2013年7月31日水曜日

2013.07.31 わが友に贈る

広布前進の要
「無冠の友」よ!
猛暑の中も雨の日も
毎朝の配達に大感謝。
絶対無事故を祈る。

経王殿御返事 P1124
『つるぎなんどもすすまざる人のためには用る事なし、法華経の剣は信心のけなげなる人こそ用る事なれ鬼にかなぼうたるべし』

◇希望の明日へ
家庭の役割とは何か。私は変化の激しい時代であればあるほど、原点に帰り、家庭の不変の働きを、自覚しなければならないと思う。いうなれば、家庭とは、日々、心の潤いを深め、未完成から完成へ、互いの結びつきによって、人格を磨き、豊かなものにしていく「人格創造の場」である。私はここにこそ、いつの世にも変わらぬ家庭の究極の存在意義があると考えている。
『主婦の友』昭62・1月号

☆女性に贈ることば 七月三十一日
「私には関係ない」というのは楽かもしれない。しかし、この「私には関係ない」が、人間を小さくする。
「私には関係ない」と、つぶやくたびに、自分の人間らしさが削られ、どんどん消えていってしまう。
わが社会を平和にしゆく女性が、平和の天使なのである。

☆今日のことば 七月三十一日
苦しくとも
 目に涙を溜めながら
僕は
 十年先の
  感動の一瞬を信じて
今日も指揮を取る

☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第16回 小さな疑問が大きな力に
質問すること自体が、新しい発見をする「探究の一歩」であり、人間の心を結び合う「平和の一歩」ともいえるでしょう。
12年前の夏、私はアメリカのある小学校の友に、一つの詩を贈りました。
「空は なぜ青いのか?
 磁石に 鉄が
 吸い付くのはなぜか?
 恐竜は なぜ滅びたのか?
 宇宙の果ては
 どうなっているんだろう?
 『なぜ?』『どうして?』と
 問いかける心
 それは『科学者』の心だ」−−と。
本当に頭がいい人とは、たくさんの物事を知っている人ではない。むしろ「なぜ?」「どうして?」と、いっぱい疑問をもって、問い続ける人ではないでしょうか。
そして、すぐに答えが出なくても、ねばり強く考え抜いていく人です。

大切な友人に、ロシアの名門・モスクワ大学の総長をつとめられた、世界的な物理学者のログノフ博士がいます。
博士が若い時、学校の先生が二日かかっても解けなかった問題があったそうです。
先生も解けない問題とは、どんな問題なのだろう−−興味をもった博士は、難問に何日も挑み続けました。そして、ようやく答えにたどりついた時には、「それこそ、お祭りがやってきたような気分でした」と、うれしそうに振り返っておられました。
苦労すればするほど、わかった時の喜びは大きいものです。
「なぜ?」と問いかけている時こそ、頭がたくさんはたらき、自分が大きく成長できるチャンスです。
だから、大事なのは「なぜ?」と思ったことを、そのまま放っておかずに、だれかに質問したり、本で調べたりすることです。
一つの「なぜ?」を追求していくと、また新たな「なぜ?」が生まれてくることがあります。それもまた、聞いたり、調べたりしましょう。このくり返しが、ぐんぐんと頭をよくしてくれます。
知らないこと、わからないことは、少しも、はずかしいことではありません。「何でも聞いてみよう!」「何でも学んでいこう!」−−この心こそ、青春の誇りです。
どうか、この夏、いろいろなことに挑戦し、「なぜ?」「何これ?」「不思議だな」という疑問をいっぱい見つけてください。
それが、きっと、新しい冒険のように、みなさんの世界を大きく広げる「希望の翼」となっていくはずです。

暑い日が続きます。熱中症や交通事故には、くれぐれも気をつけて、楽しい夏休みを過ごしてください。
来月も、一回り大きくなった、みんなに会えるのを楽しみにしています。

2013年7月30日火曜日

2013.07.30 わが友に贈る

未来部の育成は
広布の次代を開く
最も尊い聖業なり。
使命深き担当者の皆様
いつも ありがとう!

三世諸仏総勘文教相廃立 P563
『此の八万法蔵を我が心中に孕み持ち懐き持ちたり我が身中の心を以て仏と法と浄土とを我が身より外に思い願い求むるを迷いとは云うなり』

◇希望の明日へ
家庭にどんな風が吹いているか。子どもはその家風を胸いっぱいに吸い込んで大きくなる。「生活が陶冶する」とはペスタロッチの至言である。日常生活の隅々まで取り巻く家庭の雰囲気が、子どもの心を内側から育んでいくのである。
『主婦と生活』昭61・1月号

☆女性に贈ることば 七月三十日
喜劇王チャップリンは、晩年にいたるまで「あなたの最高傑作は?」という質問に対して、いつも「ネクスト・ワン(次の作品)」と答えたという。
挑戦の魂に行き詰まりはない。道があるから歩くのではなく、歩くから道ができるのだ。

☆今日のことば 七月三十日
反抗したい時には
 反抗するもよい
しかし それが自己にとって
 どこまでが成長律になったかが問題である

☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第16回 小さな疑問が大きな力に
夏まっさかりだね。暑さに負けないで、みんな、元気かな?
アサガオやヒマワリなど、夏の花たちも生き生きと咲いていますね。
みんなは、なぜ、多くの花々があんなに美しい色をしているのか、考えたことはありますか?
一つの理由は、あざやかな色で、ハチやチョウをさそって、花粉を運んでもらうためです。
実は、もう一つ理由があるといいます。それは、太陽の光にふくまれる紫外線と戦っているからです。(田中修習『植物はすごい』)
近年、強い紫外線を体に浴び続けると、植物にも人間にもよくないことがわかってきました。しかし、植物は、人間のように、ぼうしをかぶったり、日かげに移ったりすることはできません。そのかわりに、きびしい紫外線から身を守る力が、花の色に、ふくまれているのです。
つまり、逆境に負けないように努力しているからこそ、花は美しくなる。そう思うと、野に咲く花も、私たちに励ましを送ってくれているようですね。

夏は、朝のラジオ体操、盆踊りや夏祭り、花火大会など、楽しい行事も多いでしょう。
私も、小学生の時、夏休みが待ち遠しくてたまりませんでした。
あれは、9歳の夏のことです。
私のふるさと、今の東京・大田区の蒲田駅の周りには、夜になると、よく露店が立ち並びました。
金魚すくいや綿菓子、あめ細工の店などをワクワクしてのぞいて回ると、夜店の列の端っこで、背の高い外国人の男の人が、カミソリを売っていました。
「ワタシ、ニッポン、ダイスキデス」と道行く人にニコニコしながら呼びかけています。
でも、買う人はいませんでした。それどころか、いじわるをしたり、からかったりする人すらいました。
その時、日本は外国との戦争を始めていました。戦火は広がり、世の中は、外国人を差別するようになっていたのです。
「同じ人間なのに、なぜ?」
この時、私か思った疑問です。やがて戦地より、いったん帰ってきた兄から、戦争がどれほど残酷かを聞きました。おそろしい空襲も経験しました。兄が戦死し、母の悲しむ姿も、目の当たりにしました。
「なぜ、人間どうしが、にくみ合い、傷つけ合うのか?」−−この疑問は、ますます深まりました。
のちに、この疑問をかかえた私の心を、大きな光で照らしてくださったのが、師匠・戸田城聖先生です。
戦争が終わって2年後、1947年(昭和22年)の8月14日、創価学会の座談会で戸田先生と初めてお会いしました。
先生は、戦争中、2年間、牢獄に入れられても負けないで、平和と正義の信念をつらぬいた方です。先生は言われました。
「私は、この世から、一切の不幸と悲しみをなくしたいのです。これを広宣流布という。どうだ、一緒にやるか」と。
この偉大な先生を信じて、私は、学会に入りました。少年時代からの「なぜ?」という疑問を解決し、そして「同じ人間」がみな、平和で幸福に生きる世界を建設するために、第一歩をふみ出したのです。
「アフリカの環境の母」とたたえられるワンガリ・マータイ博士も、小さいころの「なぜ?」「どうして?」という疑問を大切にされていました。
私がお会いした時、話してくれました。−−ある日の朝早く、うす暗い空に流れ星が走りました。博士はこわくなり、家の中に入って、お母さんに聞きました。
「ねえ、どうして空は落ちてこないの?」
お母さんは、やさしく答えてくれました。
「空は落ちてなんかこないわよ。それはね、私たちの周りを囲んでいる山には、とっても大きな水牛がいて、水牛には、とっても大きな角があって、それが、お空を支えてくれているんだよ」
博士は、お母さんの話を聞いて、ほっとするとともに、「なんて、すてきなんだろう」と思ったそうです。そして「自然がどれほど私たち人間を守ってくれているか」を思い出させる話として、今も心に残っていると語られていました。
マータイ博士は、これが環境問題への関心を深めるきっかけとなって、学びに学んで偉大な学者となりました。そして、アフリカの砂漠化をくい止める、壮大な植林運動に人生をささげてこられたのです。
マータイ博士をはじめ、世界のリーダーと対話する時、互いに質問をし合います。新しいことを知ろう、相手から学ぼうと、質問を次々に発します。

2013年7月29日月曜日

2013.07.29 わが友に贈る

新時代を担い立つ
創価班・牙城会の
大学校生が弘教に全力!
大胆に、痛快に
人間革命の劇を綴れ!

報恩抄 P293
『夫れ老狐は塚をあとにせず白亀は毛宝が恩をほうず畜生すらかくのごとしいわうや人倫をや』

◇今週のことば
未来部の躍進こそ
永遠の勝利の力なり。
宝の人材を
皆で育て伸ばそう!
共に充実と成長の夏を!
2013年07月29日

◇希望の明日へ
未来部を育成するうえで大切なのは、相手を一個の人格として尊重することである。決して、子どもだからといって、"こんなことはわからないだろう"とか、"これくらい、いいだろう"とか、安易な対応をしてはならない。子どもの中には立派な大人がいる。その大人に向かって語りかけることである。そうすれば、人格が育っていく。また、育てる側も育てられていく。
平6・2.5

☆女性に贈ることば 七月二十九日
テレビにも、いい面と悪い面がある。テレビをきっかけに親と子の対話を深める、というぐらいの余裕があってもいい。
小学生の時、難民の悲惨な状況を伝える番組を見て、「この人たちを救うには、医者になるしかない」と決意し、それから一生懸命に勉強して、医学の道を歩み、活躍している人もいる。

☆今日のことば 七月二十九日
一時の出会いを大切にしよう
良い印象が成長への糧となり
軽率な言動が反感をうむ
われわれは 大きな慈愛と
清らかな まごころで
正しい航路を示していこう

☆学園抄第6回 栄光の誓い
93年(平成5年)の第26回栄光祭。前日の7月16日、リハーサルの後、創立者からの伝言が読み上げられた。
「学園生は獅子の子だから。先生は、新しい歴史を開くために動かねばいけないので、皆で元気いっぱい、楽しくやりなさい」
生徒たちは言葉を失った。続いて和歌が紹介された。
「若獅子よ
  おお頭には
   月桂冠
  乙女の髪には
   英知の風吹け」
そうだ! いつまでも甘えていてはいけない。創立者とともに、自分たちが歴史をつくるんだ!
17日。決意満々と、躍動する学園生の姿があった。
95年(同7年)、「7・17」は東西共通の「栄光の日」となった。今年も創立者がメッセージを贈った。
「わが学園生か伸びている。わが学園生が育っている。私にとって、これほどの喜び、これほどの誇り、これほどの生き甲斐はありません」
学園生のもとに「かき氷」が届いた。あの出獄の日、暑い大阪で人権闘争を戦い抜いた創立者に、師匠の戸田城聖第2代会長が振る舞った"思い出の味"である。

2001年(同13年)9月16日。日曜日にもかかわらず、東京校へ続く「哲学者の道」に"登校"する人影が絶えない。校門をくぐったのは卒業生。「創価学園21世紀大会」が母校で行われた。
「約束を果たしてくれて、本当に、ありがとう!」
創立者は、懐かしい一人一人の顔を見つめた。
「うれしい。わが子を迎えるお父さん、お母さんのような気持ちです」
翌年に第2回大会を開催。さらに次の年、関西校卒業生が集った。
博士がいる。医師がいる。ジャーナリスト、政治家、経営者、弁護士、公認会計士、看護師、教師、芸術家、プロ野球選手……。そして庶民の指導者として日夜、汗を流す人々がいる。日本中、世界中で卒業生が輝く。
学園生を励ます創立者。創立者との誓いを貫く学園生。
"父子"の歴史は未来へ続いていく。

2013年7月28日日曜日

2013.07.28 わが友に贈る

近隣との絆を大切に。
地域行事への参加
親子での交流などで
有意義な日々を!
良き友は生涯の宝だ。

道場神守護事 P979
『又城の主剛ければ守る者も強し城の主おずれば守る者忙る』

◇希望の明日へ
両親が、そろって子どもを責めてはいけない。それでは子どもは行き場がなくなってしまう。畏縮してしまう。出せる力も出せなくなってしまう。何の価値もない。
平5・11・28

☆女性に贈ることば 七月二十八日
自然も、世界も、宇宙も、一瞬として止まってはいない。向上心を失った瞬間から、すでに人生の退歩が始まる。

☆今日のことば 七月二十八日
万葉集が千年の歴史に耐えて、今も生気を脈々とたたえているのも、ホイットマンが、国境を越えて、その自我の叫びを力強く訴えかけているのも、形式や虚飾にとらわれない、人間の血脈ともいうべき息吹きがそこにあるからだと思います。

☆学園抄第6回 栄光の誓い
創立者が権力と戦った舞台、大阪。関西校でも主に7月に「希望祭」「白鳳祭」「学園祭」を開いた。
出獄の後、創立者が「7・17」を大阪で過ごしたのは1度。78年(同53年)だ。17日に関西の歌「常勝の空」を発表し、翌日は創価女子学園(当時)の第6回希望祭へ。
愛唱歌「この道」を歌い上げた集会の後、創立者は野点を訪れた。木漏れ日が涼を演出する風流なひととき。
「皆で俳句を詠もう!」
創立者が一句。
 「この風も
   緑も光も
    希望祭」
ある生徒は「涼風に きらめく緑 父娘の詩」と詠む。
「『きらめく緑』か……。素直でいいね!」
若々しい感性を讃えた。聡明な女性リーダーを育むため、一瞬一瞬に真剣だった。

◇力をつけるんだ
79年(同54年)4月、創立者は創価学会会長を辞任。
"嫉妬うず巻く日本を去って、外国に行ったほうがいいのでは"との声もあった。
創立者に夫人は語った。
「あなたには、学園生がいます。学園生は、どうするのですか。きっと寂しがりますよ」
聖教新聞に詳しい動静が載らない日々。そのなか栄光祭実行委員たちを招き、励ます。
一人一人が、しっかりしていくんだよ」
辞任後に初めて出席した学園行事も、同年7月17曰の栄光祭たった。

「創立者・池田先生が、ご入場されます!」
88年(同63年)7月17日の第21回栄光祭。開始前、突然の入場に拍手が湧いた。
低俗な一部メディアが卑劣な中傷を書き連ねた時代。記者が興味本位で学園に押し寄せた。そんな状況に憤り、創立者の出席のことを心配していた生徒たち。だが今、創立者は目の前に立っている。
「将来に向けて、今は力をつけるんだよ!」
生徒はグループごとに演技を準備してきた。しかし下宿生の「男子栄光会」(当時)の演目は難航した。
創立者は僕たちに、よく手品を披露される。その御礼に今回は僕らのマジックで喜んでいただこう−−最終案が固まったのは前日だった。
舞台の上。生徒が入った大きな箱に、1本また1本と剣を刺していく。創立者も笑顔で見つめている。
いよいよ、剣だらけの箱を開く。息をのむ瞬間。出てきたのは無傷たった生徒!………ではなく、串刺し姿に扮した生徒。予想外の結末に、場内は爆笑に包まれた。
よし! 創立者が立ち上がる。下宿生と握手し、自らも手品。真心が通うステージ。
創立者は、なんて悠然と、堂々とされているのか−−皆の胸に焼き付いた。

2013年7月27日土曜日

2013.07.27 わが友に贈る

奮闘する受験生に
最大の励ましを!
今の努力が
未来を開く力となる。
青春の挑戦王たれ!

上野殿御返事 P1565
『しばらくの苦こそ候ともついにはたのしかるべし、国王一人の太子のごとしいかでか位につかざらんとおぼしめし候へ』

◇希望の明日へ
心を込めた真剣な「励ましの二言」、温かな「愛情の一言」 −−それが子どもを、どれほど、勇気づけ、自信を与えていくか計り知れない。家庭教育といっても、根本は、子どもを心から信頼していくことである。子どもの心をわかってあげることである。そして、希望をもてる方向へ、向上できる方向へと励ましていくことである。
平5・11・28

☆女性に贈ることば 七月二十七日
「使命がある」ことと「使命を自覚する」こととは違う。自覚 しないままに、自分をダメにしては、あまりにももったいない。使命を自覚すれば、無限の活力が湧く。

☆今日のことば 七月二十七日
人生には、あまりにも仮面者が多い。真実を尊しとしてゆかねばならぬ、特に青年は。一生、真実を追究してゆく人は偉大なる人だ。

☆学園抄第6回 栄光の誓い
◇私が親代わりに
開校初年の1968年(昭和43年)6月30日、東京校。プール開きで、創立者がピストルを握った。
よーい……、パン!
乾いた号砲。飛び込む生徒。水しぶきがまぶしい。
栄光寮の生徒たちと触れ合い、一緒にテニスや卓球をした。創立者から思わぬ提案。
「毎日が勉強で忙しいだろうから、夏休み前の一日、君たちのためのお祭りをしてあげよう。私か親代わりになります」
親元を離れ3ヵ月。温かい言葉が、じわっと心に染みた。
7月14日。寮生と下宿生は信濃町で映画を観賞。創立者から"お土産"が届く。夜は寮の前でファイアーストーム。皆で踊り、笑う。寮歌「草木は萌ゆる」の歌声が炎に乗り夜空へ上った。
創立者の親心から生まれた"お祭り"。これが第1回の栄光祭となった。
翌年7月17日。全校行事となった第2回栄光祭には、創立者が出席。会場のグラウンドに着くや、用意された本部席でなく生徒席に入った。
「皆の顔を覚えたいんだ」
寮生たちが故郷の民謡を歌い、下宿生のパントマイムが笑いを誘う。大学紛争がテーマの劇には、やんやの喝采。
目を細めていた創立者は、12年前を振り返った。
「きょうは、私の人生で忘れられない日だ」
青年リーダーとして社会変革に奔走していた57年(同32年)。民衆勢力の台頭を恐れた権力により、7月3日に大阪で不当逮捕された。出獄したのは「7・17」−−。
「民衆をいじめる権力と、真っ向から、正義のために戦ったんだ」
生徒の顔が引き締まる。
「諸君は21世紀の指導者です」
「2001年7月17日、この日に諸君は、社長や重役になつているかもしれない。ジャーナリストとして、大活躍をしているかもしれない。またある人は、庶民の指導者として、地味ではあるが輝く人生を生きているかもしれない」
21世紀−−遠い未来に思えた。だが、ふつふつと胸に込み上げてくるものがある。
「決勝点として、西暦2001年7月17日の曰に−−健康で世界に輝く存在として集まっていただきたい。一人も死んじゃいけないよ!」
はい! こだまする決意。
「21世紀の7月17日を楽しみにして、私もまた道を拓き、諸君を陰ながら見守っていきます」
以来、毎年「7・17」を中心に栄光祭を開催。創立者は24年連続で出席した。
創立者に成長した姿を見ていただく−−生徒は思いを愛唱歌や劇、ダンスに託す。青春の誓いを全力で表現した。
創立者も渾身で励ます。ともに歌い、舞った。模擬店で労をねぎらい、作品展示を見て力作を愛でた。
期待が大きいからこそ、厳愛の言葉もあった。
「立派な演技をしても、社会は"頭"の勝負です。どれだけ頭脳を鍛えるかが学園の本義です。これを忘れれば学園に魂がなくなるんだよ」

◎創価高校Best4の大健闘!、今日明日とその学園のオープンキャンパス、うちの子も連れて行こう(^.^)/~~~

2013年7月26日金曜日

2013.07.26 わが友に贈る

バランスの取れた食事
十分な睡眠など
体調管理に留意。
「信心即生活」の
賢明なリズムを!

常忍抄 P981
『魔の習いは善を障えて悪を造らしむるをば悦ぶ事に候』

◇希望の明日へ
公平でなければならない。この子は頭がいいから大事にするとか、この子のほうが、きれいだからいいとか、絶対に、差別してはならない。温かく見守り、その子を励ましてあげる。良い点を見つけて、ほめ、自信を与えてあげる。何があろうと、他の人がどう言おうと、自分だけは、その子の絶対の味方となって、支え、愛情を注ぎ、可能性を信じきっていく。子どもの個性を尊重してあげる。それが親である。人を能力や外見だけで決め付け、選別していくような非情な競争原理の社会であり、学校であるかもしれない。そうであればあるほど、家庭だけは、公平・平等に、"かけがえのない一人"として大切にし合う場であってほしい。
平5・2・3

☆女性に贈ることば 七月二十六日
成長していく子どもの姿を正しく認識し、それにふさわしい対話を持続していくことである。そのためにも、母親は、つねに、自己自身の成長をはかることが大切であろう。

☆今日のことば 七月二十六日
人生は夢ではない。一日一日の着実な活動にこそ、真実の姿が形成されるといってよい。

☆学園抄第6回 栄光の誓い
◇若獅子よ正義に生き抜け!
今年も「7・17」が来た。
暑さが和らいだ東京・創価学園。中央体育館に小・中・高の全児童・生徒が集まる。皆が見つめるスクリーンには、関西校の生徒の笑顔が映し出されていた。
7月17日は学園の「栄光の日」。記念集会を開き、東京と大阪を中継で結ぶ。
「この希望の城で、勉強に、読書に、親孝行に挑戦し、大成長していきます!」
各校が決意を述べ、歌い、互いに拍手を送る。
当日に向け、東京中・高は創立者の特別文化講座「大詩人ダンテを語る」、関西中・高は長編詩「大空を見つめて」を胸に刻んだ。
生徒同士で"対話"の場をもってきた。創立者の指針を学んだ感想。将来への決意。学年を超えて仲良く語らう。学習の目標を定め、応援し合い、皆で達成した。
小学生も読書や勉強のほか、通学マナーの向上などに頑張ってきた。
自身の課題に挑戦した姿で迎える。新たな誓いを立てて出発する。それが「栄光の日」である。
「『負けじ魂ここにあり』を大合唱しましょう!」
東西の全学園生約4700人の歌声が一つになった。
♪桜の舞いゆく 春の陽に

東京校は体育館の後方を向いて歌う。視線の先は2階中央の来賓席。かつて、伝統の「栄光祭」で「7・17」に創立者が座っていた場所だ。

2013年7月25日木曜日

2013.07.25 わが友に贈る

不順な天候が続く。
突然の豪雨や落雷
土砂災害に警戒!
「前前の用心」で
絶対無事故の日々を!

曾谷殿御返事 P1056
『此法門を日蓮申す故に忠言耳に逆う道理なるが故に流罪せられ命にも及びしなり、然どもいまだこりず候』

◇希望の明日へ
信心は一生である。大事なのは、一生涯、信心の火を消さないことである。お子さん方も、今は勉強が仕事である。信心の基本だけは、きちんと学びながら、徹底して「勉学第二で進むことが「信心即生活」となる。要は、"大変な時には真剣に唱題すれば、必ず乗り越えられる"ということを、がっちりと教えておくことである。あとは、いたずらに神経質になることなく、伸び伸びと成長させてあげていただきたい。
平5・2・21

☆女性に贈ることば 七月二十五日
賢い人であれ
聡明な人であれ
明るい人であれ
強い人であれ
そして--
優しい人であれ

☆今日のことば 七月二十五日
不幸を知らないで幸福がわかるはずもないのである。人生のさまざまな労苦というものは、すべて幸福へのためにある。苦労が多ければ多いほど、やがて来る幸福感も大きいに違いない。例えばどんなに絶望的に思われようと、不幸を克服するには苦労をいとってはだめである。

☆御書とともに�第9回 世界広布は学会が実現
『大集経の白法隠没の時に次いで法華経の大白法の日本国並びに一閻浮提に広宣流布せん事も疑うべからざるか』(撰時抄、P265)

◇通解
大集経で説く白法隠没の時に続いて、法華経の大白法が、日本の国並びに一閻浮提に広宣流布することも、疑いないことではないか。

◇同志への指針
一閻浮提(全世界)への広宣流布という仏意仏勅を実現したのは、創価学会である。不惜身命・死身弘法の師弟の闘争あればこそ、世界192力国・地域の大連帯となった。
いよいよ、本格的な世界広布の飛躍の時だ。いずこにも、地涌の人材が躍り出ている。
「異体同心」のスクラム楽しく、伸びゆく青年部・未来部の友と、さあ平和の前進だ!

2013年7月24日水曜日

2013.07.24 わが友に贈る

会場提供の皆様
本当にありがとう!
尊き宝城から
無数の歓喜の劇が。
福徳は三世に輝く!

如説修行抄 P504
『一期を過ぐる事程も無ければいかに強敵重なるともゆめゆめ退する心なかれ恐るる心なかれ』

◇希望の明日へ
夢を実現するのは自分である。その自分をつくるには、家庭こそが「最初の学校」であろう。「人間としての基本」を身につける−−といっても、決して難しいことではない。むしろ平凡な約束事といってよい。私の場合も、母がログセのようにいっていたのは、「ウソをつくな」「他人に迷惑をかけてはいけない」の二つであった。
『主婦の友』平5・1月号

☆女性に贈ることば 七月二十四日
夏休みは勉強も大事だが、家の手伝いなどに挑戦するのも大切なことだ。
「何かひとつ」やり抜くことが、子どもの自信につながる。
親子で一緒に何かに挑戦することは、尊い思い出になる。

☆今日のことば 七月二十四日
遠くの夢を追うあまり、足もとの現実を忘れてはならない。現在から遊離した、未来の理想は、現実からの逃避にすぎなくなってしまうであろう。

◎昨日、娘の両耳の手術が成功しました。お題目を贈って頂き、本当に有難うございました。今回を機に、広布の人材に成長できるよう、親子共々頑張って参ります。

2013年7月23日火曜日

2013.07.23 わが友に贈る

人材育成の夏だ!
行学錬磨の夏だ!
信心の確信と歓喜を
共々に深め合おう!
本因妙の一日一日を。

太田左衛門尉御返事 P1015
『強ちに成仏の理に違わざれば且らく世間普通の義を用ゆべきか』

◇希望の明日へ
家庭においては、子どもに初めから勤行を完璧にするように求めても、かえって信仰から遠ざけてしまうことがある。長い目で見て、少しずつ向上していけばよいし、できないときには、「お母さんが、あなたの分もやってあげるから、安心しなさい」と言ってあげるぐらいのおおらかさでよいと思う。
平2・9・12

☆女性に贈ることば 七月二十三日
人は、助けたり、助けられたりして生きていく。それが正しい。そうすれば、助けた人も、助けられた人も、嬉しい。だから、荷物が重すぎる時は、一緒に持ってもらえばよい。それは、人を助ける喜びを周りに与えることにもなる。
一人で、荷物の前に座り込んでいなくていい。そして、重い荷物を持っている人がいたら、張りきって、助けてあげるのだ。

☆今日のことば 七月二十三日
青年達を利用し犠牲にすることのみ考えて、思いのままに伸び伸びと勉学させ、向上させない指導者は、悪人である。それは、次代の社会の建設を破壊していくことにほかならないからである。

◇「新人革」奮迅 65より
広宣流布のために流した悔し涙は、感涙と変わり、浴びせられた中傷は、賞讃
となり、苦闘は、栄光の王冠と輝く。
法のため、友のため、社会のために、勇んで今日も汗を流すのだ。苦労を重ねた分だけ、勝利の喜びは大きい。

2013年7月22日月曜日

2013.07.22 わが友に贈る

広宣流布に尽くす
信心の大英雄、万歳!
さあ新時代の幕開けだ。
どこまでも健康第一で
希望輝く未来へ出発!

可延定業書 P986
『命と申す物は一身第一の珍宝なり一日なりともこれを延るならば千万両の金にもすぎたり』

◇今週のことば
大勝利おめでとう!
「陰徳陽報」の福運は
無量にして永遠なり。
人材と信頼の城を
いよいよ盤石に!
2013年07月22日

◇希望の明日へ
幼き日の思い出は、生涯の宝であり、人生の崩れ得ぬ基礎を築いていくものである。胸に刻まれた思い出は、かけがえのない、心の糧である。将来、思いもよらないほど、大きな苦難に遭ったとしても、それを悠然と乗り越えていく力となる。子どもたちに、そうした思い出を刻んであげることが、大入たちの役目ではないだろうか。
平2・8・21

☆女性に贈ることば 七月二十二日
人生は決して平たんな道ばかりではない。晴れの日もあれば、曇りや雨の日もあるだろう。けれども、人生の道から逃げることはできない。一歩また一歩と歩み続けなければならない。
その挑戦の道に、感傷や悲嘆や悲観はいらない。私はただひとつ、明朗という宝をもって、わが人生の大道を進みたい。

☆今日のことば 七月二十二日
あっという間に
 人生の日は
  暮れてしまう
ゆえに私は
 夢のなかでない現実に
  なんらかの構築と
   軌跡のために
    今日も自らを
     励ますのだ

◎4選挙区比例7名当選、やったね!

2013.07.21 わが友に贈る

我らが目指すのは
全民衆の幸福と平和。
その理想を胸に
信心の団結で前進!
共に人間主義の凱歌を!

種種御振舞御書 P919
『日蓮によりて日本国の有無はあるべし、譬へば宅に柱なければたもたず人に魂なければ死人なり、日蓮は日本の人の魂なり』

◇希望の明日へ
「題目をあげれば、成績も良くなるのよ」と、無理に信心を押しつけようとする場合がある。そういう言い方で、信心を強制するようになれば、子どもに"題目さえあげていれば、あまり勉強しなくても、良い成績がとれるようになるだろう"との安易な考えをもたせてしまう傾向が怖い。それでは本当の信心ではない。いわば信心利用となってしまう。勉強や努力をしぬいてこそ、不可能を可能とする信心の力も発揮されてくるわけである。ともあれ、子どもの主体性、自主性を伸ばし、発揮させていくような、聡明な親の励ましであっていただきたい。
平2・7・14

☆女性に贈ることば 七月二十一日
子どもにとって母親は、この世でただ一人の存在であり、誰も代わりはできない、絶対の信頼と安心の拠り所です。

☆今日のことば 七月二十一日
欠点のない完全な人など
いるはずがありません
まして これから成長していく君たちなのですから
欠点が多くて当たり前なのです
今は何を注意されてもいい
一つずつ克服して
今に立派に成長するんだ
という気持ちで
伸びのびと大らかに
進んでいってください

2013.07.20 わが友に贈る

心を動かすのは心。
確信あふれる
誠心誠意の叫びが
歴史を変える。
強気で語り抜け!

顕仏未来記 P509
『願くは我を損ずる国主等をば最初に之を導かん』

◇希望の明日へ
子どもに幸せになってもらいたい。そのために、信心の大切さをわかつてもらいたい−−これは、親としては当然の気持ちであろう。しかし、そうした心情の強いあまり、子どもへの"押しつけ"になってしまえば逆効果となりかねない。やはり聡明に、"自らの"模範の姿"で、信仰の尊さをわが子に教えていくことが大切ではないだろうか。
平2・7・14

☆女性に贈ることば 七月二十日
日常はささいなことの連続かもしれない。しかし、一瞬一瞬の微妙な心のもち方によって、大きく幸福を問いていくことができる。
その心とは--
「賢明なる心」
「建設の心」
「勝ち抜く心」
「善悪を見極める心」
「人びとを救いゆく勇気の心」である。

☆今日のことば 七月二十日
人が笑うときには、なんの警戒心もないものだ。柔軟な心というものは、笑いのなかにある。笑いのうちに、人は素直にそのままで理解する。

☆勝利の人間学第34回 走り抜け! 師子奮迅の青春を
◇題目に勝る力なし
仏意仏勅の我ら学会には、無敵の「信心の宝剣」がある。いかなる戦いも、一切の勝利は、強き誓願の題目から開かれる。御本尊に祈るほどに勇気が湧き、元気になる。
その満々たる生命力で、随縁真如の智慧を縦横無尽に発揮し、具体的な行動に打って出るのだ。
日蓮大聖人は「よき師」と「よき弟子」と「よき法」の三つが合致すれば、必ず祈りを成就し、立正安国を実現できると仰せである。師弟不二、異体同心の祈りに勝るものはない。
絶対に何ものにも負けない大勝利の人生を、一緒に生き抜いていこうではないか!

◇今日も一歩前へ挑戦を!
大事は小事の積み重ねである。
一日一日、目の前の課題に真剣勝負で挑み、一つ一つ、断固として勝っていくことだ。
それが「師子奮迅」の勢いである。
御書には『水のごとくと申すは・いっも・たいせず信ずるなり』(P1544)と仰せである。
たゆまぬ努力と持続こそ、力だ。「二の手」「三の手」を打ち続けていくことである。
苦しい時も、我らには共戦の同志がいる。険しい坂道であればあるほど、"もうひと踏ん張り"と声を掛けあっていくのだ。皆で励まし合い、決勝点へ走り切っていこう!

◇労苦の中で自身をつくれ
わが師・戸田城聖先生は、確信を込めて教えてくださった。
「広宣流布のための苦労は、必ず生きてくる。何ひどつ、塵も残さず、無駄はない」と。
思うようにいかないからこそ、偉大な自分自身を建設できる。無量の福徳と輝いていく。生命を貫く「因果の理法」は間違いない。
真心こめて対話をしても、相手が反発する場合もあろう。しかし、それもまた深い仏縁となって、いっか花開く時がくる。
ゆえに、何があっても勇敢に誠実に、また明るく朗らかに信念を語リゆくことである。あとになれば、深い強い信頼が結ばれるのだ。

2013年7月19日金曜日

2013.07.19 わが友に贈る

広宣の志が燃える
尊き四国の同志よ
真正の革命児たれ!
正義の大攻勢で
民衆王者の勝鬨を!

乙御前御消息 P1219
女人は夫を魂とす・夫なければ女人魂なし、此の世に夫ある女人すら世の中渡りがたふみえて候に、魂もなくして世を渡らせ給うが・魂ある女人にもすぐれて心中かひがひしくおはする上・神にも心を入れ仏をもあがめさせ給へば人に勝れておはする女人なり

◇希望の明日へ
親子の心の通い合う触れ合いは、時間の長さだけで、決して決まるものではない。お母さんとして大事なことは、まず、自分の生き方に自信をもつことであると思う。子どもは、母親の生き方そのものをじっと見ていることを忘れないことであろう。どんなに仕事が大変でも、笑顔とやさしい心配りをしてくれるお母さんを子どもは自然のうちに尊敬し、信頼するものである。
『主婦の友』昭64・1月号

☆女性に贈ることば 七月十九日
「心こそ大切なれ」
真実の幸福と勝利は、あなた自身の胸中で決定されるのだ。

☆今日のことば 七月十九日
地球が七割を占める海−−この膨大なる資源の宝庫は、地上の貧困を埋めて、なおあまりあるものであろう。魚類や海藻などの水産資源ばかりではない。大陸ダナに秘められた豊富な地下資源の開発等、現代の科学技術の発達が、そのまま、明日への人類の課題に向けられた時、どれほどの価値と喜びを生ずることであろう。

☆御書とともに�第8回 不屈の折伏精神を燃やせ
『弥信心をはげみ恰うべし、仏法の道理を人に語らむ者をば男女僧尼必ずにくむべし、よしにくまばにくめ法華経・釈迦仏・天台・妙楽・伝教・章安等の金言に身をまかすべし、如説修行の人とは是れなり』(阿仏房尼御前御返事、P1308)

◇通解
ますます信心に励んでいきなさい。仏法の道理を人に語っていく者を、男女僧尼が必ず憎むであろう。よし、憎むなら憎むがよい。法華経・釈迦仏・天台・妙楽・伝教・章安等の金言に身を任せるべきである。如説修行の人とは、こういう人をいうのである。

◇同志への指針
「にくまばにくめ」──わが多宝の友はこの御聖訓を抱きしめ、悪口罵詈さえも、誉れとしながら、戦い抜いてこられた。
「如説修行」に徹してきた、偉大な庶民の一人一人の尊きドラマは、仏天が莞爾と照覧されているに違いない。
後継の友よ! この不屈の折伏精神で、新しい時代の扉を断固と開いてくれ給え!

◎きょう62周年の「女子部結成記念日」

2013年7月18日木曜日

2013.07.18 わが友に贈る

広布への労苦は
全てが最高の喜びに!
これが信心の醍醐味。
正しき幸福の軌道を
敢然と進みゆけ!

四信五品抄 P342
『天子の襁褓に纒れ大竜の始めて生ずるが如し蔑如すること勿れ蔑如すること勿れ』

◇希望の明日へ
ご婦人のなかには、自分の子どもがかわいいあまりに極端に"特別扱い"したり"溺愛"し、また自慢する人がいる。傍から見ていて、他の人に不快感を与える場合も多い。こうした"溺愛"や"甘やかし"や"盲従"は、子どもをだめにし、ひいては親をもだめにしてしまうものである。母親は、時には子どもの成長のために厳しく叱ることを忘れてはならない。感情に走ったり、親のエゴからの"叱り"は逆効果であるが、親が言うべきことをきちんと言い、物事の道理を教えていくことによって、子どもはその心根を矯正され、立派な大人に育っていくのである。
昭63・4・1

☆女性に贈ることば 七月十八日
人生、すべてが順調というわけにはいかない。勝つ場合も、負ける場合もある。しかし、仮に一時は敗北しても、自分自身に負けてはいけない。
今、どんな境遇にあったとしても、自分自身に勝っているかぎり、その人は勝者である。

☆今日のことば 七月十八日
自由に責任がともなうものである以上、自由を獲得するためには、責任を果たす能力を備えなければなりません。

☆名誉会長と共に今日も広布へNo.028 大勝利の人生を一緒に!
本因妙の仏法である。
常に、「これから」が人生の本舞台だ。「今から」が勝負の天王山であるとの決意で前へ前へと進んだ人が、栄光のゴールに到達できる。最後に「私は勝った!」と叫べる勝利劇を飾ってまいりたい。
思うようにいかなくとも、壁にぶつかっても、御本尊に一切をお願いすればよい。決して弱気にならず、断固として祈り抜くのだ。
どこまでも信心第一で、価値創造の日々を生き抜いていくことである。

学会本部が信濃町に移転して、今年で60年。嵐を越え、かつてない上げ潮の中、わが同志は「民衆の柱」「日本の柱」「平和の柱」として信頼を大きく広げている。これほど誇り高いことはない。
新時代を開く、わが誉れの全同志の奮闘に心から感謝申し上げたい。
日蓮大聖人は、十界のいかなる衆生も妙法によって即身成仏できると述べられ、『百千万年の間、闇に閉ざされていた所でも、灯を入れれば明るくなる』(P1403、通解)と仰せである。
あの友を立ち上がらせずにはおくものか! この友に何としても正義と真実の声を!−−祈りは必ず花開く。自分が太陽となって、希望の光を広げていただきたい。
共に広布に戦う一日一日が後世に輝く歴史だ。一人一人が栄光の人である。絶対に何ものにも負けない大勝利の人生を、一緒に生き抜こう!

2013年7月17日水曜日

2013.07.17 わが友に贈る

民衆勝利の旭日は
異体同心の北陸から!
さあ今日も挑戦だ。
誓いに生き抜く
凱歌の人生たれ!

道場神守護事 P979
『必ず心の固きに仮りて神の守り則ち強し』

◇希望の明日へ
親は、幼稚園児や小学校低学年の"幼年部"ともいうべき子どもたちにも、一人の人間として、大人として接していかねばならない。その姿のなかから、子どもたちは、人間の心、広布と信心の精神を鋭くくみとっていくのである。私は幼い子どもたちに会ったとき「二十一世紀をよろしくお願いします」と、深く頭を下げて語りかけている。その姿を見て周りの人たちは、ふざけやユーモアと思って笑っている。しかし、私の心はいつも真剣である。純真な子どもたちの心には、そうした思いは必ず刻み込まれていくに違いないと確信している。
昭63・3・4

☆女性に贈ることば 七月十七日
師の恩を忘れず、また友情が大切に育んでいく--。一見、平凡のように見えるが、決してそうではない。こうした振舞いのなかに、実は人間性の最も美しい発露があり、人間性の真髄がある。

☆今日のことば 七月十七日
ある人は、ある特定の思想を、あるいは科学を、宗教を、国家を、会社を、肉親を、親友を、そして自己の信念を、医学を、技術を、それぞれ信じているものだ。何ものかを信じなければ、人間の行動は、始まらないからだ。

☆我らの勝利の大道No.109 わが弟子の胸に誓いあり
◇勝負を決する力
「水滸の誓」も「華陽の心」も、現在の男女青年部に脈々と受け継がれ、世界に冠たる人材の大河となった。
わが弟子の胸に、「師弟共戦」の誓願がある限り、広宣流布の前途は明るい。
この「青年の月」は、「青年学会 勝利の年」の栄冠を決定づける本舞台だ。
『水滸伝』の名将・宋江は、盟友に呼びかけた。
「生死も勝敗も、この一戦にある。きみたち兄弟分も、みな努力して突き進み、ひるんだり動揺したりしてはならぬ」
「勢い」と「団結」と「執念」こそが、勝利を決する力である。
我らは"断じて勝つ"と、岩をも貫く矢の如き一念で進む。油断なく、一日一日を悔いなく勝ち抜いていく。
そして、縁する一人ひとりを大切に、誠実な対話と友情を広げたい。その振る舞いの中にこそ、仏縁が深く結ばれていくからだ。
共に勝間を晴れ晴れと轟かせよう! 共々に勝って、固い握手を交わそうではないか!
その先駆、その太陽、その英雄こそ、わが命たる地涌の青年なのである。

青年よ
 師弟不二の
  炎なる
 誓いを燃やして
  断固勝ちゆけ

2013年7月16日火曜日

2013.07.16 わが友に贈る

ヤング壮年部が
各地で生き生きと前進。
社会で勝ち 地域で光る
一人一人に!
大勇猛心を燃やせ!

種種御振舞御書 P913
『日蓮申すやう不かくのとのばらかなこれほどの悦びをばわらへかし』

◇希望の明日へ
子どもは、親の背に学ぶという。しかし、だれしも自分の背は見えない。見るための鏡が、子どもである。その意味では、子どもは自分を磨いてくれる、ありがたい存在であり、「子育て」は「自分育て」でもあるのではないだろうか。
『主婦と生活』昭63・1月号

☆女性に贈ることば 七月十六日
自ら求めて、苦労をしていってほしい。そして、同じ苦労を するならば、大きな理想のために苦労してもらいたい。
自分の小さな殻に閉じこもるのではなく、友のため、社会のため、そして人類のためという大いなる理想を掲げて、学んでいくことだ。

☆今日のことば 七月十六日
友をもち、友を信ずるとともに、自らも、友の信頼にこたえようと努力する。それは、おそらく、自分というものへの変革にいどむ、はじめての経験であるはずだ。

☆我らの勝利の大道No.109 わが弟子の胸に誓いあり
◇華陽の連帯の輝き
戸田先生は、男子部の「水滸会」に先立ち、女子部には、「華陽会」を結成してくださった。
私の妻も、「広宣流布は、女性の手でできる」との恩師の叫びを、わが人生の使命として、走り抜いてきた一人である。
大聖人は『一代聖教の中には法華経第一・法華経の中には女人成仏第一なり』(P221)と高らかに宣言されている。
この御聖訓を胸に刻み、創価の女性の連帯は、社会と世界の希望と輝いている。あまりにも健気な妙法の乙女たちだ。大聖人も、牧口・戸田両先生もどれほどお喜びであろうか。
「華陽会」の名には、「華のように美しく、太陽のように誇り高くあれ」との恩師の願いが込められている。この珠玉の集いが、わずか二十人からスタートしてより六十余年−−。
二十一世紀の今、日本では「池田華陽会」第六期生が各地で誕生し、海外各国でも、華陽姉妹による慈愛と平和と幸福のスクラムが爽やかに広がり続けている。

「我以外皆我師」の言葉を残し、庶民から学び続けた文豪・吉川英治氏の作品も、「水滸会」で私たちが研鎖した教材である。
後年、「水滸会」の思い出の天地・氷川に近い、東京・青梅市の吉川英治記念館を訪れたことも懐かしい。

◇人生は強気でいけ
吉川氏の名作『三国志』には綴られている。
「(もう駄目)それをふと、自分の心に出した時が、人生の難関は、いつもそこが最後となる」と。
弱気になるな。途中で失敗しようが、挑戦し続けるのだ。いな、青春時代の本当の失敗とは、失敗を恐れて挑戦しないことである。へこたれず、諦めなければ、失敗は栄光に変わる。
人生は徹して強気でいけ!
私は全幅の信頼を託しつつ、愛弟子たるわが青年部に、申し上げたい。
青年ならば、負けじ魂の挑戦者たれ! 突破口を断じて開くのだ。
青年ならば、前進また前進の開拓者たれ! 新時代を切り開くのだ。
青年ならば、不挑不屈の創造者たれ! 民衆勝利の未来を創り開くのだ。

「水滸会」で、世界広布の展望について質問した青年に、戸田先生は言われた。
「世界といっても、結局、人間なんだ。すべてが人間にたどりつく。要は、人間が変わればよいのだ。そのために、一対一の立正安国の対話を粘り強く貫き通していくんだよ」と。
その対話を、私は同志と一緒に、日本狭しと広げてきた。世界の指導者とも、平和・文化・教育の語らいを縦横に結んできた。
この道に、青年部が颯爽と続いてくれていることは、何よりの喜びだ。

2013年7月15日月曜日

2013.07.15 わが友に贈る

平和原点の地・沖縄に
師弟共戦の同志あり。
永遠の楽土建設へ
さあ勇気の語らいを!
地涌の使命に生き抜け!

経王殿御返事 P1124
『いかなる処にて遊びたはふるともつつがあるべからず遊行して畏れ無きこと師子王の如くなるべし』

◇今週のことば
我らは平和の柱なり。
我らの勝利が
世界の希望の光だ。
悔いなく戦い切って
広布と人生の金字塔を!
2013年07月15日

◇希望の明日へ
子どもは、本来、"伸びよう""成長しよう"という生命の勢いをもっている。「三日見ぬまの桜」というが、何かのきっかけで、ぐんぐん伸びていくときの子どもの成長の速さは、まことに目覚ましい。私は子育てとは、基本的には、この子どもの生命力の流れを正しく導き、成長をはばむものを取り除いてあげることだと思っている。
『主婦と生活』昭63・1月号

☆女性に贈ることば 七月十五日
富める家に生まれたから、幸福ではない。
貧しい家に生まれたから、不幸ではない。
名声の一家に育ったから、幸福ではない。
さまざまな苦しみのなかを、泣きながら生き抜くなかに、普遍の幸福が築かれていくのだ。
大勢の悩める人に希望を贈れる生命が輝いていくのだ。

☆今日のことば 七月十五日
海外への憧れも、その底流にはなんらかの確固たる目的観があって然るべきだと思う。それなくしては、青春の輝かしい思い出になるひとときも物見遊山で幻影におわってしまう場合もあろう。

☆我らの勝利の大道No.109 わが弟子の胸に誓いあり
◇闘魂を忘れるな!
御聖訓には、『聴聞する時は・もへたつばかりをもへども……』(P1544)と、初心の亡失を戒められている。
闘魂を失えば、師子の子ではない。師は激怒し、叱咤された。「戦う覚悟なき者は去れ!」
私は猛省し、祈った。吼えるが如き気迫で、御本尊に向かった。この失敗を必ずや変毒為薬して、師の願業を実現しゆく本物の青年の陣列を、断じて築かねばならない!−−と。
その日、昭和二十八年六月十六日の日記には、こう綴っている。
「夜、水滸会。先生、ひどく怒らる。我等悪し。全く、魂なく、意気地なきことを反省する」「この転換は、信心。信心の力以外に、解決と前進の道なし」
信心とは、惰性との間断なき戦いである。
日蓮大聖人は『水のごとくと申すは・いつも・たいせず信ずるなり』(同P)と仰せになられた。
常に学会精神の源に立ち返り、清冽なる水の流れの如き不退の信心で、日々、一歩でも前に進んでこそ、魔を破ることができる。

◇新生の誓願に燃え
私の人選によって、「水滸会」が四十三人の陣容で新出発したのが、六十年前の七月二十一日であった。その日が、今に輝く「水滸の日」となったのである。
新たな出陣に当たり、私たちは厳粛に三ヵ条の誓いを立てた。これが「水滸の誓」である。
第一に、"御本尊に対する誓い"である。
第二は、"師匠に対する誓い"だ。
そして第三に、"会員同志の誓い"である。
この三ヵ条は、六十年の歳月を重ねた今も、広宣流布の開拓において、最重要の心構えといってよい。
我らの一切の戦いは、根本尊敬の当体であられる御本尊に、広布を誓願することから始まる。
ゆえに、ありとあらゆる諸天善神を揺り動かして、「大法弘通慈折広宣流布大願成就」の道を、そして「大法興隆所願成就」の道を、必ず開いていけるのだ。
我らは、この世で最も光輝ある師弟の誓願に生き抜いている。
だから、行く手にどんな障壁が立ちはだかろうとも、断じて屈しない。師の如く戦い切り、師と共に勝ち抜いていくのだ。
そして我らには、絶対に同志を裏切らない「異体同心」の誓いがある。
大聖人は、いかに人数が多くても「同体異心」であれば物事を成就することはできないと喝破なされた。
我らは、久遠からの不思議な絆で結ばれた創価家族と共に、いついかなる時も苦楽を分かち合い、絶対の信頼と絶妙の呼吸で、大事を成じていくのだ。

かつて、関東の広宣のリーダーとして戦った懐かしき友も、信義に厚い「水滸会」の一員であった。
あの大阪事件で私か不当逮捕された折には、戸田先生の愛弟子を思う心情を伝えるため、東京から大阪の拘置所に駆けつけてくれた忘れ難き同志である。
昭和三十三年の「三・一六」の儀式の時、衰弱された戸田先生のために、私が用意した車駕を担いでくれた青年の一人でもある。
常々、彼が固く誓っていたことがある。
それは「広宣流布に戦う同志を、仏の如くに尊敬し、大切にすること」だ。
この心のままに、青年たちの中に分け入り、皆で力を合わせて汗を流した。
そうした人知れぬ「陰徳」が、自他共に偉大な「陽報」となって輝き渡るのが、仏法の世界である。信心の労苦には、いささかも無駄がないのだ。

2013年7月14日日曜日

2013.07.14 わが友に贈る

人生は行動だ。
仏法は前進だ。
動いて語った分だけ
友情と境涯が広がる。
勇んで対話の最前線へ!

法華証明抄 P1587
『上下万人にあるいはいさめ或はをどし候いつるについに捨つる心なくて候へばすでに仏になるべしと見へ候へば天魔外道が病をつけてをどさんと心み候か、命はかぎりある事なりすこしもをどろく事なかれ』

◇希望の明日へ
「大いなる未完成」という言葉が私は好きである。人間、一生涯、勉強であり修行である。一日一日が、自分らしい完成への出発の日でなければならないと思う。あえて、その坂道を登り続ける歩みそれ自体が、人生の充実と、生き生きとした幸福の実像であろう。子どもの教育においても、早くから小さく完成させようとする必要はないと思う。また、一つの型にはめようと強いることも、いつか無理が現れるに違いない。むしろ「大いなる未完成」として、大樹へと育ちゆく"根"を張ることがもっとも重要な時代であろう。
『主婦と生活』昭63・1月号

☆女性に贈ることば 七月十四日
恩師・戸田先生が、「晴れの日であれば、晴れの日は何をする
のか、それを考えよ。晴れの日も、雨の日も、曇りの日も、同じことをするのは愚かである」と言われていたことを思い出す。
その日、その時に応じて、最も価値的な行動を起こしていくことが大事である。

☆今日のことば 七月十四日
豊かな土壌には、たくさんの作物が実り、草木が繁茂する。痩せた土地には、発育不全の貧弱な作物しか育たない。政治でも、経済でも、芸術でも、大切なのは、その基調となる思想である。思想には、高低浅深が必ずある。

☆我らの勝利の大道No.109 わが弟子の胸に誓いあり
◇旭日の生命の勢いで躍り出よ

わが友の
 広布に走る
  その汗は
 宝珠となりて
  生命に光らむ

猛暑の日本列島で、わが誉れの同志は、勇んで広宣流布を進めてくれている。
真の「地涌の菩薩」でなければ、できない戦いだ。
皆、熱中症などにならないよう、聡明に体を大事にして、健康第一、無事故第一の前進をお願いしたい。
私も、梵天・帝釈、守り給えと強盛に祈っている。
多宝の方々も、壮年部、婦人部の皆様も、そして、後継の青年部の友も、皆が元気で本当に嬉しい。
七月は、まさしく「青年の月」である。
ドイツの大文豪ゲーテは呼びかけた。
「青年というものはすべて、いかに速やかに活動を開始するかということに、晴れやかな気持で注目するとよい」
毎日毎日、昇りゆく旭日の勢いで出発していこう。そこに年齢は関係ない。清新な一念で活動する人が、永遠の青年であろう。
六十二年前の七月、世界に誇れる男女青年部が、相次いで結成された。
男子部は十一日。
女子部は十九日。
師匠・戸田先生は、学会の全責任を、名も無き青年たちに託された。私も妻も、青年部員として、恩師のもとに馳せ参じた。
結成当時の青年たちが、広宣流布へ、また立正安国へ、大情熱を混らせ、戦いに戦い抜いてきた歴史の結実が、今の創価学会である。
そして「本門の時代」の君たち、貴女たちの出番だ。
今月、世界各国の青年部からも、人材拡大の希望と喜びあふれる報告が続々と届いている。
いやまして、青年の息吹を、地域に、社会に、日本に、さらに未来世界に広げるのだ。広布開拓の闘魂を受け継ぎ、新しい力を漲らせ、勇んで躍り出るのだ。

この七月二十一日は、「水滸の日」である。
「水滸会」は、戸田先生が自ら本格派の男子部を育成された人材グループである。当初の発足は、昭和二十七年の暮れであった。
会の名前の由来ともなる中国の小説『水滸伝』を最初の教材に選び、師の魂が凝結した一回一回の研修は真剣そのものであった。
喜びと使命感に燃えての出発であった。ところが、いつしか参加者の中に惰性の命が兆し、安逸へ流れ始める者が出てしまった。

2013年7月13日土曜日

2013.07.13 わが友に贈る

広布の総仕上げは
新生・東北の使命なり!
皆様の勝利と幸福が
全世界の喜びだ。
さあ希望の大道を!

聖愚問答抄上 P494
『邪正肩を並べ大小先を争はん時は万事を閣いて謗法を責むべし是れ折伏の修行なり』

◇希望の明日へ
まことに人の心ほど微妙に変化していくものはない。とりわけ、雪のように純甘な子どもの心は、その人生の揺藍期に出合った環境によって、善くも悪くも、どのようにでも染め上がってしまうものである。子どもへ何を伝えるか。子どもにとっては、お母さんの日々の行動すべてが、"語り"ともいえるであろう。その自らの全身で伝える何ものかが、子どもの心にかけがえのない人生の財産として残り、生きゆく力となっていくものである。
『主婦と生活』昭62・1月号

☆女性に贈ることば 七月十三日
親を亡くして、「こんな時に父親がいてくれれば」「母親がいたら」 と思うこともあるかもしれない。
しかし、父も母も、心のなかに永遠に生きている。
釈尊もまた、生まれてすぐに、母親を亡くした。「親がいなくても、人間は偉大になれる」と身をもって示したのです。

☆今日のことば 七月十三日
目標が、結果として理想であったとしてもいい。私も生涯、青年らしく、若々しく、純粋に生き抜きたい。そして、少しも停滞することなく、常に前進と、向上を続ける人生でありたいと願っている。

☆名誉会長と共に今日も広布へNo.027 さあ前進! 皆が主役だ
前進する生命は、みずみずしい。これこそ、わが勇敢なる同志の姿である。
皆様は、万代にわたる広宣流布の基盤を築く歴史的な時に戦ってくださっている。私は、握手を交わし、肩を抱いて、最大の感謝を捧げ、讃えたい気持ちである。
戸田先生は語られた。
「どんな悩みも祈りに変え、信心を深めていくんだよ。全てが必ず大功徳に変わる」と。
思いもよらぬ苦難があっても、妙法に照らし、永遠から見たならば、より幸福になるための現証なのである。
嘆いてはいけない。希望と勇気を失ってはいけない。
宿命転換のカギは、第一に題目、第二にも題目、第三にも題目だ。題目をあげれば、仏の大生命が涌現する。
今こそ、揺るぎない幸福と勝利の土台を築いていただきたい。

人を育て、仏縁を広げ、皆が最高に価値ある人生を飾りゆくための我らの戦いだ。
御聖訓には、劇的な逆転勝利を収めた中国古代の戦に触れられ、『異体同心なればか(勝)ちぬ」「百人・千人なれども一つ心なれば必ず事を成ず』(P1463)と教えられている。
心一つに進むのだ。一人も残らず、全員が主役である。
新しい人が躍り出てこそ、新しい時代の扉が開かれる。
心こそ大切だ。忙しい時ほど、こまやかな気配りを忘れてはいけない。思いやりのある言葉、祈りを込めた言葉は、友の胸に響く。心通う出会いは、人生の宝となる。
さあ、自ら友のもとへ! あの友、この友に、大誠実の対話を!−−そこに人間革命のドラマが生まれるからだ。

◎きょうから希望の明日へは「子育て・しつけ」です。

2013年7月12日金曜日

2013.07.12 わが友に贈る

外交戦の要諦は
「誠実」の振る舞い
「知恵」「勇気」だ。
きらりと光る人間力で
全ての人を味方に!

最蓮房御返事 P1343
『我等が居住して一乗を修行せんの処は何れの処にても候へ常寂光の都為るべし、我等が弟子檀那とならん人は一歩を行かずして天竺の霊山を見本有の寂光土へ昼夜に往復し給ふ』

◇希望の明日へ
創価学会は法のため、人のために、奉仕している。エゴの人生ではない。ゆえに、人よりも忙しいし、団欒の機会も気ままには取れないかもしれない。それでも、人に尽くして生きている。いちばん、尊い人生である。その信念、生き方、情熱を、子どもたちが、理解し尊敬できるようにしてあげなければならない。愛情も、信念も、"黙っていても、いつかわかってくれるだろう"と考えるのは誤りである。意識して表現しなければならない。焦らず、そして賢明に伝えていくことである。その知恵が信心の表れなのである。
平5・2・3

☆女性に贈ることば 七月十二日
若き日の誓いを、生涯、貫ける人は偉大である。幸福である。

☆今日のことば 七月十二日
民主主義社会は、人々に自由と、平和を約束してくれます。しかし、民主主義社会をささえるためには、人々は社会に、責任をまっとうすることを約束しなければなりません。この両方の約束の実行のうえに、民主主義は、ゆるぎない社会を形成していくのです。

☆我らの勝利の大道No.108 七月に翻る正義の旗
◇「異体同心」で勝つ
この激闘の昭和五十三年七月、私は埼玉を訪れ、所沢、川越をはじめ歴戦の勇士たちとお会いした。
席上、私は様々な苦難と直面することは人生の避け得ぬ実相であり、だからこそ、何かあろうが、題目を唱え抜こうと訴えた。
「題目第一で戦い抜く時、一切の試練も必ず変毒為薬され、黄金の思い出の歴史に転じていけることは、絶対に間違いない。
思えば、埼玉が「鉄桶の団結」の指針に奮い立ったのは、四十年前であった。
鉄桶とは団結が固く、隙がないという意味である。
大聖人は『畷(水田のあぜ)は堅固であっても、蟻の穴があれば、必ず最後は、湛えた水が溜まることはない』(P1308、通解)と教えられた。
「一人くらいは」という油断と慢心から、破綻が始まる。一人を大切にし、「もう一歩」と前進し続ける所は、団結もより強固になり、それまでの労苦と困難を、すべて勝利と福徳に変えていくことができる。
我らは、この世で最も美しく強い「異体同心」の団結で、一日一日、面収を増し、粘り勝っていくのだ。

◇学会は平和の中核
三十五年前の七月、聖教新聞では、小説『人間革命』第十巻の「展望」の章を連載していた。その中で私は、あの大阪の「"まさか"が実現」の勝利の直後に戸田先生が語った未来の展望を紹介した。
──広宣流布が進んでいけば、多くの人材が育ち、社会のあらゆる分野で活躍していくことになる。やがて創価学会は、人類の平和と文化を担う中核的存在として、そのための人材を育て上げる壮大な教育的母体になっていくだろう──
この先生の展望通りに、創価の若き丈夫と華陽の清々しい乙女が、草創の父母たちの血の惨む開拓の労苦を継承し、地涌の人材の真価を発揮する時代が、まさに開幕した。
青年学会の多彩な人材群は、尽きることがない。
全ては、青年を育て、人間を励ますことから始まる。
今いる場所から仏縁を結び広げながら、広布と人生の勝利の旗を、人類の希望と光る正義の旗を、日本中、世界中の創価家族と共に、痛快に掲げゆくのだ。
イギリスの大詩人ミルトンは断言した。「自分の考えは何か」などの信念を、「世に向かって堂々と公表する以上に、公明正大なことがありましょうか」と。
我らの世界広宣流布の前進は、これからが本番だ。
胸を張って、わが情熱を伝えよう! 声を大にして、信念を語ろう!
そして、今こそ、創価の師弟の正義を満天下に示しゆこうではないか!

わが門下
 君も勝ち抜け
  不二の山

2013年7月11日木曜日

2013.07.11 わが友に贈る

師弟の歴史が輝く
広布の本陣・大東京よ!
完勝の頂を目指して
心一つに前進だ!
栄光の人生を共に!

千日尼御前御返事 P1310
『此の経文は一切経に勝れたり地走る者の王たり師子王のごとし空飛ぶ者の王たり鷲のごとし』

◇希望の明日へ
信心は、知恵として現れる。聡明になり、賢明に生きるための信仰である。信仰者が、自分の子どもの心もつかめず、自分の家庭の建設もできないのでは、人々を救うといっても、観念論になってしまう。学会活動に戦った親の福運は、必ず子どもを守っていく。それを確信したうえで、"忙しいのだから、仕方がない"とか"何とかなるだろう"と、放っておくのではなく、対話のための具体的な努力をすることである。そうでなければ、親として無責任となり、無慈悲となってしまう。形ではない。心である。心がつながっているかどうかである。
平5・2・3

☆女性に贈ることば 七月十一日
自分は、自分自身の使命を帯びて生まれてきた。
それを、人のうわべの姿だけを見て、人と自分を比べ、あの人は幸福そうで、私は貧しいと比較する。それは、最も愚かなことだ。

☆今日のことば 七月十一日
青年たちの純真な心は、邪悪との対決に燃えていたのである。青年の心は、けっして卑劣な妥協を許さぬものだ。そこに、青春の崇高さがあるといえよう。

☆我らの勝利の大道No.108 七月に翻る正義の旗
◇偉大な模範の庶民
「すぐれた人たちの範例ほど私を感動させるものはありません」──これは、七月が生誕の月に当たる、イタリアの桂冠詩人ペトラルカの至言である。
誠実一路に生き抜く人生、苦難に屈せず信念を貫く人生、自他共の幸福のために骨身を惜しまず戦う人生……そうした偉大な創価の庶民の「範例」すなわち模範の姿が、イタリアをはじめ世界中で輝いている。
一人の勇気が友の勇気を呼ぶ。自分が壁を破れば、皆の前進の突破口になる。
この学会の伝統のまま、壮年部・婦人部の皆様は、立正安国の連続闘争に懸命に挑んでくださっている。
過日も、東京の九十九歳になられる宝寿会の母が、ご近所の百歳の友人をはじめ、尊い尊い友好を広げておられる様子を伺った。
この母は毅然と語る。
「"生きる"のと"生き切る"のとは違うと思います。一日一日を"生き切る"との思いで、師恩に応えていきたいのです」と。

◇広布の歌高らかに
三十五年前の昭和五十三年(一九七八年)夏──。私は、学会の各部、各方面・県の歌を作成していった。
七月に入ると、三日に「友よ起て」(男子部)、五日に「星は光りて」(女子部・白蓮グループ)、八日に「人生の旅」(壮年部)……と次々に発表した。
今日は埼玉、明日は山梨、東京に戻ると次は神奈川、さらに西日本へと駆けた。約二週間、各地を転戦しながら、先手先手で歌を作っていったのである。
「常勝の空」(関西)も、「地涌の讃歌」(中国)も、「我等の天地」(四国)も、「この道の歌」(中部)も。訪問先で劇的に披露されたことは、ご存じの通りだ。
火の国・大九州にも、誓願の北陸にも、師弟の信越にも、凱歌の人が集う青葉の東北にも、三代城・北海道にも、歌を贈った。
そして、東京の歌「ああ感激の同志あり」、神奈川の歌「ああ陽は昇る」も、この夏に生まれた。
夏から秋にかけて、関東の各県や、富士を仰ぐ山梨、静岡の歌、また婦人部への「母の曲」も仕上げた。
声高らかに、広布の山を断固、勝ち越えるのだ!
関西では今、「常勝の空」を歌いながら育った友が、常勝魂を痩らせ、「いざや前進」と奮闘している。
今月、大阪の支部長大会で、壮年部の共戦の友が、皆で肩を組みながら、意気軒昂に、この歌を大合唱してくれたと聞いた。
かつて、昭和三十一年の「大阪の戦い」に臨んで、私と関西同志が心肝に染めた法華経の文がある。
一つは『魔及び魔民有りと雖も皆仏法を護る』(P1242)、もう一つは『病即消滅して不老不死ならん』(同P)であった。
悪戦苦闘の只中でこそ、あらゆる人びとの仏性を呼び起こし、共に広宣流布に連なることができる。
そして、一人ひとりが不老不死の大生命力を発揮しながら、健康長寿の人生を開いていくことができる。
ともあれ、病と闘う友の平癒を、私は一心不乱に祈り続ける日々である。

◎きょう、男子部結成記念日! 青年の心で前進、前進(元男子部(^.^)/~~~)

2013年7月10日水曜日

2013.07.10 わが友に贈る

堅塁城・大中部よ!
日本の中心から
歴史を開く大攻勢を!
誓いの「この道」を
断固と走り抜け!

佐渡御書 P958
『心は法華経を信ずる故に梵天帝釈をも猶恐しと思はず』

◇希望の明日へ
手本といっても、決して特別のことではない。ただ、自分が夢を失っていて、子どもに夢を抱けといっても、むなしく響くだけであろう。押しつけにさえなりかねない。その意味で、親子ともに夢という太陽に顔を向けて生きる、太陽に向かって伸び続ける、そんなヒマワリ畑のような「成長家族」こそ、子どものすばらしい可能性をはぐくむ大地となるのではないだろうか。
『主婦の友』平5・1月号

☆女性に贈ることば 七月十日
自らが決めた道を歩めること自体、幸福なのである。ゆえに、健康な時に労を惜しまず、働くことである。努力することである。前進することである。

☆今日のことば 七月十日
私は バラ色の人生を欲しない
真の頂上という人間の限界に
 挑戦しゆくところに
  処女峰が見いだせることを
   知ったからだ

☆我らの勝利の大道No.108 七月に翻る正義の旗
◇一人立つ勇者の団結で進め

忘れまじ
 あの日覚悟の
  法難に
 蓮祖の如く
  厳たる先師を

日蓮大聖人は、悠然と仰せになられた。
『幸いなるかな我が身「数数見損出」の文に当ること悦ばしいかな悦ばしいかな』(P963)
文永十年(一二七三年)の七月六日に、佐渡の地で認められた御聖訓である。法華経に説かれる通りに、二度の流罪に遭われたことを「幸い」とされ「悦び」とされている。
この巌の如き御本仏の御境涯を拝しながら、忍難弘通の道を現代に示されたのが、牧口常三郎先生であり、戸田城聖先生である。
本年、七月六日は、両先生の法難から七十年である。
戦時の日本は、国家主義による思想統制を目論み、推し進めていた。
信教の自由を護らんと、断固これを拒否した両先生は、軍部政府によって投獄されたのである。
しかし、恐れや悲壮感など、微塵もなかった。
牧口先生か、獄中からご家族に送られた書簡には、「大聖人様の佐渡の御苦しみをしのぶと何でもありません」等と記されている。
過酷な尋問さえも、弘教の場となった。
戦乱や天災地変の国難にあって、どうすれば、一人ひとりに安穏な幸福が到来するか。理想社会の建設のためには、正しい生命尊厳の哲理が必要である──。
宗教の正邪を論じ、「立正安国」の法義を譚々と語っていかれた。
当時の看守など関係者の中には、両先生の信念の師子吼が種となって、後に入会した人もいる。
いずこであれ、いかなる境遇であれ、そこで師子吼する。正義の旗を掲げ、戦い抜いていく──ここに、学会精神の真髄がある。
我らが妙法を唱え、広宣流布のために、決然と対話に打って出ることは、日蓮大聖人に直結し、創価の師父である両先生の如く戦うことだ。
「師子王の心」が脈打ってこないわけがない。
御聖訓には、『願くは我が弟子等は師子王の子となりて群狐に笑わるる事なかれ』(P1589)と厳命されている。
「師子王の子」すなわち一人立つ勇者の結合こそ、創価のスクラムである。
両先生の法難七十年──師弟の魂を燃え上がらせ、威風も堂々、「立正安国」の対話を広げる時は来た。

◇麗しき人間の絆を
アメリカの思想家エマソンの著名な研究者であるワイダー博士と、私がお会いしたのは、七年前の七月であった。快活にして聡明な詩人である博士の笑顔とともに、語らいは始まった。
博士は強調されていた。
「エマソンは、互いに『真に人間的な絆』を結ぼうと、私たちに呼びかけました。二十一世紀においては、これこそが私たちが取り組むべき最大の挑戦ではないでしょうか」
その通りだ。人間と人間の麗しき絆を結びゆく挑戦の対話を、今日から明日へ、いやまして朗らかに、我らは続けていきたい。
一つの対話から、さらに次の対話が生まれ広がる。
これが「立正安国論」に示されている、対話を機軸とした、「人間革命」から平和創出への希望の連動なのである。
ワイダー博士は、東日本大震災の被災地に足を運ばれ、励ましの詩心薫る東北家族とも、生命の共鳴の対話を重ねられた。
その東北は「七月三日」を方面の日として、勢いよく前進している。
二十年前(一九九三年七月)の北海道南西沖地震から不屈の復興を果たされた奥尻島の同志も先日、誓い光る集いを開催された。
わが同志が社会の安穏を願って奔走される姿は、なんと誇り高いことか。
私が平和への祈りを込めて、初めて沖縄の那覇を訪問したのは、昭和三十五年(一九六〇年)の七月十六日。大聖人が「立正安国論」を提出されてから七百年の日であった。
炎暑の沖縄で、誉れの賢者たちは、広布の理想郷の建設に、喜び勇んで黄金の汗を流してくれている。

2013年7月9日火曜日

2013.07.09 わが友に贈る

熱中症に注意!
決して無理はせず
十分な水分補給と休息
賢明な室温調整を!
健康が勝利の根本だ。

蓮盛抄 P153
『止観に云く「師に値わざれば邪慧日に増し生死月に甚し稠林に曲木を曵くが如く出づる期有こと無けん」云云』

◇希望の明日へ
子どもはよく見ている。明朗、向上心、思いやり、聡明、信頼、楽観主義の強さ。そんな母の後ろ姿を、大人が思っている以上に、敏感にとらえている。嘘はつけない。ごまかせない。父親の振る舞いも、同じであろう。
『主婦と生活』平4・1月号

☆女性に贈ることば 七月九日
目先のことばかりにとらわれて、あれこれと揺れ動く人生は、愚かである。
自分自身の胸中には、つねに充実という心の宮殿が輝いている--そんな、はつらつたる人生でありたい。

☆今日のことば 七月九日
僕は 僕らしい一生をはばたくために
 悲しい日々も
決して 愚痴だけはいいたくない

☆学園抄第5回 自然の中で学ぶ
◇ここから人材が
小平市から南接する国分寺市にかけ、中学、高校、小学校が並ぶ東京・創価学園。高校校舎と第1グラウンドの間に、東西へ延びる水と緑の道を挟む。
江戸時代から東京を潤す玉川上水である。上水沿いの緑道は「哲学者の道」と呼ばれる通学路。
朝は爽やかな木漏れ日が差し、帰りはやわらかい夕日を浴びる。枝葉は突然の雨を弱めて学園生を守り、秋には色づいて道を飾る。
83年(同58年)1月16日。創立者は第1グラウンドでサッカー部を励まし、栄光寮で会食に臨んだ。
「なぜ、この小平の地に学園をつくったか」
創立時のことを語り始めた。師の言葉も思い返す。
「戸田先生から、教育の一つの条件として、環境のよいところが大事だとうかがっていた」
玉川上水の清流。武蔵野の緑。富士山が見える。都心から遠くない。小平に創立した理由を挙げる。
「皆さんが、できるかぎり立派な、偉大な社会のリーダーに成長していただきたい、との悲願でつくった」
−−60年(同35年)4月。学会の第3代会長就任に先んじて小平を訪れ、教育事業の手を打つ。4年後、建設予定地で開かれた学会の野外研修で構想を述べた。
「将来、学校をつくるんです。未来へ羽はたく人材が、ここから陸続と巣立っていきます!」
迎えた第1回入学式(68年4月)。玉川上水に架かる「栄光橋」で。
「彼方の山と川、武蔵野の平野と木々の緑に囲まれている。山は王者であり、川は純粋な精神である。武蔵野の平野は限りない希望を、そして、緑は潤いのある人生を表している。どうか、この栄光橋を渡る時、自分も栄光の人生を渡っているとの確信に燃え、進んでほしい」
折々に校内で、生徒たちと"緑陰懇談"を重ねてきた。

「哲学者の道」「栄光橋」から「おとぎの道」を歩いて通う東京小。「おとぎの森」などの自然に包まれて学ぶ。
79年(同54年)10月31日。創立者が「いもほり大会」に参加した。
「早く掘ろう!」
創立者の"いもほり初め"に続き、児童が掘り始めた。尻もちをつく子。友だちに手伝ってもらう子。自分の顔ほど大きなイモを手に喜ぶ子。土と格闘する一人一人に、創立者が声を掛けていく。
学会の会長辞任から半年。だが創立者は創立者。何も変わらない。学園生の輪に入り、触れ合う。励ます。原点をつくる。
「こういう教育が大事なんだよ」と教員に語る。
「教育には表と裏がある。教室の勉強は表。このようなことは裏だ。僕は裏をやるよ」

枚方の関西小でも環境に心を配ってきた。
開校前の81年(同56年)11月21日に視察。校内の一番奥、竹林まで行った。
「春になってタケノコが出るのが楽しみだね」
児童が駆け回る姿を思い
「平和竹林」と名付ける。後年、児童に呼び掛けた。
「この青竹のようにまっすぐに成長しながら、友情という根っこでがっちりとスクラムを組んで、お友だちと仲よく、勉強に運動に頑張ってください」

今、交野の関西校の「水蓮の池」で、あるスイレンが花開いている。
フランス印象派の巨匠モネの傑作「睡蓮」。そのモデルになったとされる、パリ郊外の旧宅から贈られた"モネの睡蓮"である。
約2000年の眠りから蘇った大賀ハスや、白万々ハス、紅万々ハスなども開花が近づく。蓮保存会が丹精して育てている。
花と緑とロマン薫るキャンパス。至るところを創立者が命名してきた。
万葉の池、天女の池、羽衣橋、春雨の庭、白銀の庭、乙女の坂、紳士の道、ミルキーウェイ……。
学園には、桂冠詩人の心の世界が広がっている。

2013年7月8日月曜日

2013.07.08 わが友に贈る

先駆・大九州の友よ!
火の国の師弟の
スクラムは無敵なり。
信念の声高らかに
栄光の山を登りゆけ!

聖愚問答抄上 P497
『只南無妙法蓮華経とだにも唱へ奉らば滅せぬ罪やあるべき来らぬ福や有るべき、真実なり甚深なり是を信受すべし』

◇今週のことば
堂々と一生涯
勝ち通す人生であれ!
そのために
今の戦いがある。
痛快に壁を突破せよ!
2013年07月01日

◇希望の明日へ
法華経には"父子一体の成仏"と説く。親子一体であり、親の信心で子どもが、また子の信心で親が救われていく。ゆえに何より自分自身の強盛なる信心が大切なのである。
平3・7・5

☆女性に贈ることば 七月八日
いかに現実が多事多難であろうとも、ここから離れて、幸福の大地はどこにもない。
ゆえに断じて、今、自分がいる場所で勝つことだ。

☆今日のことば 七月八日
星と人生−−そこには限りないロマンがあった。
特に上古の人々は星座の輝きを見て、そこに神話の調べを聞いた。
それはあるいは、大宇宙の懐に抱かれた人間の存在を考え、変転きわまりない日々を止揚しようとしたのかもしれない。

☆学園抄第5回 自然の中で学ぶ
◇蛍を呼び戻す
都心から電車で約30分でも、自然が美しい交野。
創立者の初訪問は1957年(昭和32年)4月。庶民が主役となる民衆運動のため、大阪中を駆け回っていた。無実ながら7月3日に不当逮捕される「大阪事件」の2月半前だ。
「権力の魔手を感じながらの、激闘の連続であった。関西の共戦の友は、三世永遠の家族である。そのお子さんやお孫さんが胸を張って学びゆく理想の学園を、この佳き地につくりたいと、私は遠大な夢を、人知れず広げていた」
創価女子学園(当時)の開校は16年後の春。
「交野の地は、歴史的にみても古いし、環境がいい。環境に負けてはいけないが、良い環境には支配されていいんだよ」
自然を眺め生徒に語る。
「こんな素晴らしい環境で育った人は、40代、50代で違いが出てくるんだよ」

78年(同53年)4月、創立者が提案した。
「かつて『蛍川』があったこの地に、蛍を呼び戻したらどうだろう」
−−3年前に卒業生の集いを「蛍会」と命名。第1回卒業式では「蛍の池」の完成を祝った。だが蛍を育てる取り組みはなかった。
皆が初心者。各地の養殖場を訪ねた。夜に蛍のすむ川で観察していると職務質問を受けた。カワニナを求め歩きに歩く。泥まみれで「蛍の川」を掘る。
保存会の皆が創立者に応えたい一心だった。翌年、"学園蛍"が飛んだ。
86年(同61年)6月20日。関西小で児童と記念撮影の後、創立者は交野へ。
「もう出てるかな?」
夜。「蛍の光」を口ずさみ「蛍の川」へ向かう。
静かな暗闇。光が走り、消える。満天の星のように蛍が乱舞していた。
アサガオの絵のうちわを前に差し出す創立者。一匹の蛍が、すーっと舞い降り、止まった。
「きれいですね」と創立者夫人。
「きれいだね」と創立者。
「平安朝時代に戻ったようたね。"平安蛍"と名前をつけてあげたいね。本当に、見事だ!」
蛍保存の協力は、今や関西校から全国に広がる。今年も研究者が来校した。
保存会の中心者は語る。
「蛍には、創立者と代々の先輩の思いがこもっています。『今』が『未来』につながるので、これからも大切に育てていきます」

2013年7月7日日曜日

2013.07.07 わが友に贈る

「一は万が母」だ。
目の前の一人を
真心で包みゆこう!
良き縁を大切に
励ましの連鎖を!

聖人御難事 P1190
『各各師子王の心を取り出していかに人をどすともをづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず師子の子又かくのごとし、彼等は野干のほうるなり日蓮が一門は師子の吼るなり』

◇希望の明日へ
一人が、まことの信心に立ち上がれば、一家・一族を皆、永遠の幸福の軌道へと導いていけるのである。これが妙法の無限の力用である。太陽がひとたび昇れば、地上のすべてを照らす。夜の海に一つの灯台が厳然と輝いていれば、多くの船が安心して航海できる。一人の力ある主人がいれば、家族の全員が悠々と生きていける。皆さまは、幸福を照らし顕す太陽である。人々の「成仏」への灯台である。一家に福運を運ぶ福徳の大黒柱である。仏縁を結んでいれば、いつかは妙法を受持するのである。
平3・6・16

☆女性に贈ることば 七月七日
わが生命を最大限に充実させながら、自身の人生を満喫し、後悔なく、人びとへの貢献をなしゆく人は、人間らしい人間である。ここに人間の栄光の扉が開かれるからだ。

☆今日のことば 七月七日
モナ・リザは決して青春を乱舞する、みめうるわしきおとめではない。しかし、この絵には、生命の不変の輝きに迫ろうとするダ・ビンチが、一女性の相貌をかりて、人間だけがもつ、胸奥に秘められた固有の美を描き出そうとした大胆な試みが見られはしないか。

☆学園抄第5回 自然の中で学ぶ
ベートーベンの交響曲第6番「田園」。伸びやかなメロディーが、みずみずしい緑の山に伝わっていく。
関西創価中学・高校(大阪・交野市)で時を告げるチャイムである。
楽聖が曲の着想を得たのはオーストリア・ハイリゲンシュタットの情景。創立者・池田名誉会長夫妻も訪れた。
青々と続くブドウ畑。小川はきらきらと陽光を運ぶ。のどかな「田園」風景は交野の景色と響き合う。
梅雨の中休みで晴れわたる6月7、8日。「田園」の旋律とともに校舎に響いたのは、いつもより"音が高い"学園生の声たった。
「はい!」
小さな手が挙がる。
"授業"を受けるのは関西創価小学校(大阪・枚方市)の6年生。「学園ステイ」として交野に1泊。中学の授業を体験し、クラブや校内を見学する。
一貫教育ならではの取り組みは東西の各校にある。ブリッジプログラム、創価大学研修、アドバンスト・サイエンスJセミナー等で将来へ夢を膨らませる。
学園ステイ初日の夜。中学棟そばの林。明かりのない真っ暗な小道を、児童が、そろそろと歩く。
「光った!」
「めっちやキレイやん」
待っていたのは蛍だ。
「こっちこーい!」。男の子が手を伸ばす。
「ほう、ほう、ほーたるこい」。女の子たちが声を合わせ、ささやき歌う。
やさしい光が、頭の上を漂い、葉っぱに止まる。ゆったりと流れる時間。
児童は感想を記した。
「ほたるを見たらこんなに笑顔になり、感動するんだなと思いました。私もほたるのような人になりたいです」
「私たちが見るまでに、たくさんの時間がかかっています。かげで支えてくださっている方に感謝をしていこうと思いました」

蛍を支える関西中・高の「蛍保存会」。「虫が好き」な男子も、「"学園らしいこと"をやりたくて入った」女子もいる。
夏。蛍が産卵箱で卵を産む。孵化した幼虫に貝のカワニナをつぶして与える。夏休みもエサやりで登校。
秋・冬。成長した幼虫を「蛍の川」に放流する。
春。幼虫が土手に上り、土の中でサナギになる。
再びの夏。成虫となり、幻想的な光を放つ。
養殖の器を洗う際、洗剤が少しでも残っていると命を落としてしまう。秋や冬は川が落ち葉で埋まらないよう、根気強く取り続ける。飛ぶ蛍にはクモの巣も大敵である。
命は、はかない。だから尊い。生徒は、命を育む大切さと大変さを学ぶ。
8日の「蛍観賞の夕べ」。"学園蛍"の輝きに来場者は息をのんだ。

◎熱中症対策をしっかりして、今日も広布に邁進!!!

2013.07.06 わが友に贈る

師弟共戦の大関西は
永遠に世界の模範!
「常勝の空」高らかに
威風堂々の行進を!
圧巻の勝利劇を綴れ!

立正安国論 P31
『悦しきかな汝蘭室の友に交りて麻畝の性と成る』

◇希望の明日へ
人間、人生の年輪を重ねるほど、心の力の偉大さが身にしみてくる。心には距離をも、時をも超える力がある。夫婦の心、家族の心。心がつながってさえいれば、そこにいなくても、存在感がある。声も聞こえる。「いい心」には「いい人生」、「探き心」には「探き人生」、「豊かな心」には「豊かな人生」が生まれていくものである。
『主婦の友』平2・1月号

☆女性に贈ることば 七月六日
病魔に負けるな!
断じて負けるな!
あなたの生命のなかに太陽がある。

☆今日のことば 七月六日
礼儀正しく、道理正しく、小さなところに気を使ってゆくことが大切である。それが、人生の機微というものだ。

☆御書とともに�第7回 学会活動は最高の善
『花は開いて果となり・月は出でて必ずみち・燈は油をさせば光を増し・草木は雨ふればさかう・人は善根をなせば必ずさかう』(上野殿御返事、P1562)

◇通解
花は咲いて果となり、月は出て必ず満ち、燈は
油をさせば光を増し、草木は雨が降れば茂る。(と同じように)人は善根を積めば必ず栄える。

◇同志への指針
広宣流布という、最高の大善根を積みゆく人は、「必ず」無量無辺の大福徳に包まれる。これが、生命の因果の理法である。
一日また一日、友の幸福のため、社会の平和と繁栄のため、たゆまず行動する。何と尊い金の汗か!そこに人生勝利の花が咲き薫ることは、絶対に間違いない。

2013年7月5日金曜日

2013.07.05 わが友に贈る

広宣流布の要諦は
真剣な勤行・唱題だ。
勇気と執念の行動だ。
電光石火のスピードだ。
栄光の峰へ勢いよく!

立正安国論 P31
『汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を祷らん者か』

◇希望の明日へ
家族は、平等である。一応、お父さんの立場の壮年部、お母さんにあたる婦人部、お兄さん、お姉さんの青年部、また指導部、学生・高校生など立場の違いはある。しかし、全員が御本仏の仏子である。権利も平等である。むしろ上になるほど責任は重い。苦しい時も、喜びの時も、いっさいを分け合っていく。これが家族である。そうすれば、苦しみは半分に、また、それ以下に、喜びは二倍に、また、それ以上になっていく。家族を結ぶのは、命令でもない。権威でも威嚇でもない。情愛であり、和気であり、思いやりである。家族には特別に人気あるヒーローなどいらない。むしろ、外の嵐から皆を守る強い父が必要である。若い嫁をいじめる姑よりも、分けへだてない、公平な、優しい母が必要である。そして、一人でも不幸な人がいれば、家庭全体も幸福ではない。ゆえに一人ももれなく幸せになるように、一人も不幸な人、退転するかわいそうな人が出ないように、真心込めて祈り、皆で守り合っていっていただきたい。そうした人間同士の"絆"が真の"団結"を生むのである。
平2・2・25

☆女性に贈ることば 七月五日
誰しも転ぶことはある。転んだら、また立ち上がればいい。
立ち上がって、まっすぐ前を向いて進んでいくことだ。
青春に、取り返しのつかない失敗などないのだから!

☆今日のことば 七月五日
若人は、周囲から、踏まれても、吹かれても、若芽が、黒色の大地より、出づるが如く、力強く、もくもくと起き上がっていかねばならぬ。若々しき清浄なる生命力で生ききらねばならぬ。

☆勝利の人間学第33回 師子王のごとく! 大鷲のごとく!
◇青年の魂を打つ言論戦を
「哲学なき時代」である。「信念なき世相」である。人生いかに生きるべきか、社会はどうあるべきか、真に正しい思想とは何か−−確信をもって語れる人は、どこにいるのか。
日蓮大聖人は、『此の経文(法華経)は一切経に勝れたり地走る者の王たリ師子王のごとし・空飛ぶ者の王たリ鷲のごとし』(P1310)と仰せである。
この「思想界の王者」の誇りをもって、創価学会は生命尊厳の哲理の光を送ってきた。
広宣流布は言論戦だ。わが青年部は、いかなる虚偽にも邪義にも、屈してはならない。平和と正義と幸福の対話を展開し、一人一人の青年の魂を打ち、呼び覚ましていくのだ。

◇信心は最極の勇気
我らは「勇気」また「勇気」で進もう!
御書には、『師子王の如くなる心をもてる者必ず仏になるべし』(P957)とある。
「師子王の心」とは、何ものも恐れない最極の勇気である。
人生は戦いだ。だからこそ、決然と題目を唱え、「自分はこうする」と断固たる勇気の一歩を踏み出すのだ。「師子王の心」が苦悩に負けるはずがない。必ず乗り越えられる。
乗り越えるたびに、大きな自分になれる。
戦いを避ければ、自分が小さくなってしまう。青年は大胆に快活に、苦しみをも楽しみに、困難をも成長の糧に転じていくのだ。

◇わが信念を正々堂々と語れ
わが信念を、臆さず勇敢に叫べ! 正々堂々と語る青年の姿ほど清々しいものはない。粗削りでもいいではないか。真実は強いのだ。
御義口伝には『師とは師匠授くる所の妙法 子とは弟子受くる所の妙法・吼とは師弟共に唱うる所の音声なり』(P748)と説かれる。
師と弟子が、共に心を合わせ、広宣流布の拡大へ、正義の声を上げていく−−これが「師子吼」の真髄である。「師子吼」なればこそ、創価三代の師弟は全てに勝ってきた。
さあ、青年の晴れ舞台だ。勇気凛々と叫び、勝利と栄光の旗を打ち立ててくれ給え!

2013.07.04 わが友に贈る

誉れの東海道には
共戦の魂が脈打つ!
君よ 正義の大道を
真っすぐに進め!
断じて民衆の凱歌を!

唱法華題目抄 P8
『国を損じ人を悪道にをとす者は悪知識に過ぎたる事なきか』

◇希望の明日へ
正法で結ばれた絆は強い。まして親子にあってはなおさらである。子どもたちは、親の信心を受け継ぐだけではない。後生には親を守り、成仏の道へと導きゆく存在である。三世の生命観からみるとき、親子の永遠の幸福へと回転し、導いていく、すばらしい縁なのである。
平1・10・1

☆女性に贈ることば 七月四日
ニューヨークの「自由の女神」の顔は、作者バルトルディのお母さんがモデルであるといわれている。
苦労して自分を育ててくれた母--彼は感謝の思いを、形にしたかったのかもしれない。また、子どもにとって、母の顔はいちばん美しく、尊いものなのかもしれない。
母の恩に応えたい--そうした思いを、本来、誰しも、生命の奥底にもっている。

☆今日のことば 七月四日
善につけ、悪につけ、幼少の頃に身についた習慣は、なかなか直せるものではない。悪い習慣は、生涯、本人を苦しめ、正しい習慣は、なにものにも代えがたい財宝として、生涯、その人を助けていくことであろう。

2013年7月3日水曜日

2013.07.03 わが友に贈る

職場で苦闘しながら
広布に走る若き友よ!
断じて負けるな!
今こそ飛躍の時だ。
人間革命のチャンスだ。

御義口伝巻上 P740
『我等が生老病死に南無妙法蓮華経と唱え奉るは併ら四徳の香を吹くなり』

◇希望の明日へ
一家における信心の清流は、親から子へと確かに引き継がれ、いわば、一族が、三世永遠の"妙法の幸の軌道"に入っていく。学会の信心は、自分自身の幸せは当然のことながら、一家の、そして一切衆生の幸福と安穏をも実現していく道である。懸命なる広布への行動は、わが子どもたちをも、使命ある後継の大樹へと育て、隆々たる子孫の繁栄と永遠の幸福を築く原動力となっていくのである。
昭63・6・7

☆女性に贈ることば 七月三日
師弟の道こそ、正しい人生をまっとうするための要諦である。
師弟の道を見失い、自己の原点をなくした場合には、大切にしてきた大目的をも忘れ、小さな自身のエゴと虚飾に陥ってしまうことが、あまりに多い。

☆今日のことば 七月三日
戦争ほど
残酷なものはない
戦争ほど
悲惨なものはない

☆名誉会長と共に今日も広布へNo.026 心勇んで栄光の峰へ!
にぎやかに広布へ進む皆様の一日一日は、歴史に輝きわたる偉大なる金字塔である。
今、そびえゆく総本部と共に、わが地域に、幸福の城が築かれ、人材の大城が建設されている。
これも全て、皆が真剣に、力を合わせて、祈り抜き、戦い切ってくださっているおかげである。
先師・牧口先生は「人を救い、世を救ってこそ宗教だ」と叫ばれ、恩師・戸田先生は「地球上から悲惨の二字をなくしたい」と願われた。
法難より70年。牧口先生。戸田先生も、見事なる広宣流布の伸展を、どれほど喜んでおられることか。
我らの勝利は、信心の勝利であり、団結の勝利である。功徳は大きい。
私は、尊い尊いわが同志が、無量無辺の大功徳を受け切っていかれるように、題目を送っています。
暑い日が続くので、皆、体調を崩さずに、上手に疲れをとるよう、どうか聡明に工夫してください。

平和な社会を築かんと、正義の言論戦に進む友に、日蓮大聖人は『軍やむ事なし』(P502)と仰せである。
この御本仏の闘魂に直結して戦う我らに、仏の力が出ないわけがない。広宣流布のため、そして自身と眷属の一生成仏のため、栄光の峰へ、心勇んで前進したい。
来る7月3日は人権闘争の原点の日。今再び、我らの「鉄の団結」を固めて、楽しく仲良く勝ち進んでいこう!

2013年7月2日火曜日

2013.07.02 わが友に贈る

信頼する大関東よ!
異体同心の猛進で
目の前の壁を破れ!
敢闘精神をたぎらせ
創価完勝の決定打を!

四信五品抄 P339
『教弥よ実なれば位弥よ下れり』

◇希望の明日へ
たとえ、家族に不幸なことが起こったり、また信心の道にたがう者が出ても、残された兄弟や家族がしっかりと信心に励んでいけば、必ず救っていけるのである。
昭63・5・8

☆女性に贈ることば 七月二日
私も若い頃、働きながら夜学で学んだ。人間、苦労して学んだことしか血肉にならない。
人一倍の苦労をすればこそ、人の痛みがわかる人間になれる。
何の苦労もせず、人の心がわからないままで、社会の本物のリーダーになることなどできない。

☆今日のことば 七月二日

人生行路とは 障害物競走と
 いってもよいかも知れない
だから 心身ともに 強靱なる
 忍耐と努力の持続なくして
  栄光のテープは切れない

☆御書とともに�第6回 妙法の人は最高に尊貴
『当起遠迎とは必ず仏の如くに法華経の行者を敬う可しと云う経文なり』(御義口伝、P781)

◇通解
(法華経の普賢菩薩勧発品の)「当起遠迎(当に起って遠く迎うべきこと)」とは、法華経の行者を必ず仏の如く敬っていきなさいとの経文である。

◇同志への指針
日蓮大聖人の仰せのままに広宣流布に戦う学会員ほど、尊貴な存在はない。真実の法華経の行者である。まさに仏の如くに敬っていくことだ。
互いに健闘を讃え励まし合う心から、前進の勢いが増す。歓喜と功徳が広がる。
さあ、我らの「生命の光」「信念の光」「団結の光」を、一段と強く地域に社会に送っていこう。立正安国のために!

2013年7月1日月曜日

2013.07.01 わが友に贈る

時を逃すな。
勝負は「今」にあり。
迅速に!大胆に!
師子奮迅の勢いで
わが栄光の金字塔を!

諌暁八幡抄 P58
『末法には一乗の強敵充満すべし不軽菩薩の利益此れなり、各各我が弟子等はげませ給へはげませ給へ』

◇今週のことば
声こそ
仏の第一の力なり。
我らの信念の声が
時代を動かす。
断固勝利の七月を!
2013年07月01日

◇希望の明日へ
子どもは親の占有物ではない。一個の独立した人格である。ゆえに大切なことは、子どもを親の虚栄心や依存心の"手段"にしないことであろう。
『主婦と生活』 昭63・1月号

☆女性に贈ることば 七月一日
今日も、荒れ狂う喧騒の人間世界の現実のなかで、笑みを浮かべて、あなたの課題をひとつまたひとつと仕上げていくことだ!

☆今日のことば 七月一日
青年は
真剣に 目的に進む時
最も尊く 最も気高い
----されど 決して
微笑を忘れてはならぬ
常に快活であれ
中天の太陽のように----

2013.06.30 わが友に贈る

広宣流布は
仏と魔との闘争だ。
一切の油断を排し
絶対無事故で前へ!
大生命力で勝て!

経王殿御返事 P1124
『此の曼荼羅能く能く信ぜさせ給うべし、南無妙法蓮華経は師子吼の如しいかなる病さはりをなすべきや』

◇希望の明日へ
甚探の仏法に基づくとき、親も子も、ともどもに、また三世永遠にわたって、生命の大歓喜の軌道を上昇し、天界へ、いな仏界へ、成仏へと、かぎりなく境涯を高めていくことができる。これが妙法の絶大なる力である。逆に、この大法の軌道に反するとき、地獄の苦しみの境涯へとかぎりなく下向していく。妙法を自ら修行し、親をも成仏させていく。そこに世間一般の親孝行もすべて包含した"真実の孝養"の道がある。
昭62・11・15

☆女性に贈ることば 六月三十日
よい環境はよい人間をつくる。自ら、そうしたよい環境、よい人間のつながりを求めていく人は、かぎりなく伸びていける。

☆今日のことば 六月三十日
戦うという勇気
平和 平凡を愛する勇気
力ある青年は 両者があって
正しい勇気の持ち主といえまいか

2013.06.29 わが友に贈る

地涌の誉れ高き
中国方面の友よ!
不屈の開拓精神で
広布の理想郷を築け!
一騎当千の師子たれ!

日興遺誡置文 P1618
『下劣の者為りと雖も我より智勝れたる者をば仰いで師匠とす可き事』

◇希望の明日へ
細やかな情愛がにじみ出ている夫婦や家庭には、不思議と、ほめ上手の奥さんがいるようだ。身近な家族同士では、意外に不平や欠点の指摘に、終始していることも多い。そうした中でほんのちょっとした、励ましの言葉が相手の心をほぐし、会話を円滑にするものである。その日その日のこうした繰り返しが、自然のうちに家族の絆を確かなものにつくり上げていくのである。
『主婦の友』 昭62・1月号

☆女性に贈ることば 六月二十九日
母を思い浮かべる時、人は優しくなれる。清らかな心を蘇らせることができる。
誰にも、お母さんがいます。あの人も、この人も、すべての人にお母さんがいるのです。
たとえお母さんがこの世にいなくても、母なる存在を、必ず心にもっている。

☆今日のことば 六月二十九日
健康の美しさに勝るものはない。悔いない生き生きとした人生を、思いきり活動しきってゆく人こそ、美しくて幸福のつかめる人である。