります。ブロックこそ、創価家族の実像です。
家族の間に明るい声が弾めば、世の中は明るくなる。創価家族が、励まし合い、讃え合い、共に力強く生きていく時、その地域はもとより、社会にも、世界にも希望を広げていくことができる。
その創価家族のお父さんはブロック長、お母さんは白ゆり長の皆さんです。
父が厳然と立てば、家族は磐石で揺るがない。
母が太陽と昇れば、家族は涙を決意に変えることができる。
恩師が「命よりも大事な組織」と言われた学会の組織にあって、その命脈を握っているのはブロックです。
ブロック長、白ゆり長の皆さん方こそ、私にとって一番大切な共戦の同志です。これまで、折々にスピーチや随筆などを発表してきたのも、最前線の皆さん方の励ましに少しでもなればとの思いからです。このたび、『広布最前線の輝き』として編集され、発刊の運びとなりました。皆さんと各ブロックの前進勝利へのエールの一書になれば、これに過ぎる喜びはありません。
これからも、私と妻は、世界広布新時代の躍進の原動力たるブロック長、白ゆり長の皆さん方のご健康と、ご一家のご多幸を、心から祈り抜いてまいります。
どうか、いついつまでも、お元気で!
ブロック長
白ゆり長の
皆さまと
誉(は)れの共戦
永遠に輝け
二〇一五年七月三日
仏道修行のすべて」
縁した友人を大切に
心の交流を広げよう!
友情こそ人生の宝だ。
法蓮抄 P1046
『譬えば竹の節を一つ破ぬれば余の節亦破るる』
◇人生の座標
十代、二十代のころも、よく即興詩を作り、ときに詠み合った。当時は現代よりも、文学や詩歌のロマン、総じて「言葉の美」というものの価値に、人々は鋭敏であったように思う。
これも時代であろうか。それでも私は、渇いた現代人の魂を潤し、蘇生させてゆく詩心の偉大さを信じる。人と人、人と自然、そして人と宇宙を結んでいく、大いなる「詩の力」を信じてやまない。
☆こころに響く言葉
約束は必ず守る
私は子どもとの約束は、どんなことがあっても守ることを一つの信条にしてきた。
時間を守り、約束を守ることは、いつしかわが家のルールになっている。
躾ということは、何か叱って子どもに押しつけるものではないと思う。
☆『指導集 広布最前線の輝き』発刊に寄せて
真実の
仏の修行は
最前線
私の不二の
同志はここに
地湧の勇者は、最前線で光る。
幸福の太陽は、最前線で輝く。
頼もしき地域広布の黄金柱、わが盟友たるブロック長の皆さん!
朗らかに平和の世紀を照らす、わが敬愛する白ゆり長の皆さん!
御本仏・日蓮大聖人の仰せのままに、毎日毎日、誓願の天地で、友のため、社会のため、未来のため、尊き奮闘、誠に誠にありがとうございます。
人と会い、人と語る。すべては、ここから始まります。
少子高齢社会が進み、自然災害との戦いも打ち続く中、「人間の絆」の大切さが、今、あらためて見直されております。
世界を見ても、紛争や貧困、環境問題など課題は深刻であり、試練に負けない「連帯の力」が、ますます必要になってきています。わが足元の大地から、温かな友情の心を通わせ、不安を希望に、不信を信頼に、あきらめを勇気にと変えゆく地道な対話が、これほど待ち望まれている時代はないでありましょう。
南米アルゼンチンで命を賭して人権闘争を貫いてこられたエスキベル博士との対談の中で、強く一致したことがあります。それは——
「人間に焦点を!」
「人間に希望を!」
「人間とつながれ!」ということです。
まさしく、これこそ、わがブロック長、白ゆり長の皆さんが、来る日も来る日も、広宣流布の最前線で展開している祈りと行動であると、私は声高らかに宣言したいのであります。
わが師・戸田城聖先生は言われました。
「我々は何のために生まれてきたのか——。
それは、法華経に『衆生所遊楽(衆生が遊楽する所)』とあるように、遊びに来たのである。だから、人生を楽しまなければ、つまらないではないか。
御本尊を信じきった時に、生きていること自体が楽しい、何をやっても楽しいという人生になるのである」と。
自行化他の題目こそ、「歓喜の中の大歓喜」の生命のエンジンです。たゆまず広布に励む実践の中で、自ら悩みを乗り越えながら、何ものにも崩れぬ絶対的な幸福境涯を大きく開いていくことができるのです。
日々、真剣に祈り、誠実に粘り強く友の話に耳を傾け、明るく賢く励ましの声をかける。なかなか会えない人のもとへは、何度でも訪ねる。そして、常に苦楽を共にし、心新たに歓喜の一歩を一緒に踏み出していく。
このブロック長、白ゆり長の一つ一つの着実な実践の積み重ねが、「人間革命」の波動を起こし、「衆生所遊楽」の社会を、壮大に世界へ創り広げていると言っても決して過言ではありません。
あの忘れ得ぬ、一支部で一カ月に弘教1万1111世帯を成し遂げた「大阪の戦い」も、誇り高き最前線の同志と共に打ち立てた不滅の金字塔です。
私は常に心で題目を唱えながら、路地の奥まで分け入って、友に会いました。大阪中を駆け回る中では、すり減った靴をはきつぶし、自転車も乗りつぶしました。一人一人を徹して励まし抜いて、常勝不敗の人材城を築き上げていったのです。
法華経寿量品に「毎自作是念」(毎に自ら是の念を作す)とあります。いついつも、一切衆生を無上道に入らせ、成仏させようと心を砕き続けている、この仏の一念に、創価の地湧のリーダーの心は、真っ直ぐに連なっています。
——どうしたら、あの人が元気になるか。
——どうしたら、この人らしく輝いていけるか。
友を思う祈りから、智慧は無限に湧いてきます。
誰人も、「生老病死」の苦悩を逃れることはできません。その確固たる打開の道を、万人が心の底では渇望しております。
最も苦しんできた人をも、最も幸せにしていけるのが、この日蓮仏法です。
弘教こそ、永遠に朽ちない『今生人界の思出』(P467、「持妙法華問答抄」)です。
私たちは、わが愛するブロックに、いやまして「常楽我浄」の功徳の体験を咲き薫らせながら、「大法弘通」「慈折広宣流布」の大波を起こしていこうではありませんか!
ともあれ、最前線の強さが、学会の強さです。
一人のために!
一人を大切に!
一人が立つ!
それを貫き通してきたからこそ、創価の連帯は世界192カ国・地域に大発展したのです。
初代会長・牧口常三郎先生は、北海道、東北、関東、信越、関西、中国、九州、さらに静岡と、全国各地へ転教し、毅然と折伏を敢行されました。官憲が監視する座談会でも、堂々と仏法の正義を訴えられたのです。自宅に来る同志を激励されたことも数知れません。一人また一人、真の同志をつくる——それが殉教の先師の決心であられたのです。
軍部政府の弾圧で投獄される直前、第2代会長・戸田先生が、東京・信濃町に足を運ばれ、折伏をされた記録が残っています。まさしく、その隣接の地に、今、広宣流布大誓堂が聳え立っているのです。
それぞれの地域に、皆さんにしか励ませない友がいます。皆さんだからこそ救える友がいます。皆さんが今、蒔いた種こそが、未来に計り知れない花を咲かせるのです。
戸田先生は叫ばれました。
「人を育てよう! それが、何よりも未来につながる勝利の道だ」と。
なかんずく、将来を託す青年部や未来部は、わが子と思い、わが家族と思って、大切に育ててまいりたい。そして地区部長、地区婦人部長、また支部長、支部婦人部長と異体同心の団結で、楽しく朗らかに天下第一の幸福和楽の園を創り広げていっていただきたいのであります。
創価家族の集いは、ブロックにあります。ブロックこそ、創価家族の実像です。
家族の間に明るい声が弾めば、世の中は明るくなる。創価家族が、励まし合い、讃え合い、共に力強く生きていく時、その地域はもとより、社会にも、世界にも希望を広げていくことができる。
その創価家族のお父さんはブロック長、お母さんは白ゆり長の皆さんです。
父が厳然と立てば、家族は磐石で揺るがない。
母が太陽と昇れば、家族は涙を決意に変えることができる。
恩師が「命よりも大事な組織」と言われた学会の組織にあって、その命脈を握っているのはブロックです。
ブロック長、白ゆり長の皆さん方こそ、私にとって一番大切な共戦の同志です。これまで、折々にスピーチや随筆などを発表してきたのも、最前線の皆さん方の励ましに少しでもなればとの思いからです。このたび、『広布最前線の輝き』として編集され、発刊の運びとなりました。皆さんと各ブロックの前進勝利へのエールの一書になれば、これに過ぎる喜びはありません。
これからも、私と妻は、世界広布新時代の躍進の原動力たるブロック長、白ゆり長の皆さん方のご健康と、ご一家のご多幸を、心から祈り抜いてまいります。
どうか、いついつまでも、お元気で!
ブロック長
白ゆり長の
皆さまと
誉(は)れの共戦
永遠に輝け
二〇一五年七月三日
2015年8月1日土曜日
2015.08.01 わが友に贈る
弘教拡大に挑む
創価班・牙城会の
大学校生の友よ!
誓願の道を勇敢に進め!
皆の勝利を待っている!
撰時抄 P289
『現に勝れたるを勝れたりという事は慢ににて大功徳なりけるか』
◇人生の座標
詩心は、時代を超え、人と人を結び、宇宙的な啓示と直感をもって、語りかける。とするならば、これからの詩人は、人類に何をもって、何のゆえに語りかけるべきであろうか。
☆こころに響く言葉
人生観・社会観の確立
確固たる人生観や社会観を持ち続け、生き生きと気力を充実して前進してゆかなければ、
いかなる時代になっても、幸福はやって来ない。どこの職場でも、楽しく働けて、
女性自身が自立した経済力を持って、幸福に生きていけるような社会を創らなくてはならない。
☆世界広布新時代第21回各部代表者会議 名誉会長がメッセージ
世界広布新時代第21回の各部代表者会議が21日、東京・新宿区の常勝会館(本部第2別館内)で行われた。
これには、池田名誉会長がメッセージを贈り、瞬時としてとどまることのない広宣流布の前進を陰で厳然と担い、支え続ける全国の同志を心から賞讃。「皆さんの一日一日が、どれほど偉大な黄金の歴史であるか。暑い中、毎日、本当にありがとう!」と呼び掛けた。
ここで、名誉会長は東北の被災地で元気に奮闘する、尊き同志の様子に言及。大震災のあと、温かな創価家族の励ましによって、新しい地湧の友が一人また一人と立ち上がり、地域社会で目覚ましい貢献を果たしている姿に万感のエールを送った。
そして、御聖訓『竹の節を一つ破ぬれば余の節亦破るるが如し』(P1046、「法蓮抄」)を拝読。「一人の友を真心で激励することから、希望の回転が生まれる。一つの壁を勇敢に打ち破ることから、勝利の連鎖が始まる。一つの組織が輝く模範を示すことから、歓喜の波動が広がる。いかなる局面も、この決心で、祈り、挑み、自ら一点突破して、新たな躍進へ破竹の勢いを創り起こしていくのが、学会精神である」と力説した。
続いて名誉会長は、1953年(昭和28年)7月21日、戸田第2代会長のもと、青年部が「水滸の誓」を掲げた歴史を紹介。
「広宣流布完遂の誓」「人類救済への師弟共戦の誓」「絶対に同志を裏切らない異体同心の誓」の三カ条を貫き通してきた創価の大闘争こそ、一閻浮提第一の誇り高き信念と信頼の連帯であると強調し、「不二の君たちに一切を託したい」と述べた。
最後に、『神の護ると申すも人の心つよきによる』(P1186、「四条金吾殿御返事」)を拝し、リーダーの師子奮迅の信心と金剛不壊の団結で、全同志の仏の行進が健やかで無事安穏に護られるように、世界広布の拡大と人材育成の道が、無量無辺に開かれるように、固く決意し合っていきたいと念願。「皆、聡明に闊達に、健康第一で、この夏を乗り切ってください」とメッセージを結んだ。
創価班・牙城会の
大学校生の友よ!
誓願の道を勇敢に進め!
皆の勝利を待っている!
撰時抄 P289
『現に勝れたるを勝れたりという事は慢ににて大功徳なりけるか』
◇人生の座標
詩心は、時代を超え、人と人を結び、宇宙的な啓示と直感をもって、語りかける。とするならば、これからの詩人は、人類に何をもって、何のゆえに語りかけるべきであろうか。
☆こころに響く言葉
人生観・社会観の確立
確固たる人生観や社会観を持ち続け、生き生きと気力を充実して前進してゆかなければ、
いかなる時代になっても、幸福はやって来ない。どこの職場でも、楽しく働けて、
女性自身が自立した経済力を持って、幸福に生きていけるような社会を創らなくてはならない。
☆世界広布新時代第21回各部代表者会議 名誉会長がメッセージ
世界広布新時代第21回の各部代表者会議が21日、東京・新宿区の常勝会館(本部第2別館内)で行われた。
これには、池田名誉会長がメッセージを贈り、瞬時としてとどまることのない広宣流布の前進を陰で厳然と担い、支え続ける全国の同志を心から賞讃。「皆さんの一日一日が、どれほど偉大な黄金の歴史であるか。暑い中、毎日、本当にありがとう!」と呼び掛けた。
ここで、名誉会長は東北の被災地で元気に奮闘する、尊き同志の様子に言及。大震災のあと、温かな創価家族の励ましによって、新しい地湧の友が一人また一人と立ち上がり、地域社会で目覚ましい貢献を果たしている姿に万感のエールを送った。
そして、御聖訓『竹の節を一つ破ぬれば余の節亦破るるが如し』(P1046、「法蓮抄」)を拝読。「一人の友を真心で激励することから、希望の回転が生まれる。一つの壁を勇敢に打ち破ることから、勝利の連鎖が始まる。一つの組織が輝く模範を示すことから、歓喜の波動が広がる。いかなる局面も、この決心で、祈り、挑み、自ら一点突破して、新たな躍進へ破竹の勢いを創り起こしていくのが、学会精神である」と力説した。
続いて名誉会長は、1953年(昭和28年)7月21日、戸田第2代会長のもと、青年部が「水滸の誓」を掲げた歴史を紹介。
「広宣流布完遂の誓」「人類救済への師弟共戦の誓」「絶対に同志を裏切らない異体同心の誓」の三カ条を貫き通してきた創価の大闘争こそ、一閻浮提第一の誇り高き信念と信頼の連帯であると強調し、「不二の君たちに一切を託したい」と述べた。
最後に、『神の護ると申すも人の心つよきによる』(P1186、「四条金吾殿御返事」)を拝し、リーダーの師子奮迅の信心と金剛不壊の団結で、全同志の仏の行進が健やかで無事安穏に護られるように、世界広布の拡大と人材育成の道が、無量無辺に開かれるように、固く決意し合っていきたいと念願。「皆、聡明に闊達に、健康第一で、この夏を乗り切ってください」とメッセージを結んだ。
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