2013年9月13日金曜日

2013.09.13 わが友に贈る

信心とは
祈りを原動力として
生活に勝つことだ。
地域で、社会で
模範の存在と光れ!

立正安国論 P31
『国土乱れん時は先ず鬼神乱る鬼神乱るるが故に万民乱る』

◇希望の明日へ
仏法は、人間の尊厳を、生命というもっとも根本的な次元から説き尽くしている。しかも、いわゆる"観照(理性に照らして客観的に見つめる)の哲学"にとどまるものではない。むしろ、現実の人生と生活に生きる実践的な人間学ともいえるかもしれない。真実の人間の尊厳を、自らも事実のうえに証明し、他の人にも認め、実現せしめていく。いわば自他ともに最高に人間を尊敬する実践が、仏法なのである。
昭63・6・21

☆女性に贈ることば 九月十三日
学びゆく女性は、幸福への世界を広げる。
学びゆく女性は、人生の正しき行路を知ることができる。

☆今日のことば 九月十三日
結局は 人生とは自分自身との
 戦いの連続であるかもしれない
そのなかに不幸は襲い
 幸福は安住している

☆新時代第67回本部幹部会へのメッセージ
◇信心とは勇気!
広宣流布の大願に生き抜け そこに「歓喜の中の大歓喜」が

今皆さんが夕刻に仕事を終えて、学会活動へ打って出るころ、西の茜空には「宵の明星」つまり金星が、鮮烈に一番星の光を放っております。
イギリスの詩人コールリッジは、「宵の明星」が晴れやかに明るく輝く姿を、まさしく「英知」の象徴なりと謳いました(上島建吉編『対訳コウルリッジ詩集』)。
きょうは、本部幹部会とともに、広布の大明星たる青年部の幹部会、さらに創価の一番星たる学生部の大会、誠に誠におめでとう!
そして、総本部が完成しゆく、この時に、世界60力国・地域から、一堂に会した、青年リーダーの皆さん、本当にようこそ!
経済的にも大変ななか、若い皆さんがどれほど努力しながら駆けつけてくれたことか。広宣流布のために、万難を排して尊き求道の歴史を刻んだこと自体が、青春の不滅の勝利の晴れ姿であります。
そしてまた、必ずや、これからの人生の旅を、痛快な勝利で飾りゆく、永遠の原点となります。
SGIの皆さん、本当にご苦労さまです!

◇大難を越えて
9月12日(1271年〈文永8年〉)は、日蓮大聖人が竜の口の法難に遭われた日であります。
凶悪なる権力によって、斬首の刑に処せられんとした、この極限の大難を勝ち越えられて、大聖人は、発迹顕本なされたのであります。
この大法難を偲びつつ、「種種御振舞御書」の一節を、皆さんと一緒に、心肝に染めたい。
それは、まさに頸を斬られんとするその時に、涙ながらに殉教のお供をしようとした愛弟子の四条金吾に対し、仰せになられたお言葉です。
すなわち大聖人は
『これほどの悦びをば・わらへかし』(P914)−−これほどの喜びを笑いなさい−−と言われたのであります。
妙法という究極の正義の法に生き抜き、広宣流布という最極の大願に戦い抜く。この赫々たる大境涯は、何ものにも侵されない。何ものにも阻まれない。何ものにも負けない。
そこには、『歓喜の中の大歓喜』が、尽きることなく湧き起こってくる。
そして、妙法と一体にして、広宣流布の誓願に徹する、この一念に呼応して、大宇宙の諸天善神も、厳然と動き、働き、護ることを、かくも悠然と、かくも堂々と、かくも闊達に示してくださったのであります。
この御本仏に直結する師子王の心で、軍国主義の弾圧に立ち向かわれたのが、初代・牧口先生と2代・戸田先生です。
私も、戸田先生の弟子として、66年間、広宣流布の壮大な前進のために、ありとあらゆる難を受け切ってきました。
正しいからこそ、難に遭う。
難と戦わなければ、仏には、なれない。
戦えば戦うほど、新たな力を発揮し、新たな人材を育て、新たな勝利の道を、晴れ晴れと開くことができる。
このことを、私は、わが真実の同志と共に証明し抜いてきたつもりです。

◇あの友この友と 人間革命の道を
「混迷を深める現代を生きゆく青年たちには、これまでの世代にもまして、複雑にして困難な課題が待ち受けているでしょう。
けれども、若くして妙法を持ち、創価の連帯と共に生きゆく君たちには、打ち破れない壁など絶対にない。
変毒為薬できない試練など絶対にないことを、私は断言しておきます。
信心とは−−
断じてあきらめない勇気です。
自分と友の生命の可能性をあきらめない。
幸福の拡大をあきらめない。
正義の勝利をあきらめない。
平和の創造をあきらめない。
大法弘通を、断じてあきらめない勇気なのです。
皆さんは、これから、私の後を継いで、長い長い、一歩も引くことのできぬ大使命の人生を歩んでくれる従藍而青の直弟子です。
どうか、『これほどの悦びをば・わらへかし』との信仰の真髄の大確信を、わが生命に轟かせながら、いかなる障魔も、恐れず、惑わず、深さ信心で見破って、強く、賢く、朗らかに、勝ち切っていってください。
そして、最高の希望と充実と歓喜の「人間革命」の道を、あの友にも、この友にも、あの地にも、この地にも、語り広げていただきたいのであります。
一、私が対談した歴史学者トインビー博士も、ローマ・クラブの創立者ペッチェイ博士も、戦争や貧困、環境破壊など、地球の危機を克服する力を人間生命から引き出して、「平和」と「共生」の人類文明を創造していく新たな世界宗教を展望し、待望されておりました。
こうした要請に、いよいよ応えていくのが、21世紀を担い立つ創価の青年です。皆さんです。
どうか君たちの熱と力で、新たな地涌の菩薩を、満天の星の如く呼び出しながら、異体同心のスクラムで、遠大な一閻浮提広布の未来を創り開いていってください。
終わりに、わが愛する同志に−−

全世界
 創価の若人
  綺羅星と
 輝き光れや
  勝ちまくれ

恐るるな
 大宇宙が
  味方なり
 無限の力で
  希望に生き抜け

と贈り、メッセージといたします。

◎希望の明日へは「生命の尊厳」です。