「日蓮 一度も
しりぞく心なし」
波浪を越え進む中に
偉大な境涯革命がある。
わが誓いに生き抜け!
顕謗法抄 P452
『後世を願はん人は一切の悪縁を恐るべし一切の悪縁よりは悪知識ををそるべしとみえたり』
◇今週のことば
聖教の拡大は
仏縁の拡大であり
幸福の拡大だ!
希望と勇気の言葉で
乱世で明るく照らせ!
2013年09月30日
◇希望の明日へ
世界の歴史の進歩を測る基準は、人権にある。抑圧には、未来はない。
平3・9・26
☆女性に贈ることば 九月三十日
母親になったからといって、自らの成長を忘れてはならない。
つねにはつらつと若々しく、子どもにとって誇りとされる母親であってほしいと願う。
☆今日のことば 九月三十日
公私を問わず、およそ物事の約束にあたっては、まず最初の取り決めが肝心である。遠く未来までも見通す展望のうえに立って、勇気をもち、厳しいまでの姿勢で臨まなければならない。ほんの一時のごまかしが、やがて将来にわたる惨めな禍根を残さないともかぎらないからである。
☆我らの勝利の大道No.115 御書根本の勇将たれ
◇「冬は必ず春」と
この時の旅の最後は台湾であった。搭乗予定の飛行機が大幅に遅れ、乗り換えたのが、給油で台湾に立ち寄る便だったのだ。だが、全く予定外であったのに、友は待ってくれていた!
健気な友の祈りに引き寄せられたような、松山空港での出会いであった。私は『冬は必ず春となる』(P1253)との一節を友に贈り、全力で励ました。
台湾では戒厳令下、組織の解散命令が出されるなど、試練の冬が続いたが、同志は、この御金言を抱合しめて苦難を耐え抜いた。
試練の冬の中で金剛不壊の信行学は磨かれる。一節でもいい、御書をわが身で読んだ人は強い。断じて負けない。絶対に幸福の春を呼ぶことができるのだ。
台湾SGIは、冬の時代を晴れ晴れと乗り越えた。行政院賞や内政部の社会優良団体賞(十七回連続)を受賞するなど、絶大な信頼を社会で勝ち得るまでに大発展を遂げている。
台湾のリーダーが、力を込めて語っでいた。
「『冬は必ず春となる』との御聖訓を胸に進んできた私たちは今、『春暖花開、満庭芳香(春の暖かさに花開き、満園に芳香漂う)』の言葉の如く、勝利の実証を示しています」
◇繙けば力が湧いた
私が対談したアメリカ実践哲学協会会長のルー・マリノフ博士は言われた。
「日蓮大聖人は、世界に計り知れない尊い贈り物を与えてくださいました。私たちはそのことに深く感謝しなければなりません」
欧州で「行学の二道」の先駆を歩んだ一人が、一九六〇年代、北海道からドイツへ渡った青年である。
若くして両親を亡くした彼は、家計を助けるために子どもの頃から働かざるを得ず、小学校も思うように通うことができなかった。
打ち続く宿命との戦いの中で、仏法に巡りあえた。そこで一番苦心したのが教学であった。漢字がほとんど読めなかったのである。
同志に御書の読み方を教えてもらい、漢字に振り仮名をつけた。一節一節、声に出して、書いては読んだ。
心に刻む御文があった。
「立正安国論」の『蒼蝿驥尾に附して万里を渡り』(P26)の一節だ。
渡独後、炭鉱で働いた。疲れ切って帰宅した時も、御文を見つめれば、力が湧いた。ささくれ、節くれたった指で御書を幡き、黒くすすけた顔をすり寄せるようにして、御金言を拝した。
ドイツ広布を願い、ドイツ語も必死で学んだ。数少ない草創の同志と共に弘教に奔走した。後に欧州SGIの中心者となるドイツの青年が入会したのも、その頃のことである。
仏法の精緻な「一念三千」の法理と、一切衆生の生命に仏性を見いだす人間平等の哲学は、欧州の知性にも、驚きと感動をもって受け止められた。
何より、同志たちが自らの信仰体験で示した仏法の力が、広布拡大の原動力となっていった。
幾多の広布の開拓者たちの汗と涙の奮闘によって、全世界に妙法の種が蒔かれていったことを、私は永劫に忘れない。
御書は、今や海外十言語以上で翻訳され、民族や文化の違いを超えて、希望の光を贈る宝典である。
仏法研鑽の偉大な息吹は全世界を包んでいる。本年は五十五力国・地域で教学試験が行われる。
世界のSGIのリーダーたちも、御書を根本に「異体同心の団結」で一丸となって、慈折広宣流布の指揮を執ってくれている。
総本部の完成と時を同じくして、生命尊厳の大哲理を深め広げる潮流が、いやまして高まる世界広布の新時代なのだ。
2013年9月30日月曜日
2013.09.29 わが友に贈る
日蓮仏法は
世界最高の希望の哲学!
学び抜いた皆が英雄だ。
応援する同志にも
心から感謝!
顕謗法抄 P452
『後世を願はん人は一切の悪縁を恐るべし一切の悪縁よりは悪知識ををそるべしとみえたり』
◇希望の明日へ
南アフリカでは、長年、抑圧され、奴隷状態に置かれてきた黒人による「人権闘争」が続けられている。この炎は、激しく、とても消えそうにない。なぜか−−。それは「炎」を支える、十分すぎるほどの精神の「燃料」が、蓄えられているからだ。その「燃料」とは、単なる「憎しみ」ではない。「憎悪」だけで進んだのでは、「人格」は自壊へと向かう。「人格」が壊れれば、「人権闘争」の主柱を失うであろう。今、燃えているのは、「誇り」である。権力のかぎりを尽くす、悪しき「白人」を、むしろ"卑しき、ちっぽけな存在"として見おろしている−−いわば「黒人の尊厳」の自覚が燃えているのである。
平3・6・8
☆女性に贈ることば 九月二十九日
「自分なんかもうダメだ」と思うような瀬戸際の時がある。実はその時こそが、自身の新しい可能性を開くチャンスなのである。わが人生を敗北から勝利へ、不幸から幸福へと大転換しゆく分かれ目が、ここにある。
☆今日のことば 九月二十九日
まことの指導者は、一人が百歩前進することより、百人を一歩前進せしめることを常に考えているものだ。
☆我らの勝利の大道No.115 御書根本の勇将たれ
◇師子吼が「文字」に
本年は、大聖人が法本尊開顕の書である「観心本尊抄」を著されてより、七百四十周年にあたる。
竜の□の法難を経て佐渡に流罪されて三年目(文永十年=一二七三年)の御執筆であられた。
佐渡での大聖人の境遇は過酷なものであった。その身命を削られての御苦闘は今、青年たちが研鎖している「種種御振舞御書」にも克明に記されている。
佐渡で最初の冬を越されたのは、『天井は板間が合わず、四方の壁は破れて雪が降り積もって消えることがない』(P916、通解)ような、粗末な塚原の三昧堂であった。衣食にも事欠かれていた。
その厳しい冬を乗り越えられて、一谷に住まいを移されたが、念仏の強信者の監視下に置かれ、命を狙われることもあった。
しかし、大聖人は執筆の手を休められなかった。状況が厳しければ厳しいほど、徹して書き続けられた。
紙の調達も困難で、一枚も無駄にはできなかった。
例えば「観心本尊抄」は、十七枚の紙の表裏にぎっしりと書き込まれでいる。そのうち十二枚は普通の和紙だが、残りの五枚は、裏の字が透けるような、小さく薄い雁皮紙である。
その貴重な紙に綴られた終盤には、『天晴れぬれば地明かなり法華を識る者は世法を得可きか』(P254)等の御聖訓が、雄渾なる筆跡で記されている。
命に及ぶ迫害の只中にあって、不屈の魂で民衆の幸福のために言論闘争を貫かれた御生涯を拝する時、感涙を禁じ得ない。
『仏の御心はこの文字に備れり』(P1122)と仰せの如く、御書を開き拝せば、時空を超えて、大聖人の大師子吼が、烈々と生命に轟いてくるのだ。
現代にあって御書に直結し、大法弘通の実践を貫いている門下は、創価の師弟の他に絶対にない。
学会は、これまで、幾度となく、年間のテーマを「教学の年」と掲げ、大いなる前進を続けてきた。
最初の「教学の年」は、五十年前の昭和三十八年(一九六三年)であった。
恩師・戸田城聖先生に誓つた「三百万世帯の拡大」を達成して、意気軒昂に迎えた年である。
勝ち戦の時にこそ、永遠に絶対勝利の因をつくらなければならない。
年頭の一月二日、私はリーダー千二百人に自ら「法華初心成仏抄」を講義することから出発した。
続いて六日には、全国で任用試験が行われた。
年末年始、研鎖に励んでこられた尊き「庶民の博士」の方々を少しでも労いたいと、私は受験会場を何力所も回った。子連れの親御さんも多くおられた。
「一人も残らず未来の大指導者に」と、お子さん方を激励したことも懐かしい。
八日には羽田空港から、アメリカ、欧州、アジアと、約三週間で世界を一周する広布旅に飛び立った。
私は空港まで見送ってくれた友に語った。
−−世界の広宣流布のために、十年、三十年、百年先の布石をしてくるよ、と。
行く先々で、教学試験も行った。まだ海外の同志が少ない時代である。多くは宿舎にメンバーを招いての口頭試問であった。しかし、誰もが皆、真剣であった。
友の求道心に応えながら、私が心がけたことは、国情や文化、民族性などを進んで学び、深く理解することである。その国その地域に即し、仏法の人間主義を伝える方途を見極めていくことである。
世界最高の希望の哲学!
学び抜いた皆が英雄だ。
応援する同志にも
心から感謝!
顕謗法抄 P452
『後世を願はん人は一切の悪縁を恐るべし一切の悪縁よりは悪知識ををそるべしとみえたり』
◇希望の明日へ
南アフリカでは、長年、抑圧され、奴隷状態に置かれてきた黒人による「人権闘争」が続けられている。この炎は、激しく、とても消えそうにない。なぜか−−。それは「炎」を支える、十分すぎるほどの精神の「燃料」が、蓄えられているからだ。その「燃料」とは、単なる「憎しみ」ではない。「憎悪」だけで進んだのでは、「人格」は自壊へと向かう。「人格」が壊れれば、「人権闘争」の主柱を失うであろう。今、燃えているのは、「誇り」である。権力のかぎりを尽くす、悪しき「白人」を、むしろ"卑しき、ちっぽけな存在"として見おろしている−−いわば「黒人の尊厳」の自覚が燃えているのである。
平3・6・8
☆女性に贈ることば 九月二十九日
「自分なんかもうダメだ」と思うような瀬戸際の時がある。実はその時こそが、自身の新しい可能性を開くチャンスなのである。わが人生を敗北から勝利へ、不幸から幸福へと大転換しゆく分かれ目が、ここにある。
☆今日のことば 九月二十九日
まことの指導者は、一人が百歩前進することより、百人を一歩前進せしめることを常に考えているものだ。
☆我らの勝利の大道No.115 御書根本の勇将たれ
◇師子吼が「文字」に
本年は、大聖人が法本尊開顕の書である「観心本尊抄」を著されてより、七百四十周年にあたる。
竜の□の法難を経て佐渡に流罪されて三年目(文永十年=一二七三年)の御執筆であられた。
佐渡での大聖人の境遇は過酷なものであった。その身命を削られての御苦闘は今、青年たちが研鎖している「種種御振舞御書」にも克明に記されている。
佐渡で最初の冬を越されたのは、『天井は板間が合わず、四方の壁は破れて雪が降り積もって消えることがない』(P916、通解)ような、粗末な塚原の三昧堂であった。衣食にも事欠かれていた。
その厳しい冬を乗り越えられて、一谷に住まいを移されたが、念仏の強信者の監視下に置かれ、命を狙われることもあった。
しかし、大聖人は執筆の手を休められなかった。状況が厳しければ厳しいほど、徹して書き続けられた。
紙の調達も困難で、一枚も無駄にはできなかった。
例えば「観心本尊抄」は、十七枚の紙の表裏にぎっしりと書き込まれでいる。そのうち十二枚は普通の和紙だが、残りの五枚は、裏の字が透けるような、小さく薄い雁皮紙である。
その貴重な紙に綴られた終盤には、『天晴れぬれば地明かなり法華を識る者は世法を得可きか』(P254)等の御聖訓が、雄渾なる筆跡で記されている。
命に及ぶ迫害の只中にあって、不屈の魂で民衆の幸福のために言論闘争を貫かれた御生涯を拝する時、感涙を禁じ得ない。
『仏の御心はこの文字に備れり』(P1122)と仰せの如く、御書を開き拝せば、時空を超えて、大聖人の大師子吼が、烈々と生命に轟いてくるのだ。
現代にあって御書に直結し、大法弘通の実践を貫いている門下は、創価の師弟の他に絶対にない。
学会は、これまで、幾度となく、年間のテーマを「教学の年」と掲げ、大いなる前進を続けてきた。
最初の「教学の年」は、五十年前の昭和三十八年(一九六三年)であった。
恩師・戸田城聖先生に誓つた「三百万世帯の拡大」を達成して、意気軒昂に迎えた年である。
勝ち戦の時にこそ、永遠に絶対勝利の因をつくらなければならない。
年頭の一月二日、私はリーダー千二百人に自ら「法華初心成仏抄」を講義することから出発した。
続いて六日には、全国で任用試験が行われた。
年末年始、研鎖に励んでこられた尊き「庶民の博士」の方々を少しでも労いたいと、私は受験会場を何力所も回った。子連れの親御さんも多くおられた。
「一人も残らず未来の大指導者に」と、お子さん方を激励したことも懐かしい。
八日には羽田空港から、アメリカ、欧州、アジアと、約三週間で世界を一周する広布旅に飛び立った。
私は空港まで見送ってくれた友に語った。
−−世界の広宣流布のために、十年、三十年、百年先の布石をしてくるよ、と。
行く先々で、教学試験も行った。まだ海外の同志が少ない時代である。多くは宿舎にメンバーを招いての口頭試問であった。しかし、誰もが皆、真剣であった。
友の求道心に応えながら、私が心がけたことは、国情や文化、民族性などを進んで学び、深く理解することである。その国その地域に即し、仏法の人間主義を伝える方途を見極めていくことである。
2013年9月28日土曜日
2013.09.28 わが友に贈る
季節の変わり目だ。
昼夜の温度差などで
体調を崩さぬよう
賢明な対処を!
健康第一で前進!
上野殿御返事 P1554
『夫れ海辺には木を財とし山中には塩を財とす、旱魃には水を財とし闇中には灯を財とし女人は夫を財とし夫は女人を命とし王は民を親とし民は食を天とす』
◇希望の明日へ
すべてが、人間の幸福のためにある−−ととらえていかねばならない。人類は人間を取り戻さなければならない。その第一歩が、人権を守り、大切にしていくことである。人間が人間として生きゆく自由と平和のために、教育と、連帯と、自覚した行動が必要である。二度と同じ不幸を繰り返さないためにも、こうした自覚ある行動が要求されている。
平2・10・4
☆女性に贈ることば 九月二十八日
「ありがとう」は奇跡の言葉である。
口に出せば、元気が出る。耳に入れば、勇気がわく。
☆今日のことば 九月二十八日
獅子は伴侶を求めず、伴侶を心待ちにした時、百獣の王、獅子は失格する。
獅子には、絶対、孤独感はない。伴侶は求めずして、ついて来るものだ。
☆我らの勝利の大道No.115 御書根本の勇将たれ
◇輝け!『行学二道』の勇気の太陽
日蓮大聖人が説いた静かなうねりが込められた『御書』は、人類の魂の書です」−−インド文化国際アカデミー理事長のロケッシュ・チャンドラ博士が、こう断言されていた。
仏教文化研究の世界的権威であられる博士は、続けて語られている。
「だからこそ、私たちが御書を学ぶことで、世界の危機を転じゆく崇高な道が開かれていくのです」と。
我ら創価の教学運動は、まさしく世界最高峰の哲学を究め、人類の未来を照らしゆく希望の行進なのだ。
今、青年部教学試験二級を目前に、求道の若人が真摯に研鎖を続けている。
また、十一月に行われる伝統の教学部任用試験への尊い挑戦も始まった。
私は"全員が信心の勝利者たれ"と祈りつつ、受験メンバーを支える同志の方々、さらに講義等を担当される先輩方にも、心から感謝の思いを捧げたい。
険難の
坂に挑まむ
御書胸に
大聖人は、最愛のわが子を亡くした悲しみの門下に寄り添われて仰せである。
『法華経は仏説な句仏智なり一宇一点も是を深く信ずれば我が身即仏となる』
『毒薬変じて薬となり衆生変じて仏となる故に妙法と申す』(P1437)
御書は、いかなる悲哀からも蘇生する光源である。
誰人たりとも幸福勝利を開きゆく推進力である。
この御書に則り、今、あの地この地で婦人部総会が行われ、仲良く朗らかな対話の花が咲き薫っていることを、御本仏もいかばかりお喜びくださることか。
昼夜の温度差などで
体調を崩さぬよう
賢明な対処を!
健康第一で前進!
上野殿御返事 P1554
『夫れ海辺には木を財とし山中には塩を財とす、旱魃には水を財とし闇中には灯を財とし女人は夫を財とし夫は女人を命とし王は民を親とし民は食を天とす』
◇希望の明日へ
すべてが、人間の幸福のためにある−−ととらえていかねばならない。人類は人間を取り戻さなければならない。その第一歩が、人権を守り、大切にしていくことである。人間が人間として生きゆく自由と平和のために、教育と、連帯と、自覚した行動が必要である。二度と同じ不幸を繰り返さないためにも、こうした自覚ある行動が要求されている。
平2・10・4
☆女性に贈ることば 九月二十八日
「ありがとう」は奇跡の言葉である。
口に出せば、元気が出る。耳に入れば、勇気がわく。
☆今日のことば 九月二十八日
獅子は伴侶を求めず、伴侶を心待ちにした時、百獣の王、獅子は失格する。
獅子には、絶対、孤独感はない。伴侶は求めずして、ついて来るものだ。
☆我らの勝利の大道No.115 御書根本の勇将たれ
◇輝け!『行学二道』の勇気の太陽
日蓮大聖人が説いた静かなうねりが込められた『御書』は、人類の魂の書です」−−インド文化国際アカデミー理事長のロケッシュ・チャンドラ博士が、こう断言されていた。
仏教文化研究の世界的権威であられる博士は、続けて語られている。
「だからこそ、私たちが御書を学ぶことで、世界の危機を転じゆく崇高な道が開かれていくのです」と。
我ら創価の教学運動は、まさしく世界最高峰の哲学を究め、人類の未来を照らしゆく希望の行進なのだ。
今、青年部教学試験二級を目前に、求道の若人が真摯に研鎖を続けている。
また、十一月に行われる伝統の教学部任用試験への尊い挑戦も始まった。
私は"全員が信心の勝利者たれ"と祈りつつ、受験メンバーを支える同志の方々、さらに講義等を担当される先輩方にも、心から感謝の思いを捧げたい。
険難の
坂に挑まむ
御書胸に
大聖人は、最愛のわが子を亡くした悲しみの門下に寄り添われて仰せである。
『法華経は仏説な句仏智なり一宇一点も是を深く信ずれば我が身即仏となる』
『毒薬変じて薬となり衆生変じて仏となる故に妙法と申す』(P1437)
御書は、いかなる悲哀からも蘇生する光源である。
誰人たりとも幸福勝利を開きゆく推進力である。
この御書に則り、今、あの地この地で婦人部総会が行われ、仲良く朗らかな対話の花が咲き薫っていることを、御本仏もいかばかりお喜びくださることか。
2013年9月27日金曜日
2013.09.27 わが友に贈る
人材を育てる人が
真の人材なり!
同志を護り讃え
渾身の励ましを送れ!
徹して一人を大切に!
諸法実相抄 P1359
『されば余りに人の我をほむる時は如何様にもなりたき意の出来し候なり、是ほむる処の言よりをこり候ぞかし』
◇希望の明日へ
人権−−それこそ、今、もっとも強く訴えていることの一つである。人権の確立こそ民主の根本であり、また平和の内実である。戦争のないことが平和を意味するのではない。個人の尊厳と権利が最大に尊重される社会でなければ、真実の平和の名には値しない。そのために創価学会は戦っている。
平2・3・11
☆女性に贈ることば 九月二十七日
子どもの教育においては、早くから小さく完成させようとする必要はない。ひとつの型にはめようと強いることは、いつか無理が現れてしまう。
むしろ、大樹と育つための板を張らせることが、最も重要であろう。
☆今日のことば 九月二十七日
青春には苦しいこともあるが、希望が輝いていることも事実だ。つねに未来に希望をもち、成長していく人こそ、真に青春を謳歌している人生といえまいか。
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第18回 かがやけ!希望の一番星
みなさんの中には、宇宙飛行士になりたい人もいるでしょう。
セレブロフ博士は、宇宙飛行士に大切なこととして、二つ強調されていました。
一つは「人間としての品性」。つまり、ずるいことなどしない、立派な人格です。
もう一つは「仲間を尊敬できる心」。友を大切に、チームワークをつくれる力です。
博士は、実際に宇宙に行かなくても、「地球の人類のために尊敬される生き方をする人」が″宇宙市民″だと言われていました。だから、人のため、社会のため、尊い学会活動にはげんでいる、みなさんのお父さんやお母さんは、模範の″宇宙市民″なのです。
「わたしと宇宙展」では、″人は星のかけらからできている″というパネルが展示されます。私たちの体のもとになり、命をささえている酸素や水素、炭素、さらには金や銀などの「元素」は、星から生み出されてきたものなのです。
仏法では、人間の体の働きを、両目は「太陽と月」、髪の毛は「星」、血管は「川」、骨は「鉱物」、皮ふや肉は「大地」、体の毛は「森林」、息は「風」などと表現しています。人間の生命それ自体が、一つの宇宙であると説いているのです。
みなさんは全宇宙の中で、ただ一人しかいない「かけがえのない存在」です。この自らの尊さを自覚し、無限の力を引き出すために仏法があります。
「南無妙法蓮華経」の題目は、大宇宙の究極のリズムです。
地球がたゆまず回転しているのも、太陽が地球上の生命を照らし育んでいるのも、このリズムにのっとっています。題目を唱えることは、この大宇宙の力を、自分自身の宇宙にみなぎらせていくことなのです。
無数の星たちの光も、かがやく銀河も、全部、わが生命の中にある。どんな大変な時にも、題目を唱えれば、自分を最高に、かがやかせることができるのです。
宇宙の広がりは無限大です。それと同じように、みなさんの心も無限大です。だから、いくらでも大きく強く成長できる。
つらいことや、いやなことがあったら、星空を見上げてみよう。深いやみの中でも、星は明るくかがやいています。大きな宇宙を思えば、自分の悩みも小さく見えてきます。
そして、宇宙から見れば、地球も一つの家のようなものです。国境線などない。みんな同じ「地球民族」として、仲良く平和に生きていけるはずです。
今、西の夕焼け空には、「よいの明星」と呼ばれる金星が見えます。一番はじめに明るくかがやき出すので「一番星」とも言われます。
みなさんには、自分にしかできない偉大な使命がある。必ず、何かの「一番星」になる使命をもっている。読書の一番星、親孝行の一番星、スポーツの一番星……。何でもいい。何かで一番になっていこう!
深き使命をもった、偉大な君たちよ!
一人も残らず、希望の一番星とかがやけ!
真の人材なり!
同志を護り讃え
渾身の励ましを送れ!
徹して一人を大切に!
諸法実相抄 P1359
『されば余りに人の我をほむる時は如何様にもなりたき意の出来し候なり、是ほむる処の言よりをこり候ぞかし』
◇希望の明日へ
人権−−それこそ、今、もっとも強く訴えていることの一つである。人権の確立こそ民主の根本であり、また平和の内実である。戦争のないことが平和を意味するのではない。個人の尊厳と権利が最大に尊重される社会でなければ、真実の平和の名には値しない。そのために創価学会は戦っている。
平2・3・11
☆女性に贈ることば 九月二十七日
子どもの教育においては、早くから小さく完成させようとする必要はない。ひとつの型にはめようと強いることは、いつか無理が現れてしまう。
むしろ、大樹と育つための板を張らせることが、最も重要であろう。
☆今日のことば 九月二十七日
青春には苦しいこともあるが、希望が輝いていることも事実だ。つねに未来に希望をもち、成長していく人こそ、真に青春を謳歌している人生といえまいか。
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第18回 かがやけ!希望の一番星
みなさんの中には、宇宙飛行士になりたい人もいるでしょう。
セレブロフ博士は、宇宙飛行士に大切なこととして、二つ強調されていました。
一つは「人間としての品性」。つまり、ずるいことなどしない、立派な人格です。
もう一つは「仲間を尊敬できる心」。友を大切に、チームワークをつくれる力です。
博士は、実際に宇宙に行かなくても、「地球の人類のために尊敬される生き方をする人」が″宇宙市民″だと言われていました。だから、人のため、社会のため、尊い学会活動にはげんでいる、みなさんのお父さんやお母さんは、模範の″宇宙市民″なのです。
「わたしと宇宙展」では、″人は星のかけらからできている″というパネルが展示されます。私たちの体のもとになり、命をささえている酸素や水素、炭素、さらには金や銀などの「元素」は、星から生み出されてきたものなのです。
仏法では、人間の体の働きを、両目は「太陽と月」、髪の毛は「星」、血管は「川」、骨は「鉱物」、皮ふや肉は「大地」、体の毛は「森林」、息は「風」などと表現しています。人間の生命それ自体が、一つの宇宙であると説いているのです。
みなさんは全宇宙の中で、ただ一人しかいない「かけがえのない存在」です。この自らの尊さを自覚し、無限の力を引き出すために仏法があります。
「南無妙法蓮華経」の題目は、大宇宙の究極のリズムです。
地球がたゆまず回転しているのも、太陽が地球上の生命を照らし育んでいるのも、このリズムにのっとっています。題目を唱えることは、この大宇宙の力を、自分自身の宇宙にみなぎらせていくことなのです。
無数の星たちの光も、かがやく銀河も、全部、わが生命の中にある。どんな大変な時にも、題目を唱えれば、自分を最高に、かがやかせることができるのです。
宇宙の広がりは無限大です。それと同じように、みなさんの心も無限大です。だから、いくらでも大きく強く成長できる。
つらいことや、いやなことがあったら、星空を見上げてみよう。深いやみの中でも、星は明るくかがやいています。大きな宇宙を思えば、自分の悩みも小さく見えてきます。
そして、宇宙から見れば、地球も一つの家のようなものです。国境線などない。みんな同じ「地球民族」として、仲良く平和に生きていけるはずです。
今、西の夕焼け空には、「よいの明星」と呼ばれる金星が見えます。一番はじめに明るくかがやき出すので「一番星」とも言われます。
みなさんには、自分にしかできない偉大な使命がある。必ず、何かの「一番星」になる使命をもっている。読書の一番星、親孝行の一番星、スポーツの一番星……。何でもいい。何かで一番になっていこう!
深き使命をもった、偉大な君たちよ!
一人も残らず、希望の一番星とかがやけ!
2013年9月26日木曜日
2013.09.26 わが友に贈る
「無冠の友」の皆様
毎朝の配達ありがとう!
尊き「信心の歩」に
妙法の福徳は燦然!
南条殿御返事 P1573
『南無妙法蓮華経を只一度申せる人一人として仏にならざるはなし』
◇希望の明日へ
人々の人権を守る勇気ある行動には、人間性の極致ともいうべき崇高な輝きがある。反対に、他人の人権を無視し、蹂躙しながら、自らの勝利を築かんとすることほど非人間的なものはない。いかなる世界であれ、勝者が弱者の人権を奪う権利などない。また、奪われる必要もない。我々は絶対に人類の歴史を後退させてはならない。
平1・12・5
☆女性に贈ることば 九月二十六日
絶対に、あなたにはあなたにしかできない、この世の使命がある。あなたでしか咲かせられない人生がある。
何を疑ったとしても、このことだけは、疑ってはならない。
☆今日のことば 九月二十六日
人を批判する前に、自己を、自分を、吾れをと、反省し、自らの凝視を忘れるな。
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第18回 かがやけ!希望の一番星
私は、これまで、多くの天文学者や宇宙飛行士と友情を結んできました。
その一人に、ロシアの宇宙飛行士・セレブロフ博士がいます。4度の宇宙飛行、10回もの船外活動を命がけでおこなってきました。
博士が宇宙飛行士になったきっかけは、みなさんと同じ小学生の時です。
スケートの練習を終えて、コーチのニコライ先生と家に向かって歩いていました。
すると、先生が突然、夜空を指さしました。セレブロフ少年が見上げると、″星のようなもの″がすごいスピードで移動していたのです。おどろいていると、先生は「あれが人工衛星だよ」と教えてくれたのです。
セレブロフ少年は、人間によってつくられた″地球製の星″が、無数の星々の中を泳ぐ姿を思いうかべ、その日から、毎日のように夜空を見つめるようになりました。子どものころの感動は、時がたつほど夢となってふくらみ、大きな力になるものです。
私が創立した創価学園では、「天文教育」に力を入れています。特に、関西校では、国際宇宙ステーションのカメラから地球を観測する「アースカム」(アメリカ航空宇宙局=NASAの教育プログラム)などにも参加しています。
まさしく、宇宙からの目で、私たちのふるさと「地球」を見つめる取り組みです。
じつは、この宇宙が何からできているかということも、全体のわずか4パーセントまでしか、わかっていないといいます。
宇宙には、まだまだ「なぞ」がいっぱいあるのです。
これから、そうした未知の世界を解き明かしていくのは、みなさんたちの誇り高い使命です。
みなさんの毎日の勉強も、英知のつばさを広げて、新たな発見にチャレンジする冒険の旅なのです。
毎朝の配達ありがとう!
尊き「信心の歩」に
妙法の福徳は燦然!
南条殿御返事 P1573
『南無妙法蓮華経を只一度申せる人一人として仏にならざるはなし』
◇希望の明日へ
人々の人権を守る勇気ある行動には、人間性の極致ともいうべき崇高な輝きがある。反対に、他人の人権を無視し、蹂躙しながら、自らの勝利を築かんとすることほど非人間的なものはない。いかなる世界であれ、勝者が弱者の人権を奪う権利などない。また、奪われる必要もない。我々は絶対に人類の歴史を後退させてはならない。
平1・12・5
☆女性に贈ることば 九月二十六日
絶対に、あなたにはあなたにしかできない、この世の使命がある。あなたでしか咲かせられない人生がある。
何を疑ったとしても、このことだけは、疑ってはならない。
☆今日のことば 九月二十六日
人を批判する前に、自己を、自分を、吾れをと、反省し、自らの凝視を忘れるな。
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第18回 かがやけ!希望の一番星
私は、これまで、多くの天文学者や宇宙飛行士と友情を結んできました。
その一人に、ロシアの宇宙飛行士・セレブロフ博士がいます。4度の宇宙飛行、10回もの船外活動を命がけでおこなってきました。
博士が宇宙飛行士になったきっかけは、みなさんと同じ小学生の時です。
スケートの練習を終えて、コーチのニコライ先生と家に向かって歩いていました。
すると、先生が突然、夜空を指さしました。セレブロフ少年が見上げると、″星のようなもの″がすごいスピードで移動していたのです。おどろいていると、先生は「あれが人工衛星だよ」と教えてくれたのです。
セレブロフ少年は、人間によってつくられた″地球製の星″が、無数の星々の中を泳ぐ姿を思いうかべ、その日から、毎日のように夜空を見つめるようになりました。子どものころの感動は、時がたつほど夢となってふくらみ、大きな力になるものです。
私が創立した創価学園では、「天文教育」に力を入れています。特に、関西校では、国際宇宙ステーションのカメラから地球を観測する「アースカム」(アメリカ航空宇宙局=NASAの教育プログラム)などにも参加しています。
まさしく、宇宙からの目で、私たちのふるさと「地球」を見つめる取り組みです。
じつは、この宇宙が何からできているかということも、全体のわずか4パーセントまでしか、わかっていないといいます。
宇宙には、まだまだ「なぞ」がいっぱいあるのです。
これから、そうした未知の世界を解き明かしていくのは、みなさんたちの誇り高い使命です。
みなさんの毎日の勉強も、英知のつばさを広げて、新たな発見にチャレンジする冒険の旅なのです。
2013年9月25日水曜日
2013.09.25 わが友に贈る
日没が早まる時期。
薄暗い夕方や夜間の
交通事故等に注意!
「油断大敵」だ。
皆で賢明な声掛けを!
減劫御書 P1467
『大悪は大善の来るべき瑞相なり、一閻浮提うちみだすならば閻浮提内広令流布はよも疑い候はじ』
◇希望の明日へ
だれ人にも生きる権利があり、幸福をつかむ権利がある。その生存の権利は絶対に侵されてはならない。人間の魂の自由は、何者にも奪われてはならない。
平1・10・15
☆女性に贈ることば 九月二十五日
信頼できる人、頼れる人、何でも相談できる人−−そういう人をもち、自分もそういう人になる。その人は幸福である。
☆今日のことば 九月二十五日
長い歴史の積み重ねによって、築かれてきたものも、失うのは一瞬である。しかし、ひとたび失ったものを、元にもどすには、築いてきたと、おなじ歴史の経過が必要とされるにちがいない。
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第18回 かがやけ!希望の一番星
秋は空気が澄み、星の光もさわやかです。
きょうは、いっしょに星空を見つめ、天体観測をするような思いで、さらにまた、ともに宇宙船に乗りこんで冒険の旅に出るような思いで、語らいを進めましょう!
みなさんは、流れ星を見たことがありますか?
もう20年前の夏になりますが、私は、日本列島のまん中に位置する群馬県で、青年たちと、たくさんの流れ星を見た思い出があります。「ペルセウス座流星群」です。
その時、よんだ和歌があります。
大宇宙
我らを祝して
流星群
花火の如く
宝石まきたり
宇宙は、限りなく広くて大きい。
星にも、いろいろな星があります。丸い星だけでなく、まるでジャガイモのような形をしている星もある。
かがやく星の数は、私たちの太陽系のある銀河だけでも、2000億個とも言われます。明るさもさまざまです。「オリオン座」のリゲルという星は、じっさいは太陽の3万7000個分もの大変な明るさです。でも、はるか遠くにあるから、夜空では小さな点のように見えるのです。
そうした星たちも、大宇宙の仲間です。そう思って見つめれば、星たちも、みんなを見守り、はげましの光を届けてくれる心の友だちとなるにちがいありません。
星空は、夢が広がるロマンの世界です。
「しし座」「おとめ座」「さそり座」などの星座は、みなさんにもなじみがあるでしょう。「かみのけ座」「じょうぎ座」「ぼうえんきょう座」といったユニークな名前の星座もあり、全部で88個になります。
星座が、どのようにして誕生したか?
一説によれば、約5000年前、羊飼いが羊の番をしながら夜空を見上げ、星と星を結んでいったことが、「星座」のはじまりだと言われています。
はるかな、あこがれであった宇宙を目指し、人類がはじめて人工衛星の打ち上げに成功したのは、1957年の10月4日のことです。
宇宙時代の幕開けとなった、この日を記念して、毎年10月4日からの1週間は「世界宇宙週間」となっています。
日本の探査機「はやぶさ」の大活躍を知っている人もいるでしょう。
燃料もれや、エンジン故障など、次々に大きなトラブルにあいながらも、7年間、60億キロメートルの宇宙空間の旅を奇跡的に乗り越えました。そして、世界で、はじめて小惑星のかけらを持ち帰ったのです。
新しく東京ではじまった、創価学会の「わたしと宇宙展」では、この「はやぶさ」の模型や「月の石」を見ることができます。12月の福島での展示をはじめ、これから各地を回る予定です。
今年は、話題になっている「すい星」もあります。11月中旬から12月にかけて太陽に接近する「アイソンすい星」です。
学会の創立記念日の11月18日ごろには、条件がよければ、夜明け前の南東の空で、おとめ座の1等星「スピカ」と、この「アイソンすい星」を、いっしよに双眼鏡で見ることができると期待されています。
11月には、宇宙飛行士の若田光一さんが国際宇宙ステーションへ飛び立ち、半年間、宇宙に滞在し、船長を務める予定です。
みなさんが生きる、これからの未来は、もっともつと宇宙が身近になるでしょう。
薄暗い夕方や夜間の
交通事故等に注意!
「油断大敵」だ。
皆で賢明な声掛けを!
減劫御書 P1467
『大悪は大善の来るべき瑞相なり、一閻浮提うちみだすならば閻浮提内広令流布はよも疑い候はじ』
◇希望の明日へ
だれ人にも生きる権利があり、幸福をつかむ権利がある。その生存の権利は絶対に侵されてはならない。人間の魂の自由は、何者にも奪われてはならない。
平1・10・15
☆女性に贈ることば 九月二十五日
信頼できる人、頼れる人、何でも相談できる人−−そういう人をもち、自分もそういう人になる。その人は幸福である。
☆今日のことば 九月二十五日
長い歴史の積み重ねによって、築かれてきたものも、失うのは一瞬である。しかし、ひとたび失ったものを、元にもどすには、築いてきたと、おなじ歴史の経過が必要とされるにちがいない。
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第18回 かがやけ!希望の一番星
秋は空気が澄み、星の光もさわやかです。
きょうは、いっしょに星空を見つめ、天体観測をするような思いで、さらにまた、ともに宇宙船に乗りこんで冒険の旅に出るような思いで、語らいを進めましょう!
みなさんは、流れ星を見たことがありますか?
もう20年前の夏になりますが、私は、日本列島のまん中に位置する群馬県で、青年たちと、たくさんの流れ星を見た思い出があります。「ペルセウス座流星群」です。
その時、よんだ和歌があります。
大宇宙
我らを祝して
流星群
花火の如く
宝石まきたり
宇宙は、限りなく広くて大きい。
星にも、いろいろな星があります。丸い星だけでなく、まるでジャガイモのような形をしている星もある。
かがやく星の数は、私たちの太陽系のある銀河だけでも、2000億個とも言われます。明るさもさまざまです。「オリオン座」のリゲルという星は、じっさいは太陽の3万7000個分もの大変な明るさです。でも、はるか遠くにあるから、夜空では小さな点のように見えるのです。
そうした星たちも、大宇宙の仲間です。そう思って見つめれば、星たちも、みんなを見守り、はげましの光を届けてくれる心の友だちとなるにちがいありません。
星空は、夢が広がるロマンの世界です。
「しし座」「おとめ座」「さそり座」などの星座は、みなさんにもなじみがあるでしょう。「かみのけ座」「じょうぎ座」「ぼうえんきょう座」といったユニークな名前の星座もあり、全部で88個になります。
星座が、どのようにして誕生したか?
一説によれば、約5000年前、羊飼いが羊の番をしながら夜空を見上げ、星と星を結んでいったことが、「星座」のはじまりだと言われています。
はるかな、あこがれであった宇宙を目指し、人類がはじめて人工衛星の打ち上げに成功したのは、1957年の10月4日のことです。
宇宙時代の幕開けとなった、この日を記念して、毎年10月4日からの1週間は「世界宇宙週間」となっています。
日本の探査機「はやぶさ」の大活躍を知っている人もいるでしょう。
燃料もれや、エンジン故障など、次々に大きなトラブルにあいながらも、7年間、60億キロメートルの宇宙空間の旅を奇跡的に乗り越えました。そして、世界で、はじめて小惑星のかけらを持ち帰ったのです。
新しく東京ではじまった、創価学会の「わたしと宇宙展」では、この「はやぶさ」の模型や「月の石」を見ることができます。12月の福島での展示をはじめ、これから各地を回る予定です。
今年は、話題になっている「すい星」もあります。11月中旬から12月にかけて太陽に接近する「アイソンすい星」です。
学会の創立記念日の11月18日ごろには、条件がよければ、夜明け前の南東の空で、おとめ座の1等星「スピカ」と、この「アイソンすい星」を、いっしよに双眼鏡で見ることができると期待されています。
11月には、宇宙飛行士の若田光一さんが国際宇宙ステーションへ飛び立ち、半年間、宇宙に滞在し、船長を務める予定です。
みなさんが生きる、これからの未来は、もっともつと宇宙が身近になるでしょう。
2013年9月24日火曜日
2013.09.24 わが友に贈る
「月月・日日に
つより給へ」
信心は挑戦と
向上の原動力だ!
惰性を打ち破れ!
光日上人御返事 P934
『松栄れば柏悦ぶ芝かるれば蘭なく情無き草木すら友の喜び友の歎き一つなり』
◇希望の明日へ
すべては"非暴力"から出発しなければならない。政治であれ、科学であれ、文化、経済、教育−−それらのすべては"非暴力"を根本としなければならないい人間が人間でありうる社会は、その土台のうえに建設されるのである。"生命の尊厳"こそ、二十一世紀の大憲章−−最高規範とせねばならない。
平4・2・14
☆女性に贈ることば 九月二十四日
先哲は 「賢聖は罵言して試みるなるべし」と言われた。
その人が本物かどうかは、悪口や、非難を言われてみればわかる。それに負けないのが本物だ。
子どもにも、いざという時に信念を貫き通せる強さを養わせたい。
☆今日のことば 九月二十四日
自然の開発にせよ、人体の健康にせよ、これからは、自然のリズムをいかに巧みにとらえ、それを活用していくかが、より重要な課題になっていくにちがいない。自然は、けっして、静止した。"死"の世界ではない。生命の充満した巨大な有機的連合体なのだ。人間もまた、そのひとつの環にすぎない。
★アルメニア共和国の名門エレバン国立大学から池田SGI会長へ340番目の名誉博士号
つより給へ」
信心は挑戦と
向上の原動力だ!
惰性を打ち破れ!
光日上人御返事 P934
『松栄れば柏悦ぶ芝かるれば蘭なく情無き草木すら友の喜び友の歎き一つなり』
◇希望の明日へ
すべては"非暴力"から出発しなければならない。政治であれ、科学であれ、文化、経済、教育−−それらのすべては"非暴力"を根本としなければならないい人間が人間でありうる社会は、その土台のうえに建設されるのである。"生命の尊厳"こそ、二十一世紀の大憲章−−最高規範とせねばならない。
平4・2・14
☆女性に贈ることば 九月二十四日
先哲は 「賢聖は罵言して試みるなるべし」と言われた。
その人が本物かどうかは、悪口や、非難を言われてみればわかる。それに負けないのが本物だ。
子どもにも、いざという時に信念を貫き通せる強さを養わせたい。
☆今日のことば 九月二十四日
自然の開発にせよ、人体の健康にせよ、これからは、自然のリズムをいかに巧みにとらえ、それを活用していくかが、より重要な課題になっていくにちがいない。自然は、けっして、静止した。"死"の世界ではない。生命の充満した巨大な有機的連合体なのだ。人間もまた、そのひとつの環にすぎない。
★アルメニア共和国の名門エレバン国立大学から池田SGI会長へ340番目の名誉博士号
2013年9月23日月曜日
2013.09.23 わが友に贈る
母の笑顔あるところ
幸の花は咲き薫る。
婦人部の語らいこそ
平和を開く希望なり!
創価の太陽、万歳!
経王御前御書 P1123
『経王御前を儲させ給いて候へば現世には跡をつぐべき孝子なり後生には又導かれて仏にならせ給うべし』
◇今週のことば
さあ伝統の教学試験を
無事故・大成功で。
受験の皆さん ガンバレ!
「御書を心肝に染め」
皆が共々に大成長を!
2013年09月23日
◇希望の明日へ
"人間の尊厳"について、簡潔に言えば、人類が永遠に希求してやまない理想である。仏法では、一人の人間の生命は、全宇宙の縮図としての尊極の「小字宙」であると説く。この小宇宙のパワー、可能性、宝を、どう最大限に開発し、自他ともに満足の人生を開いていくか。この"人間性の開発"に、あらゆる哲学、思想、倫理、そして高等宗教が目標とすべき、本来の出発点があるといえよう。また、教育など、その他の社会機能も同様である。
平3・8・2
☆女性に贈ることば 九月二十三日
「何のため」という、たしかな原点がある人は強い。この一が定まっていれば、人生に迷わない。苦しくても、へこたれない。まっすぐに伸びていける。
☆今日のことば 九月二十三日
あの人の青春は
ただ派手のなかに
青春を消耗している
私は 日々安定のなかに
幸福という栄光を築いている
☆名誉会長と共に 今日も広布へNo.036 女性の祈りに勝るものなし
晴れやかに、また、にぎやかに、伝統の婦人部総会が、各地で行われている。
自在に創意を光らせ、希望の対話の花を、楽しく咲かせている。本当に素晴らしい。
女子部も元気に友情のスクラムを広げている。心美しき世界の乙女が、友のため、社会のため、広宣流布のために生き生きと前進している。これほど尊い青春はない。
戸田先生は語られた。
「青春時代は、一生の幸福の土台を築く鍛錬の時代だ」
「女性の幸福と勝利が決定されるのは、40代、50代からだ」と。
自他共の平和と和楽を生みだし、正義の人生を歩み抜く中に、真の幸福は築かれる。
中秋の名月が美しく輝いていた。月見の宴のごとき一夜であった。
月を愛で、友と語り合う。そうした心を忘れない日々でありたい。
たとえ現実は闇のように思えても、心にロマンの月光があれば、負けることはない。
御聖訓には『深く信ずる者は満月の闇夜を照すが如し』(P1501)と仰せである。
祈りに勝る力はない。女性の強盛なる祈りで、広宣の勝利の道は開かれてきた。
思いがけない病もある。避けられない課題もある。襲いかかる苦難もある。
いかなる宿命の嵐にも、「今こそ変毒為薬の時!」と、しっかり題目をあげていくことだ。題目の中に、全部、含まれている。
太陽と共に頑張れ! 太陽は、いつも貴女を見つめ光っている。
人生は、最後の勝利が最高の幸福だ。朗らかに!
幸の花は咲き薫る。
婦人部の語らいこそ
平和を開く希望なり!
創価の太陽、万歳!
経王御前御書 P1123
『経王御前を儲させ給いて候へば現世には跡をつぐべき孝子なり後生には又導かれて仏にならせ給うべし』
◇今週のことば
さあ伝統の教学試験を
無事故・大成功で。
受験の皆さん ガンバレ!
「御書を心肝に染め」
皆が共々に大成長を!
2013年09月23日
◇希望の明日へ
"人間の尊厳"について、簡潔に言えば、人類が永遠に希求してやまない理想である。仏法では、一人の人間の生命は、全宇宙の縮図としての尊極の「小字宙」であると説く。この小宇宙のパワー、可能性、宝を、どう最大限に開発し、自他ともに満足の人生を開いていくか。この"人間性の開発"に、あらゆる哲学、思想、倫理、そして高等宗教が目標とすべき、本来の出発点があるといえよう。また、教育など、その他の社会機能も同様である。
平3・8・2
☆女性に贈ることば 九月二十三日
「何のため」という、たしかな原点がある人は強い。この一が定まっていれば、人生に迷わない。苦しくても、へこたれない。まっすぐに伸びていける。
☆今日のことば 九月二十三日
あの人の青春は
ただ派手のなかに
青春を消耗している
私は 日々安定のなかに
幸福という栄光を築いている
☆名誉会長と共に 今日も広布へNo.036 女性の祈りに勝るものなし
晴れやかに、また、にぎやかに、伝統の婦人部総会が、各地で行われている。
自在に創意を光らせ、希望の対話の花を、楽しく咲かせている。本当に素晴らしい。
女子部も元気に友情のスクラムを広げている。心美しき世界の乙女が、友のため、社会のため、広宣流布のために生き生きと前進している。これほど尊い青春はない。
戸田先生は語られた。
「青春時代は、一生の幸福の土台を築く鍛錬の時代だ」
「女性の幸福と勝利が決定されるのは、40代、50代からだ」と。
自他共の平和と和楽を生みだし、正義の人生を歩み抜く中に、真の幸福は築かれる。
中秋の名月が美しく輝いていた。月見の宴のごとき一夜であった。
月を愛で、友と語り合う。そうした心を忘れない日々でありたい。
たとえ現実は闇のように思えても、心にロマンの月光があれば、負けることはない。
御聖訓には『深く信ずる者は満月の闇夜を照すが如し』(P1501)と仰せである。
祈りに勝る力はない。女性の強盛なる祈りで、広宣の勝利の道は開かれてきた。
思いがけない病もある。避けられない課題もある。襲いかかる苦難もある。
いかなる宿命の嵐にも、「今こそ変毒為薬の時!」と、しっかり題目をあげていくことだ。題目の中に、全部、含まれている。
太陽と共に頑張れ! 太陽は、いつも貴女を見つめ光っている。
人生は、最後の勝利が最高の幸福だ。朗らかに!
2013.09.22 わが友に贈る
教学試験に挑む君よ!
苦労して学んだことは
全て偉大な財産となる。
日々の実践の中で
御書を心に刻みゆけ!
四条金吾殿御返事 P1186
『敵と申す者はわすれさせてねらふものなり、是より後に若やの御旅には御馬をおしましませ給ふべからず、よき馬にのらせ給へ』
◇希望の明日へ
二十一世紀は「生命の尊厳」の時代、「生命の世紀」であろう。人類が生き残る方法はこれしかないことを、学会は草創以来主張してきた。人間の尊厳も実際には、その根底に「生命の尊厳」が必要である。そのことが、世界の知性の目にはしだいに明らかになりつつある。すでに、いわゆる"人間中心主義""権利と欲望の解放"のみでは、むしろ人間の荒廃しかもたらさないことがはっきりしてきた。
平3・7・14
☆女性に贈ることば 九月二十二日
人生には、悲しみもある。苦しみもある。山もある。川もある。谷もある。しかし、悲しみの川が深ければ深いほど、若しみの山が大きければ大きいほど、それを乗り越えた喜びは深く、幸せは大きい。
☆今日のことば 九月二十二日
狭く皮相的な行動を
私は とりたくない
しかし
自己の信念の道に向かっては
非難する人が多くあっても
その正義の実相を
強調しつづけるであろう
苦労して学んだことは
全て偉大な財産となる。
日々の実践の中で
御書を心に刻みゆけ!
四条金吾殿御返事 P1186
『敵と申す者はわすれさせてねらふものなり、是より後に若やの御旅には御馬をおしましませ給ふべからず、よき馬にのらせ給へ』
◇希望の明日へ
二十一世紀は「生命の尊厳」の時代、「生命の世紀」であろう。人類が生き残る方法はこれしかないことを、学会は草創以来主張してきた。人間の尊厳も実際には、その根底に「生命の尊厳」が必要である。そのことが、世界の知性の目にはしだいに明らかになりつつある。すでに、いわゆる"人間中心主義""権利と欲望の解放"のみでは、むしろ人間の荒廃しかもたらさないことがはっきりしてきた。
平3・7・14
☆女性に贈ることば 九月二十二日
人生には、悲しみもある。苦しみもある。山もある。川もある。谷もある。しかし、悲しみの川が深ければ深いほど、若しみの山が大きければ大きいほど、それを乗り越えた喜びは深く、幸せは大きい。
☆今日のことば 九月二十二日
狭く皮相的な行動を
私は とりたくない
しかし
自己の信念の道に向かっては
非難する人が多くあっても
その正義の実相を
強調しつづけるであろう
2013.09.21 わが友に贈る
「陰徳あれば陽報あり」
広布のための労苦は
全てが福徳に変わる。
朗らかに敢然と
わが道を進みゆけ!
最蓮房御返事 P1340
『我等末法濁世に於て生を南閻浮提大日本国にうけ忝くも諸仏出世の本懐たる南無妙法蓮華経を口に唱へ心に信じ身に持ち手に翫ぶ事是れ偏に過去の宿習なるか』
◇希望の明日へ
生命は地球よりも重い、人間は国家よりも大きい−−その信念に、創価学会の人間主義の基盤がある。世の中には、多くのものを作る仕事がある。学会が今、世界に、社会につくっているのは"生命尊厳の大塔"である。思想の面だけではない。現実のうえでも、高貴に、また幸福に光り輝く"尊厳なる人間"の塔を一人また一人とつくっている。これ以上の聖業はない。まさに学会員一人一人が仏の使いであり、仏の行を行じている人である。
平3・7・14
☆女性に贈ることば 九月二十一日
子育ては、ほめるのが七割、叱るのが三割というくらいの心づもりでよいのではないか。
とくに子どもにとって、母親から激励され、ほめてもらった記憶は、嬉しく、いつまでも忘れないものだ。
☆今日のことば 九月二十一日
人間は、心のどこかに、帰るべき原点を求めている。それは漠とした、観念の世界ではなく、自然と切り離すことのできない実在の世界である。郷里こそ、人々の心に描かれた真実の平和郷ではないだろうか。
☆シカゴ大学で核廃絶フォーラムへのメッセージ
SGI会長はフォーラムに寄せたメッセージの中で75年1月の同大学訪問の模様を述懐。大学首脳らとキャンパス内を視察した折に、核兵器開発の碑を目にして、往事の科学者たちの呻吟や苦衷に思いを馳せたことに言及した。
そして、「大切なのは、同じ地球に生きる人間としての良心に照らして、どこの国の民衆であろうと核兵器の犠牲となる事態を起こしてはならないとの意識に目覚めること」であると強調。この信念に基づいて、民衆に根を張った草の根の運動で、核兵器なき世界の実現をと呼び掛けた。
広布のための労苦は
全てが福徳に変わる。
朗らかに敢然と
わが道を進みゆけ!
最蓮房御返事 P1340
『我等末法濁世に於て生を南閻浮提大日本国にうけ忝くも諸仏出世の本懐たる南無妙法蓮華経を口に唱へ心に信じ身に持ち手に翫ぶ事是れ偏に過去の宿習なるか』
◇希望の明日へ
生命は地球よりも重い、人間は国家よりも大きい−−その信念に、創価学会の人間主義の基盤がある。世の中には、多くのものを作る仕事がある。学会が今、世界に、社会につくっているのは"生命尊厳の大塔"である。思想の面だけではない。現実のうえでも、高貴に、また幸福に光り輝く"尊厳なる人間"の塔を一人また一人とつくっている。これ以上の聖業はない。まさに学会員一人一人が仏の使いであり、仏の行を行じている人である。
平3・7・14
☆女性に贈ることば 九月二十一日
子育ては、ほめるのが七割、叱るのが三割というくらいの心づもりでよいのではないか。
とくに子どもにとって、母親から激励され、ほめてもらった記憶は、嬉しく、いつまでも忘れないものだ。
☆今日のことば 九月二十一日
人間は、心のどこかに、帰るべき原点を求めている。それは漠とした、観念の世界ではなく、自然と切り離すことのできない実在の世界である。郷里こそ、人々の心に描かれた真実の平和郷ではないだろうか。
☆シカゴ大学で核廃絶フォーラムへのメッセージ
SGI会長はフォーラムに寄せたメッセージの中で75年1月の同大学訪問の模様を述懐。大学首脳らとキャンパス内を視察した折に、核兵器開発の碑を目にして、往事の科学者たちの呻吟や苦衷に思いを馳せたことに言及した。
そして、「大切なのは、同じ地球に生きる人間としての良心に照らして、どこの国の民衆であろうと核兵器の犠牲となる事態を起こしてはならないとの意識に目覚めること」であると強調。この信念に基づいて、民衆に根を張った草の根の運動で、核兵器なき世界の実現をと呼び掛けた。
2013年9月20日金曜日
2013.09.20 わが友に贈る
我らの座談会から
栄光の「11・18」へ!
苦闘する友を励まし
功労の同志を讃える
和楽のスクラムで前進!
立正観抄 P529
『教弥弥実なれば位弥弥下し』
◇希望の明日へ
権力、金力などの力による抑圧。誤れる思想や無知による忍従。宿命による、生命の不自由。それらすべてから、人間、生命の全体を解放し、「人間の尊厳」「生命の尊厳」を打ち立てねばならない。学会員は、そうした"人類の闘争""歴史の進歩"の最前線で戦う戦士である。
平3・7・14
☆女性に贈ることば 九月二十日
価値ある人生を開くもの----それは「今までどうであったか」ではない。「これからどう生きるのか」、この力強い前向きの一念である。
☆今日のことば 九月二十日
理想と現実とが交錯して、複雑な心になることがある。周期的に----。
人を責めたくなる時がある。自己の非を棚に上げて----。
思索と反省を怠ってはならぬ。
☆勝利の人間学No.038 大法弘通こそ永遠の学会
◇「地涌の使命」の自覚
御聖訓には『かかる者の弟子檀那とならん人人は宿縁ふかしと思うて日蓮ど同じく法華経を弘むべきなり』(P903)と仰せである。
我らは、共に広宣流布に戦うことを願って、今この時に生まれてきた地涌の菩薩である。
この使命と宿縁を自覚して題目を唱えれば。わが生命から無限の力と智慧が湧いてくる。
折伏は、最高の仏の行動である。
ゆえに、明るく楽しく挑戦していくことだ。
◇下種に無量無辺の生命の宝が
折伏とは、どこまでも一人を大切にし、誠実に励ましを送る尊極の振る舞いである。
相手を思って一生懸命に話しても、通じない時もある。悔しい思いをすることもある。しかし、その苦労は全部、生命の宝に変わる。
日蓮仏法は下種仏法である。
一言でも語れば、その人の生命の大地に、仏の種が植えられる。種を植えれば、必ず、いっか芽が出て、花が咲き、実る時が来る。
創価の友が、あの地この地で、何回も何回も、たゆまず種を植え続けてきたからこそ、広宣流布の大森林が世界に広がったのだ。
今、社会は深く仏法を求めている。青年の信念の対話を、勇気凛々と進めてもらいたい。
◇宿命転換の劇を綴ろう
信心は「生きる力」「幸福の源泉」である。自行化他の実践である学会活動に励む人は、生き生きとしている。不幸になるわけがない。
折伏は大変だけれども、これ以上の成長の因はない。煩悩即菩提である。悩んで挑戦した分だけ、幸福になる。そもそも、折伏で悩むこと、それ自体が仏の悩みである。折伏する人は、すでに仏の境涯の人なのである。
戸田先生の小説『人間革命』は、法難の獄中での「この尊い法華経を流布して、生涯を終わるのだ!」という断固たる決意で結ばれていた。これが、学会精神の真髄である。
後継の君たちよ、「わが生命が仏なり」「わが生命が妙法の当体なり」との大確信をもって、声も惜しまず、大仏法を語リゆけ!
栄光の「11・18」へ!
苦闘する友を励まし
功労の同志を讃える
和楽のスクラムで前進!
立正観抄 P529
『教弥弥実なれば位弥弥下し』
◇希望の明日へ
権力、金力などの力による抑圧。誤れる思想や無知による忍従。宿命による、生命の不自由。それらすべてから、人間、生命の全体を解放し、「人間の尊厳」「生命の尊厳」を打ち立てねばならない。学会員は、そうした"人類の闘争""歴史の進歩"の最前線で戦う戦士である。
平3・7・14
☆女性に贈ることば 九月二十日
価値ある人生を開くもの----それは「今までどうであったか」ではない。「これからどう生きるのか」、この力強い前向きの一念である。
☆今日のことば 九月二十日
理想と現実とが交錯して、複雑な心になることがある。周期的に----。
人を責めたくなる時がある。自己の非を棚に上げて----。
思索と反省を怠ってはならぬ。
☆勝利の人間学No.038 大法弘通こそ永遠の学会
◇「地涌の使命」の自覚
御聖訓には『かかる者の弟子檀那とならん人人は宿縁ふかしと思うて日蓮ど同じく法華経を弘むべきなり』(P903)と仰せである。
我らは、共に広宣流布に戦うことを願って、今この時に生まれてきた地涌の菩薩である。
この使命と宿縁を自覚して題目を唱えれば。わが生命から無限の力と智慧が湧いてくる。
折伏は、最高の仏の行動である。
ゆえに、明るく楽しく挑戦していくことだ。
◇下種に無量無辺の生命の宝が
折伏とは、どこまでも一人を大切にし、誠実に励ましを送る尊極の振る舞いである。
相手を思って一生懸命に話しても、通じない時もある。悔しい思いをすることもある。しかし、その苦労は全部、生命の宝に変わる。
日蓮仏法は下種仏法である。
一言でも語れば、その人の生命の大地に、仏の種が植えられる。種を植えれば、必ず、いっか芽が出て、花が咲き、実る時が来る。
創価の友が、あの地この地で、何回も何回も、たゆまず種を植え続けてきたからこそ、広宣流布の大森林が世界に広がったのだ。
今、社会は深く仏法を求めている。青年の信念の対話を、勇気凛々と進めてもらいたい。
◇宿命転換の劇を綴ろう
信心は「生きる力」「幸福の源泉」である。自行化他の実践である学会活動に励む人は、生き生きとしている。不幸になるわけがない。
折伏は大変だけれども、これ以上の成長の因はない。煩悩即菩提である。悩んで挑戦した分だけ、幸福になる。そもそも、折伏で悩むこと、それ自体が仏の悩みである。折伏する人は、すでに仏の境涯の人なのである。
戸田先生の小説『人間革命』は、法難の獄中での「この尊い法華経を流布して、生涯を終わるのだ!」という断固たる決意で結ばれていた。これが、学会精神の真髄である。
後継の君たちよ、「わが生命が仏なり」「わが生命が妙法の当体なり」との大確信をもって、声も惜しまず、大仏法を語リゆけ!
2013年9月19日木曜日
2013.09.19 わが友に贈る
人を励ました分だけ
自身の生命力が強まる。
幸福の大境涯が開ける。
自他共に成長し続ける
麗しき連帯を築け!
十字御書 P1491
『地獄と仏とはいづれの所に候ぞとたづね候へば或は地の下と申す経文もあり或は西方等と申す経も候、しかれども委細にたづね候へば我等が五尺の身の内に候とみへて候』
◇希望の明日へ
民主主義の根本は「一人の人を大切にすること」である。ゆえに民主の理想は、一人の人の尊厳観なくしては成り立たない。そして一人の生命の探究は、やがて、大宇宙にも連なりゆく生命の壮大さへと人間を開眼させてゆくことであろう。そこに開眼せずして、真の"人間の尊厳"はない。ホイットマンが「民主主義の真髄には、結局のところ宗教的要素がある」(『民主主義の展望』)とし、「宗教的民主主義」を唱えた真意も、中心はここにあるであろう。この一点のみでも、「民主の時代」の流れは、本格的な「宗教復興の時代」の開幕を告げているのである。そして一人の生命の尊厳を完璧に説き明かしたのが仏法であり、現実に、尊厳なる自身の境涯を開きゆく方法を教えられたのが、日蓮大聖人である。
平2・4・12
☆女性に贈ることば 九月十九日
自分自身に生ききる----これは簡単なようで、実は大変に難しい。
とかく人は、華やかに見える世界に憧れるものである。もっと自分にあった仕事があるのではないかと、思い惑ったりもする。そのために、人は、自分の拠って立つ場所を打ち捨てて、あちらこちらを掘り返す。そして、結局は、何ものも掘り当てることができないまま、貴重な人生を費やしてしまう場合が、あまりにも多い。
足下を掘れ、そこに泉あり、である。
☆今日のことば 九月十九日
人生の深い英知、幅広い教育、そして人々に対する暖かい思いやりをもった、幅の広い人であっていただきたい。
忍耐、勇気、正義感を養うことも大事である。政治、経済、科学、教育などといった社会的問題への関心と、洞察力の養成も忘れてはならない。要は人生の広さと、深さを求めて、どこまでも勉強し、努力することを忘れるな、ということである。
☆新時代第67回本幹で紹介された名誉会長の指針
◇永遠の創価の栄光へ団結で前進!
一、海外の同志の皆さま方、本当にようこそ!
偉大な信心の歴史をつくる研修会、大変にご苦労さま! ようこそ、ようこそ!
海外から来られた方を、日本の我々は最大に敬意を表して迎えたい。
SGIの友は、アメリカやヨーロッパ、ブラジルなどから、はるばる来日してくださった。
また、大変な環境のなかで、広宣流布の推進をしてくださっている。本当に尊いことである。
仏法を求め、行動する−−皆さまの功徳は計り知れない。これが仏法の方程式である。
私の体験に照らしても、絶対に間違いない。
一、ブラジルでは、この9月、全国の302会場で教学の任用試験と初級試験が行われ、1万4000人を超えるメンバーが挑戦した。
欧州でも、青年部が"10万人の対話運動"の大きな波を起こし、進んでいる。
世界中で、「行学の二道」の新しい渦が大きく広がっていることを、私は皆さんにご報告したい。
日本でも、青年部の教学試験2級が行われる。受験者の皆さんの健闘を祈りたい。
このなかで、挑戦をする人はいますか?
教学の研鎖は、すべて自分のためである。
仏法の修行には、永遠の功徳がある。勝利の因を積んでいける。
そして、一家、一族に大いなる福運を積んでいくことができるのである。
頑張ってください!
一、私は、戸田先生の事業を支えるために、進学をあきらめた。
そのかわりに先生は、「全部、私が教える」と、「戸田大学」を開いてくださった。
先生は、若き日に著した『推理式指導算術』が100万部を超える大ベストセラーになった、数学の天才であられる。
戸田先生が"校長"。私が"学生"。
そのなかで先生は、信心の意義についても教えてくださった。
人生の「根本」を学ばなければ、どんな知識も紙切れになってしまう。
信心について、学問的かつ普遍的、社会的に開いていく。その論調のもっていき方は、天才的であられた。
ある時は、次のように言われた。
「信心は宇宙の究極の法則」
「信心は智慧の宝蔵」
「信心は賢者の正道」
−−信仰は、最高の正義の人格をつくるのである。
「信心は英知の利剣」
−−信心とは、どんな政治権力者であろうが、大学者であろうが、かなわない、最強の利剣なのである。
「信心は不滅の大哲学」
「信心は平和の大道」
「信心は無上の幸福学」
「信心は勝利の軌道の法則」
−−信心のなかに、人生勝利のために必要な一切が含まれている。
このような指針を語っていただいたことも懐かしい。
約10年間、毎朝のように、また休日や夜遅くには先生のお宅で講義していただいたこともあった。
戸田大学の卒業生として、その功徳として、私は、世界中の最高学府から名誉学術称号をいただいた。
これが本当の師弟の法則であると、私はとらえている。
青年部、頼むね!
一、偉大な歴史学者のトインビー博士と対話したとき、私は40代だった。
1973年5月、トインビー博士との2年越しの対談を終えるに当たり、私は博士に聞いた。
「今、博士が最もなさりたいことは何でしょうか」
博士は力強く答えた。
「私とあなたが、今、この部屋でしていることを続けることです。
私たちの対話が意味するものは、人類全体を一つの家族として結束させる尊い努力です」と。
トインビー溥士から託された「人間を結ぶ対話の道」を、私は今も世界に広げている。
偉大な友人であるトインビー博士が言われた通り、そして師匠の戸田先生が言われた通り、「対話」につぐ「対話」を実践している。
一、私が中国の周恩来総理と会見したのは、1974年12月5日であった。その約1ヵ月後に開かれた中国の全人代(全国人民代表大会)で、周総理は"勝利の波に乗って前進し、団結して一層大きな勝利を勝ち取ろう"と呼び掛けた。
我ら創価の行進も、今まさしく「勝利の波」にある。この「波」に乗ることである。団結して大きな勝利を勝ち取るのである。
ともに頑張ろう!
日本のため、平和のため、創価の栄光のため、そして自身の永遠の勝利のために!
また周総理は、"大きな勝利は決して歴史上の偶然ではない。徹底的な勝利は幾千幾万の人民の決死の支持がなければ得られない"と力説している。
創価学会の最極の宝は何か。
それは、誠実で強靭な同志、学会員の皆さまなのである。
一、最後に、皆で題目を唱えたい。
全員が「勝利者」になるために!
全員が「幸福者」になるために!
海外の方々、どうか楽しく、元気でお帰りになってください。
全国の皆さん、ありがとう!
自身の生命力が強まる。
幸福の大境涯が開ける。
自他共に成長し続ける
麗しき連帯を築け!
十字御書 P1491
『地獄と仏とはいづれの所に候ぞとたづね候へば或は地の下と申す経文もあり或は西方等と申す経も候、しかれども委細にたづね候へば我等が五尺の身の内に候とみへて候』
◇希望の明日へ
民主主義の根本は「一人の人を大切にすること」である。ゆえに民主の理想は、一人の人の尊厳観なくしては成り立たない。そして一人の生命の探究は、やがて、大宇宙にも連なりゆく生命の壮大さへと人間を開眼させてゆくことであろう。そこに開眼せずして、真の"人間の尊厳"はない。ホイットマンが「民主主義の真髄には、結局のところ宗教的要素がある」(『民主主義の展望』)とし、「宗教的民主主義」を唱えた真意も、中心はここにあるであろう。この一点のみでも、「民主の時代」の流れは、本格的な「宗教復興の時代」の開幕を告げているのである。そして一人の生命の尊厳を完璧に説き明かしたのが仏法であり、現実に、尊厳なる自身の境涯を開きゆく方法を教えられたのが、日蓮大聖人である。
平2・4・12
☆女性に贈ることば 九月十九日
自分自身に生ききる----これは簡単なようで、実は大変に難しい。
とかく人は、華やかに見える世界に憧れるものである。もっと自分にあった仕事があるのではないかと、思い惑ったりもする。そのために、人は、自分の拠って立つ場所を打ち捨てて、あちらこちらを掘り返す。そして、結局は、何ものも掘り当てることができないまま、貴重な人生を費やしてしまう場合が、あまりにも多い。
足下を掘れ、そこに泉あり、である。
☆今日のことば 九月十九日
人生の深い英知、幅広い教育、そして人々に対する暖かい思いやりをもった、幅の広い人であっていただきたい。
忍耐、勇気、正義感を養うことも大事である。政治、経済、科学、教育などといった社会的問題への関心と、洞察力の養成も忘れてはならない。要は人生の広さと、深さを求めて、どこまでも勉強し、努力することを忘れるな、ということである。
☆新時代第67回本幹で紹介された名誉会長の指針
◇永遠の創価の栄光へ団結で前進!
一、海外の同志の皆さま方、本当にようこそ!
偉大な信心の歴史をつくる研修会、大変にご苦労さま! ようこそ、ようこそ!
海外から来られた方を、日本の我々は最大に敬意を表して迎えたい。
SGIの友は、アメリカやヨーロッパ、ブラジルなどから、はるばる来日してくださった。
また、大変な環境のなかで、広宣流布の推進をしてくださっている。本当に尊いことである。
仏法を求め、行動する−−皆さまの功徳は計り知れない。これが仏法の方程式である。
私の体験に照らしても、絶対に間違いない。
一、ブラジルでは、この9月、全国の302会場で教学の任用試験と初級試験が行われ、1万4000人を超えるメンバーが挑戦した。
欧州でも、青年部が"10万人の対話運動"の大きな波を起こし、進んでいる。
世界中で、「行学の二道」の新しい渦が大きく広がっていることを、私は皆さんにご報告したい。
日本でも、青年部の教学試験2級が行われる。受験者の皆さんの健闘を祈りたい。
このなかで、挑戦をする人はいますか?
教学の研鎖は、すべて自分のためである。
仏法の修行には、永遠の功徳がある。勝利の因を積んでいける。
そして、一家、一族に大いなる福運を積んでいくことができるのである。
頑張ってください!
一、私は、戸田先生の事業を支えるために、進学をあきらめた。
そのかわりに先生は、「全部、私が教える」と、「戸田大学」を開いてくださった。
先生は、若き日に著した『推理式指導算術』が100万部を超える大ベストセラーになった、数学の天才であられる。
戸田先生が"校長"。私が"学生"。
そのなかで先生は、信心の意義についても教えてくださった。
人生の「根本」を学ばなければ、どんな知識も紙切れになってしまう。
信心について、学問的かつ普遍的、社会的に開いていく。その論調のもっていき方は、天才的であられた。
ある時は、次のように言われた。
「信心は宇宙の究極の法則」
「信心は智慧の宝蔵」
「信心は賢者の正道」
−−信仰は、最高の正義の人格をつくるのである。
「信心は英知の利剣」
−−信心とは、どんな政治権力者であろうが、大学者であろうが、かなわない、最強の利剣なのである。
「信心は不滅の大哲学」
「信心は平和の大道」
「信心は無上の幸福学」
「信心は勝利の軌道の法則」
−−信心のなかに、人生勝利のために必要な一切が含まれている。
このような指針を語っていただいたことも懐かしい。
約10年間、毎朝のように、また休日や夜遅くには先生のお宅で講義していただいたこともあった。
戸田大学の卒業生として、その功徳として、私は、世界中の最高学府から名誉学術称号をいただいた。
これが本当の師弟の法則であると、私はとらえている。
青年部、頼むね!
一、偉大な歴史学者のトインビー博士と対話したとき、私は40代だった。
1973年5月、トインビー博士との2年越しの対談を終えるに当たり、私は博士に聞いた。
「今、博士が最もなさりたいことは何でしょうか」
博士は力強く答えた。
「私とあなたが、今、この部屋でしていることを続けることです。
私たちの対話が意味するものは、人類全体を一つの家族として結束させる尊い努力です」と。
トインビー溥士から託された「人間を結ぶ対話の道」を、私は今も世界に広げている。
偉大な友人であるトインビー博士が言われた通り、そして師匠の戸田先生が言われた通り、「対話」につぐ「対話」を実践している。
一、私が中国の周恩来総理と会見したのは、1974年12月5日であった。その約1ヵ月後に開かれた中国の全人代(全国人民代表大会)で、周総理は"勝利の波に乗って前進し、団結して一層大きな勝利を勝ち取ろう"と呼び掛けた。
我ら創価の行進も、今まさしく「勝利の波」にある。この「波」に乗ることである。団結して大きな勝利を勝ち取るのである。
ともに頑張ろう!
日本のため、平和のため、創価の栄光のため、そして自身の永遠の勝利のために!
また周総理は、"大きな勝利は決して歴史上の偶然ではない。徹底的な勝利は幾千幾万の人民の決死の支持がなければ得られない"と力説している。
創価学会の最極の宝は何か。
それは、誠実で強靭な同志、学会員の皆さまなのである。
一、最後に、皆で題目を唱えたい。
全員が「勝利者」になるために!
全員が「幸福者」になるために!
海外の方々、どうか楽しく、元気でお帰りになってください。
全国の皆さん、ありがとう!
2013年9月18日水曜日
2013.09.18 わが友に贈る
広布拡大に先駆する
「新聞長」の皆様の
偉大な奮闘に最敬礼!
地域へ社会へ未来へ
希望の哲学を発信!
上野殿御返事 P1544
『今の時法華経を信ずる人あり或は火のごとく信ずる人もあり或は水のごとく信ずる人もあり、聴聞する時はもへたつばかりをもへどもとをざかりぬればすつる心あり、水のごとくと申すはいつもたいせず信ずるなり』
◇希望の明日へ
民主主義の根本は「一人の尊厳」にある。それは具体的には、第一に、独立自尊の「魂の誇り」であり、「魂の権威」の確立である。それを真に実現するものこそ、仏法である。第二には、自分らしい「個性の開花」、自由奔放たる「境涯の開花」である。第一が内面の確立の問題であるとしたら、第二は内面の表現という課題である。
平2・4・12
☆女性に贈ることば 九月十八日
何よりも自分らしく生きることである。世のため人のために尽くしきって、この一生を総仕上げしよう、という決意こそ大切である。
☆今日のことば 九月十八日
詩は言葉の羅列ではない
故に巧緻華麗の詩句のみを
私は 欲しない
☆名誉会長と共に今日も広布へNo.035 広宣流布の人材よ、出でよ
海外の青年部が元気だ。団結と求道の心を讃えたい。
日本も負けじと、若き俊英が伸びている。希望の光だ。
本当にうれしい。
平和の人材よ、出でよ!
これが私の願いである。
戸田先生は語られた。
「永遠の勝利の道を確実に築きゆく、その最大の力こそ、青年である」
全生命を注がなければ、広布の大人材は育たない。自分は表舞台に出なくとも、後輩の成長を陰で祈り、支えていく。その人が一番尊い。
新しい人を育てる人が、真のリーダーなのである。
御聖訓にいわく、『妙とは蘇生の義なり』(P947)。広布へ戦う祈りがあれば、偉大な生命力が湧く。
信心とは、祈りを原動力として、社会で勝ち、生活で勝つことだ。地域や職場でも、模範の存在になってもらいたい。現実の仕事は、智慧と努力と忍耐をもって、しっかり頑張り抜くことである。
誠実さ、明るさが、信頼をつくる。あいさつの仕方、礼儀のあり方、言葉遣い−−ここに人生勝利の源泉がある。
あらゆる壁を越え、私たちは世界に友情を広げてきた。
広宣流布のため、「これほどまでに語ったことはない」というくらい、人と会い、人と語り、心と心を通い合わせていく。明るく、伸び伸びと対話を重ねていくのだ。
誰よりも、自分が先頭に立って、語って語って語り抜いていくのだ。率先の行動なくして、勝利はない。戦う精神なくして、信心はない。
何かあっても臆するな! 勇気をもって前へ進むのだ。思い切り戦って、勝利、勝利の歴史を共に残していこう!
「新聞長」の皆様の
偉大な奮闘に最敬礼!
地域へ社会へ未来へ
希望の哲学を発信!
上野殿御返事 P1544
『今の時法華経を信ずる人あり或は火のごとく信ずる人もあり或は水のごとく信ずる人もあり、聴聞する時はもへたつばかりをもへどもとをざかりぬればすつる心あり、水のごとくと申すはいつもたいせず信ずるなり』
◇希望の明日へ
民主主義の根本は「一人の尊厳」にある。それは具体的には、第一に、独立自尊の「魂の誇り」であり、「魂の権威」の確立である。それを真に実現するものこそ、仏法である。第二には、自分らしい「個性の開花」、自由奔放たる「境涯の開花」である。第一が内面の確立の問題であるとしたら、第二は内面の表現という課題である。
平2・4・12
☆女性に贈ることば 九月十八日
何よりも自分らしく生きることである。世のため人のために尽くしきって、この一生を総仕上げしよう、という決意こそ大切である。
☆今日のことば 九月十八日
詩は言葉の羅列ではない
故に巧緻華麗の詩句のみを
私は 欲しない
☆名誉会長と共に今日も広布へNo.035 広宣流布の人材よ、出でよ
海外の青年部が元気だ。団結と求道の心を讃えたい。
日本も負けじと、若き俊英が伸びている。希望の光だ。
本当にうれしい。
平和の人材よ、出でよ!
これが私の願いである。
戸田先生は語られた。
「永遠の勝利の道を確実に築きゆく、その最大の力こそ、青年である」
全生命を注がなければ、広布の大人材は育たない。自分は表舞台に出なくとも、後輩の成長を陰で祈り、支えていく。その人が一番尊い。
新しい人を育てる人が、真のリーダーなのである。
御聖訓にいわく、『妙とは蘇生の義なり』(P947)。広布へ戦う祈りがあれば、偉大な生命力が湧く。
信心とは、祈りを原動力として、社会で勝ち、生活で勝つことだ。地域や職場でも、模範の存在になってもらいたい。現実の仕事は、智慧と努力と忍耐をもって、しっかり頑張り抜くことである。
誠実さ、明るさが、信頼をつくる。あいさつの仕方、礼儀のあり方、言葉遣い−−ここに人生勝利の源泉がある。
あらゆる壁を越え、私たちは世界に友情を広げてきた。
広宣流布のため、「これほどまでに語ったことはない」というくらい、人と会い、人と語り、心と心を通い合わせていく。明るく、伸び伸びと対話を重ねていくのだ。
誰よりも、自分が先頭に立って、語って語って語り抜いていくのだ。率先の行動なくして、勝利はない。戦う精神なくして、信心はない。
何かあっても臆するな! 勇気をもって前へ進むのだ。思い切り戦って、勝利、勝利の歴史を共に残していこう!
2013年9月17日火曜日
2013.09.17 わが友に贈る
さわやかな挨拶
笑顔の声掛けが
近隣友好の第一歩。
わが振る舞いを通し
地域に人間の絆を拡大!
御義口伝巻上 P751
『此の本法を受持するは信の一字なり、元品の無明を対治する利剣は信の一字なり』
◇希望の明日へ
恩師の戸田第二代会長は、「さまざまな悪があるが、人間を殺すことだけは絶対にあってはならないことだ」とつねづね語っていた。仏法は絶対的に殺を否定した思想である。「立正安国論」に『彼の万祈を修せんよりは此の一凶を禁ぜんには』(P24)と仰せである。この教えは、人々の幸福のためには、苦しみのもととなる"一凶"を禁ずる以外にない、というものである。そこで、非暴力社会、非殺人世界の実現という立場からあえて言えば、"一凶"とは殺にほかならない。ともかく、いかなる人、いかなる権力にも、人を殺す権利はない。いかなる理由があれ、絶対に殺人を犯させない。この確固たる原則なくして、真の人間性に根ざした平和社会の建設の可能性は開けないのである。ゆえに、創価学会は死刑に対して絶対反対の立場をとっている。
平1・12・13
☆女性に贈ることば 九月十七日
先哲の教えに「親に何か良い物を差しあげようと思っても何もないときは、一日に二度三度と笑顔を見せてあげなさい」とある。この人問学の精髄を、生活の劇のなかで賢く朗らかに実践していきたい。
☆今日のことば 九月十七日
個人は、外から侵されることのない権利をもつと同時に、その結合体を維持し、より豊かなものへ、楽しいものへと高めていくために責任を持たなければならない。責任ないし義務のない権利は、権利としても成り立たないものである。
☆我らの勝利の大道No.114 偉大なり 創価の青年力
題目を唱え、広宣流布に励みゆく我らの生命それ自体が、南無妙法蓮華経の当体である。我らは久遠より、この末法濁世に大法弘通しゆくことを、自ら誓った「地涌の菩薩」なのだ。
昭和三十一年十月から始まった山口開拓闘争でも、全国から同志が駆け付け、私と一緒に戦ってくれた。
なかなか対話が実らず、悪戦苦闘の友も多かった。
私は心から励ました。
「折伏は必ずできます。民衆を救うために、ここに来たのではありませんか。わが使命を悔いなく楽しく果たしゆこうよ!」
皆、この誇りと確信に立って、生まれ変わった決意で、臆さず堂々と、仏法を語っていった。その歓喜のドラマの連鎖が、延べ二十二日間という短期決戦で、当初の世帯数の約十倍もの拡大を勝ち開いたのだ。
◇強気で悠々と前進
オーストリアの詩人リルケは言った。
「永遠を感じる者はあらゆる不安を超越している」
今、若者を取り巻く世情は大変に厳しい。自信をもてずに悩んでいる友が、かわいそうでならない。
その中で、永遠なる妙法を持ち、自他共の幸福の道を開かんと誠実に生き抜く青年部の諸君は、どれほど尊い、同世代の希望と勇気の光源になることか。
自行化他にわたって妙法弘通に生きる青春が、生命に不滅の勝利の力を現し、無量の福徳を積むことは、絶対に間違いないのだ。
君よ! 貴女よ!
断じて負けるな!
強気で悠々と、人間王者の対話を広げゆけ!
本門の青年部の新出発に際し、私は「諸法実相抄」の一節を贈りたい。
『力あらば一文一句なりともかた(談)らせ給うべし』(P1361)
笑顔の声掛けが
近隣友好の第一歩。
わが振る舞いを通し
地域に人間の絆を拡大!
御義口伝巻上 P751
『此の本法を受持するは信の一字なり、元品の無明を対治する利剣は信の一字なり』
◇希望の明日へ
恩師の戸田第二代会長は、「さまざまな悪があるが、人間を殺すことだけは絶対にあってはならないことだ」とつねづね語っていた。仏法は絶対的に殺を否定した思想である。「立正安国論」に『彼の万祈を修せんよりは此の一凶を禁ぜんには』(P24)と仰せである。この教えは、人々の幸福のためには、苦しみのもととなる"一凶"を禁ずる以外にない、というものである。そこで、非暴力社会、非殺人世界の実現という立場からあえて言えば、"一凶"とは殺にほかならない。ともかく、いかなる人、いかなる権力にも、人を殺す権利はない。いかなる理由があれ、絶対に殺人を犯させない。この確固たる原則なくして、真の人間性に根ざした平和社会の建設の可能性は開けないのである。ゆえに、創価学会は死刑に対して絶対反対の立場をとっている。
平1・12・13
☆女性に贈ることば 九月十七日
先哲の教えに「親に何か良い物を差しあげようと思っても何もないときは、一日に二度三度と笑顔を見せてあげなさい」とある。この人問学の精髄を、生活の劇のなかで賢く朗らかに実践していきたい。
☆今日のことば 九月十七日
個人は、外から侵されることのない権利をもつと同時に、その結合体を維持し、より豊かなものへ、楽しいものへと高めていくために責任を持たなければならない。責任ないし義務のない権利は、権利としても成り立たないものである。
☆我らの勝利の大道No.114 偉大なり 創価の青年力
題目を唱え、広宣流布に励みゆく我らの生命それ自体が、南無妙法蓮華経の当体である。我らは久遠より、この末法濁世に大法弘通しゆくことを、自ら誓った「地涌の菩薩」なのだ。
昭和三十一年十月から始まった山口開拓闘争でも、全国から同志が駆け付け、私と一緒に戦ってくれた。
なかなか対話が実らず、悪戦苦闘の友も多かった。
私は心から励ました。
「折伏は必ずできます。民衆を救うために、ここに来たのではありませんか。わが使命を悔いなく楽しく果たしゆこうよ!」
皆、この誇りと確信に立って、生まれ変わった決意で、臆さず堂々と、仏法を語っていった。その歓喜のドラマの連鎖が、延べ二十二日間という短期決戦で、当初の世帯数の約十倍もの拡大を勝ち開いたのだ。
◇強気で悠々と前進
オーストリアの詩人リルケは言った。
「永遠を感じる者はあらゆる不安を超越している」
今、若者を取り巻く世情は大変に厳しい。自信をもてずに悩んでいる友が、かわいそうでならない。
その中で、永遠なる妙法を持ち、自他共の幸福の道を開かんと誠実に生き抜く青年部の諸君は、どれほど尊い、同世代の希望と勇気の光源になることか。
自行化他にわたって妙法弘通に生きる青春が、生命に不滅の勝利の力を現し、無量の福徳を積むことは、絶対に間違いないのだ。
君よ! 貴女よ!
断じて負けるな!
強気で悠々と、人間王者の対話を広げゆけ!
本門の青年部の新出発に際し、私は「諸法実相抄」の一節を贈りたい。
『力あらば一文一句なりともかた(談)らせ給うべし』(P1361)
2013年9月16日月曜日
2013.09.16 わが友に贈る
情熱と労苦なくして
未来は開けない。
「共に学び」「共に動き」
「共に語る」なかで
新たな人材の育成を!
月水御書 P1203
『御経をばよませ給はずして暗に南無妙法蓮華経と唱えさせ給い候へ、礼拝をも経にむかはせ給はずして拝せさせ給うべし』
◇今週のことば
「多宝」の皆様ありて
世界広布の新時代が。
心の財の大長者に感謝!
後継のリーダーは
尊き学会精神に学べ!
2013年09月16日
◇希望の明日へ
暴力に暴力で抗するのはたやすい。しかし、それでは悪の輪廻は止まらない。また暴力に泣き寝入りしていても悪を助長する。そのどちらでもなく、人間の尊厳を侵す、あらゆる暴力に対して、非暴力の強靭なる信念で、妥協なく戦いぬいていく−−そこに仏教の実践がある。生命尊厳のために、わが身を盾として生きぬいた人は、「われ、魂の勝利者なり」との凱歌が、胸中に轟いていくに違いない。こうした勇者を育て、非暴力の精神土壌を耕していく。そこにこそ、いわゆる恒久平和への基盤ができあがっていくのである。
平1・12・13
☆女性に贈ることば 九月十六日
私の母は、成績については何も言わなかったが、日頃の生活習慣などには厳しかった。
小さい頃、母によく言われた。「他人に迷惑をかけてはいけな
い」「嘘をついてはいけない」と。少し大きくなってからは、「自分で決意したことは、責任をもってやり遂げなさい」という言葉が加わった。
☆今日のことば 九月十六日
私たちは、全ての発想の原点に、しっかりと「人間」の存在を凝視すべきである。その重みを、深く受け止めていけるような価値観を把握すべきである。形式的な論理のつじつまが合っていようと、壮大な体系で飾られていようと、どこかに「人間」を忘れ去っているような思想や、運動に対して、私たちは眩惑されない眼をもたなければなるまい。
☆我らの勝利の大道No.114 偉大なり 創価の青年力
折伏の心の第二として、「感謝」をあげたい。
戸田先生は語られた。
「この世に生まれて、一言にても法の説けることを御本尊に感謝して、慎み深くあらねばならぬ」と。
沖縄で、入会第一号となった広布の母がおられる。
沖縄戦の悲劇で、二人の愛娘を失い、戦後まもなく夫も病死。行商をして四人のお子さんを必死に育てる中、仏法に巡りあえた。
宿命に泣く悲嘆の人生から、使命に生きる歓喜の人生へと蘇生できた、尽きせぬ感謝を胸に、島々を含め、沖縄中を駆け回った。
十分に学校に通えなかった分、「聖教新聞」や「大白蓮華」を徹して学び、手帳にメモした御文や学会指導を通し、慈愛と確信を込めて仏法を語っていった。
その姿に、多くの友が涙し、煩い立った。百歳を超えてなお、溌刺と燃やし続けた多宝の母の折伏精神は、福運に満ちた一家の方々へ、後継の友へ、脈々と受け継がれている。
仏法を教えてくれた学会と師匠と同志への報恩感謝を忘れない人生は、深く、美しく、そして強い。
第三に、折伏を決する心は「誠実」だ。
フランスの文豪ロマン・ロランは、年齢を重ねるにつれ、ただ一つのものが大切と確信を強めたという。
それは「生命」であり、「生命の力および誠実さ」である。
深遠な仏法の法理を語ることが、すぐに友人の心を動かすとは限らない。
最後の決め手は、やはり紹介者の大誠実の振る舞いである。祈りである。真心である。相手を思いやる真剣な心が、友の心に響き、友の心を変えるのだ。
福島県の健気な女子部のリーダーは、東日本大震災で、敬愛する姉と祖母と曽祖母を共に失った。
その絶望と慟哭は言葉に尽くせない。しかし、残された妹は「姉さんならば、きっと信心で立ち上がるはずだ」と涙を拭った。
姉が生前、心から大切にしていた友人にも、母と一緒に、誠心誠意、信心の話をしていった。
「あなたに、娘の分まで幸せになってもらいたい」−−こう語る母の切なる願いを、姉の友人は涙を堪えて聞いていた。やがて「信心をやらせてもらいます」と、故人の遺志を継いで、広宣流布に生きゆくことを決められたと伺った。
妙法は永遠である。この妙法で結ばれた同志の絆も永遠である。永遠に共に、題目の音律に包まれながら常楽我浄の生命の旅を前進することができるのだ。
◎台風18号に最大限の注意と対策を!
未来は開けない。
「共に学び」「共に動き」
「共に語る」なかで
新たな人材の育成を!
月水御書 P1203
『御経をばよませ給はずして暗に南無妙法蓮華経と唱えさせ給い候へ、礼拝をも経にむかはせ給はずして拝せさせ給うべし』
◇今週のことば
「多宝」の皆様ありて
世界広布の新時代が。
心の財の大長者に感謝!
後継のリーダーは
尊き学会精神に学べ!
2013年09月16日
◇希望の明日へ
暴力に暴力で抗するのはたやすい。しかし、それでは悪の輪廻は止まらない。また暴力に泣き寝入りしていても悪を助長する。そのどちらでもなく、人間の尊厳を侵す、あらゆる暴力に対して、非暴力の強靭なる信念で、妥協なく戦いぬいていく−−そこに仏教の実践がある。生命尊厳のために、わが身を盾として生きぬいた人は、「われ、魂の勝利者なり」との凱歌が、胸中に轟いていくに違いない。こうした勇者を育て、非暴力の精神土壌を耕していく。そこにこそ、いわゆる恒久平和への基盤ができあがっていくのである。
平1・12・13
☆女性に贈ることば 九月十六日
私の母は、成績については何も言わなかったが、日頃の生活習慣などには厳しかった。
小さい頃、母によく言われた。「他人に迷惑をかけてはいけな
い」「嘘をついてはいけない」と。少し大きくなってからは、「自分で決意したことは、責任をもってやり遂げなさい」という言葉が加わった。
☆今日のことば 九月十六日
私たちは、全ての発想の原点に、しっかりと「人間」の存在を凝視すべきである。その重みを、深く受け止めていけるような価値観を把握すべきである。形式的な論理のつじつまが合っていようと、壮大な体系で飾られていようと、どこかに「人間」を忘れ去っているような思想や、運動に対して、私たちは眩惑されない眼をもたなければなるまい。
☆我らの勝利の大道No.114 偉大なり 創価の青年力
折伏の心の第二として、「感謝」をあげたい。
戸田先生は語られた。
「この世に生まれて、一言にても法の説けることを御本尊に感謝して、慎み深くあらねばならぬ」と。
沖縄で、入会第一号となった広布の母がおられる。
沖縄戦の悲劇で、二人の愛娘を失い、戦後まもなく夫も病死。行商をして四人のお子さんを必死に育てる中、仏法に巡りあえた。
宿命に泣く悲嘆の人生から、使命に生きる歓喜の人生へと蘇生できた、尽きせぬ感謝を胸に、島々を含め、沖縄中を駆け回った。
十分に学校に通えなかった分、「聖教新聞」や「大白蓮華」を徹して学び、手帳にメモした御文や学会指導を通し、慈愛と確信を込めて仏法を語っていった。
その姿に、多くの友が涙し、煩い立った。百歳を超えてなお、溌刺と燃やし続けた多宝の母の折伏精神は、福運に満ちた一家の方々へ、後継の友へ、脈々と受け継がれている。
仏法を教えてくれた学会と師匠と同志への報恩感謝を忘れない人生は、深く、美しく、そして強い。
第三に、折伏を決する心は「誠実」だ。
フランスの文豪ロマン・ロランは、年齢を重ねるにつれ、ただ一つのものが大切と確信を強めたという。
それは「生命」であり、「生命の力および誠実さ」である。
深遠な仏法の法理を語ることが、すぐに友人の心を動かすとは限らない。
最後の決め手は、やはり紹介者の大誠実の振る舞いである。祈りである。真心である。相手を思いやる真剣な心が、友の心に響き、友の心を変えるのだ。
福島県の健気な女子部のリーダーは、東日本大震災で、敬愛する姉と祖母と曽祖母を共に失った。
その絶望と慟哭は言葉に尽くせない。しかし、残された妹は「姉さんならば、きっと信心で立ち上がるはずだ」と涙を拭った。
姉が生前、心から大切にしていた友人にも、母と一緒に、誠心誠意、信心の話をしていった。
「あなたに、娘の分まで幸せになってもらいたい」−−こう語る母の切なる願いを、姉の友人は涙を堪えて聞いていた。やがて「信心をやらせてもらいます」と、故人の遺志を継いで、広宣流布に生きゆくことを決められたと伺った。
妙法は永遠である。この妙法で結ばれた同志の絆も永遠である。永遠に共に、題目の音律に包まれながら常楽我浄の生命の旅を前進することができるのだ。
◎台風18号に最大限の注意と対策を!
2013.09.15 わが友に贈る
青年よ
失敗を恐れるな!
負けじ魂を燃やし
強気に大胆に
価値創造の挑戦を!
当体義抄 P512
『所詮妙法蓮華の当体とは法華経を信ずる日蓮が弟子檀那等の父母所生の肉身是なり、正直に方便を捨て但法華経を信じ南無妙法蓮華経と唱うる人は煩悩業苦の三道法身般若解脱の三徳と転じて三観三諦即一心に顕われ其の人の所住の処は常寂光土なり』
◇希望の明日へ
人道主義の基本となる考え方は、人によって、さまざまなものがあろう。これからの時代は、あくまでも生命尊厳の思想を大前提にしていかねばならない。人間は人間自身が分かっているようで分かっていないものである。そこに宇宙と生命の根本法則に則っていくことの重要な意味がある。この"宇宙と生命の法"を説き明かしたのが仏法であり、そこに根源的な平等、平和、生命の尊厳の思想がある。
平1・10・13
☆女性に贈ることば 九月十五日
胸中の希望に光を注ぎ、燃えあがらせるものこそ、温かな「軌まし」ではないだろうか。
「励」ましという文字には「万」の「力」とある。まさに、人びとに「万」 の「力」をおくるものこそ、心からの「励まし」である。
☆今日のことば 九月十五日
立派な人は
泣く事を知る
叱責することを知る
じっと忍ぶことを知る
人の悩みを知る
☆我らの勝利の大道No.114 偉大なり 創価の青年力
◇「折伏」を行ずる心
ここで、折伏に挑戦する上で大事な三点の「心」を確認しておきたい。
第一は「勇気」である。
折伏は難事中の難事なりと、御書に明確に説かれている。勇気なくしては、成し遂げられない。
恩師は常々、言われた。
「凡夫には慈悲など、なかなか出るものではない。だから慈悲に代わるものは『勇気』です。『勇気』をもって、正しいものは正しいと語っていくことが『慈悲』に通じる。表裏一体なのです。表は勇気です」
この指導のままに、私も不屈の勇気を奮い起こして折伏に挑戦してきた。嬉しいことも、悔しい思いをしたこともある。
「折伏に行く。入信せず。一人の人を、折伏することは大変なことだ」と日記に綴ったのは、昭和二十五年十一月であった。
だが、「これ以上に、尊い、偉大な、且つ最高なる活動はない。今、一人の人が入信せずとも、幾百千万の人々が、吾等を待っている」と誇り高かった。
苦境の恩師を支えて奮闘する渦中であった。
翌年二月の日記には、折伏した友に、約束を破られた苦衷を記した。しかし、
「若いのだ。卑屈になってはならぬ。一切、大御本尊様の照覧があると思えば、実に、人生は明るい」と、毅然と前を向いた。
たとえ相手が信心しなくても、勇気をもって語っておけば、その人の生命の大地には仏種が植えられる。それは、いつか必ず花開く時が来るのだ。
さらに勇気の対話の波動の中で、思いがけない人が仏法に目覚めるものだ。
私も、昭和二十六年の五月三日、近所の方への折伏が実り、戸田先生の第二代会長就任の晴れのその日を祝賀できたことを、懐かしく思い起こす。
恩師が宣言された「弘教七十五万世帯の誓願」の成就へ、まず一世帯の率先の拡大を果たせた。
勇気ある折伏は、一つ一つが『今生人界の思出』(P467)と光り輝いていくのだ。
失敗を恐れるな!
負けじ魂を燃やし
強気に大胆に
価値創造の挑戦を!
当体義抄 P512
『所詮妙法蓮華の当体とは法華経を信ずる日蓮が弟子檀那等の父母所生の肉身是なり、正直に方便を捨て但法華経を信じ南無妙法蓮華経と唱うる人は煩悩業苦の三道法身般若解脱の三徳と転じて三観三諦即一心に顕われ其の人の所住の処は常寂光土なり』
◇希望の明日へ
人道主義の基本となる考え方は、人によって、さまざまなものがあろう。これからの時代は、あくまでも生命尊厳の思想を大前提にしていかねばならない。人間は人間自身が分かっているようで分かっていないものである。そこに宇宙と生命の根本法則に則っていくことの重要な意味がある。この"宇宙と生命の法"を説き明かしたのが仏法であり、そこに根源的な平等、平和、生命の尊厳の思想がある。
平1・10・13
☆女性に贈ることば 九月十五日
胸中の希望に光を注ぎ、燃えあがらせるものこそ、温かな「軌まし」ではないだろうか。
「励」ましという文字には「万」の「力」とある。まさに、人びとに「万」 の「力」をおくるものこそ、心からの「励まし」である。
☆今日のことば 九月十五日
立派な人は
泣く事を知る
叱責することを知る
じっと忍ぶことを知る
人の悩みを知る
☆我らの勝利の大道No.114 偉大なり 創価の青年力
◇「折伏」を行ずる心
ここで、折伏に挑戦する上で大事な三点の「心」を確認しておきたい。
第一は「勇気」である。
折伏は難事中の難事なりと、御書に明確に説かれている。勇気なくしては、成し遂げられない。
恩師は常々、言われた。
「凡夫には慈悲など、なかなか出るものではない。だから慈悲に代わるものは『勇気』です。『勇気』をもって、正しいものは正しいと語っていくことが『慈悲』に通じる。表裏一体なのです。表は勇気です」
この指導のままに、私も不屈の勇気を奮い起こして折伏に挑戦してきた。嬉しいことも、悔しい思いをしたこともある。
「折伏に行く。入信せず。一人の人を、折伏することは大変なことだ」と日記に綴ったのは、昭和二十五年十一月であった。
だが、「これ以上に、尊い、偉大な、且つ最高なる活動はない。今、一人の人が入信せずとも、幾百千万の人々が、吾等を待っている」と誇り高かった。
苦境の恩師を支えて奮闘する渦中であった。
翌年二月の日記には、折伏した友に、約束を破られた苦衷を記した。しかし、
「若いのだ。卑屈になってはならぬ。一切、大御本尊様の照覧があると思えば、実に、人生は明るい」と、毅然と前を向いた。
たとえ相手が信心しなくても、勇気をもって語っておけば、その人の生命の大地には仏種が植えられる。それは、いつか必ず花開く時が来るのだ。
さらに勇気の対話の波動の中で、思いがけない人が仏法に目覚めるものだ。
私も、昭和二十六年の五月三日、近所の方への折伏が実り、戸田先生の第二代会長就任の晴れのその日を祝賀できたことを、懐かしく思い起こす。
恩師が宣言された「弘教七十五万世帯の誓願」の成就へ、まず一世帯の率先の拡大を果たせた。
勇気ある折伏は、一つ一つが『今生人界の思出』(P467)と光り輝いていくのだ。
2013年9月14日土曜日
2013.09.14 わが友に贈る
「声仏事を為す」
友の心を動かすのは
歓喜と確信の言葉だ。
わが信心の体験を
生き生きと語ろう!
妙法尼御前御返事 P1402
『人の身の五尺六尺のたましひも一尺の面にあらはれ一尺のかほのたましひも一寸の眼の内におさまり候』
◇希望の明日へ
あらゆる生命は代価をもたない尊厳なる存在である。いかなる人でも、生命をいとおしみ、死と暴力を恐れるものである。それゆえにこそ、自己の生命尊厳に目覚める者は、勇気をもって、他者への暴力性を拒絶する強敵なる意志力を発動しなければならない。
昭63・12・6
☆女性に贈ることば 九月十三日
学びゆく女性は、幸福への世界を広げる。
学びゆく女性は、人生の正しき行路を知ることができる。
☆今日のことば 九月十三日
結局は 人生とは自分自身との
戦いの連続であるかもしれない
そのなかに不幸は襲い
幸福は安住している
☆我らの勝利の大道No.114 偉大なり 創価の青年力
◇勇気・誠実・感謝で 対話の潮を!
燃え上がる
若き生命の
スクラムに
友は続かむ
勇気あらたに
わが青年部は、新リーダーが続々と誕生し、新たな拡大の前進を開始した。
特に、男子部の創価班・牙城会の凛々しき大学校生や、女子部の白蓮グループの清新な乙女たちを先頭に、希望の対話の潮を起こしてくれている。
英邁なる男女学生部も、次代の宝の未来部も、溌剌たる新布陣となった。
折しも、世界六十力国・地域から、使命に燃え立つ二百五十人もの地涌の若人が来日し、意気も高らかに青年研修が開催された。
あの輝く瞳! あの快活な息吹! あの全身に痩る強靭な決意! まさに、"地球の明日"に希望の光を贈る青年たちだ。
結成五周年を祝賀する世界の華陽姉妹の大会も、朗らかに開催された。
平和と福祉に尽くしたアメリカの先駆の女性、ジェーン・アダムズは語った。
「私たちは、精神の力を信じ、それを世界の新たな原動力として使わなければいけない」と。
悲哀や死や破壊が繰り返されている世界を癒やして、平安な姿に戻すには、この「精神の力」が不可欠であるというのである。
創価の若き連帯が、生命尊厳の大哲学を掲げて、「精神の力」を痩らせゆくところ、必ず希望の未来が開かれる。わが創価の青年力は偉大なのだ!
◇仏種を植える喜び
「撰時抄」には、『悦しきかなや・楽かなや不肖の身として今度心田に仏種をうえたる』(P286)と仰せである。
日蓮仏法は「下種仏法」であり、仏法対話をして、自他共の"心の田"に仏の種を蒔く「下種」が一切の出発点である。
この広宣流布の大道を、我らはたゆみなく進む。
創価学会は、永遠に「折伏」の団体である。
一人また一人と、誠実に粘り強く「希望の種」「幸福の種」、そして「勝利の種」を蒔いていくのだ。
先師・牧口常三郎先生も、恩師・戸田城聖先生も、偉大な「折伏の勇将」であられた。私も、青年時代より、「折伏の闘士」として戦い抜いてきた。
折伏は、"一対一の膝詰めの対話"から始まる。
同じ人間である。青年である。上も下もない。
お互いが成長し、善き人生を生きるために、胸襟を開いて語り合う。悩める友に寄り添い、同苦し、一緒に壁を破って、勝利の人生を開こうと呼びかける−−この生命の触発作業こそが、我らの対話であり、折伏である。
勇敢に快活に語り抜いた分だけ、友のことを祈り、行動し抜いた分だけ、互いの生命に「幸福の花」は必ず、咲き薫っていく。
『大願とは法華弘通なり』(P736)との御金言の通り、「広宣流布」という大願に心を合わせて前進していく時、仏に等しい力と智慧が尽きることなく湧き起こってくるのだ。
友の心を動かすのは
歓喜と確信の言葉だ。
わが信心の体験を
生き生きと語ろう!
妙法尼御前御返事 P1402
『人の身の五尺六尺のたましひも一尺の面にあらはれ一尺のかほのたましひも一寸の眼の内におさまり候』
◇希望の明日へ
あらゆる生命は代価をもたない尊厳なる存在である。いかなる人でも、生命をいとおしみ、死と暴力を恐れるものである。それゆえにこそ、自己の生命尊厳に目覚める者は、勇気をもって、他者への暴力性を拒絶する強敵なる意志力を発動しなければならない。
昭63・12・6
☆女性に贈ることば 九月十三日
学びゆく女性は、幸福への世界を広げる。
学びゆく女性は、人生の正しき行路を知ることができる。
☆今日のことば 九月十三日
結局は 人生とは自分自身との
戦いの連続であるかもしれない
そのなかに不幸は襲い
幸福は安住している
☆我らの勝利の大道No.114 偉大なり 創価の青年力
◇勇気・誠実・感謝で 対話の潮を!
燃え上がる
若き生命の
スクラムに
友は続かむ
勇気あらたに
わが青年部は、新リーダーが続々と誕生し、新たな拡大の前進を開始した。
特に、男子部の創価班・牙城会の凛々しき大学校生や、女子部の白蓮グループの清新な乙女たちを先頭に、希望の対話の潮を起こしてくれている。
英邁なる男女学生部も、次代の宝の未来部も、溌剌たる新布陣となった。
折しも、世界六十力国・地域から、使命に燃え立つ二百五十人もの地涌の若人が来日し、意気も高らかに青年研修が開催された。
あの輝く瞳! あの快活な息吹! あの全身に痩る強靭な決意! まさに、"地球の明日"に希望の光を贈る青年たちだ。
結成五周年を祝賀する世界の華陽姉妹の大会も、朗らかに開催された。
平和と福祉に尽くしたアメリカの先駆の女性、ジェーン・アダムズは語った。
「私たちは、精神の力を信じ、それを世界の新たな原動力として使わなければいけない」と。
悲哀や死や破壊が繰り返されている世界を癒やして、平安な姿に戻すには、この「精神の力」が不可欠であるというのである。
創価の若き連帯が、生命尊厳の大哲学を掲げて、「精神の力」を痩らせゆくところ、必ず希望の未来が開かれる。わが創価の青年力は偉大なのだ!
◇仏種を植える喜び
「撰時抄」には、『悦しきかなや・楽かなや不肖の身として今度心田に仏種をうえたる』(P286)と仰せである。
日蓮仏法は「下種仏法」であり、仏法対話をして、自他共の"心の田"に仏の種を蒔く「下種」が一切の出発点である。
この広宣流布の大道を、我らはたゆみなく進む。
創価学会は、永遠に「折伏」の団体である。
一人また一人と、誠実に粘り強く「希望の種」「幸福の種」、そして「勝利の種」を蒔いていくのだ。
先師・牧口常三郎先生も、恩師・戸田城聖先生も、偉大な「折伏の勇将」であられた。私も、青年時代より、「折伏の闘士」として戦い抜いてきた。
折伏は、"一対一の膝詰めの対話"から始まる。
同じ人間である。青年である。上も下もない。
お互いが成長し、善き人生を生きるために、胸襟を開いて語り合う。悩める友に寄り添い、同苦し、一緒に壁を破って、勝利の人生を開こうと呼びかける−−この生命の触発作業こそが、我らの対話であり、折伏である。
勇敢に快活に語り抜いた分だけ、友のことを祈り、行動し抜いた分だけ、互いの生命に「幸福の花」は必ず、咲き薫っていく。
『大願とは法華弘通なり』(P736)との御金言の通り、「広宣流布」という大願に心を合わせて前進していく時、仏に等しい力と智慧が尽きることなく湧き起こってくるのだ。
2013年9月13日金曜日
2013.09.13 わが友に贈る
信心とは
祈りを原動力として
生活に勝つことだ。
地域で、社会で
模範の存在と光れ!
立正安国論 P31
『国土乱れん時は先ず鬼神乱る鬼神乱るるが故に万民乱る』
◇希望の明日へ
仏法は、人間の尊厳を、生命というもっとも根本的な次元から説き尽くしている。しかも、いわゆる"観照(理性に照らして客観的に見つめる)の哲学"にとどまるものではない。むしろ、現実の人生と生活に生きる実践的な人間学ともいえるかもしれない。真実の人間の尊厳を、自らも事実のうえに証明し、他の人にも認め、実現せしめていく。いわば自他ともに最高に人間を尊敬する実践が、仏法なのである。
昭63・6・21
☆女性に贈ることば 九月十三日
学びゆく女性は、幸福への世界を広げる。
学びゆく女性は、人生の正しき行路を知ることができる。
☆今日のことば 九月十三日
結局は 人生とは自分自身との
戦いの連続であるかもしれない
そのなかに不幸は襲い
幸福は安住している
☆新時代第67回本部幹部会へのメッセージ
◇信心とは勇気!
広宣流布の大願に生き抜け そこに「歓喜の中の大歓喜」が
今皆さんが夕刻に仕事を終えて、学会活動へ打って出るころ、西の茜空には「宵の明星」つまり金星が、鮮烈に一番星の光を放っております。
イギリスの詩人コールリッジは、「宵の明星」が晴れやかに明るく輝く姿を、まさしく「英知」の象徴なりと謳いました(上島建吉編『対訳コウルリッジ詩集』)。
きょうは、本部幹部会とともに、広布の大明星たる青年部の幹部会、さらに創価の一番星たる学生部の大会、誠に誠におめでとう!
そして、総本部が完成しゆく、この時に、世界60力国・地域から、一堂に会した、青年リーダーの皆さん、本当にようこそ!
経済的にも大変ななか、若い皆さんがどれほど努力しながら駆けつけてくれたことか。広宣流布のために、万難を排して尊き求道の歴史を刻んだこと自体が、青春の不滅の勝利の晴れ姿であります。
そしてまた、必ずや、これからの人生の旅を、痛快な勝利で飾りゆく、永遠の原点となります。
SGIの皆さん、本当にご苦労さまです!
◇大難を越えて
9月12日(1271年〈文永8年〉)は、日蓮大聖人が竜の口の法難に遭われた日であります。
凶悪なる権力によって、斬首の刑に処せられんとした、この極限の大難を勝ち越えられて、大聖人は、発迹顕本なされたのであります。
この大法難を偲びつつ、「種種御振舞御書」の一節を、皆さんと一緒に、心肝に染めたい。
それは、まさに頸を斬られんとするその時に、涙ながらに殉教のお供をしようとした愛弟子の四条金吾に対し、仰せになられたお言葉です。
すなわち大聖人は
『これほどの悦びをば・わらへかし』(P914)−−これほどの喜びを笑いなさい−−と言われたのであります。
妙法という究極の正義の法に生き抜き、広宣流布という最極の大願に戦い抜く。この赫々たる大境涯は、何ものにも侵されない。何ものにも阻まれない。何ものにも負けない。
そこには、『歓喜の中の大歓喜』が、尽きることなく湧き起こってくる。
そして、妙法と一体にして、広宣流布の誓願に徹する、この一念に呼応して、大宇宙の諸天善神も、厳然と動き、働き、護ることを、かくも悠然と、かくも堂々と、かくも闊達に示してくださったのであります。
この御本仏に直結する師子王の心で、軍国主義の弾圧に立ち向かわれたのが、初代・牧口先生と2代・戸田先生です。
私も、戸田先生の弟子として、66年間、広宣流布の壮大な前進のために、ありとあらゆる難を受け切ってきました。
正しいからこそ、難に遭う。
難と戦わなければ、仏には、なれない。
戦えば戦うほど、新たな力を発揮し、新たな人材を育て、新たな勝利の道を、晴れ晴れと開くことができる。
このことを、私は、わが真実の同志と共に証明し抜いてきたつもりです。
◇あの友この友と 人間革命の道を
「混迷を深める現代を生きゆく青年たちには、これまでの世代にもまして、複雑にして困難な課題が待ち受けているでしょう。
けれども、若くして妙法を持ち、創価の連帯と共に生きゆく君たちには、打ち破れない壁など絶対にない。
変毒為薬できない試練など絶対にないことを、私は断言しておきます。
信心とは−−
断じてあきらめない勇気です。
自分と友の生命の可能性をあきらめない。
幸福の拡大をあきらめない。
正義の勝利をあきらめない。
平和の創造をあきらめない。
大法弘通を、断じてあきらめない勇気なのです。
皆さんは、これから、私の後を継いで、長い長い、一歩も引くことのできぬ大使命の人生を歩んでくれる従藍而青の直弟子です。
どうか、『これほどの悦びをば・わらへかし』との信仰の真髄の大確信を、わが生命に轟かせながら、いかなる障魔も、恐れず、惑わず、深さ信心で見破って、強く、賢く、朗らかに、勝ち切っていってください。
そして、最高の希望と充実と歓喜の「人間革命」の道を、あの友にも、この友にも、あの地にも、この地にも、語り広げていただきたいのであります。
一、私が対談した歴史学者トインビー博士も、ローマ・クラブの創立者ペッチェイ博士も、戦争や貧困、環境破壊など、地球の危機を克服する力を人間生命から引き出して、「平和」と「共生」の人類文明を創造していく新たな世界宗教を展望し、待望されておりました。
こうした要請に、いよいよ応えていくのが、21世紀を担い立つ創価の青年です。皆さんです。
どうか君たちの熱と力で、新たな地涌の菩薩を、満天の星の如く呼び出しながら、異体同心のスクラムで、遠大な一閻浮提広布の未来を創り開いていってください。
終わりに、わが愛する同志に−−
全世界
創価の若人
綺羅星と
輝き光れや
勝ちまくれ
恐るるな
大宇宙が
味方なり
無限の力で
希望に生き抜け
と贈り、メッセージといたします。
◎希望の明日へは「生命の尊厳」です。
祈りを原動力として
生活に勝つことだ。
地域で、社会で
模範の存在と光れ!
立正安国論 P31
『国土乱れん時は先ず鬼神乱る鬼神乱るるが故に万民乱る』
◇希望の明日へ
仏法は、人間の尊厳を、生命というもっとも根本的な次元から説き尽くしている。しかも、いわゆる"観照(理性に照らして客観的に見つめる)の哲学"にとどまるものではない。むしろ、現実の人生と生活に生きる実践的な人間学ともいえるかもしれない。真実の人間の尊厳を、自らも事実のうえに証明し、他の人にも認め、実現せしめていく。いわば自他ともに最高に人間を尊敬する実践が、仏法なのである。
昭63・6・21
☆女性に贈ることば 九月十三日
学びゆく女性は、幸福への世界を広げる。
学びゆく女性は、人生の正しき行路を知ることができる。
☆今日のことば 九月十三日
結局は 人生とは自分自身との
戦いの連続であるかもしれない
そのなかに不幸は襲い
幸福は安住している
☆新時代第67回本部幹部会へのメッセージ
◇信心とは勇気!
広宣流布の大願に生き抜け そこに「歓喜の中の大歓喜」が
今皆さんが夕刻に仕事を終えて、学会活動へ打って出るころ、西の茜空には「宵の明星」つまり金星が、鮮烈に一番星の光を放っております。
イギリスの詩人コールリッジは、「宵の明星」が晴れやかに明るく輝く姿を、まさしく「英知」の象徴なりと謳いました(上島建吉編『対訳コウルリッジ詩集』)。
きょうは、本部幹部会とともに、広布の大明星たる青年部の幹部会、さらに創価の一番星たる学生部の大会、誠に誠におめでとう!
そして、総本部が完成しゆく、この時に、世界60力国・地域から、一堂に会した、青年リーダーの皆さん、本当にようこそ!
経済的にも大変ななか、若い皆さんがどれほど努力しながら駆けつけてくれたことか。広宣流布のために、万難を排して尊き求道の歴史を刻んだこと自体が、青春の不滅の勝利の晴れ姿であります。
そしてまた、必ずや、これからの人生の旅を、痛快な勝利で飾りゆく、永遠の原点となります。
SGIの皆さん、本当にご苦労さまです!
◇大難を越えて
9月12日(1271年〈文永8年〉)は、日蓮大聖人が竜の口の法難に遭われた日であります。
凶悪なる権力によって、斬首の刑に処せられんとした、この極限の大難を勝ち越えられて、大聖人は、発迹顕本なされたのであります。
この大法難を偲びつつ、「種種御振舞御書」の一節を、皆さんと一緒に、心肝に染めたい。
それは、まさに頸を斬られんとするその時に、涙ながらに殉教のお供をしようとした愛弟子の四条金吾に対し、仰せになられたお言葉です。
すなわち大聖人は
『これほどの悦びをば・わらへかし』(P914)−−これほどの喜びを笑いなさい−−と言われたのであります。
妙法という究極の正義の法に生き抜き、広宣流布という最極の大願に戦い抜く。この赫々たる大境涯は、何ものにも侵されない。何ものにも阻まれない。何ものにも負けない。
そこには、『歓喜の中の大歓喜』が、尽きることなく湧き起こってくる。
そして、妙法と一体にして、広宣流布の誓願に徹する、この一念に呼応して、大宇宙の諸天善神も、厳然と動き、働き、護ることを、かくも悠然と、かくも堂々と、かくも闊達に示してくださったのであります。
この御本仏に直結する師子王の心で、軍国主義の弾圧に立ち向かわれたのが、初代・牧口先生と2代・戸田先生です。
私も、戸田先生の弟子として、66年間、広宣流布の壮大な前進のために、ありとあらゆる難を受け切ってきました。
正しいからこそ、難に遭う。
難と戦わなければ、仏には、なれない。
戦えば戦うほど、新たな力を発揮し、新たな人材を育て、新たな勝利の道を、晴れ晴れと開くことができる。
このことを、私は、わが真実の同志と共に証明し抜いてきたつもりです。
◇あの友この友と 人間革命の道を
「混迷を深める現代を生きゆく青年たちには、これまでの世代にもまして、複雑にして困難な課題が待ち受けているでしょう。
けれども、若くして妙法を持ち、創価の連帯と共に生きゆく君たちには、打ち破れない壁など絶対にない。
変毒為薬できない試練など絶対にないことを、私は断言しておきます。
信心とは−−
断じてあきらめない勇気です。
自分と友の生命の可能性をあきらめない。
幸福の拡大をあきらめない。
正義の勝利をあきらめない。
平和の創造をあきらめない。
大法弘通を、断じてあきらめない勇気なのです。
皆さんは、これから、私の後を継いで、長い長い、一歩も引くことのできぬ大使命の人生を歩んでくれる従藍而青の直弟子です。
どうか、『これほどの悦びをば・わらへかし』との信仰の真髄の大確信を、わが生命に轟かせながら、いかなる障魔も、恐れず、惑わず、深さ信心で見破って、強く、賢く、朗らかに、勝ち切っていってください。
そして、最高の希望と充実と歓喜の「人間革命」の道を、あの友にも、この友にも、あの地にも、この地にも、語り広げていただきたいのであります。
一、私が対談した歴史学者トインビー博士も、ローマ・クラブの創立者ペッチェイ博士も、戦争や貧困、環境破壊など、地球の危機を克服する力を人間生命から引き出して、「平和」と「共生」の人類文明を創造していく新たな世界宗教を展望し、待望されておりました。
こうした要請に、いよいよ応えていくのが、21世紀を担い立つ創価の青年です。皆さんです。
どうか君たちの熱と力で、新たな地涌の菩薩を、満天の星の如く呼び出しながら、異体同心のスクラムで、遠大な一閻浮提広布の未来を創り開いていってください。
終わりに、わが愛する同志に−−
全世界
創価の若人
綺羅星と
輝き光れや
勝ちまくれ
恐るるな
大宇宙が
味方なり
無限の力で
希望に生き抜け
と贈り、メッセージといたします。
◎希望の明日へは「生命の尊厳」です。
2013年9月12日木曜日
2013.09.12 わが友に贈る
平和と文化の旗手たる
音楽隊・鼓笛隊の皆様
いつもありがとう!
我らの広布の行進は
歓喜の旋律とともに!
妙法尼御前御返事 P1402
『須弥山を他方の世界へつぶてになぐる人よりも三千大千世界をまりの如くにけあぐる人よりも無量の余の経典を受け持ちて人に説ききかせ聴聞の道俗に六神通をえせしめんよりも、末法のけふこのごろ法華経の一句一偈のいはれをも尋ね問う人はありがたし』
◇希望の明日へ
御本仏には、一切衆生−−全人類をことごとく救って成仏させたい、という慈悲の御心しかないのである。太陽は平等である。全地表の生命を照らす。人類の太陽である御本仏の大慈悲の光も世界のすべての人々の上に、平等に注がれている。いわんや仏の御使いとして、苦悩の友を救おうと広布に励む、地涌の先駆の学会員の信心は、即座に御本仏の御心に通じ、三世にわたる福運が積まれていることを確信していただきたい。
平4・2・9
☆女性に贈ることば 九月十二日
人生は、外見や美貌で、また財産や資産などで、幸福が決まるのではない。
その人自身の宿命転換の力と、その人のもつ生命の福運で決まる。
☆今日のことば 九月十二日
どこの国でも
少年は
希望にもえて 勉強している
一家も 社会も
少年が成長して
はじめて
価値ある 花が咲くのだ
☆我らの勝利の大道No.113 平和の道友情の橋
◇「人の縁」を大切に
かの王一亭先生のご子孫が、東京・目黒駅の側で、六十年近くにわたり中国料理店を営まれている。
先頃、王先生ゆかりの方々が集まられた席で、かつて戸田先生や私が、その店を訪れたことや、日中友好への学会の貢献の足跡も話題になったという。'
確かに戸田先生のご自宅が目黒駅に近かったこともあって、王先生のご子孫の店には、恩師も私も幾度か伺ったことがあった。随分と昔のことであるにも拘わらず、覚えていてくださり、誠に恐縮である。
人の縁は、どこでどうつながっているか、実に微妙、いな精妙、いな絶妙なりとしみじみ思う。
一つの善縁から、また新しい善縁が生まれる。
たとえ最初は、か細い縁の糸のように見えても、誠実と友誼の心で、一本また一本と丁寧に結んでいけば、やがて揺るぎない友情の金の橋ともなるのだ。
来る九月には、世界六十力国・地域から二百五十人の若き地涌の友が集い、「SGI青年研修会」が開催される。
研修中、神奈川では、三十二会場で楽しく交流交歓会も行われる。また農漁業に関わる代表は、東日本大震災から復興しゆく宮城の石巻で、世界農漁村青年会議を開く予定という。
神奈川は、戸田先生が「原水爆禁止宣言」を師子吼された原点の地である。
今日、横浜港に係留されている貨客船「氷川丸」とともに市民の憩いの場である横浜・山下公園は、関東大震災で生じた膨大ながれきで造成されたものである。
さらに、この大震災を耐えて残ったレンガ張りの英国商館を保存し、平和の発信地としたのが、わが戸田平和記念館である。
ともあれ、国境を超えた青年のスクラムこそ、世界を結ぶ希望の虹の橋だ。
御書には、「鏡に向って礼拝を成す時浮べる影又我を礼拝するなり」(七六九ページ)と仰せである。
相手に具わる最極の仏の生命を信じ、敬い、引き出していく祈りと行動が、そのまま自分自身の仏の生命を荘厳に光り輝かせる。
この相互触発の善縁を広げ、世界の人びとの心を結び高めゆくことを、我らは「広宣流布」と呼ぶ。
我らは、最も強く美しき友情の心で、眼前の一人また一人と語らい、地域に、社会に、そして世界に、「生命尊厳」の旗高く、平和の連帯を広げていくのだ。
平和へと
対話の妙音
金の橋
音楽隊・鼓笛隊の皆様
いつもありがとう!
我らの広布の行進は
歓喜の旋律とともに!
妙法尼御前御返事 P1402
『須弥山を他方の世界へつぶてになぐる人よりも三千大千世界をまりの如くにけあぐる人よりも無量の余の経典を受け持ちて人に説ききかせ聴聞の道俗に六神通をえせしめんよりも、末法のけふこのごろ法華経の一句一偈のいはれをも尋ね問う人はありがたし』
◇希望の明日へ
御本仏には、一切衆生−−全人類をことごとく救って成仏させたい、という慈悲の御心しかないのである。太陽は平等である。全地表の生命を照らす。人類の太陽である御本仏の大慈悲の光も世界のすべての人々の上に、平等に注がれている。いわんや仏の御使いとして、苦悩の友を救おうと広布に励む、地涌の先駆の学会員の信心は、即座に御本仏の御心に通じ、三世にわたる福運が積まれていることを確信していただきたい。
平4・2・9
☆女性に贈ることば 九月十二日
人生は、外見や美貌で、また財産や資産などで、幸福が決まるのではない。
その人自身の宿命転換の力と、その人のもつ生命の福運で決まる。
☆今日のことば 九月十二日
どこの国でも
少年は
希望にもえて 勉強している
一家も 社会も
少年が成長して
はじめて
価値ある 花が咲くのだ
☆我らの勝利の大道No.113 平和の道友情の橋
◇「人の縁」を大切に
かの王一亭先生のご子孫が、東京・目黒駅の側で、六十年近くにわたり中国料理店を営まれている。
先頃、王先生ゆかりの方々が集まられた席で、かつて戸田先生や私が、その店を訪れたことや、日中友好への学会の貢献の足跡も話題になったという。'
確かに戸田先生のご自宅が目黒駅に近かったこともあって、王先生のご子孫の店には、恩師も私も幾度か伺ったことがあった。随分と昔のことであるにも拘わらず、覚えていてくださり、誠に恐縮である。
人の縁は、どこでどうつながっているか、実に微妙、いな精妙、いな絶妙なりとしみじみ思う。
一つの善縁から、また新しい善縁が生まれる。
たとえ最初は、か細い縁の糸のように見えても、誠実と友誼の心で、一本また一本と丁寧に結んでいけば、やがて揺るぎない友情の金の橋ともなるのだ。
来る九月には、世界六十力国・地域から二百五十人の若き地涌の友が集い、「SGI青年研修会」が開催される。
研修中、神奈川では、三十二会場で楽しく交流交歓会も行われる。また農漁業に関わる代表は、東日本大震災から復興しゆく宮城の石巻で、世界農漁村青年会議を開く予定という。
神奈川は、戸田先生が「原水爆禁止宣言」を師子吼された原点の地である。
今日、横浜港に係留されている貨客船「氷川丸」とともに市民の憩いの場である横浜・山下公園は、関東大震災で生じた膨大ながれきで造成されたものである。
さらに、この大震災を耐えて残ったレンガ張りの英国商館を保存し、平和の発信地としたのが、わが戸田平和記念館である。
ともあれ、国境を超えた青年のスクラムこそ、世界を結ぶ希望の虹の橋だ。
御書には、「鏡に向って礼拝を成す時浮べる影又我を礼拝するなり」(七六九ページ)と仰せである。
相手に具わる最極の仏の生命を信じ、敬い、引き出していく祈りと行動が、そのまま自分自身の仏の生命を荘厳に光り輝かせる。
この相互触発の善縁を広げ、世界の人びとの心を結び高めゆくことを、我らは「広宣流布」と呼ぶ。
我らは、最も強く美しき友情の心で、眼前の一人また一人と語らい、地域に、社会に、そして世界に、「生命尊厳」の旗高く、平和の連帯を広げていくのだ。
平和へと
対話の妙音
金の橋
2013年9月11日水曜日
2013.09.11 わが友に贈る
「火をきるに・
やすみぬれば火をえず」
苦難の時こそ
強盛な信心を貫け!
断じて最後に勝て!
佐渡御書 P957
『肉をほしがらざる時身を捨つ可きや紙なからん世には身の皮を紙とし筆なからん時は骨を筆とすべし』
◇希望の明日へ
徹して一人を守る"慈愛の精神"。正法を棍本に、その精神が脈動しているかぎり、学会は万年にわたって栄えゆくことは間違いない。何より、御本仏・日蓮大聖人が讃嘆され、守ってくださることを確信する。
平3・4・10
☆女性に贈ることば 九月十一日
遠く離れた他国の人も、身近の人も、同じ人間である。
他者の苦しみに胸を痛める、同苦の心。
他者の幸福を願う、やむにやまれぬ祈りの心。
この女性の心が、世界に友情を広げる「心の国際化」の扉を開く。
☆今日のことば 九月十一日
真実の友情は利己主義や、独善の支配している人間のなかには芽ばえない。たえず、自分を反省し、成長を図り、同時に、友を思い、ときには自分を犠牲にしても相手の幸福を願っていくところにこそ、真の友情はあるといえよう。
☆我らの勝利の大道No.113 平和の道友情の橋
◇「九月一日」に祈る
本年の九月一日(防災の日)は、「関東大震災」から九十年の節目にあたる。
一九二三年(大正十二年)のその日、午前十一時五十八分に相模湾北部で起こった大地震によって、神奈川、東京を中心に関東一帯は甚大な被害を受けた。
東京で最も痛ましい被害が出たのは、今は都立横網町公園(墨田区)となっている陸軍被服廠跡であった。
大地震の直後、この広大な跡地に、多数の被災者が布団や家財道具を持って避難していたところへ、折からの強風で周囲から飛び火し、大火炎に包まれてしまったのである。
こうした二次災害によって、この地だけで約三万八千人もの尊い命が失われた。関東大震災の死者・行方不明者の総数は約十万五千人といわれており、あまりにも悲惨な災難であった。
"民衆の都"の、ここ下町一帯は、後に東京大空襲でも甚大なる被害を蒙った。
私も、若き日から友と奔走した宿縁の地域である。近くの同志のお宅に伺った折には、一緒に勤行をさせていただき、大震災と大空襲の犠牲者の方々へ追善の題目を捧げ、国土の安穏と繁栄を深く祈念した。
「立正安国」の祈りをいやまして強めるとともに、防災の備えと安心・安全の人間のネットワークを一段と堅固に築いていきたい。
◇救援に走った真心
この関東大震災の急報に接し、海を隔てた中国で、多くの人びとが日本の救援に立ち上がられた。
上海では、震災の翌二日から、電光石火で義援金十八万五千元が集められ、白米五千九百五十包、麦粉二万包などの生活必需品が購入された。そして「新銘号」という汽船で日本へ送り出され、十二日には神戸港に到着したのである。
これが、海外から届いた救援物資の第一号であった。さらに十月にも、二度にわたり多数の救援物資が送られている。
日中友好の先達であり、大文豪・魯迅先生と深い親交を結んだ内山完造氏は、上海の地で中国の人びとの真心に触れ、「渡る世間に鬼はないということを、しみじみと味わうことが出来た」と回想している。
この上海における懸命な救援活動の先頭に立って尽力された人物が、著名な書画家・実業家であり、孫文先生の同志であられた王一亭先生である。
救世救民の熱誠に燃えておられた王一亭先生は、震災の犠牲者への鎮魂の願いを込め、梵鐘を鋳造し、日本に寄贈する活動にも従事されている。
中国の著名画家の協力を募り、上野での日中文化展覧会において書画の展示即売を行い、鐘楼建設を資金面でも支えられた。いわば、中国の「文化」「芸術」の力を、日本の復興支援に差し向けてくださったのだ。
あの凄惨な被災地となった被服廠跡に、震災の慰霊堂(当初は震災記念堂)とともに鐘楼が完成し、この梵鐘が打ち鳴らされたのは、大震災から七年後の一九三〇年(昭和五年)十月一日のことであった。
それは、生命尊厳の哲理を根底とし、平和と共生の社会の建設を展望した、わが創価学会創立の一ヵ月半前でもあった。
ともあれ、苦難の渦中に結ばれた友情−−その尊い歴史を忘れてはなるまい。
東日本大震災が起こった時に、真っ先に救援に駆けつけてくださった国の一つも、お隣の中国であった。歎難を共有し、乗り越えてきたとの思いが、新しき希望の未来を紡ぐのだ。
やすみぬれば火をえず」
苦難の時こそ
強盛な信心を貫け!
断じて最後に勝て!
佐渡御書 P957
『肉をほしがらざる時身を捨つ可きや紙なからん世には身の皮を紙とし筆なからん時は骨を筆とすべし』
◇希望の明日へ
徹して一人を守る"慈愛の精神"。正法を棍本に、その精神が脈動しているかぎり、学会は万年にわたって栄えゆくことは間違いない。何より、御本仏・日蓮大聖人が讃嘆され、守ってくださることを確信する。
平3・4・10
☆女性に贈ることば 九月十一日
遠く離れた他国の人も、身近の人も、同じ人間である。
他者の苦しみに胸を痛める、同苦の心。
他者の幸福を願う、やむにやまれぬ祈りの心。
この女性の心が、世界に友情を広げる「心の国際化」の扉を開く。
☆今日のことば 九月十一日
真実の友情は利己主義や、独善の支配している人間のなかには芽ばえない。たえず、自分を反省し、成長を図り、同時に、友を思い、ときには自分を犠牲にしても相手の幸福を願っていくところにこそ、真の友情はあるといえよう。
☆我らの勝利の大道No.113 平和の道友情の橋
◇「九月一日」に祈る
本年の九月一日(防災の日)は、「関東大震災」から九十年の節目にあたる。
一九二三年(大正十二年)のその日、午前十一時五十八分に相模湾北部で起こった大地震によって、神奈川、東京を中心に関東一帯は甚大な被害を受けた。
東京で最も痛ましい被害が出たのは、今は都立横網町公園(墨田区)となっている陸軍被服廠跡であった。
大地震の直後、この広大な跡地に、多数の被災者が布団や家財道具を持って避難していたところへ、折からの強風で周囲から飛び火し、大火炎に包まれてしまったのである。
こうした二次災害によって、この地だけで約三万八千人もの尊い命が失われた。関東大震災の死者・行方不明者の総数は約十万五千人といわれており、あまりにも悲惨な災難であった。
"民衆の都"の、ここ下町一帯は、後に東京大空襲でも甚大なる被害を蒙った。
私も、若き日から友と奔走した宿縁の地域である。近くの同志のお宅に伺った折には、一緒に勤行をさせていただき、大震災と大空襲の犠牲者の方々へ追善の題目を捧げ、国土の安穏と繁栄を深く祈念した。
「立正安国」の祈りをいやまして強めるとともに、防災の備えと安心・安全の人間のネットワークを一段と堅固に築いていきたい。
◇救援に走った真心
この関東大震災の急報に接し、海を隔てた中国で、多くの人びとが日本の救援に立ち上がられた。
上海では、震災の翌二日から、電光石火で義援金十八万五千元が集められ、白米五千九百五十包、麦粉二万包などの生活必需品が購入された。そして「新銘号」という汽船で日本へ送り出され、十二日には神戸港に到着したのである。
これが、海外から届いた救援物資の第一号であった。さらに十月にも、二度にわたり多数の救援物資が送られている。
日中友好の先達であり、大文豪・魯迅先生と深い親交を結んだ内山完造氏は、上海の地で中国の人びとの真心に触れ、「渡る世間に鬼はないということを、しみじみと味わうことが出来た」と回想している。
この上海における懸命な救援活動の先頭に立って尽力された人物が、著名な書画家・実業家であり、孫文先生の同志であられた王一亭先生である。
救世救民の熱誠に燃えておられた王一亭先生は、震災の犠牲者への鎮魂の願いを込め、梵鐘を鋳造し、日本に寄贈する活動にも従事されている。
中国の著名画家の協力を募り、上野での日中文化展覧会において書画の展示即売を行い、鐘楼建設を資金面でも支えられた。いわば、中国の「文化」「芸術」の力を、日本の復興支援に差し向けてくださったのだ。
あの凄惨な被災地となった被服廠跡に、震災の慰霊堂(当初は震災記念堂)とともに鐘楼が完成し、この梵鐘が打ち鳴らされたのは、大震災から七年後の一九三〇年(昭和五年)十月一日のことであった。
それは、生命尊厳の哲理を根底とし、平和と共生の社会の建設を展望した、わが創価学会創立の一ヵ月半前でもあった。
ともあれ、苦難の渦中に結ばれた友情−−その尊い歴史を忘れてはなるまい。
東日本大震災が起こった時に、真っ先に救援に駆けつけてくださった国の一つも、お隣の中国であった。歎難を共有し、乗り越えてきたとの思いが、新しき希望の未来を紡ぐのだ。
2013.09.10 わが友に贈る
人材こそ宝なり。
人材こそ力なり。
一人また一人と
新しい人を伸ばす。
ここに未来の希望が!
四条金吾殿御返事 P1151
『申すままにて候あいだいのり叶いたるやうにみえて候』
◇希望の明日へ
仏法の根本は慈悲である。慈悲があれば、戦争は起こらない。民衆一人一人への温かい共感と同苦の力、庶民の心を、つつみ込む豊かな慈愛の力−−。これこそ、あらゆる指導者にとっても、目標とすべき点であり、謙虚に身につけていくべき要件であろう。
平1・12・24
☆女性に贈ることば 九月十日
いかなる邸宅に住もうが、貧しい小さいあばら屋に住もうが、母は母である。
母の慈愛の大きさと力と行動が、真実の心の邸宅の大きさである。
☆今日のことば 九月十日
仕事に不満を持つ人は敗北者である。それは、環境に支配されきっているからだ。どんな環境にあっても、そこを楽しい世界にかえてゆく人こそ、人生の勝利者といい得るのである。
☆我らの勝利の大道No.113 平和の道友情の橋
青年が
立ちて平和の
城光る
その日、[九五七年(昭和三十二年)の九月八日は、台風一過の晴れわたる日曜日であった。
それは、恩師・戸田城聖先生が、横浜・三ツ沢の競技場に集った五万人の若人たちを前に、不滅の「原水爆禁止宣言」を発表された日である。
核兵器の本質を、人類の生存の権利を奪う魔性であると喝破され、この邪悪との大闘争を訴えられた戸田先生の師子吼は、今も我らの魂に轟いて離れない。
◇「日中提言」の熱願
あの日、先生は、「遺訓の第二として、この生命尊厳の平和思想を全世界に弘めることこそ、青年の使命であると強く叫ばれた。
「思想を弘める」とは、「対話を広げる」ことだ。魂から魂へと、深き共鳴を広げゆくことだ。
私にとって九月八日は、来る年来る年、弟子として決意も新たに、平和を祈り、平和への対話を起こす日となっていた。
だからこそ、私は、この日を選んで、「日中国交正常化宣言」(一九六八年)を発表したのである。
四十五年前、墨田区両国の日大講堂に、わが英知の学生部一万数千人が勇んで大結集した総会の席上、私は強く訴えた。
「諸君が、社会の中核となった時には、日本の青年も、中国の青年も、ともに手を取り合って、明るい世界の建設に、笑みを交わしながら働いていけるようでなくてはならない」
戦争と分断の悲劇の時代を生きてきた一人として、叫ばずにはいられない熱願であった。私は展望した。
「日本、中国を軸として、アジアのあらゆる民衆が互いに助け合い、守り合っていくようになった時こそ、今日のアジアを覆う戦争の残虐と貧困の暗雲が吹き払われ、希望と幸せの陽光が燦々と降り注ぐ時代である」と。
さらに国際社会の動向を見据えつつ、「核時代の今日、人類を破滅から救うか否かは、国境を超えた友情を確立できるか否かにかかっているといっても過言ではない」と論じていった。
私は、あえて「友情」と言った。国交といい、外交といっても、絶対に忘れてならないのは、根本の人間の交流であるからだ。民衆の連帯であるからだ。
その友情と信頼の絆を強固にしてこそ、国家間の諸関係も安定する。人類の生存の権利を脅かす魔性も打ち破っていける。
そして、青年こそ、この「友情」の中核となってもらいたいというのが、私の大いなる希望であった。
思えば、中国革命の父・孫文先生を支えた盟友であり、日中友好に尽力した九州出身の実業家・梅屋庄吉翁は語っている。
「如何なる時変あるも親友の間には最後なし」
「先ず無限に友を作れ」
この八月、中華全国青年連合会(全青連)の招聘をいただき、わが学会青年部の友好交流団が訪中した。北京、青海省、そして上海を訪れ、誠に意義深い友誼を結ぶことができた。
今回、交流団が初めて訪れた青海省は「三江源」ともいわれ、長江(揚子江)、黄河、そして瀾滄江(メコン川上流)の源流を擁しているという。
この地で少数民族の方々とも新たな友情を開いてきた青年たちの報告を聞きながら、私には天台大師が言われる「源遠流長」の意義が思い起こされた。
全青連と学会青年部との交流も、三十年近い黄金の歴史を刻んでいる。
時代、時代に、いかなる波浪があろうとも、原点とする「友好」「友情」の源流からは絶対に離れない。忘れない。死守し抜く。
この揺るがぬ信念がある限り、我らの友好の大河は万代までも滔々と流れ通っていくに違いない。
人材こそ力なり。
一人また一人と
新しい人を伸ばす。
ここに未来の希望が!
四条金吾殿御返事 P1151
『申すままにて候あいだいのり叶いたるやうにみえて候』
◇希望の明日へ
仏法の根本は慈悲である。慈悲があれば、戦争は起こらない。民衆一人一人への温かい共感と同苦の力、庶民の心を、つつみ込む豊かな慈愛の力−−。これこそ、あらゆる指導者にとっても、目標とすべき点であり、謙虚に身につけていくべき要件であろう。
平1・12・24
☆女性に贈ることば 九月十日
いかなる邸宅に住もうが、貧しい小さいあばら屋に住もうが、母は母である。
母の慈愛の大きさと力と行動が、真実の心の邸宅の大きさである。
☆今日のことば 九月十日
仕事に不満を持つ人は敗北者である。それは、環境に支配されきっているからだ。どんな環境にあっても、そこを楽しい世界にかえてゆく人こそ、人生の勝利者といい得るのである。
☆我らの勝利の大道No.113 平和の道友情の橋
青年が
立ちて平和の
城光る
その日、[九五七年(昭和三十二年)の九月八日は、台風一過の晴れわたる日曜日であった。
それは、恩師・戸田城聖先生が、横浜・三ツ沢の競技場に集った五万人の若人たちを前に、不滅の「原水爆禁止宣言」を発表された日である。
核兵器の本質を、人類の生存の権利を奪う魔性であると喝破され、この邪悪との大闘争を訴えられた戸田先生の師子吼は、今も我らの魂に轟いて離れない。
◇「日中提言」の熱願
あの日、先生は、「遺訓の第二として、この生命尊厳の平和思想を全世界に弘めることこそ、青年の使命であると強く叫ばれた。
「思想を弘める」とは、「対話を広げる」ことだ。魂から魂へと、深き共鳴を広げゆくことだ。
私にとって九月八日は、来る年来る年、弟子として決意も新たに、平和を祈り、平和への対話を起こす日となっていた。
だからこそ、私は、この日を選んで、「日中国交正常化宣言」(一九六八年)を発表したのである。
四十五年前、墨田区両国の日大講堂に、わが英知の学生部一万数千人が勇んで大結集した総会の席上、私は強く訴えた。
「諸君が、社会の中核となった時には、日本の青年も、中国の青年も、ともに手を取り合って、明るい世界の建設に、笑みを交わしながら働いていけるようでなくてはならない」
戦争と分断の悲劇の時代を生きてきた一人として、叫ばずにはいられない熱願であった。私は展望した。
「日本、中国を軸として、アジアのあらゆる民衆が互いに助け合い、守り合っていくようになった時こそ、今日のアジアを覆う戦争の残虐と貧困の暗雲が吹き払われ、希望と幸せの陽光が燦々と降り注ぐ時代である」と。
さらに国際社会の動向を見据えつつ、「核時代の今日、人類を破滅から救うか否かは、国境を超えた友情を確立できるか否かにかかっているといっても過言ではない」と論じていった。
私は、あえて「友情」と言った。国交といい、外交といっても、絶対に忘れてならないのは、根本の人間の交流であるからだ。民衆の連帯であるからだ。
その友情と信頼の絆を強固にしてこそ、国家間の諸関係も安定する。人類の生存の権利を脅かす魔性も打ち破っていける。
そして、青年こそ、この「友情」の中核となってもらいたいというのが、私の大いなる希望であった。
思えば、中国革命の父・孫文先生を支えた盟友であり、日中友好に尽力した九州出身の実業家・梅屋庄吉翁は語っている。
「如何なる時変あるも親友の間には最後なし」
「先ず無限に友を作れ」
この八月、中華全国青年連合会(全青連)の招聘をいただき、わが学会青年部の友好交流団が訪中した。北京、青海省、そして上海を訪れ、誠に意義深い友誼を結ぶことができた。
今回、交流団が初めて訪れた青海省は「三江源」ともいわれ、長江(揚子江)、黄河、そして瀾滄江(メコン川上流)の源流を擁しているという。
この地で少数民族の方々とも新たな友情を開いてきた青年たちの報告を聞きながら、私には天台大師が言われる「源遠流長」の意義が思い起こされた。
全青連と学会青年部との交流も、三十年近い黄金の歴史を刻んでいる。
時代、時代に、いかなる波浪があろうとも、原点とする「友好」「友情」の源流からは絶対に離れない。忘れない。死守し抜く。
この揺るがぬ信念がある限り、我らの友好の大河は万代までも滔々と流れ通っていくに違いない。
2013年9月9日月曜日
2013.09.09 わが友に贈る
新聞休刊日
諸法実相抄 P1358
『釈迦仏は我れ等衆生のためには主師親の三徳を備へ給うと思ひしに、さにては候はず返つて仏に三徳をかふらせ奉るは凡夫なり』
◇希望の明日へ
時代は"慈悲"の心を失い、だんだんと"冷酷さ"を増しているように思える。経済的な繁栄の水面下で、さまざまな問題が深刻化している。また世界的にみても、人類と文明に忍び寄る危機を痛感するのは、私一人ではない。こうしたなかにあって、「慈悲の行動」に徹し、最高の妙法を人々に教えゆく創価学会の存在と使命が、どれほど大切であり、偉大であるか。−−御書に仰せのごとく、慈悲の行動によって、国や社会を守護しゆく諸天善神の働きに力を与えていくことができるのである。その意味で学会員こそ、国土・社会の永続的な繁栄を決定づけていく人たちである。
平1・7・27
☆女性に贈ることば 九月九日
いかなる困難があろうが、ひとつひとつ地道に努力し、そして待つことである。
希望を決して失わずに、時を知り、時をつくり、時を待つことです。必ずや、勝利の時は訪れる。
☆今日のことば 九月九日
いずれの人、いずれの国でも、哲学をもたないものはない。思想をもたない人生は、舵のない船のようなものである。
☆学園抄第8回 勉学第一の校風
◇守ってあげたい
より良い教育環境のため、創立者は校内視察を重ねる。
78年(昭和53年)4月8日、初の入学式を翌日に控えた東京創価小学校を訪れた。
1年I組の教室。黒板に
「さいた〜さいた さくらが さいた」と記す。
音楽室で「月の沙漠」をピアノ演奏。理科室、図書室、放送室、工作室など全施設を確認。翌日の準備で来ていた新入生と出会う。
「皆、頭が良くなるよ」
入学前から、児童への激励は始まっていた。
関西創価小学校では82年4月12日、第1回入学式の2日後に各教室で授業参観。以降も訪問のたび、下校後などの静かな教室に入った。
「池田先生 おかえりなさい」「記念撮影ありがとうございました」
黒板に児童の喜びの言葉、天真爛漫な絵が躍っている。
チョークを握る創立者。
「がんばれ がんばれ 三年一組」
「ごくろうさま。パパ、ママによろしくね!」
「ありがとう! 今日も元気でね!!」
富士山や桜、松、船の絵を描いたこともある。
教室に入り、黒板を見た児童たち。先生の字や! 歓声を上げた。
創立者の励ましは、学問と人生の原点となる。
大学受験へ懸命に勉強していた関西校の生徒。創立者がそっと頬に手を当てた。
「顔色が悪いよ。勉強をするのはいいけれども、勉強に負けてはいけない」
生徒は海外の博士課程へ。難病に襲われたが、長年の闘いの末、寛解を勝ち取る。
会食で「成績が上がらないんです」と悩みを打ち明けた東京校の生徒には。
「努力は決して無駄にはならない。頑張れ!」
彼は法学博士となり、国立大学教授になった。
医学部の受験に失敗した関西校の生徒。
「人生は"山あり、谷あり"だよ。良い時もあれば、悪い時もある。あなたには、必ず乗り越えていける力があるんだよ。頑張っても結果が出なかった時は、もっといい方向に行くためのステップなんだ」
浪人中も励ます。
「苦労し抜くからこそ、人の心が分かるんだよ」
翌年、難関大学に合格。
「おめでとう! まずは第一の人生は勝ったね。でもこれからは第二の人生だよ!」
彼女は内科医として活躍し、博士号も取得した。
創立者は真情を語る。
「私は、学園生を、かばってあげたい。ただ一人、私だけは、たとえ皆がどんな人生になっても、抱きかかえるように守ってあげたい」
9月、2学期がスタート。
夏休みに部活動で頑張った生徒。読書や家の手伝いに挑戦した児童。一回り大きくなって学園に帰ってきた。
「健康第一であれ! 勉学第一であれ! そして親孝行第一であれ!」
創立者の期待のもと、新たな学びの日々が始まる。
諸法実相抄 P1358
『釈迦仏は我れ等衆生のためには主師親の三徳を備へ給うと思ひしに、さにては候はず返つて仏に三徳をかふらせ奉るは凡夫なり』
◇希望の明日へ
時代は"慈悲"の心を失い、だんだんと"冷酷さ"を増しているように思える。経済的な繁栄の水面下で、さまざまな問題が深刻化している。また世界的にみても、人類と文明に忍び寄る危機を痛感するのは、私一人ではない。こうしたなかにあって、「慈悲の行動」に徹し、最高の妙法を人々に教えゆく創価学会の存在と使命が、どれほど大切であり、偉大であるか。−−御書に仰せのごとく、慈悲の行動によって、国や社会を守護しゆく諸天善神の働きに力を与えていくことができるのである。その意味で学会員こそ、国土・社会の永続的な繁栄を決定づけていく人たちである。
平1・7・27
☆女性に贈ることば 九月九日
いかなる困難があろうが、ひとつひとつ地道に努力し、そして待つことである。
希望を決して失わずに、時を知り、時をつくり、時を待つことです。必ずや、勝利の時は訪れる。
☆今日のことば 九月九日
いずれの人、いずれの国でも、哲学をもたないものはない。思想をもたない人生は、舵のない船のようなものである。
☆学園抄第8回 勉学第一の校風
◇守ってあげたい
より良い教育環境のため、創立者は校内視察を重ねる。
78年(昭和53年)4月8日、初の入学式を翌日に控えた東京創価小学校を訪れた。
1年I組の教室。黒板に
「さいた〜さいた さくらが さいた」と記す。
音楽室で「月の沙漠」をピアノ演奏。理科室、図書室、放送室、工作室など全施設を確認。翌日の準備で来ていた新入生と出会う。
「皆、頭が良くなるよ」
入学前から、児童への激励は始まっていた。
関西創価小学校では82年4月12日、第1回入学式の2日後に各教室で授業参観。以降も訪問のたび、下校後などの静かな教室に入った。
「池田先生 おかえりなさい」「記念撮影ありがとうございました」
黒板に児童の喜びの言葉、天真爛漫な絵が躍っている。
チョークを握る創立者。
「がんばれ がんばれ 三年一組」
「ごくろうさま。パパ、ママによろしくね!」
「ありがとう! 今日も元気でね!!」
富士山や桜、松、船の絵を描いたこともある。
教室に入り、黒板を見た児童たち。先生の字や! 歓声を上げた。
創立者の励ましは、学問と人生の原点となる。
大学受験へ懸命に勉強していた関西校の生徒。創立者がそっと頬に手を当てた。
「顔色が悪いよ。勉強をするのはいいけれども、勉強に負けてはいけない」
生徒は海外の博士課程へ。難病に襲われたが、長年の闘いの末、寛解を勝ち取る。
会食で「成績が上がらないんです」と悩みを打ち明けた東京校の生徒には。
「努力は決して無駄にはならない。頑張れ!」
彼は法学博士となり、国立大学教授になった。
医学部の受験に失敗した関西校の生徒。
「人生は"山あり、谷あり"だよ。良い時もあれば、悪い時もある。あなたには、必ず乗り越えていける力があるんだよ。頑張っても結果が出なかった時は、もっといい方向に行くためのステップなんだ」
浪人中も励ます。
「苦労し抜くからこそ、人の心が分かるんだよ」
翌年、難関大学に合格。
「おめでとう! まずは第一の人生は勝ったね。でもこれからは第二の人生だよ!」
彼女は内科医として活躍し、博士号も取得した。
創立者は真情を語る。
「私は、学園生を、かばってあげたい。ただ一人、私だけは、たとえ皆がどんな人生になっても、抱きかかえるように守ってあげたい」
9月、2学期がスタート。
夏休みに部活動で頑張った生徒。読書や家の手伝いに挑戦した児童。一回り大きくなって学園に帰ってきた。
「健康第一であれ! 勉学第一であれ! そして親孝行第一であれ!」
創立者の期待のもと、新たな学びの日々が始まる。
2013年9月8日日曜日
2013.09.08 わが友に贈る
総本部完成へ
希望の大行進!
歴史を創る時は今。
わが使命の天地で
堂々たる凱歌の舞を!
兄弟抄 P1088
『心の師とはなるとも心を師とせざれ』
◇今週のことば
婦人部総会が開幕!
わが地域こそ
平和の出発点なり。
明るく楽しく賑やかに
幸福博士の語らいを!
2013年09月08日
◇希望の明日へ
子どもが危ないものに手を出そうとしている。止めれば本人はいやがる。しかし、いやがり、怒るからといって、あえて悪を除こうとしないのは親ではない。それではあまりにも無慈悲である。仮にわが身に危害を受けようとも、子どものためならば、どこまでも本当のことを言ってあげる。悪から離してあげる。それが親の心である。民衆の間に広宣流布を進めていく心もまた、彼が親としての、この深き強き心情からにほかならない。
平1・5・9
☆女性に贈ることば 九月八日
「声美人」「手美人」という言葉があるが、お母さんの声、お母さんの手ほど美しいものはない。
子どもをあやし、子どもを呼ぶ母の声。おむつを換え、ご飯をつくり、服を着させる母の手。「母の声」「母の手」に守られて、人は皆、大人になっていく。
母の声が世界を結び、母の手が平和へとつながっていく時、どれほど美しい地球になることであろう。
☆今日のことば 九月八日
人生の風雪を刻みつけた人の顔は美しいという。たとえ幾歳になろうとも、磨きぬかれた木目のように、厳しさに耐えてきた美しさは、立派な風格となって輝きを増すものである。
☆学園抄第8回 勉学第一の校風
教員の同意のもと、授業参観をしたこともある。
80年11月14日、東京校を訪問。栄光橋の辺りで、校舎から手を振る生徒が見えた。
「授業に行こう!」
高校2年の教室へ。
「そのまま授業を続けてください」
小説家・高橋和巳の「詩人との出会いと別れ」を学ぶ現代国語。ゆっくり通路を歩き、皆のノートを見る。空席に腰を下ろす。
"教科書を見せて"と隣に目で合図。
えっ! 生徒は躊躇した。落書きがあった。創立者は別の生徒の教科書を見た。
中学のクラスも見学。
「こういう授業を受けられることは幸せだね」
教員に期待を寄せた。
教科書を見せられなかった生徒。悔しさをバネに難関大学の理系学部へ。大手自動車メーカーのエンジニアとして、世界を舞台に活躍する。
あれ!? 池田先生!
入学したばかりの中学1年生は驚いた。
78年4月27日、関西・創価女子学園(当時)の家庭科室。窓の外に創立者がいた。
教室に入る。黒板には「調和」「色、がら、もよう、形、材質」の文字。スクリーンに映るカラースライドの教材で、洋服の上下の組み合わせを学んでいた。
創立者は、創立者夫人を指名した。
「この人がいいよ。すごくセンスがいいんだ」
夫人が前に立つ。スライドで上下の色や模様を合わせていく。セーラー服の生徒たちは興味津々。
清楚な組み合わせができあがった。創立者の隣にいた生徒は「地味ですね」。
「そうか、地味か!」
若い感性を受け止める創立者。夫人も、ほほ笑む。
創立者も組み合わせを示してアドバイスした。
「皆、制服は自由なほうがいいの? じゃあ、好きなのを作って、着て見せてね」
後日、家庭科室にたくさんの生地が並んだ。中学の全学年が、好みのブラウスやスカート、ワンピースを作った。
10月11日。赤トンボが舞うグラウンドで、創立者と中学・高校の全生徒が会食。自作の洋服を着て"作品を発表"する中学生たちがいた。
あの授業で隣にいた生徒が、創立者の前で花束を受け取る。自分の服と制服を比べた。やっぱり、普段着みたいな私たちの服より、学園の制服のほうが気品がある……。
創立者の"特別授業"で、制服の良さを実感した。
ファッション業界を夢見た彼女は、世界的な化粧品会社に就職。広報の分野で国際的な賞に輝く。
希望の大行進!
歴史を創る時は今。
わが使命の天地で
堂々たる凱歌の舞を!
兄弟抄 P1088
『心の師とはなるとも心を師とせざれ』
◇今週のことば
婦人部総会が開幕!
わが地域こそ
平和の出発点なり。
明るく楽しく賑やかに
幸福博士の語らいを!
2013年09月08日
◇希望の明日へ
子どもが危ないものに手を出そうとしている。止めれば本人はいやがる。しかし、いやがり、怒るからといって、あえて悪を除こうとしないのは親ではない。それではあまりにも無慈悲である。仮にわが身に危害を受けようとも、子どものためならば、どこまでも本当のことを言ってあげる。悪から離してあげる。それが親の心である。民衆の間に広宣流布を進めていく心もまた、彼が親としての、この深き強き心情からにほかならない。
平1・5・9
☆女性に贈ることば 九月八日
「声美人」「手美人」という言葉があるが、お母さんの声、お母さんの手ほど美しいものはない。
子どもをあやし、子どもを呼ぶ母の声。おむつを換え、ご飯をつくり、服を着させる母の手。「母の声」「母の手」に守られて、人は皆、大人になっていく。
母の声が世界を結び、母の手が平和へとつながっていく時、どれほど美しい地球になることであろう。
☆今日のことば 九月八日
人生の風雪を刻みつけた人の顔は美しいという。たとえ幾歳になろうとも、磨きぬかれた木目のように、厳しさに耐えてきた美しさは、立派な風格となって輝きを増すものである。
☆学園抄第8回 勉学第一の校風
教員の同意のもと、授業参観をしたこともある。
80年11月14日、東京校を訪問。栄光橋の辺りで、校舎から手を振る生徒が見えた。
「授業に行こう!」
高校2年の教室へ。
「そのまま授業を続けてください」
小説家・高橋和巳の「詩人との出会いと別れ」を学ぶ現代国語。ゆっくり通路を歩き、皆のノートを見る。空席に腰を下ろす。
"教科書を見せて"と隣に目で合図。
えっ! 生徒は躊躇した。落書きがあった。創立者は別の生徒の教科書を見た。
中学のクラスも見学。
「こういう授業を受けられることは幸せだね」
教員に期待を寄せた。
教科書を見せられなかった生徒。悔しさをバネに難関大学の理系学部へ。大手自動車メーカーのエンジニアとして、世界を舞台に活躍する。
あれ!? 池田先生!
入学したばかりの中学1年生は驚いた。
78年4月27日、関西・創価女子学園(当時)の家庭科室。窓の外に創立者がいた。
教室に入る。黒板には「調和」「色、がら、もよう、形、材質」の文字。スクリーンに映るカラースライドの教材で、洋服の上下の組み合わせを学んでいた。
創立者は、創立者夫人を指名した。
「この人がいいよ。すごくセンスがいいんだ」
夫人が前に立つ。スライドで上下の色や模様を合わせていく。セーラー服の生徒たちは興味津々。
清楚な組み合わせができあがった。創立者の隣にいた生徒は「地味ですね」。
「そうか、地味か!」
若い感性を受け止める創立者。夫人も、ほほ笑む。
創立者も組み合わせを示してアドバイスした。
「皆、制服は自由なほうがいいの? じゃあ、好きなのを作って、着て見せてね」
後日、家庭科室にたくさんの生地が並んだ。中学の全学年が、好みのブラウスやスカート、ワンピースを作った。
10月11日。赤トンボが舞うグラウンドで、創立者と中学・高校の全生徒が会食。自作の洋服を着て"作品を発表"する中学生たちがいた。
あの授業で隣にいた生徒が、創立者の前で花束を受け取る。自分の服と制服を比べた。やっぱり、普段着みたいな私たちの服より、学園の制服のほうが気品がある……。
創立者の"特別授業"で、制服の良さを実感した。
ファッション業界を夢見た彼女は、世界的な化粧品会社に就職。広報の分野で国際的な賞に輝く。
2013年9月7日土曜日
2013.09.07 わが友に贈る
「守る会」「宝城会」など
会館を厳護する皆様の
労苦に心から感謝!
御本仏も御照覧だ。
福徳は三世永遠なり!
南条兵衛七郎殿御書 P1498
『二心ましまし人の聞にはばかりなんどだにも候はばよも日蓮が弟子と申すとも御用ゐ候はじ』
◇希望の明日へ
智慧といっても、なにも特別な力や才がなければ得られないというものではない。広布への汲めども尽きぬ信心の深さがあれば、しだいに、心からの思いやりとか心配りがそなわっていくものである。しかも智慧は、単なる知識ではない。知識を生かし、活用していく源泉が、智慧である。いかに知識があっても、"慈悲なきインテリ""冷酷な知識人"であっては、ほんとうの智慧はわいてこないし、知識のみでは、生きゆく力も、幸せの価値も生み出せないであろう。慈悲こそ、真の智慧の源泉であり、信仰の根幹である。
昭63・9・12
☆女性に贈ることば 九月七日
大勢の人に尽くす。その人がいちばん偉い。どんな有名人よりも、権力者よりも偉い。
人生の最期に、みんなが 「ああ、あの人のおかげで、私は幸せになったんだ。あの人の励ましで、私は立ちあがれたんだ」と、慕って集まってくる。そういう人が、人間としていちばん偉い。そして、いちばん幸福です。
☆今日のことば 九月七日
社会は、家庭という、小さな単位から、学校、さらに国にいたるまで、人間が、おたがいに信用しあうことによって成りたっているのです。ですから、責任を果たすということを、少年時代から、しっかり身につけることが、社会人になるための、もっともだいじな訓練といえます。
☆学園抄第8回 勉学第一の校風
◇最も大切な基本
「健康な英才主義」
「人間性豊かな実力主義」
この教育方針のもと東西の学園では、さまざまな取り組みが実践されている。
たとえば協同学習。4人で対話しながら問題に向かう。異なる意見を共有し、問題解決力や主体性を高める。
展開授業。1クラスを分けて別々の教室で授業し、きめ細かに指導する。1授業を教員2人で担当するチームティーチンクもある。
文章力、歴史、語学、人権など多彩な分野の選択授業。上のレベルを目指したり、基礎を底上げしたりする補習授業。自然に囲まれたキャンパスは環境教育の教材となる。
そして、総合学習などで創立者の指針を学ぶ。創立者の歴史観・人物観に触れることもある。
「『学ばずは卑し』だよ」
創立者は常に、勉学の大切さを学園生に語る。
1983年(昭和58年)9月5日、2学期が始まったばかりの東京・創価中学校。
校舎前の「世紀グラウンド」の一面に、テーブルとイスが並ぶ。晴れ渡る空のもと、中学・高校の全生徒が座っていた。創立者が到着。マイクを握った。
「甲子園への出場、本当におめでとうございます!」
この夏、硬式野球部が悲願の甲子園初出場を果たした。健闘した選手。生徒も応援で頑張った。全校で一緒に食事しよう。創立者が提案したのだった−−。
迎えた"青空昼食会"。甲子園出場を祝う言葉に、笑顔が広がる。創立者は続けた。
「いつも申し上げているように、学業は最も大切な基本です。2学期も本格的に挑戦をお願いしたい」
夏はクラブで学園の名を社会に広めた。次は勉強に励んでほしい−−会食には真心と期待が込められていた。
生徒が相次いで創立者に近況を報告しに来る。
「全部、分かっているよ」
瞳を見つめ、言葉を掛ける。時に強く、時に優しく。
先生は、なんて温かいんだろう。皆が勉学への決意を深めた。
◎木曜日から仕事で2泊してました
会館を厳護する皆様の
労苦に心から感謝!
御本仏も御照覧だ。
福徳は三世永遠なり!
南条兵衛七郎殿御書 P1498
『二心ましまし人の聞にはばかりなんどだにも候はばよも日蓮が弟子と申すとも御用ゐ候はじ』
◇希望の明日へ
智慧といっても、なにも特別な力や才がなければ得られないというものではない。広布への汲めども尽きぬ信心の深さがあれば、しだいに、心からの思いやりとか心配りがそなわっていくものである。しかも智慧は、単なる知識ではない。知識を生かし、活用していく源泉が、智慧である。いかに知識があっても、"慈悲なきインテリ""冷酷な知識人"であっては、ほんとうの智慧はわいてこないし、知識のみでは、生きゆく力も、幸せの価値も生み出せないであろう。慈悲こそ、真の智慧の源泉であり、信仰の根幹である。
昭63・9・12
☆女性に贈ることば 九月七日
大勢の人に尽くす。その人がいちばん偉い。どんな有名人よりも、権力者よりも偉い。
人生の最期に、みんなが 「ああ、あの人のおかげで、私は幸せになったんだ。あの人の励ましで、私は立ちあがれたんだ」と、慕って集まってくる。そういう人が、人間としていちばん偉い。そして、いちばん幸福です。
☆今日のことば 九月七日
社会は、家庭という、小さな単位から、学校、さらに国にいたるまで、人間が、おたがいに信用しあうことによって成りたっているのです。ですから、責任を果たすということを、少年時代から、しっかり身につけることが、社会人になるための、もっともだいじな訓練といえます。
☆学園抄第8回 勉学第一の校風
◇最も大切な基本
「健康な英才主義」
「人間性豊かな実力主義」
この教育方針のもと東西の学園では、さまざまな取り組みが実践されている。
たとえば協同学習。4人で対話しながら問題に向かう。異なる意見を共有し、問題解決力や主体性を高める。
展開授業。1クラスを分けて別々の教室で授業し、きめ細かに指導する。1授業を教員2人で担当するチームティーチンクもある。
文章力、歴史、語学、人権など多彩な分野の選択授業。上のレベルを目指したり、基礎を底上げしたりする補習授業。自然に囲まれたキャンパスは環境教育の教材となる。
そして、総合学習などで創立者の指針を学ぶ。創立者の歴史観・人物観に触れることもある。
「『学ばずは卑し』だよ」
創立者は常に、勉学の大切さを学園生に語る。
1983年(昭和58年)9月5日、2学期が始まったばかりの東京・創価中学校。
校舎前の「世紀グラウンド」の一面に、テーブルとイスが並ぶ。晴れ渡る空のもと、中学・高校の全生徒が座っていた。創立者が到着。マイクを握った。
「甲子園への出場、本当におめでとうございます!」
この夏、硬式野球部が悲願の甲子園初出場を果たした。健闘した選手。生徒も応援で頑張った。全校で一緒に食事しよう。創立者が提案したのだった−−。
迎えた"青空昼食会"。甲子園出場を祝う言葉に、笑顔が広がる。創立者は続けた。
「いつも申し上げているように、学業は最も大切な基本です。2学期も本格的に挑戦をお願いしたい」
夏はクラブで学園の名を社会に広めた。次は勉強に励んでほしい−−会食には真心と期待が込められていた。
生徒が相次いで創立者に近況を報告しに来る。
「全部、分かっているよ」
瞳を見つめ、言葉を掛ける。時に強く、時に優しく。
先生は、なんて温かいんだろう。皆が勉学への決意を深めた。
◎木曜日から仕事で2泊してました
2013.09.06 わが友に贈る
徹して一人を大切に!
何か悩みはないか。
行き詰まっていないか。
心のアンテナを強く張り
温かな激励の言葉を!
日女御前御返事 P1244
『南無妙法蓮華経とばかり唱へて仏になるべき事尤も大切なり、信心の厚薄によるべきなり仏法の根本は信を以て源とす』
◇希望の明日へ
生命尊厳の極致を開示する慈悲心、すなわち抜苦与楽の徳も、非暴力理論の背黄をなすアビンサー(不殺生)も、ともに永遠なるものに内包された"生きとし生けるもの"を蘇らせる宇宙の大慈悲心の発現にほかならないのである。
昭63・1・7
☆女性に贈ることば 九月六日
私の母は多くの子を育てた。苦労の多かった人生の坂道を、無言の力強さで黙々と歩んだ。
そんな母の最後の言葉は「私の人生は勝ったよ」だった。
☆今日のことば 九月六日
子供にとって栄養のように大事なのは、親の愛情であり、ときに良薬の苦さのような厳しさと、無限の包容力をもった理解が、子供を大きくたくましく育てるのだ。
☆学園抄第8回 勉学第一の校風
◇学ばずは卑し 日々挑戦を!
「学園を目指そうとした人は皆、学園生です」
かつて創立者・池田名誉会長は、創価学園を受験した子どもたちに呼び掛けた。励ましのまなざしは、学園を志した全員に注がれている。
先月25日、東京・創価学園。夏休みのなか校門へ続く親子の姿があった。
小学6年と中学3年が対象の「未来講座」。学園を目指す受験生たちが、実際の教室で体験授業を受けた。
「わくわく算数教室」
小学生は、数字とマス目が並ぶプリントを手にした。10人が10台のロッカーの扉を開け閉めする。出席番号1の子は全てを開ける。番号2の子は2番目、4番目、6番目など2の倍数のロッカーを閉める。順に、番号3の子は3の倍数、4の子は4の倍数……とロッカーを開閉していく。では最後に開いているのは、どのロッカーか。
コツ、コツと鉛筆の走る音が響く。紙とにらめっこする子。頭をかく子。2人の教員が歩いて様子を見守る。
「焦ってミスしないでね」
皆で声を出して答え合わせ。黒板に表が映し出され、教員が数字や記号を書く。
次の問題。30人がロッカー30台を……。難しくなった。
「答えがどういう数になってるか考えてみて。実は"ヒミツ"があります!」
なんだろう? あれこれ考えている顔。分かった! ひらめいた笑顔。
「分かった人?」
はい! 手が挙がる。発表した答えに拍手を送る。
「″なんでこうなるんだろう″っていう気持ちを、大切にしてください」
ほかに国語と英語の授業も受けた。中学生向けの高校の国語、数学、英語もあった。
終了後。掲示や窓の景色を見て廊下を歩く親子。
「本当に学園生になったみたいだね!」と父親。
「うん。よかった!」。隣で少女が、はにかんだ。
何か悩みはないか。
行き詰まっていないか。
心のアンテナを強く張り
温かな激励の言葉を!
日女御前御返事 P1244
『南無妙法蓮華経とばかり唱へて仏になるべき事尤も大切なり、信心の厚薄によるべきなり仏法の根本は信を以て源とす』
◇希望の明日へ
生命尊厳の極致を開示する慈悲心、すなわち抜苦与楽の徳も、非暴力理論の背黄をなすアビンサー(不殺生)も、ともに永遠なるものに内包された"生きとし生けるもの"を蘇らせる宇宙の大慈悲心の発現にほかならないのである。
昭63・1・7
☆女性に贈ることば 九月六日
私の母は多くの子を育てた。苦労の多かった人生の坂道を、無言の力強さで黙々と歩んだ。
そんな母の最後の言葉は「私の人生は勝ったよ」だった。
☆今日のことば 九月六日
子供にとって栄養のように大事なのは、親の愛情であり、ときに良薬の苦さのような厳しさと、無限の包容力をもった理解が、子供を大きくたくましく育てるのだ。
☆学園抄第8回 勉学第一の校風
◇学ばずは卑し 日々挑戦を!
「学園を目指そうとした人は皆、学園生です」
かつて創立者・池田名誉会長は、創価学園を受験した子どもたちに呼び掛けた。励ましのまなざしは、学園を志した全員に注がれている。
先月25日、東京・創価学園。夏休みのなか校門へ続く親子の姿があった。
小学6年と中学3年が対象の「未来講座」。学園を目指す受験生たちが、実際の教室で体験授業を受けた。
「わくわく算数教室」
小学生は、数字とマス目が並ぶプリントを手にした。10人が10台のロッカーの扉を開け閉めする。出席番号1の子は全てを開ける。番号2の子は2番目、4番目、6番目など2の倍数のロッカーを閉める。順に、番号3の子は3の倍数、4の子は4の倍数……とロッカーを開閉していく。では最後に開いているのは、どのロッカーか。
コツ、コツと鉛筆の走る音が響く。紙とにらめっこする子。頭をかく子。2人の教員が歩いて様子を見守る。
「焦ってミスしないでね」
皆で声を出して答え合わせ。黒板に表が映し出され、教員が数字や記号を書く。
次の問題。30人がロッカー30台を……。難しくなった。
「答えがどういう数になってるか考えてみて。実は"ヒミツ"があります!」
なんだろう? あれこれ考えている顔。分かった! ひらめいた笑顔。
「分かった人?」
はい! 手が挙がる。発表した答えに拍手を送る。
「″なんでこうなるんだろう″っていう気持ちを、大切にしてください」
ほかに国語と英語の授業も受けた。中学生向けの高校の国語、数学、英語もあった。
終了後。掲示や窓の景色を見て廊下を歩く親子。
「本当に学園生になったみたいだね!」と父親。
「うん。よかった!」。隣で少女が、はにかんだ。
2013.09.05 わが友に贈る
リーダーは
御書を拝して励ましを!
「必ず宿命転換できる」
その確信と勇気の炎を
わが同志の心に!
持妙法華問答抄 P463
『只須く汝仏にならんと思はば慢のはたほこをたをし忿りの杖をすてて偏に一乗に帰すべし、名聞名利は今生のかざり我慢偏執は後生のほだしなり』
◇希望の明日へ
今日の広布の大きな伸展も、権力や権威によるものではなく、仏法の"慈悲"を根幹にした心の絆によって、互いに結ばれてきたからである。いかに権力者や権威の人が、その権力や権威で人の心を引っ張っていこうとしても、人々は心から納得することはないであろう。また、人々を見くだすような増上慢では、人々の心の奥まで納得させることはできないと、庶民の知恵は、鋭敏に見ぬいているものだ。しかし権力者は、自分が偉いと思っているから始末におえない。ともかく、この"慈悲"の絆の広がりのなかに、広宣流布という民衆の凱歌と、真の幸福への大道があることを、確信していきたい。
昭62・9・21
☆女性に贈ることば 九月五日
人間、孤独では生きていけない。独りで自分勝手に生きることが自由で幸せのように見えることもあろうが、実際はそうではない。人との連帯、励ましあいのなかでこそ、人間は生きがいをもち、使命感や向上心を失わずに進んでいくことができる。
☆今日のことば 九月五日
自然も、世界も、宇宙も、一瞬として止まってはいない。向上を失った瞬間から、すでに人生の退歩がはじまっている。つねに自分の人生を切りひらき、創造し、前進していくことこそ、真実に生きていることの証であり、それが青年の特権である。
☆勝利の人間学第36回 「世界平和」貢献の人材たれ
◇「生命尊厳」を時代精神に
日蓮大聖人は、『一日の命は三千界の財にもすぎて候なり』(P986)と仰せである。
全宇宙で生命より尊い宝はない。ゆえに、いかなる理由があろうと、他人の命も、自分の命も、断じて傷つけてはならない。最大に尊重していかねばならない−−仏法の説く「生命尊厳の哲学」を、万人が共有する時代精神として、我らは打ち立てていくのだ。
人類は、戦争と暴力の流転に、どれほど苦しんできたことか。この宿命の大転換に挑戦していくのが、現代における「立正安国」の対話であり、創価の平和運動である。
世界の識者の期待も、いよいよ大きい。今こそ、わが青年部が誇り高く躍り出る時だ。
◇地球規模で考え、地域で行動する
どんな高邁な観念論よりも、具体的な実践が大事である。
平和は、どこか遠くにあるのではない。身近な地域に根差して、「一人」の人を大切に励ましていくことから始まる。今いる場所で、心を開いて、仲良く賢く、人間と人間の心の絆を結ぶことが、確実な平和の創造となる。
現代は、地球一体化の時代である。青年のスクラムで、わが地域に「人間共和」の希望のモデルを創り上げれば、そこから世界へ、千波万波を起こしていくこともできるのだ。
◇「人間革命」の大連帯を
戦争が、いかに残酷に青年を犠牲にし、青春を蹂躙するか。この悲劇だけは、絶対に次の世代に味わわせてはならないと決めて、私は戸田先生の弟子として戦ってきた。
戦争の魔性を打ち破るためには、一人一人が「人間革命」をして、心に揺るぎない"平和の砦"を築く以外にない。そして、青年の熱と力を結集して、平和と文化と教育の大連帯を広げていくことだ。
人間の生命には、核兵器にも屈しない、偉大な正義の力が秘められている。若き生命を自他共に輝かせ合い、足元から友情と信頼のネットワークを拡大してもらいたい。
◎きょうから希望の明日へは「慈悲の精神」です!(^^)!
御書を拝して励ましを!
「必ず宿命転換できる」
その確信と勇気の炎を
わが同志の心に!
持妙法華問答抄 P463
『只須く汝仏にならんと思はば慢のはたほこをたをし忿りの杖をすてて偏に一乗に帰すべし、名聞名利は今生のかざり我慢偏執は後生のほだしなり』
◇希望の明日へ
今日の広布の大きな伸展も、権力や権威によるものではなく、仏法の"慈悲"を根幹にした心の絆によって、互いに結ばれてきたからである。いかに権力者や権威の人が、その権力や権威で人の心を引っ張っていこうとしても、人々は心から納得することはないであろう。また、人々を見くだすような増上慢では、人々の心の奥まで納得させることはできないと、庶民の知恵は、鋭敏に見ぬいているものだ。しかし権力者は、自分が偉いと思っているから始末におえない。ともかく、この"慈悲"の絆の広がりのなかに、広宣流布という民衆の凱歌と、真の幸福への大道があることを、確信していきたい。
昭62・9・21
☆女性に贈ることば 九月五日
人間、孤独では生きていけない。独りで自分勝手に生きることが自由で幸せのように見えることもあろうが、実際はそうではない。人との連帯、励ましあいのなかでこそ、人間は生きがいをもち、使命感や向上心を失わずに進んでいくことができる。
☆今日のことば 九月五日
自然も、世界も、宇宙も、一瞬として止まってはいない。向上を失った瞬間から、すでに人生の退歩がはじまっている。つねに自分の人生を切りひらき、創造し、前進していくことこそ、真実に生きていることの証であり、それが青年の特権である。
☆勝利の人間学第36回 「世界平和」貢献の人材たれ
◇「生命尊厳」を時代精神に
日蓮大聖人は、『一日の命は三千界の財にもすぎて候なり』(P986)と仰せである。
全宇宙で生命より尊い宝はない。ゆえに、いかなる理由があろうと、他人の命も、自分の命も、断じて傷つけてはならない。最大に尊重していかねばならない−−仏法の説く「生命尊厳の哲学」を、万人が共有する時代精神として、我らは打ち立てていくのだ。
人類は、戦争と暴力の流転に、どれほど苦しんできたことか。この宿命の大転換に挑戦していくのが、現代における「立正安国」の対話であり、創価の平和運動である。
世界の識者の期待も、いよいよ大きい。今こそ、わが青年部が誇り高く躍り出る時だ。
◇地球規模で考え、地域で行動する
どんな高邁な観念論よりも、具体的な実践が大事である。
平和は、どこか遠くにあるのではない。身近な地域に根差して、「一人」の人を大切に励ましていくことから始まる。今いる場所で、心を開いて、仲良く賢く、人間と人間の心の絆を結ぶことが、確実な平和の創造となる。
現代は、地球一体化の時代である。青年のスクラムで、わが地域に「人間共和」の希望のモデルを創り上げれば、そこから世界へ、千波万波を起こしていくこともできるのだ。
◇「人間革命」の大連帯を
戦争が、いかに残酷に青年を犠牲にし、青春を蹂躙するか。この悲劇だけは、絶対に次の世代に味わわせてはならないと決めて、私は戸田先生の弟子として戦ってきた。
戦争の魔性を打ち破るためには、一人一人が「人間革命」をして、心に揺るぎない"平和の砦"を築く以外にない。そして、青年の熱と力を結集して、平和と文化と教育の大連帯を広げていくことだ。
人間の生命には、核兵器にも屈しない、偉大な正義の力が秘められている。若き生命を自他共に輝かせ合い、足元から友情と信頼のネットワークを拡大してもらいたい。
◎きょうから希望の明日へは「慈悲の精神」です!(^^)!
2013年9月4日水曜日
2013.09.04 わが友に贈る
一日の勝利は
清々しい朝の出発から。
朗々たる勤行・唱題で
わが胸に
希望の旭日を!
御義口伝巻下 P784
『桜梅桃李の己己の当体を改めずして無作三身と開見すれば是れ即ち量の義なり』
◇希望の明日へ
宗教が偏狭な殻に閉じこもり、独善に陥れば、それは宗教の死である。社会にどう貢献したか、何を還元したか、平和のため、人類のために、いかに尽くしたか−−そこにこそ"宗教の生命"がある。
平5・12・25
☆女性に贈ることば 九月四日
私が小学校五年生の頃の秋でした。わが家が、風速三十三メートルほどの大きな台風に襲われたことがあります。
兄たちは、兵隊にとられて家にはいない。真っ暗な家のなか、幼い子どもたちの不安は募りました。しかし、その時です。
父が、厳として、「怖くない!」と言ったのです。母も、毅然 と、「お父さんがいるから、絶対に心配ないよ!」と。
この父母のひと言に、どれだけ、ほっとし、勇気がわいてきたことか。私は、今でも鮮烈に思い出します。
☆今日のことば 九月四日
長い人生には、敗れることもある。しかし、一陣が敗れたからといって、人生全部が負けたということとは、意味が違うものだ。
敗れることは、人生にも、事業にもあろう。だが、根本的な勝敗は、一生涯を通してみなければ、論ずることはできない。
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第17回 生命の宝を受けつごう!
「何かあっても絶対に乗り越えられる」
「どんな人も必ず幸せになれる」と、みなを勇気づけ、希望を送ってきたのです。
人の何倍も忙しくて、苦労も多かった。でも、その分、福運という「生命の宝」「心の宝」を山のように積み上げてきたのです。
この宝は、一家に"信念のバトン"を受けつぐ人がいれば、どんどん増えていきます。みなさんも題目を唱えて、「がんばろう」と心を決めれば、そのまま宝を、すべて受け取ることができる。そして、自分の努力で、いくらでも増やしていけるのです。
この宝があれば、どんなことがあっても負けません。「生命の宝」を「生命の力」として、みなさんは、自分の夢を大きく広げ、実現していけるのです。
ある小学2年生の女の子は、戦争で片腕をなくした祖母が、平和を願い、広宣流布のために行動し続けてきた体験を聞きました。そして、「おばあちゃんから、大切なことを教えてもらった私だから、だれよりも、平和を守れる人になりたい」と決意したのです。
おばあちゃんは、きっと、すべての苦労が晴れる思いがしたことでしょう。
みなさんは、お父さん、お母さんがいて、この世に生まれてきました。そのお父さん、お母さんが生まれてきたのは、おじいさん、おばあさんがいたからです。
こう考えていくと、みなさんが生まれてくるまで、かぎりない"いのちのリレー"が、ずっと続いてきたことがわかります。
このうちのだれか一人でもいなければ、みなさんは、この世に生まれていません。
ご一家がそうであるように、人類は過去何百万年も、"いのちのリレー"を続けてきました。そして、未来に向かって、これからもずっと続けていきます。
かけがえのない"いのちのリレー"の中で、私といつしょに、今このときを走り、そして未来にバトンをたくす栄光のランナーが、君であり、あなたです。
その君がいて、あなたがいて、ご一家も、学会も、人類の歴史も、永遠に続いていく。大切な大切な使命あるみなさん方に、私は最敬礼して、題目を送ります。
さあ、新学期の始まりです。
いよいよ、新しい決意で、新しい前進を開始してください!
清々しい朝の出発から。
朗々たる勤行・唱題で
わが胸に
希望の旭日を!
御義口伝巻下 P784
『桜梅桃李の己己の当体を改めずして無作三身と開見すれば是れ即ち量の義なり』
◇希望の明日へ
宗教が偏狭な殻に閉じこもり、独善に陥れば、それは宗教の死である。社会にどう貢献したか、何を還元したか、平和のため、人類のために、いかに尽くしたか−−そこにこそ"宗教の生命"がある。
平5・12・25
☆女性に贈ることば 九月四日
私が小学校五年生の頃の秋でした。わが家が、風速三十三メートルほどの大きな台風に襲われたことがあります。
兄たちは、兵隊にとられて家にはいない。真っ暗な家のなか、幼い子どもたちの不安は募りました。しかし、その時です。
父が、厳として、「怖くない!」と言ったのです。母も、毅然 と、「お父さんがいるから、絶対に心配ないよ!」と。
この父母のひと言に、どれだけ、ほっとし、勇気がわいてきたことか。私は、今でも鮮烈に思い出します。
☆今日のことば 九月四日
長い人生には、敗れることもある。しかし、一陣が敗れたからといって、人生全部が負けたということとは、意味が違うものだ。
敗れることは、人生にも、事業にもあろう。だが、根本的な勝敗は、一生涯を通してみなければ、論ずることはできない。
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第17回 生命の宝を受けつごう!
「何かあっても絶対に乗り越えられる」
「どんな人も必ず幸せになれる」と、みなを勇気づけ、希望を送ってきたのです。
人の何倍も忙しくて、苦労も多かった。でも、その分、福運という「生命の宝」「心の宝」を山のように積み上げてきたのです。
この宝は、一家に"信念のバトン"を受けつぐ人がいれば、どんどん増えていきます。みなさんも題目を唱えて、「がんばろう」と心を決めれば、そのまま宝を、すべて受け取ることができる。そして、自分の努力で、いくらでも増やしていけるのです。
この宝があれば、どんなことがあっても負けません。「生命の宝」を「生命の力」として、みなさんは、自分の夢を大きく広げ、実現していけるのです。
ある小学2年生の女の子は、戦争で片腕をなくした祖母が、平和を願い、広宣流布のために行動し続けてきた体験を聞きました。そして、「おばあちゃんから、大切なことを教えてもらった私だから、だれよりも、平和を守れる人になりたい」と決意したのです。
おばあちゃんは、きっと、すべての苦労が晴れる思いがしたことでしょう。
みなさんは、お父さん、お母さんがいて、この世に生まれてきました。そのお父さん、お母さんが生まれてきたのは、おじいさん、おばあさんがいたからです。
こう考えていくと、みなさんが生まれてくるまで、かぎりない"いのちのリレー"が、ずっと続いてきたことがわかります。
このうちのだれか一人でもいなければ、みなさんは、この世に生まれていません。
ご一家がそうであるように、人類は過去何百万年も、"いのちのリレー"を続けてきました。そして、未来に向かって、これからもずっと続けていきます。
かけがえのない"いのちのリレー"の中で、私といつしょに、今このときを走り、そして未来にバトンをたくす栄光のランナーが、君であり、あなたです。
その君がいて、あなたがいて、ご一家も、学会も、人類の歴史も、永遠に続いていく。大切な大切な使命あるみなさん方に、私は最敬礼して、題目を送ります。
さあ、新学期の始まりです。
いよいよ、新しい決意で、新しい前進を開始してください!
2013年9月3日火曜日
2013.09.03 わが友に贈る
さあ 対話拡大へ
勇んで打って出よう!
何より大切なのは
友の幸福を願う真心と
強盛なる祈りだ。
異体同心事 P1464
『悪は多けれども一善にかつ事なし、譬へば多くの火あつまれども一水にはきゑぬ、此の一門も又かくのごとし』
◇希望の明日へ
人間のために宗教がある。宗教のために人間がいるのではない。大聖人は、この御精神を行動で示しきっておられる。政治も、国民のために政治家がいるのであって、政治家のために国民がいるのではない。教育も、学生のために教師がいる。医者も患者のためにこそある。弁護士も、学者も、ジャーナリストも、すべて民衆のために存在しているのである。それが、多くの場合、反対になっている。自分たちの満足と利害のために民衆を利用している。この転倒を正す戦いを創価学会は続けているのである。
平5・6・21
☆女性に贈ることば 九月三日
悲しみを程にして、もっと大きな自分になればいい。もっと素敵な自分になればいい。苦しんだあなただからこそ、そうなれる。
顔をあげればいい。自分は一生懸命生きたのだから、最高の勝利者なのである。
自分で自分を励ますことだ。
☆今日のことば 九月三日
希望は 人生の夢だ
夢のない人生は灰色だ
一生 今の希望を
もちつづけられる人は
偉大な人だ
打算でも 利害でも
有名人でも ないけれど
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第17回 生命の宝を受けつごう!
9月には、家族や社会に長年つくしてきた方々を敬愛し、長寿を祝う「敬老の日」があります(今年は9月16日)。
もともと、この日は、ある村の村長さんが、お年寄りの経験と知恵を大事にして"村づくり"をしようとしたことが、きっかけといいます。
おじいさんやおばあさんにとって、孫ほど、かわいいものはありません。いつも、みなさんの成長を願ってくれています。
その真心には真心で、「ありがとう!」と感謝を伝えよう。
そして、みなさんの明るい笑顔を見せたり、元気な声を電話で聞かせたりしてあげてください。
人間は、ものごとを覚える力などは、若いときのほうが強い。しかし、困ったときに、どうするかなどを判断する力は、年をかさねたほうが、ゆたかになっていくことが、研究でわかっています。
人類は、3万年くらい前から長生きになり、祖父母と孫が、いっしよに暮らせるようになりました。それから、いろんな知恵や技術を伝えられるようになって、大きく進化したともいわれています。
おじいさん、おばあさんから、話を聞き、いろいろ教えてもらえることは、とてもすごいことなのです。
仏法では、高齢の方を大切にすることが、国の栄える根本であると教えています。
学会は、70歳以上のメンバーのグループを「多宝会」(東京は「宝寿会」、関西は「錦宝会」)と呼んでいます。
「多宝」とは、法華経に出てくる「多宝如来」という仏の名前です。
妙法の偉大さを証明するために現れ、その名前の通り、多くの宝をもって光り輝く仏です。
まさに、多宝会の方々は、信心ひとすじにがんばって、自分の人生を通して仏法の偉大さを証明してきた尊い方々です。それこそ、多くの宝をもっておられます。
どんな宝だと思いますか?
それは「生命の宝」「心の宝」です!
多宝会の先輩方は、戦争中や、そのあとの大変な時代を生きてこられました。
生活が苦しい。病気が治らない。家の中にケンカがたえない。仕事がうまくいかない……たくさんの悩みを、自分だけでなく、人の分まで引き受けて、題目をいっぱい唱え、立ち向かってきました。
勇んで打って出よう!
何より大切なのは
友の幸福を願う真心と
強盛なる祈りだ。
異体同心事 P1464
『悪は多けれども一善にかつ事なし、譬へば多くの火あつまれども一水にはきゑぬ、此の一門も又かくのごとし』
◇希望の明日へ
人間のために宗教がある。宗教のために人間がいるのではない。大聖人は、この御精神を行動で示しきっておられる。政治も、国民のために政治家がいるのであって、政治家のために国民がいるのではない。教育も、学生のために教師がいる。医者も患者のためにこそある。弁護士も、学者も、ジャーナリストも、すべて民衆のために存在しているのである。それが、多くの場合、反対になっている。自分たちの満足と利害のために民衆を利用している。この転倒を正す戦いを創価学会は続けているのである。
平5・6・21
☆女性に贈ることば 九月三日
悲しみを程にして、もっと大きな自分になればいい。もっと素敵な自分になればいい。苦しんだあなただからこそ、そうなれる。
顔をあげればいい。自分は一生懸命生きたのだから、最高の勝利者なのである。
自分で自分を励ますことだ。
☆今日のことば 九月三日
希望は 人生の夢だ
夢のない人生は灰色だ
一生 今の希望を
もちつづけられる人は
偉大な人だ
打算でも 利害でも
有名人でも ないけれど
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第17回 生命の宝を受けつごう!
9月には、家族や社会に長年つくしてきた方々を敬愛し、長寿を祝う「敬老の日」があります(今年は9月16日)。
もともと、この日は、ある村の村長さんが、お年寄りの経験と知恵を大事にして"村づくり"をしようとしたことが、きっかけといいます。
おじいさんやおばあさんにとって、孫ほど、かわいいものはありません。いつも、みなさんの成長を願ってくれています。
その真心には真心で、「ありがとう!」と感謝を伝えよう。
そして、みなさんの明るい笑顔を見せたり、元気な声を電話で聞かせたりしてあげてください。
人間は、ものごとを覚える力などは、若いときのほうが強い。しかし、困ったときに、どうするかなどを判断する力は、年をかさねたほうが、ゆたかになっていくことが、研究でわかっています。
人類は、3万年くらい前から長生きになり、祖父母と孫が、いっしよに暮らせるようになりました。それから、いろんな知恵や技術を伝えられるようになって、大きく進化したともいわれています。
おじいさん、おばあさんから、話を聞き、いろいろ教えてもらえることは、とてもすごいことなのです。
仏法では、高齢の方を大切にすることが、国の栄える根本であると教えています。
学会は、70歳以上のメンバーのグループを「多宝会」(東京は「宝寿会」、関西は「錦宝会」)と呼んでいます。
「多宝」とは、法華経に出てくる「多宝如来」という仏の名前です。
妙法の偉大さを証明するために現れ、その名前の通り、多くの宝をもって光り輝く仏です。
まさに、多宝会の方々は、信心ひとすじにがんばって、自分の人生を通して仏法の偉大さを証明してきた尊い方々です。それこそ、多くの宝をもっておられます。
どんな宝だと思いますか?
それは「生命の宝」「心の宝」です!
多宝会の先輩方は、戦争中や、そのあとの大変な時代を生きてこられました。
生活が苦しい。病気が治らない。家の中にケンカがたえない。仕事がうまくいかない……たくさんの悩みを、自分だけでなく、人の分まで引き受けて、題目をいっぱい唱え、立ち向かってきました。
2013年9月2日月曜日
2013.09.02 わが友に贈る
人生は真剣勝負だ。
「新しい発想」で
「新しい決意」で
「新しい行動」で
凱歌の朝を開きゆけ!
百六箇抄 P856
『法自ら弘まらず人法を弘むる故に人法ともに尊し』
◇今週のことば
世界60カ国・地域から
求道の若人が来日。
共に広布の大願を!
あの地にも この地にも
地涌の菩薩を呼び出せ!
2013年09月02日
◇希望の明日へ
善きにつけ、悪しきにつけ、宗教抜きに人間の世界は語れない。宗教や哲学なき人間は、人間というよりも、動物になってしまう。歴史をつくるのは人間である。その人間を人間たらしめるのが真の宗教である。
平5・4・24
☆女性に贈ることば 九月二日
子どもを残して出かける時には、ひと言、声をかけることです。「今日は、ここへ行ってくるよ」「何時には帰りますよ」と。
また帰ってきたら、「ただいま」「ありがとう」と声をかける。たとえ、子どもが先に休んでいても、「よく留守番しててくれたね」「おかげで、お母さん頑張れたよ」と、耳元で優しく感謝の思いを込めて、声をかけていくことです。
☆今日のことば 九月二日
私は 未来を薔薇色に
夢みる時代を卒業して
現実の地上に根を張った
今日の生活のなかに
幸せの力があることを知ったのだ
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第17回 生命の宝を受けつごう!
この8月、私のところには、毎日毎日、日本全国そして全世界から、少年少女部の元気な活躍の様子が届きました。
「創価ファミリー大会」でも、がんばってくれたね。
少年少女部のみなさんが主役となって、「勤行の導師」を見事につとめてくれたり、「司会」や「体験発表」を堂々と行ってくれたり、「合唱」や「クイズ」「ゲーム」などを、リードしてくれたりしたことも、うれしく聞いています。
本当にありがとう!
かげで、青年部のお兄さん、お姉さん、また、壮年部・婦人部の方々が、一生けんめいに準備し、支えてくださったことも、私は、心から感謝しています。
ファミリー大会に、おじいさんや、おばあさんと、いっしょに参加した人もいるでしょう。おじいさん、おぱあさん方は、はつらつと伸びゆくみなさんの姿を、とても喜んで見守っておられたことと思います。
その気持ちが、私もよくわかります。
おじいさん、おばあさん方は勇気をもって、正しい信心をつらぬいてこられました。
相手の幸せを真剣に祈って行動しているのに、なかなか理解されなかったこともある。それでも、決してあきらめなかった。
どんなに自分が大変なときでも、悩んでいる友のために祈り、つくしてきました。世の中のため、そして、世界の平和と人類の幸福を築く広宣流布のために、私といっしょに、がんばりぬいてこられました。
その"信念のバトン"が、みなさんのお父さん、お母さん方に受けつがれ、さらに今、みんなが受けついでくれていることが、私たちは、うれしくてならないのです。
「祖父母」から「父母」へ、そして「子ども」へという3つの世代のつながりを、私か対談したイギリスの大歴史学者のトインビー博士は、とても大事にしていました。
世界中の歴史を研究された博士は、私たちの社会などが、よりよく変わっていくためには、短い時間では足りない。少なくとも、三世代くらいの長い時間の努力が必要であると言われていたのです。
たしかに、国も、団体も、初代が道なき道を開き、二代目が基礎をがっちり固め、さらに三代目が努力して発展させていくことで、大きく栄えていきます。
創価学会は、初代会長の牧口常三郎先生と第二代会長の戸田城聖先生が、いかなる迫害にも負けず、平和と正義の戦いに命をかけて、土台をつくってくださいました。
お二人の心を受けつぎ、私は第3代の会長となり、世界に仏法を広げてきました。
家族でいえば、おじいさん、おばあさんから、少年少女部のみなさんが三代目です。三代目のみんなが立派に育っていけば、ご一家は未来へ、いよいよ栄え続けていくことができます。
それこそが、これまで苦労に苦労をかさねてこられた、おじいさん、おばあさんの何よりの勝利なのです。
「新しい発想」で
「新しい決意」で
「新しい行動」で
凱歌の朝を開きゆけ!
百六箇抄 P856
『法自ら弘まらず人法を弘むる故に人法ともに尊し』
◇今週のことば
世界60カ国・地域から
求道の若人が来日。
共に広布の大願を!
あの地にも この地にも
地涌の菩薩を呼び出せ!
2013年09月02日
◇希望の明日へ
善きにつけ、悪しきにつけ、宗教抜きに人間の世界は語れない。宗教や哲学なき人間は、人間というよりも、動物になってしまう。歴史をつくるのは人間である。その人間を人間たらしめるのが真の宗教である。
平5・4・24
☆女性に贈ることば 九月二日
子どもを残して出かける時には、ひと言、声をかけることです。「今日は、ここへ行ってくるよ」「何時には帰りますよ」と。
また帰ってきたら、「ただいま」「ありがとう」と声をかける。たとえ、子どもが先に休んでいても、「よく留守番しててくれたね」「おかげで、お母さん頑張れたよ」と、耳元で優しく感謝の思いを込めて、声をかけていくことです。
☆今日のことば 九月二日
私は 未来を薔薇色に
夢みる時代を卒業して
現実の地上に根を張った
今日の生活のなかに
幸せの力があることを知ったのだ
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第17回 生命の宝を受けつごう!
この8月、私のところには、毎日毎日、日本全国そして全世界から、少年少女部の元気な活躍の様子が届きました。
「創価ファミリー大会」でも、がんばってくれたね。
少年少女部のみなさんが主役となって、「勤行の導師」を見事につとめてくれたり、「司会」や「体験発表」を堂々と行ってくれたり、「合唱」や「クイズ」「ゲーム」などを、リードしてくれたりしたことも、うれしく聞いています。
本当にありがとう!
かげで、青年部のお兄さん、お姉さん、また、壮年部・婦人部の方々が、一生けんめいに準備し、支えてくださったことも、私は、心から感謝しています。
ファミリー大会に、おじいさんや、おばあさんと、いっしょに参加した人もいるでしょう。おじいさん、おぱあさん方は、はつらつと伸びゆくみなさんの姿を、とても喜んで見守っておられたことと思います。
その気持ちが、私もよくわかります。
おじいさん、おばあさん方は勇気をもって、正しい信心をつらぬいてこられました。
相手の幸せを真剣に祈って行動しているのに、なかなか理解されなかったこともある。それでも、決してあきらめなかった。
どんなに自分が大変なときでも、悩んでいる友のために祈り、つくしてきました。世の中のため、そして、世界の平和と人類の幸福を築く広宣流布のために、私といっしょに、がんばりぬいてこられました。
その"信念のバトン"が、みなさんのお父さん、お母さん方に受けつがれ、さらに今、みんなが受けついでくれていることが、私たちは、うれしくてならないのです。
「祖父母」から「父母」へ、そして「子ども」へという3つの世代のつながりを、私か対談したイギリスの大歴史学者のトインビー博士は、とても大事にしていました。
世界中の歴史を研究された博士は、私たちの社会などが、よりよく変わっていくためには、短い時間では足りない。少なくとも、三世代くらいの長い時間の努力が必要であると言われていたのです。
たしかに、国も、団体も、初代が道なき道を開き、二代目が基礎をがっちり固め、さらに三代目が努力して発展させていくことで、大きく栄えていきます。
創価学会は、初代会長の牧口常三郎先生と第二代会長の戸田城聖先生が、いかなる迫害にも負けず、平和と正義の戦いに命をかけて、土台をつくってくださいました。
お二人の心を受けつぎ、私は第3代の会長となり、世界に仏法を広げてきました。
家族でいえば、おじいさん、おばあさんから、少年少女部のみなさんが三代目です。三代目のみんなが立派に育っていけば、ご一家は未来へ、いよいよ栄え続けていくことができます。
それこそが、これまで苦労に苦労をかさねてこられた、おじいさん、おばあさんの何よりの勝利なのです。
2013年9月1日日曜日
2013.09.01 わが友に贈る
人生は常に向上だ。
具体的な目標は
心に張りを生む。
日に日に新たに
成長の節を刻もう!
千日尼御前御返事 P1316
『一の師子王吼れば百子力を得て諸の禽獣皆頭七分にわる、法華経は師子王の如し一切の獣の頂きとす』
◇希望の明日へ
仏法は本来、中道主義を貫いている。学問と実践、実生活と信仰、理論と行動−−そうしたどちらにも偏らない中道を歩む。それは"全人格性"でもあり、非暴力の漸進主義をも含んでいる。「道のまんなか」というよりも、人間としてのトータル (総合的)な向上の道を断固として歩むということである。中道の"中"とは「(道に)中(あた)る」と読む。この人間としての根本の道、中道を踏みはずせば、信仰は狂信や形式に陥ってしまう。人間性も歪んでしまう。良識の人から見れば、こうした姿はとても納得できるものではない。
平5・3・27
☆女性に贈ることば 九月一日
人びとよりも早く、朝の大気を吸いながら、幸福と平和を願い行動しゆく人の姿は、尊く荘厳である。
☆今日のことば 九月一日
よく"自分には趣味がない"という人がいる。それは趣味がないのではない。厳密にいえば、自分の趣味に気づき、それを楽しんでいく、心のゆとりがないからではあるまいか。
私は、あなたらしい、ささやかな趣味をもてと願っている。きっとそれは、生活の憩いのオアシスとして、いや、人生のオアシスとして、ここに美しい生命の緑をもたらしていくにちがいない。
☆大白蓮華巻頭言9月号「この世で果たさん使命あり」
大いなる人生には大いなる悩みがある。大いなる悩みがあるからこそ、大いなる境涯が開かれるのだ。
ロシアの魂の巨人トルストイが、行き詰まった時に、心がけていたことがある。それは、「自分は何のために生きているのかを思い出すこと」である。そうやって、常に自分自身の原点に立ち返ることで、苦悩を見下ろし、乗り越えてきたというのである。
トルストイは、「人間は本来の使命に目覚めた時、あらゆる悩みを解決できる」と結論している。
人は誰もが、それぞれに、かけがえのない使命を持って生まれ出でた。その使命を深く自覚できれば、それだけ心は深くなる。その使命に強く徹すれば、それだけ生命は強くなるのだ。
有名な「諸法実相抄」には、『いかにも今度・信心をいたして法華経の行者にてとをり、日蓮が一門となりとをし給うべし、日蓮と同意ならば地涌の菩薩たらんか』(P1360)と仰せである。
この日蓮大聖人の仏意のまま、広宣流布の大使命に不退の誓願で立ち上がったのが、創価の師弟である。
わが師・戸田城聖先生は、軍国主義の弾圧による法難の獄中にあって、「仏とは生命なり」と覚知され、「われ地涌の菩薩なり」と師子吼なされた。
戦争の魔性によって命が蹊順され尽くした濁世に、先生は究極の「生命尊厳」「人間革命」の哲理を掲げられた。そして、荒れ果てた大地から、一人また一人、地涌の菩薩を呼び出していかれたのだ。
広宣の
幸の花々
勝ち誇れ
地涌の同志が
祈り進みて
先生は、苛酷な現実と戦う庶民を励まし続けた。
「我々は妙法を弘めるために、わざわざ苦労多き姿で生まれてきた地涌の菩薩だ。肚を決めれば、必ず心の底から勝ったと言える日が来るんだよ」
妙法と一体の地涌の生命には、恐れるものはない。いかなる宿命も使命に変えて、自分らしく人間革命の舞を喜び舞いながら、悩み苦しむ友どちに、無限の希望と勇気と自信を送っていけるのだ。
根室海峡を臨む天地で戦う北海広布の母がいる。夫に先立たれ、最愛の子息も不慮の事故で失った。
それでも、けなげな母は断じて負けなかった。
♪地よりか涌きたる 我なれば 我なれば
この世で果たさん 使命あり……
「人間革命の歌」を胸に響かせ、広大な天地を聖教新聞の配達に走り、美事なる信頼と仏縁を広げてこられたのだ。五人の娘さんも立派に成長された。
「苦難のおかげで、最高の使命に目覚めることができました。報恩の心で、もっともっと妙法を弘めたい。折伏こそ幸福の源泉です」と微笑まれる。
こうした尊き母たちの祈りに包まれて、新たなる「大法弘通慈折広宣流布」の天の時が到来した。
法華経には、地涌の菩薩の一人一人が率いる巻属はガンジス河の砂の如く量り知れないと説かれる。
久遠からの宿縁の友が躍り出てこないわけがない。
今こそ、我らの確信の声で呼び起こし、今世の大使命を共々に悔いなく果たしゆこうではないか!
具体的な目標は
心に張りを生む。
日に日に新たに
成長の節を刻もう!
千日尼御前御返事 P1316
『一の師子王吼れば百子力を得て諸の禽獣皆頭七分にわる、法華経は師子王の如し一切の獣の頂きとす』
◇希望の明日へ
仏法は本来、中道主義を貫いている。学問と実践、実生活と信仰、理論と行動−−そうしたどちらにも偏らない中道を歩む。それは"全人格性"でもあり、非暴力の漸進主義をも含んでいる。「道のまんなか」というよりも、人間としてのトータル (総合的)な向上の道を断固として歩むということである。中道の"中"とは「(道に)中(あた)る」と読む。この人間としての根本の道、中道を踏みはずせば、信仰は狂信や形式に陥ってしまう。人間性も歪んでしまう。良識の人から見れば、こうした姿はとても納得できるものではない。
平5・3・27
☆女性に贈ることば 九月一日
人びとよりも早く、朝の大気を吸いながら、幸福と平和を願い行動しゆく人の姿は、尊く荘厳である。
☆今日のことば 九月一日
よく"自分には趣味がない"という人がいる。それは趣味がないのではない。厳密にいえば、自分の趣味に気づき、それを楽しんでいく、心のゆとりがないからではあるまいか。
私は、あなたらしい、ささやかな趣味をもてと願っている。きっとそれは、生活の憩いのオアシスとして、いや、人生のオアシスとして、ここに美しい生命の緑をもたらしていくにちがいない。
☆大白蓮華巻頭言9月号「この世で果たさん使命あり」
大いなる人生には大いなる悩みがある。大いなる悩みがあるからこそ、大いなる境涯が開かれるのだ。
ロシアの魂の巨人トルストイが、行き詰まった時に、心がけていたことがある。それは、「自分は何のために生きているのかを思い出すこと」である。そうやって、常に自分自身の原点に立ち返ることで、苦悩を見下ろし、乗り越えてきたというのである。
トルストイは、「人間は本来の使命に目覚めた時、あらゆる悩みを解決できる」と結論している。
人は誰もが、それぞれに、かけがえのない使命を持って生まれ出でた。その使命を深く自覚できれば、それだけ心は深くなる。その使命に強く徹すれば、それだけ生命は強くなるのだ。
有名な「諸法実相抄」には、『いかにも今度・信心をいたして法華経の行者にてとをり、日蓮が一門となりとをし給うべし、日蓮と同意ならば地涌の菩薩たらんか』(P1360)と仰せである。
この日蓮大聖人の仏意のまま、広宣流布の大使命に不退の誓願で立ち上がったのが、創価の師弟である。
わが師・戸田城聖先生は、軍国主義の弾圧による法難の獄中にあって、「仏とは生命なり」と覚知され、「われ地涌の菩薩なり」と師子吼なされた。
戦争の魔性によって命が蹊順され尽くした濁世に、先生は究極の「生命尊厳」「人間革命」の哲理を掲げられた。そして、荒れ果てた大地から、一人また一人、地涌の菩薩を呼び出していかれたのだ。
広宣の
幸の花々
勝ち誇れ
地涌の同志が
祈り進みて
先生は、苛酷な現実と戦う庶民を励まし続けた。
「我々は妙法を弘めるために、わざわざ苦労多き姿で生まれてきた地涌の菩薩だ。肚を決めれば、必ず心の底から勝ったと言える日が来るんだよ」
妙法と一体の地涌の生命には、恐れるものはない。いかなる宿命も使命に変えて、自分らしく人間革命の舞を喜び舞いながら、悩み苦しむ友どちに、無限の希望と勇気と自信を送っていけるのだ。
根室海峡を臨む天地で戦う北海広布の母がいる。夫に先立たれ、最愛の子息も不慮の事故で失った。
それでも、けなげな母は断じて負けなかった。
♪地よりか涌きたる 我なれば 我なれば
この世で果たさん 使命あり……
「人間革命の歌」を胸に響かせ、広大な天地を聖教新聞の配達に走り、美事なる信頼と仏縁を広げてこられたのだ。五人の娘さんも立派に成長された。
「苦難のおかげで、最高の使命に目覚めることができました。報恩の心で、もっともっと妙法を弘めたい。折伏こそ幸福の源泉です」と微笑まれる。
こうした尊き母たちの祈りに包まれて、新たなる「大法弘通慈折広宣流布」の天の時が到来した。
法華経には、地涌の菩薩の一人一人が率いる巻属はガンジス河の砂の如く量り知れないと説かれる。
久遠からの宿縁の友が躍り出てこないわけがない。
今こそ、我らの確信の声で呼び起こし、今世の大使命を共々に悔いなく果たしゆこうではないか!
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