情熱と労苦なくして
未来は開けない。
「共に学び」「共に動き」
「共に語る」なかで
新たな人材の育成を!
月水御書 P1203
『御経をばよませ給はずして暗に南無妙法蓮華経と唱えさせ給い候へ、礼拝をも経にむかはせ給はずして拝せさせ給うべし』
◇今週のことば
「多宝」の皆様ありて
世界広布の新時代が。
心の財の大長者に感謝!
後継のリーダーは
尊き学会精神に学べ!
2013年09月16日
◇希望の明日へ
暴力に暴力で抗するのはたやすい。しかし、それでは悪の輪廻は止まらない。また暴力に泣き寝入りしていても悪を助長する。そのどちらでもなく、人間の尊厳を侵す、あらゆる暴力に対して、非暴力の強靭なる信念で、妥協なく戦いぬいていく−−そこに仏教の実践がある。生命尊厳のために、わが身を盾として生きぬいた人は、「われ、魂の勝利者なり」との凱歌が、胸中に轟いていくに違いない。こうした勇者を育て、非暴力の精神土壌を耕していく。そこにこそ、いわゆる恒久平和への基盤ができあがっていくのである。
平1・12・13
☆女性に贈ることば 九月十六日
私の母は、成績については何も言わなかったが、日頃の生活習慣などには厳しかった。
小さい頃、母によく言われた。「他人に迷惑をかけてはいけな
い」「嘘をついてはいけない」と。少し大きくなってからは、「自分で決意したことは、責任をもってやり遂げなさい」という言葉が加わった。
☆今日のことば 九月十六日
私たちは、全ての発想の原点に、しっかりと「人間」の存在を凝視すべきである。その重みを、深く受け止めていけるような価値観を把握すべきである。形式的な論理のつじつまが合っていようと、壮大な体系で飾られていようと、どこかに「人間」を忘れ去っているような思想や、運動に対して、私たちは眩惑されない眼をもたなければなるまい。
☆我らの勝利の大道No.114 偉大なり 創価の青年力
折伏の心の第二として、「感謝」をあげたい。
戸田先生は語られた。
「この世に生まれて、一言にても法の説けることを御本尊に感謝して、慎み深くあらねばならぬ」と。
沖縄で、入会第一号となった広布の母がおられる。
沖縄戦の悲劇で、二人の愛娘を失い、戦後まもなく夫も病死。行商をして四人のお子さんを必死に育てる中、仏法に巡りあえた。
宿命に泣く悲嘆の人生から、使命に生きる歓喜の人生へと蘇生できた、尽きせぬ感謝を胸に、島々を含め、沖縄中を駆け回った。
十分に学校に通えなかった分、「聖教新聞」や「大白蓮華」を徹して学び、手帳にメモした御文や学会指導を通し、慈愛と確信を込めて仏法を語っていった。
その姿に、多くの友が涙し、煩い立った。百歳を超えてなお、溌刺と燃やし続けた多宝の母の折伏精神は、福運に満ちた一家の方々へ、後継の友へ、脈々と受け継がれている。
仏法を教えてくれた学会と師匠と同志への報恩感謝を忘れない人生は、深く、美しく、そして強い。
第三に、折伏を決する心は「誠実」だ。
フランスの文豪ロマン・ロランは、年齢を重ねるにつれ、ただ一つのものが大切と確信を強めたという。
それは「生命」であり、「生命の力および誠実さ」である。
深遠な仏法の法理を語ることが、すぐに友人の心を動かすとは限らない。
最後の決め手は、やはり紹介者の大誠実の振る舞いである。祈りである。真心である。相手を思いやる真剣な心が、友の心に響き、友の心を変えるのだ。
福島県の健気な女子部のリーダーは、東日本大震災で、敬愛する姉と祖母と曽祖母を共に失った。
その絶望と慟哭は言葉に尽くせない。しかし、残された妹は「姉さんならば、きっと信心で立ち上がるはずだ」と涙を拭った。
姉が生前、心から大切にしていた友人にも、母と一緒に、誠心誠意、信心の話をしていった。
「あなたに、娘の分まで幸せになってもらいたい」−−こう語る母の切なる願いを、姉の友人は涙を堪えて聞いていた。やがて「信心をやらせてもらいます」と、故人の遺志を継いで、広宣流布に生きゆくことを決められたと伺った。
妙法は永遠である。この妙法で結ばれた同志の絆も永遠である。永遠に共に、題目の音律に包まれながら常楽我浄の生命の旅を前進することができるのだ。
◎台風18号に最大限の注意と対策を!