平和と文化の旗手たる
音楽隊・鼓笛隊の皆様
いつもありがとう!
我らの広布の行進は
歓喜の旋律とともに!
妙法尼御前御返事 P1402
『須弥山を他方の世界へつぶてになぐる人よりも三千大千世界をまりの如くにけあぐる人よりも無量の余の経典を受け持ちて人に説ききかせ聴聞の道俗に六神通をえせしめんよりも、末法のけふこのごろ法華経の一句一偈のいはれをも尋ね問う人はありがたし』
◇希望の明日へ
御本仏には、一切衆生−−全人類をことごとく救って成仏させたい、という慈悲の御心しかないのである。太陽は平等である。全地表の生命を照らす。人類の太陽である御本仏の大慈悲の光も世界のすべての人々の上に、平等に注がれている。いわんや仏の御使いとして、苦悩の友を救おうと広布に励む、地涌の先駆の学会員の信心は、即座に御本仏の御心に通じ、三世にわたる福運が積まれていることを確信していただきたい。
平4・2・9
☆女性に贈ることば 九月十二日
人生は、外見や美貌で、また財産や資産などで、幸福が決まるのではない。
その人自身の宿命転換の力と、その人のもつ生命の福運で決まる。
☆今日のことば 九月十二日
どこの国でも
少年は
希望にもえて 勉強している
一家も 社会も
少年が成長して
はじめて
価値ある 花が咲くのだ
☆我らの勝利の大道No.113 平和の道友情の橋
◇「人の縁」を大切に
かの王一亭先生のご子孫が、東京・目黒駅の側で、六十年近くにわたり中国料理店を営まれている。
先頃、王先生ゆかりの方々が集まられた席で、かつて戸田先生や私が、その店を訪れたことや、日中友好への学会の貢献の足跡も話題になったという。'
確かに戸田先生のご自宅が目黒駅に近かったこともあって、王先生のご子孫の店には、恩師も私も幾度か伺ったことがあった。随分と昔のことであるにも拘わらず、覚えていてくださり、誠に恐縮である。
人の縁は、どこでどうつながっているか、実に微妙、いな精妙、いな絶妙なりとしみじみ思う。
一つの善縁から、また新しい善縁が生まれる。
たとえ最初は、か細い縁の糸のように見えても、誠実と友誼の心で、一本また一本と丁寧に結んでいけば、やがて揺るぎない友情の金の橋ともなるのだ。
来る九月には、世界六十力国・地域から二百五十人の若き地涌の友が集い、「SGI青年研修会」が開催される。
研修中、神奈川では、三十二会場で楽しく交流交歓会も行われる。また農漁業に関わる代表は、東日本大震災から復興しゆく宮城の石巻で、世界農漁村青年会議を開く予定という。
神奈川は、戸田先生が「原水爆禁止宣言」を師子吼された原点の地である。
今日、横浜港に係留されている貨客船「氷川丸」とともに市民の憩いの場である横浜・山下公園は、関東大震災で生じた膨大ながれきで造成されたものである。
さらに、この大震災を耐えて残ったレンガ張りの英国商館を保存し、平和の発信地としたのが、わが戸田平和記念館である。
ともあれ、国境を超えた青年のスクラムこそ、世界を結ぶ希望の虹の橋だ。
御書には、「鏡に向って礼拝を成す時浮べる影又我を礼拝するなり」(七六九ページ)と仰せである。
相手に具わる最極の仏の生命を信じ、敬い、引き出していく祈りと行動が、そのまま自分自身の仏の生命を荘厳に光り輝かせる。
この相互触発の善縁を広げ、世界の人びとの心を結び高めゆくことを、我らは「広宣流布」と呼ぶ。
我らは、最も強く美しき友情の心で、眼前の一人また一人と語らい、地域に、社会に、そして世界に、「生命尊厳」の旗高く、平和の連帯を広げていくのだ。
平和へと
対話の妙音
金の橋