2013年2月28日木曜日

2013.02.28 わが友に贈る

地区部長・婦人部長の
人知れぬ労苦ありて
地域広布は大前進!
皆様こそ創価の柱だ。
大福徳は三世に永遠!

御義口伝 P708
『南無妙法蓮華経の南無とは梵語妙法蓮華経は漢語なり梵漢共時に南無妙法蓮華経と云うなり』

◇希望の明日へ
死は一面からみれば、人間が今世におけるいっさいの虚飾をはぎとられて、裸のままの生命、それ自体がもつ真実の"力"で立ち向かわざるをえない難関である。このときばかりは、権力という"カ"も、財力の"カ"も、名声や地位という"カ"も、また単なる知識の量や、理性の"カ"も、すべて死苦を乗り越える真の力にはならない。生命自体の"実力"とでもいおうか、いわば、生命奥底の"底力"こそが試される瞬間なのである。偽物は通用しない。生の期間には必ずしも表面化しない、生命内奥の真実の姿が、そのとき、立ち現れる−−。臨終という、文字通りの"正念場"にあって、ただ妙法の実践のなかでわが生命自体に積み、蓄えてきた生命力というエネルギーのみが、その絶大な力を発揮する。ゆえに、生あるうちに、また健康で活躍できるうちに、真剣に妙法による福徳の貯金を、また生命力の蓄えをつくっておくことが重要なのである。
昭63・3・26

☆女性に贈ることば 二月二十八日
自分の心が変わり、使命感が変われば、すべてが変わっていく。
人のために、と行動していくなかに、最も光り輝いていく生命の軌道がある。

☆今日のことば 二月二十八日
押し潰されるような
 いやな時があったならば
朝早くすがすがしい散歩でもする余裕を
 持ってくれ給えと
私は 君に激励しておきたいのだ

☆100文字の幸福抄
どうやって子どもに
積極的な考え方を育んでいくか。
「これをやらなければいけない」と言うよりも、
「あなたなら、これができるよ」
と言ったほうがいい。
壁を乗り越える自信と、
乗り越える喜びを伝えていくことだ。

☆我らの勝利の大道No.096 前進!希望の春へ(上)
◇わが人間革命は 今ここから!「行学の二道」こそ歓喜と確信の源泉
二・二七「ブラジル婦人部の日」を記念する大会等の行事が続くなか、ブラジルSGIが誇る「イケダヒューマニズム交響楽団」も名演を贈ってくれた。
忘れもしない二十年前、サンパウロ郊外の自然文化センターでのSGI総会で、私は初々しい楽団のメンバーに会った。
当時、楽団員は四十五人。十代の未来部員も多く、小さな体で必死に楽器を操る姿は、凛々しくも健気であった。プロの奏者は、一人もいなかった。
だが、真剣一筋の演奏は、技巧を超えて会場を感動の渦に巻き込んだのだ。
私は、「世界第一を目指そう! 世界各国で演奏して、いつの日か、日本へ凱旋の公演を!」と励まし、メンバーに呼びかけた。
「実行できる人!」
「ハイ!」
打てば響く、一瞬の呼吸であった。この日から十五年後の二〇〇八年(平成二十年)、交響楽団は国内外で大活躍するまでに躍進して、晴れ晴れと代表が来日し、美事なる「凱旋」の演奏を披露してくれたのだ。
さらに昨年には、アメリカ青年部と手を携えて、アメリカ創価大学で劇的な演奏会も行ってくれた。
師弟の誓願を胸に、真っ直ぐに突き進む精神は、同時にブラジルの全同志の心でもあった。
この「師弟共戦」の魂の深き脈動こそ、ブラジルの勝利の第三の因である。
こうした「常勝」──絶対勝利の信心の方程式は、何よりも、わが"世界の関西"から、グローバル(世界規模)に波動したといってよいだろう。
そして今度は、夏のブラジルから冬の日本へと、偉大な前進勝利の新風を送ってくれているのだ。まさしく、世界同時進行の広宣流布の時代のゆえんである。

◇永遠に御書根本で
ともあれ、妙法を根底とした「人間革命」の思想が今、世界に、人類に、どれほど大きな希望の光を放っていることか──。
妙法は、宿命に立ち向かう「勇気の源泉」である。
全人類の未来を照らしゆく「歓喜の光源」である。
邪悪を打ち破っていく「正義の利剣」である。
この真髄の法理を説き明かした御書こそ、時代を超えた最高峰の一書である。
学生部の代表が昨年から続けてきた「御義口伝」講義は、この二月に修了式を迎えた。受講者は目を瞠る成長を遂げている。
本年秋には、「青年部教学試験(二級)」、「教学部任用試験」が実施される。
さらに世界では本年、五十五力国・地域で、教学試験が行われる予定だ。
仏法の「研鑽」即「実践」の潮流もまた、世界同時進行である。
この道を、私と同じ心で開拓してくれた最優秀の勇者たちの大功労を、私は決して忘れない。
我らは永遠に、日蓮大聖人に直結して御書根本に、一閻浮提広布の未来を切り開いていくのみである。
かつて恩師・戸田城聖先生は、折伏の極意を、こう教えてくださった。
「ただただ、自分は南無妙法蓮華経以外になにもない! と決めることを、末法の折伏というのです」
自分自身が妙法の当体である。ゆえに、何も恐れるものはない。幸福にならないわけがない。そう決めて題目を唱えゆく時、わが生命に『歓喜の中の大歓喜』(P788)が湧き起こってくる。
この「行学の二道」に励む喜びと確信を語っていくところ、共鳴と理解の輪は必ず広がっていくのだ。